SMAPがんばりますっ！！２０１３
　ジャンクション。慎吾君「１年ぶりの『SMAPがんばりますっ！』。今年はテレビ朝日の新入社員になりました。僕は総務部，木村君は技術部，吾郎ちゃんは制作部，中居君はスポーツ局，つよぽんは，アナウンス部。意気込みを」。剛くん「とうきょうとっきょきょきゃちょくぅ」。
　２０１３年某日。テレビ朝日。ＳＭＡＰ５人の入社式が行われました。社長から配属先の発表および辞令が渡されます。中居君は，スポーツ局スポーツセンター。中居君「私，新入社員中居正広は・・・」。剛くん「コントじゃないぞ」。中居君「このような配属で何よりだと思っております」。木村君は，技術局制作技術センター。木村君「これだろ？」とカメラを指差します。木村君「撮る側の気持ちも今回理解させていただきたいと思います」。吾郎ちゃんは，編成制作局制作１部。みんな「制作？」と。木村君「ADじゃない？」。バラエティ番組制作です。吾郎ちゃん，社員証をかけられるとき，「ちょっと，髪の毛が」。木村君「なに言ってんだよ，社長に」。中居君「絶対向いてないだろ」。そして，剛くんは，編成制作局アナウンス部。剛くん「アナウンス部？」。吾郎ちゃん「一番ダメじゃん」。剛くん「精一杯やってきます。大熊さんに教えてもらいたいです。ありがとうございます」。最後，慎吾君は総務局商務部。みんな「総務？？？？」。慎吾君「総務部ってなんですか？」。
　社長室を出て。剛くん「まずいな・・・」。木村君「どうする？お前，『報道ステーション』出ろとか言われたら」。剛くん「放送事故になっちゃいますね」。慎吾君「その事故を片付けるのが総務です」。中居君「お前，全然偉くないよ」。木村君「え？待って。技術の人って事は，撮る側にわまるから，オレ画面から消えます」。
　オープニング。慎吾君「さあ，始まりました。『SMAPがんばりますっ！』。１年に１度のがんばります。今回，テレビ朝日の新入社員になりました。よろしくお願いします。みんな頑張ってると思います。きっと。それぞれがんばりました」。大下アナが，今回の内容を説明。慎吾君「木村君，カメラ」。木村君「すごい気持ちが良くわかります」とカメラマンさんに。慎吾君「吾郎ちゃん，AD」。吾郎ちゃん「めちゃくちゃ大変で。すごく気持ちがわかります」と，目の前でカンペを出しているADさんに。慎吾君「つよぽんは？」。剛くん「大下さんはすごい方です。アナウンサーの方て言うのは，すごい勉強をして，ここのステージに立ってるんだなと言うのを」。慎吾君「中居君，スポーツ局で」。中居君「慣れてるから，大丈夫かなと思ったんですけど。やってみて・・・大丈夫でした」。慎吾君「スポーツ局で，中居君，号泣」。
　木村拓哉：技術局。
　２人の同期と研修。研修をしてくれるのは，ずっと「Mステ」でSMAPを撮ってくれてきている大島さん。次々と順調に研修をこなし，予定は２０：３０終了でしたが，１５：３０に終了。続いては，「黄金伝説」のロケを。U字工事の秘境飯のコーナー。"秘境飯"なので，長距離山道をカメラを持って，後ろ歩きや先回りダッシュなど，過酷な条件。そんな中でも仕事を全うしました。
　VTRあけ。慎吾君「いかがでしたか，やってみて」。木村君「あたりまえのように，ADさんがキューしたら，ステージに"わかりました"みたいにやってるじゃないですか。ハンパないですよ，技術さんたち」。「Mステ」の時のカメラリハ。どちらかと言うと，面倒くさそうにやる事があったけれど，木村君「ちゃんとやれ！」。慎吾君「技術部からの声ね」。木村君「絶対そう思ってるはず。カメリハで，いかにちゃんとするかによって・・・その時しかカメラ練習する場ないから」。技術部長の評価。カメラの技術はよかったけれど，タレントさんが緊張して実力発揮できなかったら・・・４７点。
　慎吾君「続いては，つよぽんです」。剛くん「あかまきがみ・・・」。
　草なぎ剛：アナウンス部。
　アナウンス部へ行ってみますが，カギがかかっていては入れない。セキュリティーが厳しいそうです。入口の内線電話で連絡して入れてもらいました。部屋を見わたし，剛kん「こんな所なんですね」。田畑アナ「こんなところっていうのは，どんな意味で？」。剛くん「もうちょっとなんか，アナウンス部っぽいというか。マイクとかあるのかなと思って」。研修の担当は，森下アナ。剛くん「テレビ朝日のアナウンサーとして，がんばれ・・・がんばります」。森下アナ「活舌が良くないね」。
　今回の研修は，森下アナから＜基本の発声練習＞。宮嶋アナから＜情景描写の練習＞。野上アナから＜プロレスの実況＞。
　森下アナと１対１の研修。まずは，アナウンス教則本を渡され，＜正しい発声＞。鼻濁音がわからず，苦戦。さらに「新進シャンソン歌手　新春シャンソンショー」にかなり苦戦。剛くん「こんなこと言う時ないですよぉ〜。ニュースで聴いたことないもん」。「播磨灘などの」等，剛くんが苦手とする言葉が次々と。＜正しい活舌＞＜正しいアクセント＞に悪戦苦闘。剛くん「あぁ，学校の授業みたいで，疲れてきた」。５分間の休憩後，セットが組まれているスタジオに行って，実際のニュース原稿を読む練習。下読みした後，チャレンジ。５５秒で読み切ります。チャレンジしますが，カミカミで５４秒。剛くん「カミカミだから・・・」。森下アナ「かまずに読めば，余裕を持って読めるはずですよね」。
　２日目。宮嶋アナの研修。ここは２人の新人女性アナと一緒に。取材ワゴンに乗って，移動中の車窓を利用しての研修です。見たもの，目に入ったものを，即興で言葉にします。最初に，宮嶋アナのお手本。新人アナの弘中さんのチャレンジ。宮嶋アナ「眠ってしまいそう」。テンポが大事だそうで。次が剛くん。テンポよく，どんどん実況していきます。宮嶋アナ「素晴らしい。いい感じです。問題は，言葉のキレです。描写能力は抜群だと思います。もっと口を縦に開けて，しっかり発音しましょう」。
　最後は，プロレスの実況。野上アナに教えてもらいます。最初に，選手への取材。今回，剛くんが実況するのは，KUSHIDA＆BUSHIvs渡辺高章＆高橋弘夢。若手の渡辺＆高橋が，ベテランの２人に挑みます。それぞれ取材をし，ノートにメモ。それをもとに実況です。最初に，他の試合で野上アナの実況を見せてもらいます。剛くん「もうね，びっくりした。初めて見たんで，プロレスを。迫力にね，圧倒されちゃって。野上さんも戦っているんですね。あそこで一緒に。顔が違いましたもん，だって。実況のレスラーになってたよ」。いよいよ剛くんの実況。自分の原稿を読み間違えたり，早々と読んじゃって，同じところを繰り返したり・・・。だんだん試合に興奮してくると，若手のヤングライオンの応援に。絶叫，絶叫で大騒ぎ。実況が終わって。剛くん「気持ちを伝えるって言うのが，一番大事だなって思いましたね。達成感はありますね」。
　VTRあけ。慎吾君「ダメでしょ」。剛くん「ヤングライオンにね，気持ちが入っちゃったのかな，やっぱりね。平等にしないといけないんですよね」。部長の評価。状況判断能力が高く，トレーニングを重ねれば実況技術は将来性がありそう。しかし，かむ癖が抜けないため・・・４２点。木村君「テレ朝厳しい」。実は，剛くんのチャレンジはまだ終わっていません。最後に提供読みが。剛くん「まずいぞ，これは」。慎吾君「絶対間違えちゃいけない」。
　稲垣吾郎：制作１部。
　「お試しか」のADとして仕事をします。こまごまとした雑用もあり。箸上げ（料理をお箸で持っている）は自身がありましたが，視聴者は右利きが多く，右手でやるように言われ，困ってしまう左利き吾郎ちゃん。最後には「帰れま１０」のシミュレーションも。シミュレーションでも，ベスト１０を当てなければ終われません。だんだん，いつもの癖・・・文句が出て来ちゃいました。
　VTRあけ。吾郎ちゃん「ホントに大変でした。文句も言いたくなっちゃうんですけど。でも，文句言ってる自分はみっともない」。慎吾君「毎年クレーマーになってるよ」。吾郎ちゃん「毎年見てて，来年は絶対言わないって思ってるんだけど，言っちゃうんだよね。言いたくなっちゃうんだよね」。
　部長の評価。好奇心旺盛で何事にも取り組む姿勢はよかった。しかし，不平・不満・愚痴が多かった・・・３８点。吾郎ちゃん「絶対来年がまんする！心で思っても，絶対言わないようにする！」。木村君「心で思ってもダメなんだって」。
　香取慎吾：総務部。
　テレビ朝日全体がスムーズに動くようにしていくのが総務部のお仕事。廊下の荷物のチェックや，会議室利用のチェック。困ったときはとりあえず総務に電話・・・で，それに対応。自分の机の引き出しが開かなくなった・・・なんてことにも対応。会議室利用のチェックは，会議している人のじゃまをしないよう，しかもいかに早くチェックできるかがキーポイント。いろいろな技を教えてもらました。１日の仕事が終わり，仮眠室で眠った慎吾君。翌日・・・寝坊して起こしてもらっていました。
　VTRあけ。慎吾君「総務部全然わからなかったけど・・・」。中居君「なんでも屋さんだね」。慎吾君「温かい気持ちで，なんでも，テレビ局で働いている方々が仕事をスムーズに行くために，です」。部長の評価。丁寧に取り組み，明るさとまじめさで盛り上げてくれました。しかし，寝坊をしたのは・・。ただ，働かせすぎせいかも・・・９２点。慎吾君「総務部あったかいでしょ」。木村君「あったか過ぎるだろ。ADさんだったら，許されないでしょ，寝坊」。
　慎吾君「スポーツ局はいけるでしょ」。中居君「自信を持ってお届けしたいと思います」。
　中居正広：スポーツ局。
　まず，終了時。中居君は，スポーツ局にも「がんばります」にも申し訳ないと落ち込んでます。「メンタルやられちゃった」。
　最初は，自信満々でスポーツ局へ。最終的には，西武vs日ハムの３０秒ニュースを作ります。そのために，WBC日本vs台湾の３０秒のニュース作り。好きなだけに，情報が多い。なかなか３０秒にまとめられず。その作業中も電話に出ないと注意されます。いよいよ試合当日。３０秒で考えていた中居君に電話が。注目の試合なので１分枠になったと。慌てて練り直します。教えてくれていた村上さんも，一緒になって。でも中居君が作ったニュースを見てもらうと，ダメだし。ニュースの放送時間が迫っています。中居君もがんばりますが，村上さんが必死に直します。なんとかオンエアーに間に合いました。完成したニュース映像の１分８秒の中，中居君の選んだ映像は１２秒でした。
　VTRあけ。中居君「他のメンバーに申し訳なくて。オレ，がんばってないのよ。スポーツ局と『がんばりますっ』のスタッフがもめちゃったして・・・」。
　部長の評価。VTRを見てわかるように・・・５点。中居君「さすが，テレ朝ですね・・・円滑に進にはオレが手引いた方がいいなって。がんばってないんだよ。申し訳ない」。慎吾君「総務部に連絡くれればよかったのに」。
　続いては，SMAP５人で５分５５秒スポーツ。ヤングなでしことフットサル生対決です。ヤングなでしこは，全員が２０歳以下。SMAPチームは，１点取れば勝利。監督は，中山雅史さんです。ヤングなでしこに何点取られても１点取ればOK。なのに，なぜか剛くんはキーパー。途中，剛くんも攻撃に加わります。結果は，０：６でヤングなでしこの勝利。慎吾君「勝てるわけないなと思ったんですけど」。
　最後のチャレンジ。剛くんの提供読み。新人アナ２人と一緒にがんばります。剛くん「サッカー負けて悔しいんで，ここはしっかりと決めたいと思います」。慎吾君「ホントのやつだから，絶対間違えられない」。中居君「周りがしゃがしゃしない方がいいね」。木村君は，ハンディさんと変わってカメラマンに。剛くんのチャレンジ終了。中居君「よかった」。剛くん「緊張したぁ〜」。慎吾君「どうだった？つよぽん」。剛くん「サッカー負けたんですけど，ちょっと，ゴール決めたかなと思いました」。中居君「緊張するの？」。剛くん「緊張しました」。中居君「３人ともよかった」。慎吾君「なにせ，カメラマン，木村君だから」。
　エンディング。慎吾君「１年に１回の『がんばりますっ』。中居君，がんばらなかった？」。中居君「がんばったつもりなんですけどね」。慎吾君「次ね・・・また来年も，僕ら頑張りたいと思います。みなさん，一緒に頑張りましょう！来年も，SMAPの・・・がんばりますっ！」。