| 午後３時３０分。吾郎ちゃんのところへ、高橋弘樹プロデューサーがやってきます。今回の趣旨説明。１人７２分のロケです。タクシーで移動しますが、吾郎ちゃんには、グリーンキャブが用意されています。グリーンキャブは、ヒロくんの会社。行き先は決まってません。運転手さんに、２人でじっくり話せる場所を聞いてみます。いつも休憩するのは、神宮球場の横。とりあえず、そこへ向かってもらいます。吾郎ちゃんが最近気になっているのは、植物。有名な話ですが、高橋Pは知らない。到着したのは、本当に神宮球場の真横。とりあえず、そこからイチョウ並木へ行ってもらいます。イチョウ並木をブラブラしてみると、すれ違ったノリのいいご家族。話をしてみます。やってもらいたい企画を聞くと、吾郎ちゃんが細すぎるので、トレーニング。『稲垣吾郎トレーニング旅』。吾郎ちゃん的には・・・。でも、わいわい話したのは楽しかったようで、吾郎ちゃん「楽しいね。普段、こういうの無いから」。続いて出会ったのは、吾郎ちゃんのファンだと言うお母さんと男の子。お母さんは『稲垣吾郎ワイン講座』をやってほしいと。男の子が「ダンスやってください」と言うと、お母さん笑って・・・。最後に写真を撮ってお別れ。 近くのカフェへ。撮影許可の交渉に向かうと、２人マダムと遭遇。こちらもノリがいい。。サインをかいてあげて、さらっと撮影許可の交渉をお願いしちゃう吾郎ちゃん。テラス席で撮影開始。お仲間の２人のマダムの分もサイン。飲み物を１杯ずつ、吾郎ちゃんがごちそうすることに。「年収１億とかあるの」とか、貯金とか、ガンガン聞いてきます。吾郎ちゃん「そんなこと答えられない」。残り２２分。企画をマダムに相談。「ショートコント」をやってほしいと。「スマスマ」で観ていたから。街ブラも意外性があっていい。吾郎ちゃん「松本行きたい」。舞台で行って気に入ったようです。４人のマダムは、この日、三浦春馬さんの「春活」、ロケ地巡りをしていたそうです。三浦春馬さんとは、２０１３年に「スマスマ」で共演経験あり。 残り５分。人とふれあうという方向背が見えてきました。カフェを出て。今日はどうだった？吾郎ちゃん「楽しかった。今回。猛暑の中、普段だったら、外出ないもん。日傘もないもん。よくやった」。 すると、向こうから慎吾君が歩いてきます。吾郎ちゃん「同じことやるの？」。慎吾君、近くに集まってきた人たちと、気さくに挨拶し、写真を撮ってます。すると今度は、吾郎ちゃん、シャイモードに。次は、慎吾君との７２分。吾郎ちゃん「１人で帰るの？自宅に帰っていいの？」と戸惑ってる。吾郎ちゃん「どこいくの？ここに誰かいないTイヤなの」。タクシーまでの短い距離ですが、人はけっこう集まってる。それでも、なんとかタクシーへ向かい、吾郎ちゃんとはここでお別れ。 |
| 慎吾君の７２分スタート。趣旨を聞くと、何の戸惑いもなく動き出す。スムーズにタクシーを止め、撮影許可の交渉。運転手さんがよく行くと言うホープ軒は、今回パスして、赤坂の街中へ向かいます。慎吾君は、静かなロケがやりたいと。赤坂に到着し、どこに行くのか。慎吾君は、TBSには小学生の頃から通っていたけれど、知っているところはない。ロケの日は、海の日でしたが、人が少ない。高橋Pのオススメの韓国料理屋へ向かってみます。途中、静かなロケのシミュレーション。道路の反対側から撮影。ただただ歩いている慎吾君が、すれ違う人とご挨拶している・・・だけ。目的のお店のまで、ご家族と遭遇。写真撮影。料理は美味しかったと。でも、撮影許可が出ず。 韓国料理屋に行こうと言うことなのか、次は参鶏湯が美味しいお店へ向かいます。１階で撮影許可の交渉をすると、５階へ行けと。５階が本店で、オーナーがいました。すんなり許可が出ました。あまりの暑さに、２人とも冷麺注文。今まで「アポなし」はけっこうやってきている。なので、慎吾君「アポありはどうですか」。また、国内で行ってないところにも行ってみたい。それは「みなさんに聞くしかない」。記憶に残っている所だけ行く？慎吾君「基本、記憶ないんですよ」。２回目の所に行って、初見のリアクション。行ったところと行ってないところを織り交ぜ、わかるかどうか。『２回目気づくのか旅』。絡んだことがある人にも「はじめまして」と挨拶してもらい、気づくか。 残り１５分。お店を出て、もう少しどこかへ行こうと。慎吾君、どんどん進んでいきます。たどり着いたのは、ラジオを収録しているスタジオ。いつも収録している場所を見せてくれます。高橋P「インスピレーションありました。ラジオ的なのもいい」。サンドウィッチマンがやってる「病院ラジオ」がとてもいいから、テーマ絞ったラジオ的なものはどうかと。でも、慎吾君は、それほどのってない。 残り４分。赤坂へ歩いて戻りながらまとめ。慎吾君「ビル見に行きたいね」。新しくできるビルを見に行きたい。『東京案内新スポット』。慎吾君「最終的に、普通のロケ」。いよいよ時間が。慎吾君「音楽も好きなので。１日中onが右Kをやる番組」。『音楽の日』。今日の７２分は全く関係なし。 暑い中、Gジャンで登場する剛くん。剛くん「なんですか、これ」。慎吾君、簡単に説明。慎吾君「いわゆるアポなし的な感じなんだって」。剛くん「そういうの得意ですか。楽しいことできたらいいですよね」。高橋P「お互い知り合えれば、ということで」。慎吾君「要するに、アポなし好きだから・・・じゃあね」と、慎吾君とはここでお別れ。 |
| 剛くん「バトンタッチなのね。慎吾ちゃんいないと困りますよね」。高橋P「初めましてですもんね」。剛くん「調子でないですよ。こっから２人ですか」。７２分スタート。剛くん「お疲れ様です。今から７２分なんですか。へぇ。おもしろいですね」。高橋P「中身なしの。今なにも考えてないって言う」。剛くん「中身ないんですか？なんか丸投げみたいな感じじゃないですか。じゃ、タクシー捕まえますか。撮影ダメだったらダメですよね」。吾郎ちゃんと慎吾君が行ったところを確認してます。剛くん「カフェいいじゃんね。高橋さんと交流をする回でしょ？だって」。高橋P「そういうことです」。 タクシーを止め、運転手さんに交渉。剛くん「行き先があまり決まってませんで。運転手さんが思う、落ち着けて静かな場所って言うところに連れてってくれますかね」。運転手さん「走りながら考えてみます」。剛くん「ありがとうございます。すいません。無茶なこと言いまして」。出発。剛くん「普段、あまり休憩されたりとかはしないですか」。運転手さん「だいたい公園の脇とかね」。剛くん「そっか。公園の脇かぁ」。高橋P「公演の名スポットでもいいですよ」。剛くん「この脇いいなぁ、みたいな。ちなみに、いつもどのくらいの公園で・・・どちらの公園で」。運転手さん「芝公園が」。剛くん「芝公園。いいんじゃないですか」。 剛くん「急すぎるよ。これはね。高橋さん、得意なんです」。高橋P「なんで知ってるんですか」。剛くん「好きそうな顔してますもん。田島貴男さんみたいな顔してるじゃないですか。言われない？」。高橋P「田島貴男さんって誰ですか」。剛くん「『接吻』ですよ」。高橋P「せっぷん？」。剛くん「くちびるぅ～♪」。高橋P「ああ」。剛くん「『接吻』ってどういう歌だっけ。あれ？『接吻』忘れちゃった。今、ほら、本番中だから。運転手さん、田島貴男さんの『接吻』の歌って何だっけ」。運転手さん、歌い出す。剛くん「そうだぁ」と歌い出す。 剛くん「陽が長くなっていいですよね。大好き。僕は夏好きなんですよ。１８時過ぎぐらいが。やぱりね。１８時になっても暮れないじゃないですか。１８時３４分とか好きだよ」。運転手さん「陽が落ちかける感じが」。剛くん「そうそうそう。マジックアワーとか言われる感じ。そろそろ、その時間になってくるんだよね。好きですよ」。高橋P「運転手さんは、夕方何してるんですか」。運転手さん「夜までやってるんで。帰ったら、お弁当を作る段取りで」。剛くん「お弁当作られるんですか」。運転手さん「毎日弁当を自分で作って」。剛くん「いいですね。健康的で。なかなかいらっしゃらないんじゃないですか」。運転手さん「滅多にいないと思います」。剛くん「タクシーの運転手さんやりながら、自分で作られるんですか」。運転手さん「嫁がね、逃げちゃったんで」。剛くん「逃げられちゃったんですか」。高橋P「さらっと明るく言いますよね」。運転手さん「あまり落ち込んでてもしょうがないんで」。剛くん「前向きだ」。高橋P「なんで逃げちゃったんですか」。運転手さん「コロナで、売り上げ上がらなくて。奥様をないがしろにしてたというところで」。剛くん「でもまあ。次の人生って感じで。前向きに」。 企画。高橋P「草なぎさん、人の悩み相談受けるのいいですね。深刻なことも、ちゃんと明るく」。剛くん「けっこうポジティブなんで。そうかも知れない。あんま悩んだりとか。でも、あるよ。自分も悩んだりもするけど。うまくそれを回避して生きてきた。前向きになるしかないと思うんだよね。結局、人間って。運転手さんみたいに、奥さんに逃げられてもさ。明るく生きてるわけじゃないですか」。運転手さん「心の中では、すごい引きずってるんですよ」。剛くん「そうですよね。何度もころころ変わるようでさ、申し訳ないけど。たしかに、忘れるっていっても、忘れられないしさ」。運転手さん「１７，８年いたんで。子どもも一緒にいたんですけど」。剛くん「この撮影を機にさ。ステップアップですよ。こうやって僕ら出会えたんでね。これはなにかのね」。高橋P「ご縁ですよね」。剛くん「全て縁ですからね。人とね。人間はそうだと思うんだよね」。 芝公園着。剛くん「いいじゃん。めっちゃいいじゃないですか」。東京タワーも見えます。剛くん「最高じゃないですか。慎吾ちゃん、東京タワー好きなの。僕も好きだけど。どうしよっか」。高橋P「ちょっと歩いて、そこにプリンスホテルのパン屋さんあるんですよ」。剛くん「いいね」。徒歩移動。剛くん「いろんな角度で考えると。たぶん、物事ってさ。なんかその。一辺倒じゃないって言うか。絶対さ、２つ３つのこと絡んでるから片方から見たら、これまずいんじゃないかなって思うんだけど。片方から見たら、ちょっとまてよと。これもしかしていいんじゃないの・・・みたいなことにもなると思うのね。だから、なんか、要するに、失敗してもさ。またさ、進めばいいわけで。失敗しない人生なんてないと思うわけ。ホントに。失敗から学ぶことってあるから。だから、僕は何歳になっても失敗しようと思ってるわけ」。高橋P「めっちゃいいこと言うじゃないですか」。剛くん「なんかいいこと言うね。高橋さんが、オレのこと引き出してんだよ」。 カフェへ。テラスなら撮影の許可が出ました。高橋P「すいません。ごちそうになっちゃって」。剛くん「蚊がいるから、絶対刺されるよ」。男女ペアのお客さんが。男の人の方が、「ぷっすま」の大ファン。かなり興奮している。企画のアイディアを聞いてみると、「画伯」と。お絵かきをやってほしい。あの企画が大好きだったそうです。剛くん「参考にさせてもらいます・・・うれしいね。よい１日を」とお別れ。 剛くん「不思議なもんですね。普段、全然、こう、近いとこ歩いたり、ご飯食べたりするのに、あんなファンの方っていないのに。今収録してるから、オーラ出ちゃってんだね。つよちゃんオーラが。つよっちゃままろオーラが」。高橋P「やり残したこととかあります？」。剛くん「天邪鬼のところもあって。”こうやれ”って言われたら、やりたくなくなったりするわけ。実は。バラエティとかでも、”こうやって”って言うと、やなのよ。それで、予定調和がめちゃくちゃ嫌いで。恥ずかしいのよ。なんか。自然に出るのがおもしろいと思うんだよね。だから・・・難しいなと思うんです。バラエティって。１番難しいかも知れない。人を笑わせるって・・・あ！蚊だ！」とはらう。剛くん「シマシマの蚊だけは許せないんだよ、オレは。シマシマの蚊だけは、許さない！シマシマの蚊だけは、大嫌いなの！１番嫌いなの。シマシマの蚊が。シマシマの蚊が大っ嫌い！！アレは１番かゆいの。シマシマの蚊だけは、絶対許さないから。これだけは使っといて。”シマシマの蚊だけは、絶対許さない！！”・・・これだけ使ってください」。 あと３０分。高橋P「この蚊の中、やります？」。剛くん「移動しましょうか」。高橋P「うちの会社の事務所近いんで、行きますか」。タクシーで１メーターぐら。タクシーを拾います。剛くん「いい時間だよね。今１番好きな時間だよ」。ちょうど、１８時３５分。剛くん「大好き。この感じが大好き。この夏の時間が、１番好きなんですよ。こっから一気に暮れてっちゃうんで。１９時ぐらいになっちゃうと」。高橋P「ダメですか」。剛くん「ダメじゃないけど。こっから、１９時の助走が好きなの。今１番好き。なんか懐かしくもあり。少年時代を思い出したりするわけ」。高橋P「エモさがありますよね」。剛くん「そ。あ、いいね。その言葉。エモいよね。今風に言うと」。 到着。剛くん「すごいところに事務所かまえてるじゃないですか。さすが社長。高橋さんの人柄ですよ」。高橋P「草なぎさん、話しやすいもんな」。剛くん「吾郎さん話しにくかったですか」。高橋P「意外で。吾郎さん、１番緊張してたんですよ。ヤダと思って。めっちゃ話しやすかったです」。剛くん「そういうとこあるよね」。高橋P「怖いと・・・」。剛くん「そういう風に思われてるとこあるよね。意外にね。意外って言うか。やさしいよね」。 事務所へ。剛くん「お疲れ様です。ちょっと帰ってきました。本拠地に・・・なかなか散らかってますね。誰か掃除すれば？まずさ・・・わかった。番組作る前に、掃除しましょうよ。これじゃあね。いい番組できない。ダメ。整理整頓されてないってことは、企画も整理整頓されてないんだよ。だから、ノープランとか言ってるんだよ。それをノープランとか言って。面白おかしくしてるような感じだけど。違う。ただ単に、整理できてないだけだって。全部整理したら、大事なこと見えてくるって。誰か掃除しようよ」。 高橋P「こんな企画やってみたいとか」。剛くん「すごく・・・高橋さんと、初めてで。意気投合して。なんか、僕のいいところとか、相談ぽい企画とか、見いだしてくれて。”ああ、高橋さんとだたったら、やっていけっかな”と思ったけど。最後、ここ来て。これだと、大丈夫なのかなって。全然整理できてない人じゃんって。だから、そういうとこじゃないですか。なんかやっぱり、掃除するとかさ。ちょっとよくないですか。相談を聞くとか。なんか解決する企画って言うか。ちょっとしたことでいいんですよ。ちょっとした、日常を変えていくような企画」。高橋P「汚れてるけど、なかなか掃除手つかない部屋ってあるじゃないですか。それ、毎週掃除にいくってどうですか」。剛くん「それ、よくないですか」。高橋P「思い出のものとか出てきそう」。剛くん「ちょっとシンプルでいいよね。『掃除してもらいたい人いますか？』・・・よくない？」。高橋P「『草なぎ掃除社』・・・みたいな。あと、最後言い残したことは？」。剛くん「うまいもん、食べたいですね」。高橋P「結果ね」。剛くん「だけど。それはホントのうまいもんじゃなくても。空気とかも。そういうことだと思うんだよね。踏まえて、みんな美味しいものを吸収しよう・・・って番組がいいと思う」。７２分終了。剛くん「ありがとうございます」。 |
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