| 幸運にも，ギリギリでネットでチケット獲得。9：45の回・・・つまり，初回にいってきました。9時過ぎにTOHOシネマズに行くと，人でごった返しています。並んでいる列はグッズ売り場だという声。ごちゃごちゃして，何がどこに並ぶのかわからない状態。時間を無駄にしたくないので，とりあえずは一番すいているチケットカウンターへ。本当は機械操作でチケット発券できるんですけど，グッズ売り場の奥なので，どうしたらいいかわからなかったので，とりあえずカウンターで聞くと，普通にチケットを発券してくれました。そこで，グッズ売り場の列へ。すると手際の悪いことに，並んでいる途中から「まだ商品を選んでない方は右の列へ!」・・・って，もうすでにごちゃごちゃだぞぉ〜。何があるかもわからないので，一応そちらに並び，すごい時間がかかっていって見ると，グッズが見えないほどの人。と言うか，陳列の仕方が悪く，人が４〜5人いれば何も見えない状態。すると「パンフだけの方はこちらでいいです」と商品を選んだ人の列に誘導しているじゃないですか。どうせ見えないからパンフだけでいいか・・・と並び直しますが，その時点で9：30頃。全然列も動かない。もう面倒になったし，間に合うかどうかわからない状態はきらいなので，あっさり上映後に購入することに決定。あれだけの人が入る映画館なのに，狭いロビー（チケットカウンター＆グッズ売り場等々）で人が裁けるのかと言う疑問が。 入り口まで行くと，荷物検査。その後，試写会でも配られたブルーのバンドを入場記念として渡されます。すでに，私はつけていたんですけどね。席は，いかにもギリギリに取れたぞ・・・と言う所。一番端の，ほとんど最後尾。試写会と同じ角度でまた見ることに(^^;)15分ぐらい予告編やら，CMやらが流れ，本編の上映が開始。話がわかっているだけに，前回よりボロボロ・・・。エンドロール見ている間もボロボロ・・・。 上映が終わったのが，12：15。続々とカメラマンやマスコミ関係者が入ってきます。映像カメラは一番後ろの列にスタンバイ。舞台には，出演者の方の立ち位置を示すテープが貼ってありましたが，そこにスタッフが立ってカメラ調整のお手伝い。その間に，安住アナのアナウンス（姿はまだ見えず）。舞台挨拶があることと「もうしばらくお待ちください」という内容でしたが，マイク（音響）のテストも兼ねているようです。映像カメラの方から「マイクチェックもう一度お願いします」というと，安住アナが言い方を変えてアナウンスをしていました。 5分ほどして，その安住アナが登場。いろいろ注意事項が伝えられます。まず，入場の際渡されたバンドを，「右手」につけるように指示。左じゃダメだそうです。その理由は後からわかります。「袋を開けられない方はお知らせください・・・マジックカットではありませんが，比較的どこからでも開けやすくなっていると思います」等，楽しいおしゃべりで雰囲気を軽くしてくれます。安住アナは「感動の大作を見た後で，バラエティー色のしゃべりで申し訳ありません。楽しい雰囲気で行いたいと思います」と言っていました。たしかに，あのまま引きずっていたら，剛くんが出てきただけで泣きそうでした・・・(^^;)それから，「カメラマンが写真を撮り出すと，自分もいいんじゃないかと思ってしまいますがやめてください」というような注意。なんと「樋口監督もカメラを取り上げられていました」と安住アナ。 安住アナが，会場を和ませたところで，いよいよスタート。入ってきた順（だと思います。その後の並びから）は，福田さん・豊川さん・柴咲さん・剛くん・大地さん・國村さん・樋口監督。 最初は，剛くんのご挨拶。マイクチェックしていたのに，剛くんのマイクの調子が悪く，ところどころで割れちゃいます。「どうもみなさん，今日はですね，暑い中わざわざ劇場まで足を運んでいただき，ありがとうございます。本日『日本沈没』公開になりました。いろんな思いがこみ上げてきます。人が見ないと，映画はすぐに終わってしまうので，一人でも多くの方に見ていただきたいなと言う気持ちがすごくあります。パワーをもらって，これからもがんばっていきたいと思います」。安住アナが「見終わった後の舞台挨拶は初めてですよね」と言うと「何度かあるんですけど」と剛くん。地方の試写会で舞台挨拶もしているので，そこではあったようです。「やっぱり，公開日で挨拶することに，特別な気持ちがありますね。いろいろたまってきた物が，フォッサマグマ（フォッサマグナ）が裂け始めて，みんなが沈没する・・・・とにかく，みんなも沈没寸前。マイクも沈没寸前。僕のフォッサマグマ（フォッサマグナ）が裂け始めていろいろ大変で・・・いろいろ振動して・・・えのもとあきらさんも今頃大変で・・・・柄本（えもと）さんね」。マイクの調子が悪いのもいろいろ震動しているんだと。 剛くんの挨拶に笑っていた柴咲さん「何事もなく初日を迎えることができて幸せです。目が悪いので，いつもはみなさんの顔がぼやけているんですが，今日はばっちり見たいと思って，コンタクトを入れてきました。映画は，見た方にゆだねるしかないんですけど，見た方が何か得る物があればいいなと思います。日本人で良かったと思うようになれたらいいなと。日本も今いろいろ大変ですが，これからの日本を立て直すことに，なにか参考にしてもらえればと思います」。会場のみんなの顔がよく見えたかと聞かれると「ライトがまぶしくてあんまり良くは・・・」。 福田さん「今日はお越しいただいてありがとうございます。はじめて公開の日に，こんなにたくさんの人に見ていただいて嬉しく思います。おもしろかったですか？・・・・いいですか？」と終わるタイミングがうまくいきませんでした。この雰囲気は「緊張しました」という福田さんですが，「緊張した割には，こなれた挨拶を」と安住アナ。 國村さん「ご覧になったお客さんに挨拶をすると言うことで・・・この中で唯一アゲインストなキャラクターなので，出てきたときに物を投げられたらどうしようかと思いました。みなさんが優しい方で良かったです。この映画で，日本映画がステップアップしてくればいいなと思います」。安住アナは「物をぶつけるなら今ですよ」と会場に。 豊川さん。安住アナが，紹介するとき，役名（役職）を噛んじゃいました。豊川さん「いきなり噛まれてしまいました。地球科学博士と言います。実際的に何やっているのかわからないんですけど。映画って言うのは，見てもらってはじめて完成する物で，今日やっと完成したという思いがあります。1分1秒でも記憶の中に残って，感じてもらって，独り立ちしていければいいなと思います」。 大地さん「すごく久しぶりに映画に出させていただいて，この作品ということで誇りに思っています。理想の大臣像を作り上げようと思い，一生懸命生きる鷹森に感動しました。たくさんの方にお越しいただいて感動しております」。 樋口監督「試写会は，せいぜいハガキ代だけで，今日の皆さんは，お小遣い等やりくりしていただいて，来ていただいていると言うことで，ありがとうございます・・・・緊張しています。緊張して，とびました。真っ白です・・・」。舞台上の人みんなが監督を見守ります。「見ないでオレを。おもしろいのは良くないと思った」とまじめに話そうとする監督ですが，その話し方や仕草に会場から笑いが。「何で笑うの？おもしろいこと言ってないでしょ？」と不思議そうな監督。「ホントに，あの・・・自分のまじめな部分を注ぎ込んだので，今は抜け殻です。登場人物が本来の僕の姿です。こういう人間になりたいという物を演じてもらいました。國村さんもそうですよ・・・いざこのような状況になったときに，どういう風に生きていくか，ここの人たちの行動を心にしまった上で・・・・」。 監督の挨拶が終わると，会場からなにやら声が上がります。実は，客席に監督のご両親が見えていました。ご両親に一言・・・「来てくれてありがとうございます」と監督。 続いて，鏡開きが行われます。運ばれてきた樽酒は＜小野寺酒造 夏一番＞と書いてあります。"小野寺酒造"は，小野寺俊夫の実家。小粋な演出。安住アナ「小野寺は，お酒飲めない役所で・・・『会津磐梯山』を歌うシーンがあったんですけど，これは残念ながら映画ではカットになってしまったと言うことですけども，鏡開きを前に，歌っていただかないと」。会場からも拍手。「はい，わかりました」と剛くん。「みなさん，こんなに集まっていただいたので。テレビ放送で失敗したので・・・」。歌い出すと，エコーがかかり，会場からは手拍子が。気持ちよく歌い上げた剛くん「思ったよりうまく歌えました。手拍子が必要だったんですよ。今気づきました」。「六本木ヒルズに『会津磐梯山』が・・・」と安住アナ。剛くんの歌も終わり，鏡開き・・・ですが，剛くん「豊川さん，大丈夫ですか？届いていますか？」。安住アナは「豊川さん，やる気がないみたいですけど」。自分が割るという気持ちはなさそうです（笑）とりあえず，みんなで木槌を持って鏡開き。続いて，そのシーンを写真に納めるための写真撮影。やらせポーズです。剛くん「画作りで，割っている雰囲気で・・・これがいろんな所に載ります」と説明。監督のポーズがちょっとおもしろい。「これが歴史に残るんですよ」と安住アナ。そして「豊川さんの木槌は絶対に力はいってないなって感じで。手が伸びきってます」と指摘。 ここで次の企画のため，出演者・監督はいったんはけます（12：40すぎ）。実は，CM用の映像を客席と一緒に撮ると。中央通路に台が置かれ，そこに出演者・監督が立つというと，その付近の人たちは大喜び。あまりにも騒いでいて，安住アナの話も聞いていない様子。すると安住アナ「あんまり人の話を聞かないと席替えしますよ!」と叱責。近くに来てもらえない人たちのことも考えて，大人なら後で喜べと。この言葉に，みんな拍手。具体的に何をするのかというと，剛くんが「日本沈没」と言ったら「大ヒット!」とバンドをした右手を挙げる・・・これがCMに使われるそうです。1回目の練習の後，拍手をしてくれと。さらに「わーっ！」と言う歓声も欲しいというスタッフの依頼が。「恥ずかしいかもしれませんが，ご協力お願いします」と安住アナ。 マスコミのスタンバイと，ステージの準備が完了すると，また皆さんが登場。剛くん，通路脇の席の人に気軽に握手をしてあげています。お立ち台に立つと，看板を持ちます（斜め後ろから見る形で，しかもライトで目つぶし状態の私には，なんだかよくわかりませんでしたが）。立ち位置をその場で確認。剛くんがマイクを通して確認しています。そして「みなさん，大きな声でお願いしますね。これでお客さんが増えるんで」とお願い。安住アナに「生々しいですね」と言われちゃいます。そんな剛くん「僕，なんて言うんでしたっけ？」。おとぼけ剛くんに，安住アナが流れを説明。いよいよ始まります。剛くん「これ以上ない声でお願いします」。すると会場から「はい」の声。安住アナは「僕が言うより草なぎさんが言うと，返事があったりするんですね」と。そして剛くんが「テレビ見ている人が，これで来たくなるようにお願いします」というと，会場からみんなの「はぁ〜い」と言う返事。1回目が終了。「ありがとうございます」と剛くん。でももう1回という指示が。「今よりもっとすごく・・・すみませんね」と剛くん。CM撮影も無事終了。その場で写真撮影も。そのまままた通路を歩いて帰っていきました。 終了時間は12：50すぎ。イベントは全部で30分ぐらいでした。 |
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