SMAPがんばりますっ！！２０１２
　ジャンクション。
　慎吾君「１年ぶりの『SMAPがんばりますっ！！』。この後３時間を超える生放送。つよぽん！」。剛くん「大丈夫？これぇ」。慎吾君「この後すぐ」。剛くん「え？なんでぇ？」。
　慎吾君「SMAPでーす。よろしくお願いしまぁーす」。今年もハードなチャレンジ。慎吾君「木村君」とふりますが，木村君は全く応えようとせず。慎吾君「もはやぴりぴりしてる・・・吾郎ちゃんは？」。吾郎ちゃん「大変でした。コトイチ，がんばったね」。慎吾君「木村君はひとことも言葉を発さず，ピリピリしてる。今回は何をしたのか。それぞれがやったことは，なんとなくわかってるけど，中身見れてないからね。僕らも分かってないんだよね」。今回の初企画『交換日記』。大下アナ「放送しちゃっていいですね」。中居君「かゆい感じ，ならないですか。寒い感じ・・・」。慎吾君「お互い何書いたかまだ知らないから。今日，みんなと一緒に知りますから」。
　最初のチャレンジ。慎吾君「まずは，中居君とつよぽんのチャレンジです・・・中居君の？つよぽんの？」
　中居君＆剛くんのチャレンジ・・・？
　エキストラ１５０人。計画は１年前から。２０１１年３月シンガポール。（剛くん「バカじゃないのぉ〜」）。SMAPはCM撮影でシンガポールに。中居君は，１年後のドッキリに向けて，ひそかにある行動を起こしていました。CM撮影終了後。剛くんは，地元テレビ局”NDTV”の単独インタビューを受けます。（剛くん「あったね，これぇ」）。シンガポールでは，剛くんがSMAPで１番の人気。ファンのために，生の声を聞かせてほしいと。（剛くん「言われたんだよ。違う仕事入ってますからって」）。インビューしている部屋の壁の向こうには中居君。「NDTV・・・中居ドッキリだ」。今回のドッキリは＜「SMAPの中で１番人気があるのはあなたです」。このウソ情報を剛くんは信じるのか＞。（剛くん「そんなのわかんないじゃん，だってぇ〜」）。インタビュー。シンガポールでは，”オレの胃袋は宇宙だ”がとても有名な言葉・・・剛くん「恥ずかしいですよ」と手をパタパタしてあおいでます。「SHAKE」をアカペラで披露も。
　１年後。シンガポールの航空会社エア・シンガポールから，東京で行われるパーティーに出席して欲しいとの依頼が。もちろん，全てうそ情報。剛くんにだけ，ありえない事件が起こる赤っ恥パーティー。剛くんに伝えられるパーティーの趣旨は「新CEO就任発表と日本とシンガポールの友好を深めるために開催」。会場には，９台の隠しカメラ。隣で中居君がモニタリングしています。剛くんに届いた招待状には”当日は軽装で”，”シンガポールのナショナルカラー赤をとりいれて”と言う指示が。それを素直に受け取った剛くん，ジーンズ・白長袖Tシャツ・真っ赤なブルゾンで登場。ただ，他の人たちはきちんと正装。誰も赤いものを身につけていません。ひとり浮いている剛くん。
　新CEO就任のあいさつ。もちろん全部英語。しかも，ありえない出来事1＜CEO就任のスピーチが実はドッキリの注意事項＞。参加者への注意事項が英語で伝えられますが，自分の名前が突然出てきて”？？”の剛くん。ありえない出来事2＜恥ずかしいシンガポール風挨拶＞。不自然にならないよう，同じくシンガポールで人気のある（と言うていの）内藤大助さんがやってきます。もちろん仕掛け人。おでこを合わせて・・・というか，頭突きであいさつ。剛くんの周りでもその挨拶が始まります。剛くんのところにも。剛くん，合わせて同じようにご挨拶。ありえない出来事３＜”SNAP（スナップ）の草なぎ”と紹介される＞。全く気にしない剛くん。
　料理が提供されます。ひとり1万2千円のコース。ただ・・・最初のスープに，中居君が大量のタバスコを投入。合計31滴。ちょっとなめた中居君，悶絶。ありえない出来事4＜草なぎのスープだけ激辛＞。一口食べた剛くん「かれぇ〜〜〜！これ・・・Very hot」と隣の人に。でも隣の人は平然と食べています。全然辛くないから。剛くんが「dangerous」と言っても，相手にされない。剛くん，隣の人に「Hot？」と聞いてみますが，もちろん平気。剛くん「うそぉ〜，辛いよ，これ」。そう言いながらも，がんばって食べ続ける剛くん。「かれぇ，これ，飲めねぇ〜」。
　そこへ，あの，シンガポールのテレビ局・NDTVがやってきて，コメントを求めます。まず，朝の番組用。剛くん「えっと，今日は，あの，こんな素晴らしいパーティーにお招きいただきまして，あの，ありがとうございます。すごい辛いスープを飲み増して。すごくびっくりしてるんですけど。今日は何かシンガポールのみなさんと親交を深められれば，あの，いいなと思っていますので，これからもよろしくお願いします」。続いて昼の番組用も。剛くん「去年は，コマーシャルで，シンガポール行ったんですけど。また，あの，機会があったら遊びに行きたいと思いますので，よろしくお願いします」。さらに，キッズプログラム用にも。剛くん「パパだよぉ〜」。（木村君「なんで最後だけ適当なの」）。怪しまれないように，内藤さんにもインタビュー。でも内藤さん，これは打ち合わせになかったようでドキドキしてます。剛くんは，相変わらず激辛スープと格闘。
　続いて，劇団TAKARAのライオンダンス披露。実は，この”ライオン”に入っているのがエガチャン（仕掛け人）。（剛くん「エガチャン入ってたんだ。全然わかんない」）。ここでの設定として，この”ライオン”は，赤を見ると食べえる習性があると。ありえない出来事５＜赤い服をライオンが食べちゃう＞。剛くん「赤いのがぁ〜」とジャケットを脱ぎます。食べられて，剛くん「オレの持っていくなよぉ〜」と楽しそうに追いかけます。（剛くん「全然わかんなかった」）。エガチャンは，剛くんに追いかけられているのも知らず，時々頭の部分を挙げて顔を出しています（正面から見るとバレバレ）。
　中居君「なんかね。やっぱり，ファン心理なのかな。これ。ずっと画面見てると，会いたくなっちゃうんだよね。ファンの子って，そういう風な感じだと思うんだよね」と言い出したと思ったら，「僕，ちょっと会って来る」と。ありえない出来事６＜デザートを運んでくる女性が中居君にそっくり＞。女装をして近づこうとします。なかなか難しい。なんとか近づき，さっと顔を見られないようにテーブルに置いて去っていきます・・・が，剛くんから２mと言うところで転倒！剛くん，ガン見。ただ，前から転んだから，顔が見えない。全くばれず。剛くんは，普通にデザートを食べ始めます。隣室に戻ってきた中居君。ヒールが引っ掛かって転んじゃったそうです。
　続いて，歌を頼まれる剛くん。事前に依頼があって，「世界に一つだけの花」をマレー語で歌うことに。ポケットから歌詞カードを出す剛くん「やってみます」と。ただこの歌詞もドッキリ。「世界に一つだけのバカ」。今回のドッキリの内容が歌詞になってます。
　いよいよフィナーレ。最後にドッキリを明かします。まずは，今日の映像をメモリアル映像としてスクリーンに映し出します。全てドッキリの映像。そして，それを見ている剛くんの真後ろに，中居カメラマンが。中居君「せーの！」。会場のすべての人が「大成功！」。剛くん「あれれれれれれ〜〜〜〜？あれ？これは・・・」。中居君「はいっOKです！お疲れさまでした」。みんな撤収。誰ひとり残りません。広い会場に１人残された剛くん。中居君の声が・・・「草なぎ！来週，じゃあ，『スマスマ』で」。剛くん「来週なの・・・・？」。
　VTRあけ。慎吾君「中居君の？つよぽんのチャレンジ？・・・中居君，今回の出来栄えはどうでした？」。中居君「よかったんじゃないですか。全く気付きませんでしたね」。剛くん「いや。ちょっとねぇ・・・」。中居君「怪しんでたよね」。剛くん「でもね。今見ると怪しいんですけど。あの状況・・・大がかりで，ちょっと，やっぱ，中居君はね，ずるいっすよ。ねぇ。もう分かってんですよ。さじ加減が。微妙な。挨拶とかも，ありそうじゃないですか。シンガポールで。あとで考えると，すごい中居君ぽいなって思うんだけど」。中居君「なんで頭突きしたの？」。剛くん「だって，シンガポール，ありそうじゃん・・・すぎね。微妙なさじ加減なんですよ。３時間ぐらいやってますから」。中居君「長かったんだよなぁ。２人とも，ケツがあるって感じで，早く帰んなくちゃいけないのに。長かったんだよねぇ」。慎吾君「今回５回目だよ」。中居君「５回目になるの？」。剛くん「でもねぇ・・・わかんないんですよね。もう悔しい」。中居君「エガチャンは，絶対見つかったと思ったね」。剛くん「いや。全然。今知りましたよ。今日知りましたよ。ここで。びっくりしましたよ，僕」。慎吾君「次のドッキリは始まってますか？」。中居君「・・・・・」。
　『交換日記』
　結成２４年目。初めてメンバーについて心情をつづりました。（VTR）木村君「初かもしれない」。慎吾君「”ありがとう”いっぱいありましたね」。中居君「”ごめんなさい”だらけです，僕は」。剛くん「僕は，ホントに迷惑かけちゃったので・・・」。吾郎ちゃん「ホントにこういう機会を与えてくれて，ありがとうございます」。
　１巡目のテーマは”ごめんなさい”。リレー方式で綴っていきます。その順番は，中居君→吾郎ちゃん→剛くん→木村君→慎吾君→中居君。日記は朗読とともに，再現VTRも含めて紹介。
　中居君から吾郎ちゃんへの”ごめんなさい”。
　＜中居正広から稲垣さんへ。今まで謝ったことがないので，謝ります。稲垣さんとの出会い・・・１９８７年かな？昭和６２年・・・ごめんなさい。ほとんどおべていません。今から１０年以上前になるかな・稲垣さんから電話が珍しくありました。僕はその時，地元の友達が東京に遊びに来てて，小汚い居酒屋で飲んでました。「中居君の友達がいてもいいから，会って話をしたい」。稲垣さんは，ものの１５分でやってきました。僕の友達は興奮して，みんなテンションが上がりました。ど素人の僕の友達は，稲垣さんに対して，失礼な言葉を連呼してました。お酒が入っていたせいか，僕も横で笑ってました。稲垣さんからの話って・・・。楽しくなった僕は，すっかり忘れてしまいました。めったに連絡なんて来ない稲垣さんから・・・。稲垣さん，あの時は，稲垣さんからの話はおろか，友達の言動，態度，そして僕のあり方，全てにおいて謝罪したいと思います。あの時は申し訳ありませんでした。いつかしっかり言いたかった。その後，稲垣さんが「もう１軒行こう。次は僕が紹介するよ」。店に入り，テーブルに座った。ロウソクの明かり，外国人たちのおたけび，僕ら田舎モン達は，すっかり意気消沈！さっきの元気はどこに？一方，稲垣さんの行方がわからない。奥の方で稲垣さんは見つかりました。時にはハグ。時にはビリヤード。こちらのことは目もくれず・・・。稲垣さん，あんまりです。僕だけじゃない！友だちも含めてみんなに謝ってください＞。
　中居君「地元の友達見ていると思うから謝って」。吾郎ちゃん「よくも髪の毛触ってくれたな・・・その節は」。慎吾君「吾郎ちゃん，言おうとしていたことはなんですか」。吾郎ちゃん「ライブの打ち合わせをしてたんですよ。ちょっと変な，意見の食い違いで，変な空気になっちゃったんですよ，５人が」。慎吾君「思い出した！その時」。吾郎ちゃん「ちょっと中居君がいじけちゃった感じがね」。慎吾君「吾郎ちゃんが”オレが話してみるわ”みたいなことあった」。
　吾郎ちゃんから剛くんへの”ごめんなさい”。吾郎ちゃん「剛には，あるかもしれないな」。
　＜稲垣吾郎から草なぎ剛へ。剛にごめんなさいかぁ・・・初めて剛に会ったのは，事務所のオーディションの時。外国人の男の子と見間違えるほどの彫の深さでなんか大人びてたよな・・・そんな剛と僕は，高校でよく一緒に登下校していたよね。覚えてる？ある日，その電車でヤンキーに因縁つけられて絡まれると言う事件に遭遇したよね。正直僕は，ビビってましたけど。当時から正義感が強かった剛は，ヤンキーには向かって，にらみ合ったよね！あの時，剛がヤンキーに立ち向かっていたのに，僕は剛を置いて，すぐ次の駅で降りてしまった。あの時ごめんなさい＞。吾郎ちゃん「争いごととか，喧嘩とか，ちょっと，そういうのは嫌だなって言う・・・」。＜もし起こっているといけないから，先に謝っておこう。「ごめんなさい」＞。
　剛くん「ちょっとさみしかった気持ちはありますけど。でもそうですね，それは，なんか，吾郎さんぽいなと思ってたので」。中居君「タレントとしては正解だよね」。剛くん「結構，僕は，熱くなっちゃうとこがあったので。若い時」。中居君「すっごい男気あったよね。昔って言うか，たぶん今でも，すごいあんだよね，実は。１番，だから，そういうのに強い方だよね」。剛くん「なんか，こう，許せなくなっちゃうと，なんで，なんでって問い詰めてっちゃうって言うか・・・でも，吾郎さんはやっぱり，あれは，吾郎さんのスタイルだからね」。中居君「やさしい」。慎吾君「優しい」。中居君「男気あるから優しいんだよ」。慎吾君「男気もあって，優しくて，チョーイメージアップじゃない」。
　剛くんから木村君への”ごめんなさい”。剛くん「たぶん，木村君も覚えてるかなと思いますけど・・・」。
　＜僕，草なぎ剛から木村君へ。（慎吾君「なんで頭に”僕”」。剛くん「わかんない」）。木村君は，僕にとって，超がつくほどの兄貴です！木村君は，第一印象から格好良かったです。昔は２人で古着を買いに行ったり，服をもらったりしてたよね。実は２０年以上一緒にいるのに，いまだに木村君に会うと緊張するんだ。違うな。緊張すると言うか，「ちゃんとしないとな」「ピリッとする」って言う感じかな。そんな兄貴に謝らなきゃいけないこと。たくさんあるけど＞。剛くん「木村君に注意された時があって」。＜木村君によく注意されていたことがある。それはライブのリハの姿勢＞。剛くん「僕がまだ，お酒飲んでて。すごく・・・二日酔いでリハやったときのこと」。＜僕はよく，コンサートライブのリハでは，手を抜いたり，二日酔いのままのぞんだりしてる時があったよね。そんな僕を木村君は全部見抜いていたよね。そんな時，いつもいわれてた言葉がある。「お客さんはそんな剛を見に来てるんじゃないぞ」＞。剛くん「１番，なんか，僕ん中で木村君に注意されたことですごい覚えてるんで」。＜そんな風に僕に注意をしてくれる兄貴。色々迷惑かける弟で，本当に，本当にごめんなさい。最後にひとつ・・・いつも「ぷっすま」を見てくれてありがとう。（慎吾君「宣伝？」）。木村君の感想聞くと，テンション上がります。これからも日本一カッコイイ兄貴でいてください！剛より＞。
　木村君「昨日のね，辛いもの食べる部活はね，あれは剛がんばってたけど，ユースケは手抜き過ぎたね」とさっそく「ぷっすま」の感想を。慎吾君「木村君に言われた？」。剛くん「そうですね。やっぱりね，すごい覚えてて。木村君自身がリハーサルからすごく手抜かないでがんばってるんですけど。僕は対照的に，昔は，本番だけちゃんとやればいいかなみたいなところがあったので。それは，なんか，すごく見習ったところですね」。慎吾君「昔はホント，二日酔いっていうか，それをみんなに隠すためなのか，ここにタオルこうやってまいてね」。中居君「あった。こうやって」。剛くん「ちょっと見えないようにっていうか」。木村君「リハーサルの曲は，『青いイナズマ』なんだけど，見た目は完全にどじょうすくい」。中居君「顔，青かったからね」。慎吾君「木村君，覚えてますか」。木村君「なんとなく覚えてます・・・まぁね，結構，みんなガチで，ガツッと交換日記するのかなと思ったんですよ。タカアンドトシでやってたりするじゃないですか。それを見てて，これSMAPでやっちゃうんだって思ってたんですけど。わりと，やっぱり，SMAPなりの來オカン人気になっちゃってますよね」。中居君「バラエティの要素入れるよね」。慎吾君「なんで番宣入れるの？」。剛くん「番宣じゃないですよ」。
　木村君のチャレンジ。
　＜２４時間で１０個のバイトかけもちに挑戦＞。１「交通量調査２時間」。２「着ぐるみ２時間」。３「造花作り１０１本」。４「カッパ寿司キッチン２時間」。５「ホテルの皿洗い２時間」。６「先頭の掃除」。７「寝袋試着」。特別「鉛筆の袋詰め１００本」。８「職人の仕分け１時間」。９「アドバルーン監視１時間」。１０「人力車の引き手」。トータルで12,819円+10ポンド。全額寄付しました。
　木村君「内職の記録はどうでもいいんですよ」（1本作る速さが記録的）。慎吾君「いろんなバイトを通して，木村君がすごく優しくなったかなと持ったけど。なんだかスタジオがピリッとして・・・」。木村君「24時間，21分か・・・撮影したんですけど。23時間と33分がカット」。大下アナ「種類もよくわからないで・・・」。慎吾君「大下さん！」。木村君「あなたよく言ったね！」。大下アナ「すごくがんばってらして」。木村君が作った造花が，スタジオに飾られています。慎吾君「今回はどうでしたか」。木村君「ホントにね，お話がしたい」。慎吾君「つよぽん，ちょっとピリッとしちゃってるよ」。剛くん「まぁ，でも，がんばってるのわかったからさぁ」。中居君「伝わってるよね。バランスだからね。稲垣さんと香取君，Vもあるから」。
　『交換日記』
　木村君から慎吾君への”ごめんなさい”。木村君「慎吾に”ごめんなさい”・・・謝るんですか」。
　＜木村拓哉から香取慎吾へ。正直”ごめんなさい”は苦手なんだけど・・・。初めて会った時，あたりまえにランドセルをしょってきてた慎吾。そんな小学生の慎吾が，なぜかSMAP全員に次の日の集合場所と時間を連絡してたよね・・・。＞。木村君「知ってくれるだけでいいですね」。＜ある時，”今年のライブは・・・みたいな時，俺んちで”どうしてもやりたい”って言ってた慎吾。時間は20年経って。今ではSMAPのLiveの内容，構成，衣装，ステージングを慎吾が背負ってくれてるよな。正直”こんなめんどくせぇ”奴等を相手に物凄く大変な事をしてくれてるよな。今ではライブのリハーサルがはじまると，それぞれがそれぞれのペースで進めて行って，その日のノルマを終わらせたら，皆”お疲れ〜”って言って。リハーサルから帰っていくよなぁ。でも，慎吾はずっとスタッフと打ち合わせを続けてる。これが当たり前の感じになってるよなぁ・・・。本当だったら，この状態，システムになってしまっている事に，ちゃんとどこかで感謝しなきゃな。やっぱ，どっかで本音で言いあえないとつまんねーし。だから，「ありがとう」を言えなくて「ごめんなさい」。この場でこんなことを急に言い出す俺だけど，これからもよろしく！一番のしっかり者へ。たくや＞
　慎吾君「ヤバイじゃないですか・・・うれしい！」。木村君「僕的には，人力車がですね・・・」。慎吾君「いやぁ，ちょっと嬉しいですね」。中居君は剛くんに「こういうのが欲しかったんだよ。こういう感じの，キュッとするようなやつだったんじゃない」。吾郎ちゃん「交換日記らしくなってきたね，やっとね」。慎吾君「うれしいなぁ・・・これ？これ」と剛くんに。剛くん「これ？」。慎吾君「なに，『ぷっすま』の番宣してんだよ」。剛くん「ドッキリですか，これ」。
　慎吾君から中居君への”ごめんなさい”。慎吾君「中居君かぁ。ごめんなさい・・・」。
　＜香取慎吾から中居君へ。お元気ですか？最近ドコに住んでますか？電話番号は変わっていませんか？中居君を初めて見たのは僕が小学生の時でした。「だべ」「だべ」「だべ」とつぶやいていました。小学生の僕が，人生で初めてみた本物のヤンキーでした。イイ事も悪い事もたくさん教えてもらいました。くつを脱がないと乗っちゃいけない車があるって事。中居君の車，土禁でしたよね。たくさん教えてもらいました。人の家に上がる時，まずはシャワーを借りて，全身を洗ってからじゃないと入っちゃイケない家があるって事。いつもアナタは遊びに行くと，まずシャワーを浴びろ，いーからいーから浴びろと言ってましたね。とてもイイ思い出です。が，しかし，この場を借りて謝らなければならない事があります。実は，靴を脱ぎ，バレないようにサラッと靴をはき，土禁の車に土足で乗っていました。実はちゃんとシャワーを浴びたことは一度もありません。シャワーを出し，音を立て，そろそろかなと言う時に，サラッと頭だけぬらし，シャワーを浴びた風にしていました。一度もバレませんでした。また，久々に中居君ちに遊びに行きたいです。今度はちゃんと靴も脱ぐし，シャワーも浴びますから・・・ごめんなさい＞
　呆然とした表情の中居君「ホントに，シャワーを浴びてなかったのかよ!!」。慎吾君「ホントに1回も浴びたことないね」。中居君「ホントに土禁・・・靴はいてたのかよ！」。慎吾君「案外ばれないよね。だっておかしくないですか？遊びに行って，遊びに行ったら，シャワー入れって。”なんなの”って話あったら，”お前きたないから”」。中居君「いい流れだったのにさ。バラエティよりに戻したんだよ」。慎吾君「こんな気かじゃないと言えないから。このエピソードを何回か話したことあるけど。ホントに浴びてない，1回も」。中居君「靴は!?」。慎吾君「靴も，最初はちゃんと脱いでたけど。途中から，なんか，履いても全然出し。履いたまま，一緒の速さで降りても，全然なんにもないから」。吾郎ちゃん「土禁の車ってよくわかんないけどね」。中居君「1回も気づかなかった・・・」。慎吾君「なんで車なのに靴ダメなの？」。中居君「ハウスダストが・・・」。慎吾君「ホントに1回もシャワー浴びなくてごめんなさい」。中居君「許さない。ずっとしてたと思ってた」。慎吾君「さっきの流れで，これぐらだったらちょうどいいかな」。
　慎吾君のチャレンジ。
　＜綾小路きみまろに弟子入り２４時間後の漫談ライブに挑戦＞。綾小路きみまろさんに弟子入りし，漫談の講義を受け，綾小路しんまろとしてステージに立ちました。
　中居君「さすがにオープニングの方緊張してたね」。慎吾君「全然緊張した。チョー緊張した。超満員の中高年」。中居君「場数はハンパないじゃんか」。慎吾君「ぜひね，きみまろさんの舞台見に行って欲しいね。すごい勉強になった。ホントに。マイク１本」。中居君「少しずつあっためるとかないの」。慎吾君「もう，直球，直球。終わった瞬間，お客さん，ぶわぁ〜っと帰ってくの・・・ホントに勉強になりました。中居君「１回やったことあるじゃん」。吾郎ちゃん「コントでね。ちょっと違うでしょ。いい笑顔ですよね」。慎吾君「師匠っていないじゃん，僕ら。”お疲れ様です”って言うのも気持ち良かった」。
　『交換日記』
　２巡目は”ありがとう”がテーマ。順番は，慎吾君→木村君→剛くん→吾郎ちゃん→中居君。
　慎吾君から木村君へ”ありがとう”。慎吾君「木村君にありがとう・・・書いてみましょうか」。
　＜香取慎吾から木村君へ。いきなりですが，ありがとう。かっこよくてありがとう。男らしくてありがとう。力強くてありがとう。小学生の僕が，小銭をジャラジャラポケットに入れてたら「これ使えよ！」って革のサイフを僕にくれてありがとう。人生初の財布が，木村君にもらったサイフです。ありがとう。その財布を今でも持っています。ありがとう＞。慎吾君「２４年位使ってます。人生で１個しか持ってないサイフ。自分でも修理してますし，お店にも出してるし。なくなりそうになた事は，何回も。でもあるんですよ。見つかったりとか，出てきたり」。＜この前「いいかげんサイフかえろよ」と言って，そのサイフに似たサイフをくれてありがとう。今のサイフがなくなったら，そのサイフにかえます。ありがとう＞。慎吾君「木村拓哉ってそんｚないが，その人が同じグループにいるって言う，それは心強いですよね」。＜日本一の男がＳＭＡＰにいてくれてありがとう＞。
　慎吾君「ずーっと使ってるんですよ。吾郎ちゃん，財布なくすもんね」。吾郎ちゃん「僕はワンクールに１個ぐらい」。木村君「財布だけじゃないだろ」。吾郎ちゃん「物忘れ酷いんだけど・・・木村君，いてくれてありがとう」。木村君「オレ，吾郎にはなにもあげてないんだけど」。吾郎ちゃん「いやいや，もらってますよ」。慎吾君「ありがとうが言いつくせないぐらいあったんで。ごめんなさいとはちょっと違いましたね」。中居君「こういう感じ，できるんじゃん」。
　木村君から剛くんへ”ありがとう”。木村君「剛に”ありがとう”!?」。
　＜木村拓哉から草なぎ剛へ。俺よりも早くジャニーズＪｒ．だった剛。初めて剛を見た時，”あ，ハーフの人がいる!!”って思った。でも，フタをあけてみたら超日本人。勘違いしててごめんなさい。あ，ごめんなさいじゃないか・・・。ごめん。今だから単刀直入に書かせてもらうけど。剛さぁ・・・”爪”かくしてんだろ。剛が参加した映画，ドラマ，それに舞台みると「こいつとんでもねぇ〜爪光らせてんじゃんか！」って思うんだよね。でも，５人一緒の現場に来ると，いつも剛一人の現場で光らせている爪を，あえて出さずにいてくれる様な気がするんだよなぁ・・・。それって，何気にＳＭＡＰの事，メンバーの事を考えてくれてるんじゃないか？確かにＳＭＡＰって，他じゃありえない位に体積の変化する”立体パズル”みたいなチームじゃん。そのバランスをとってくれてる様な気がしてならないんだよなぁ…。だから，変な言い方だけど，”爪”しまっててくれてありがとう。これからはちょいちょい５人の現場で出してくれよなぁ〜！！拓哉＞。木村君，日記をポストに入れてから，「あ，あれも・・・あれ忘れた！」と必死でポストから取り出そうとします。取りだした日記に追記したことは・・・。<P.S.　ちょっと前に”馬鹿”してからy系菜ことも考えすぎなんじゃないか?そろそろ・・・それこそ，今年のライブが成功したら，”カンパイ”しようぜぇ〜〜〜！！その時にまたありがとうを言わせてもらいます＞。
　慎吾君「どう？つよぽん」。剛くん「ちょっと，きましたね・・・生放送なんで，ちょっと，言葉が，見つからないぐらいに，けっこう，ぐっとくる日記で。うん・・・あの・・・そうですね・・・うん・・・やっぱり，木村君は，ホントに見てくれてるなって言う」。中居君「細部までね」。木村君は，セットの花を手にして，「これ誰かが作ってるのな」。慎吾君「実際どうなの，つよぽん。爪隠してんの？」。剛くん「あの・・・どうですかね。爪すごく伸びてんのかなぁって」。慎吾君「違うよ！」。中居君「ちげーよ！」。木村君「そういうこと言ってんじゃねぇよ」。剛くん「爪・・・つめ・・・深爪・・・吾郎さん，深爪だけどね」。木村君「何に対してジーンとしてたの」。
　剛くんから吾郎ちゃんへ。剛くん「仕事以外でも一緒にいた時間が長いので」。
　＜僕，草なぎ剛から吾郎さんへ。（木村君「どんだけ”僕シリーズ”好きなんだよ」）。吾郎さんとは，一緒にいる時間が長いよね。吾郎さんは自分でも言っているけれど，SMAPの中で中間管理職的な存在です。昔から年上の中居君・木村君，年下の僕と慎吾の間を上手く取り持ってくれている。いい意味でクッションになっていてくれるジェントルマンです。そんな吾郎さんに感謝していること。３年前。僕の謹慎期間中。僕は何日も自宅にとじこもっていました。テレビでは様々に報道され，誰ともコミュニケーションが取りづらい状況でした。そんなある日，わざわざ自宅に訪ねてきてくれたのが，吾郎さんでしたね。玄関を開けると，「栄養あるものを食べよう！」といって，高級なウナギを差し入れてくれたよね。二人でそれを美味しく食べたね。わざわざ会いに来てくれて，嬉しかったです。ありがとう。あの時のウナギの味と何よりも吾郎さんの大きな優しさを，僕は一生忘れません。吾郎さんが，かもし出している，その温かい空気感は誰にもまねできません。これからもそばにいて和ませてください。＞。剛くん「感謝しています，ホントに」。＜吾郎さんは，僕にとって最高の人生の先輩です！剛より＞。
　吾郎ちゃん「そのあとみんなで話した時さ，中居君とか，木村君は，あえて行かなかったという。人それぞれやさしさってまた違うのかなって思って。行っちゃったことも，もしかしたら行けないのかなって，後から思ったりもしたんだけど」。剛くん「でも，僕的には，ホントに，すごく・・・」。中居君「助かった？」。剛くん「うん。気持ち的に。そういう時は。なんか」。中居君「救いだったんだ」。剛くん「うん。直接来てくれたんで。ウナギとか，お寿司も持ってきてくれたんだよね」。中居君「１回じゃないんだ」。吾郎ちゃん「１回じゃない」。中居君「香取君も会ってた？」。慎吾君「僕も行ったね」。剛くん「来てくれたんですよ。吾郎さんはホント２回も来てくれて。おいしいもの，ホントに，吾郎さんがその時に好きなおいしいものを，持ってきてくれて」。木村君「オレ見ててね，すごいね，思ったのが，剛が食うの見てんのかと思ったら，ちゃんと吾郎も食べてる。それすごい好き」。中居君「一緒に食べてくれたのがいいんだよね」。剛くん「うん」。木村君「そして剛は，”兄貴”の次に”先輩”にしちゃうの？」。剛くん「学校でも先輩だったんで」。中居君「オレなんて呼ばれるんだろ」。慎吾君「交換日記，いい感じじゃないですか」。吾郎ちゃん「ちょっと感動しますね」。中居君「オレ，そんなからみが全然ないんだけど」。
　吾郎ちゃんのチャレンジ。
　＜２４時間に何SMAPのシングル曲で通信カラオケの全国１位を取れ＞。自信満々の吾郎ちゃんでしたが，なかなか順位が上がらない。４位を取れた「Fly」に絞って歌い続けます。この時の１位は，smappyさん。smappyさんとの戦いです。途中，森昌子さんが助っ人で登場。森昌子さんが１位を取ってもOK。「越冬つばめ」を熱唱しましたが，１３１人中７０位と言う結果に。そして，吾郎ちゃんが「Fly」で１位を取れたのは，スタートから１０時間１０分経った時でした。
　吾郎ちゃん「前半は，クレームばかり言っちゃって。ホントすみません」。慎吾君「クレーム早かったねぇ」。吾郎ちゃん「そういうつもりないんだけど。態度悪い人だよね」。中居君「誰なんだろうね，smappy。見てたりすんじゃない」。補足情報。３月末チェックをしてみると，「Fly」の順位では，吾郎ちゃん３位に。smappyさんは２位。さらに上を行く人がいました。中居君「今日終わったら行かないと」。慎吾君「またやって欲しいね」。吾郎ちゃん「いろいろ考えて・・・」。キーを下げたり，モニターをそばに置いたり。中居君「師匠，どうでした？」。剛くん「なかなかのもんじゃったよ」。
　『交換日記』
　吾郎ちゃんから中居君へ”ありがとう”。吾郎ちゃん「数え切れないいっぱいのありがとうを，この日記に詰め込んで，思いっきり照れくさく，気まずい感じにしてやろうと思っています」。
　＜稲垣吾郎から中居正広へ。そしてリーダーへ。中居君は，照れ屋さんだから，こういうの苦手なんじゃないかな?（笑）裏で色々頑張ってくれているのを，僕は知っている。なのにそういうところを一切メンバーに見せない。そえｒがスゴい。SMAPが結成した時，僕は１５歳。中居君は１６歳。みんな１０代だった。あれから２４年間，SMAPをリーダーとして率いていることで，苦悩やストレスはすごかったと思う。特に僕は・・・。色々と足を引っ張ってしまったことがあったかもしれない＞。吾郎ちゃん「一番大きな僕の芸能界でのできごとではあったんですけどね」。＜一番迷惑をかけてしまったのは，やっぱり・・・あの事件かもしれない＞。吾郎ちゃん「一番僕の中でも忘れられないのは，ちょっとその，警察の中にいて，出てきたときに，そのまま記者会見みたいなのしたんですね。その時に，マネージャーさんから一言，中居君が伝えて置いてくれって事は，”大人としてのちゃんと言葉を，ちゃんと伝えるんだよ”って」。＜中居君，本当に感謝しても感謝しきれないことだらけです・・・。だから，言わせてほしい。中居君，本当にありがとう＞。
　慎吾君「中居君どうでした？」。中居君「言った覚えありません。たぶん，違う人じゃないかな」。慎吾君「実際覚えてないんじゃない？中居君もきっと必死だし・・・」。中居君「でも，そんな，なんか，まわりがテンパってて。オレ，テンパっちゃいけないな，みたいな。ホテルに集まって，みんなテンパってるから，オレ，テンパっ茶いけないところかなって言うのは，覚えている。初めてだったからね」。慎吾君「初めて？」。中居君「森君のこともありましたけど」。慎吾君「日記初めてやったけど，いい感じでしたね」。
　最後。中居君は・・・ファンのみなさんへ。スタジオで，生で披露。
　＜ファンのみなさんへ。１９８８年，昭和６３年４月，SMAPは誕生しました。この４月で２４回目の誕生日を迎えます。今日，SMAP，交換日記を通して，改めていろいろありすぎた２４年だったなと感じました。ある時はメンバーが突如辞めちゃったり。ある時は，メンバーが突如４人になったり。ある時は，メンバーが突如結婚したり。またある時は，メンバーが突如週刊誌で・・・・。そしてまたある時は，メンバーの一人がしばらくお休みしたり。そのたびにごとに，みなさんはきっと胸を締め付けられるような思い，もどかしい思い，残念な思い，様々な思いを持たれたと思います。ただそれは，みなさんだけではありません。僕たちSMAP５人も同じような思いを体験しました。でも，どんな時でも，救ってくれるのは，支えてくれるのは，何より皆さんからのSMAPへの思いです。やんちゃな５人です。今だ歌えない人，今だ踊れない人，負けず嫌いな人，コントで女装ばかりする人，今だしゃべらない人。こんな５人を受け入れてくれてありがとう。とはいっても，また突如シリーズがあるかもしれません。みなさん，たまの浮気は許します。若い子っていいですもんね。でも帰ってきてください。気にしていてください。そばにいてください。SMAPは今年２４歳の年男です。親孝行ならぬ，ファン孝行ができる年齢になりました。楽しい時間をゆっくり過ごしましょう。今まで本当にありがとう。そして，これからも，くれぐれも，ありがとう。SMAP一同＞
　ライブ。「さかさまの空」「俺たちに明日はある」「ありがとう」
　エンディング。慎吾君「３時間を超える『SMAPがんばりますっ２０１２年』も，終わりの時間がやってきてしまいました。もうさぁ，最後の日記，なに？みんな，メンバー知らなかったからさぁ。初めて新曲歌うって言うのにさ，そっちでもすごい感情になっちゃって」。中居君「ファンのみなさんへは，絶対ないといけないですよね」。慎吾君「僕らも知らなかったから」。中居君「そうなの？」。慎吾君「知らないよね。木村君ね」。木村君「知らなかった」。中居君「知らなかったの」。木村君「日記の内容もそうだし，その直前まで『Fly』聴き過ぎてたから，ホントに『さかさまの空』の歌い出し，ヤベヤベヤベ・・・」。慎吾君「みなさんと同じように，感情が揺さぶられながら，いきなり（イントロ）。新曲も発表で・・・」。中居君「ファンの子のみなさんの前で歌えてよかったんじゃないですか」。慎吾君「生放送，３時間楽しかった。また次回も，こういった形でみなさんとお会いできたら」。中居君「日記とやるの？また」。大下アナ「ぜひ！すごく良かったです」。慎吾君「もっと深い日記をかいて・・・」。中居君「ホントにさぶいよ」。吾郎ちゃん「そんな照れるなよ」。慎吾君「SMAPはこれからもまだまだ・・・」。みんなで「がんばります！」。