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| 第３７回＜１月２６日＞ 今回は，イ・ヨンエさんとの対談。 イ・ヨンエさん「一つ日本語を教えてください。良い言葉を」。「良い言葉ですか」とチョナン。そして教えてあげた言葉は「剛が好きです」。 ご挨拶のあと。チョナン「光栄です」。イ・ヨンエさん「私もお会いしたかったです」。チョナン「緊張しています」。イ・ヨンエさん「本当？そうなの？」。チョナン「久しぶりにすごく緊張しています」。イ・ヨンエさん「そういう風に見えないけど」。 イ・ヨンエさんの映画デビューは「インシャラ」。その後，「JSA」「ラスト・プレゼント」「春の日は過ぎゆく」「親切なクムジャさん」，ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」などに出演。 チョナン「今日は聞きたいことがたくさんありますが，話してくださいね」。「はい，いくらでも」とイ・ヨンエさん。チョナン「質問がたくさんあるんです。ではまず，なぜ俳優になろうと思ったんですか」。イ・ヨンエさん「俳優になった理由は，何となく・・・冗談です。元々俳優になろうと思っていませんでした。もし俳優を目指していたら，演劇映画学科に進んでいたかもしれません。ですが，ある意味では，運命的なものが少しあるのかもしれません。しかし，また，運命だけでこうなるとは思いません。私自身にもある程度関心があったから，ここまで続けられたんだと思うんです」。 チョナン「演技をするときに，一番気を遣うのは何ですか」。イ・ヨンエさん「演技をするとき・・・言葉でうまく説明できませんが，役の人になるために100％努力すること。それが難しいです。でしょう？でも出来る限り努力をしています」。チョナン「だから，イ・ヨンエさんの演技力は，すごいんですね。僕が一番好きな作品『春の日は過ぎゆく』，あの役は難しかったですか？」。イ・ヨンエさん「役が私とは違うところが多かったから，役の女性はシニカルで，ちょっと冷たい性格なので，その辺を意識して表現しないといけないなと。ただ，前作の『八月のクリスマス』もそうだったようですが，監督のスタイルは，俳優達とたくさん話をするタイプだったので，私もうまく理解できたんだと思います。たとえば，ここがどうしても理解しにくいと言うと，俳優と監督で話し合うんです。対話をするのが一番だと思います。そうやって撮影に臨んでいました」。 チョナン「今までいろんな役を演じてきたと思いますが，イ・ヨンエさんは普段どういう性格ですか？」。イ・ヨンエさん「普段ですか？こういう質問をよくされるんですよ。『宮廷女官チャングムの誓い』みたいな性格？また最近の『親切なクムジャさん』みたいな性格？・・・そんな質問をよくされますが，わざわざ俳優の普段の性格を知る必要があります？俳優はただその役の性格をわかってもらえばいいのであって，"あの俳優はどんな性格なのか？"とわからないままの方がいいと思うんですが，私はとても平凡です。特別なことはないです」。 チョナン「好きな映画はありますか？」。イ・ヨンエさん「私は温かい映画が好きです。ちょっとヒューマニズムを感じる映画・・・たとえばですね，宮崎駿監督のような素材と主題。これならすぐわかりますよね」。チョナン「でも，最近出演した『親切なクムジャさん』はちょっと・・・」。「ですよね」とイ・ヨンエさん「私もそうでしたが，まずは，結局，あの映画の主題は，人間に対する贖罪・・・」。すかさずチョナンは日本語で「"ノクジュ"って何？」とスタッフに質問。「贖罪」と教えてもらっていました。イ・ヨンエさん「・・・ですから，人間本来の感情，それが題材でもあり，主題でもあります。血が飛び散って人を殺したりするばかりではなくて，結局，実際に伝えたかったのは，その感情や人間らしさだったりするので，私がやりたい物と全く違うとは思わないんです」。チョナン「ホントに驚きました。『親切なクムジャさん』では。"イ・ヨンエシじゃないみたいだったです"」（最後は日本語）。イ・ヨンエさん「そうですか。『チャングムの誓い』を見たファンの中には，失望した方もかなりいると思います」。 次週もイ・ヨンエさんとの対談。 提供バックで・・・ちょっとリラックスモード。チョナン「まったりしちゃいますねぇ」と日本語で。そして次は韓国語で「夢のようです」とイ・ヨンエさんに。  |
| 第３６回＜１月１９日＞ 最初は，前回のインタビューの続き。 26才日本語学校学生（男性）。チョナン「2007年の抱負は？」。「僕の目標は，山崎まさよしさんに会いにいくぞ！」。チョナン「山崎まさよしさんのファンなの？」。「ファンではないのですが・・・」。チョナン「そうなの？じゃあ，なんで会いたいの？」とちょっと驚き。「友達が僕を見て，山崎まさよしさんに似ているというので」。顔をじっと見たチョナン「あっ！ホントだ！・・・SMAPの『セロリ』を作ってくれた方なんだ」。「ホントに似ていますか？」。チョナン「うん，似ているよ。じゃあ，今年もがんばってね」。 今週は，この冬の韓国エンターテイメント速報。 まずK-POPランキングベスト3。 第3位：MC MONG「アイスクリーム」 第2位：イ・スンファン「どうして愛がそうです」 第1位：キム・アジュン「Maria」（映画「美女はつらいの」の挿入歌） 続いて，映画ランキングベスト3。 第3位：「オールドミス・ダイアリー」 第2位：「花嫁はギャングスター３」 第1位：「美女はつらいの」 「親切なクムジャさん」の映像が流れます。チョナン「来週，ついに，韓国の宝，イ・ヨンエさんが来るんです・・・お待ちしています！」。 |
| 第３５回＜１月１２日＞ チョナン「みなさん，あけましておめでとうございます。チョナン・カンです。昨年もたくさんの愛をいただき，ありがとうございました。今年もよろしくお願いします」と新年のご挨拶。「ところで。今年の干支は，日本では"イノシシ"ですが，韓国では今年は"豚年"なんです。韓国で豚は財運を導く動物らしく，夢の中に豚が出てきたら『宝くじを買え』って言うほどなんだって」。韓国の方へのインタビューで実証。チョナン「しかも，古代中国から伝わる陰陽五行によると，今年はなんと600年に1度の"黄金の豚年"なんだって。すごいよねぇ。600年に一度の"財運がいい年"うらやましいですね」。韓国のテレビ番組でのその話題。黄金の豚年に生まれた子は財運があると言うことで，出産ラッシュも予想されています。この年は何かをやり始めてもうまく行く年だとか。チョナン「まぁ，僕は今年もこつこつと地に足をつけてがんばります。皆さん，応援よろしくお願いします」。 日本にいる韓国の方の今年の抱負を聞いていきます。 21才学生（女性）。チョナン「2007年の目標は？・・・カメラに向かって，大きな声で」。「今年こそ倖田來未さんのようにエロカッコよくなるぞぉ!」。「なるぞぉ!」と同じように叫んだチョナン「どうして？」。「女性から見てもすごく魅力的で，堂々としたセクシーさがすごくかっこいいです」。チョナン「僕もそう思うよ。倖田來未さんに会ったことある？」。「会ったことありません。テレビだけです」。チョナン「そうかぁ。僕は何度か会ったことあるよ。とても魅力的だったよ」。「私も今年は絶対に倖田さんにお会いしたいです」。チョナン「じゃあ，2007年もがんばってね」。 24才（女性）。チョナン「2007年の目標は？」。「お酒の飲み過ぎに注意するぞ!」。チョナン「いいね・・・どうしてそう思うの？」。「お酒を飲むと，酔ってつぶれて，家に帰れないことが良くあって。今家が遠いこともあるんですが・・・」。チョナン「じゃあ，2007年はがんばって」。 25才（女性）。チョナン「2007年の目標は？」。「彼氏がいるけど，新しい彼氏を作るぞ!」。チョナン「ちょっとおかしくない？今彼がいるのに，なんで？」。「彼氏はいますが，私が結婚したい年齢は28才なんです。今は25才なので，残りの3年間でたくさんの恋愛をして，経験を積みたいので，新しい恋人が欲しいんです」。チョナン「難しい問題だなぁ」と頭を抱えます。チョナンが「どんな男性が好みなの」と聞くと，「チョナン・カンさん」と言う答え。チョナン「そうなの？光栄です」と敬礼。「良い人がいたら紹介してくださいね」。チョナン「僕も，今年は良い出会いがあれば，彼女が欲しいよ。じゃあ，お互いがんばろう。応援しているよ」。 24才学生（女性）。チョナン「2007年の目標は？」。「今年こそはダイエットするぞ!」。チョナン「どれぐらい？」。「10kg」。チョナン「10kg・・・今は何kg？」。「言えません。内緒です」。チョナン「そっかぁ・・・今年こそはがんばってね」。 27才（女性）。チョナン「2007年の目標は？」。「素肌美人になるぞ!」。チョナン「素肌・・・でも今もキレイだよ」。「とんでもないです。化粧落としたら別人になりますよ」。チョナン「そうなの？・・・どんな肌になりたいの？」。「潤いがある肌になりたいです」。チョナン「潤いねぇ」。「水をたくさん飲んで，運動して，結構なお肌になりたいです」。チョナン「いい考えだね・・・じゃあ，お互いがんばろう」。 今度は男性。チョナン「2007年の目標は？」。「合気道で3級取るぞ」。同じように「やるぞ!」と叫ぶチョナン。「なんで？」。「日本に来てから，合気道を習い始めたんですが，とても好きになりました」。「好きになってくれてありがとう」とチョナン。そして「テコンドーは？」。「今は，テコンドーも好きですが，テコンドーより合気道の方に夢中です」。チョナンは「僕は，合気道よりテコンドーの方に夢中だよ」と。「どちらも良いですね。どちらもすごく良いですよ」。チョナン「そうだね。僕も，時間があったら，テコンドーをまた習いたいんだ」。「お願いします」。チョナン「お互いがんばろう。ファイト!」。 25才（男性）。チョナン「2007年の目標は？」。「もっと日本語を上達させるぞ!」。チョナン「そうなんだ。僕も韓国語を上達させるぞ!・・・同じ目標だね。日本語はやっぱり難しい？」。「難しいです。韓国語はどうですか？」。チョナン「だんだん難しくなるね」。「日本語もだんだん難しくなります」。チョナン「お互いがんばろう。僕も韓国語もっと勉強するよ。じゃあ，日本語がんばってね」。 21才（男性）。チョナン「2007年の目標は？」。「日本人の友達をたくさん作って，彼女も作りたいです」。チョナン「僕も韓国人の友達を作りたい・・・今は，日本人の友達はいないの？」。「いるんですが，とても少なくて」。チョナン「じゃあ，もっと作らなきゃね」。「はい，努力します」。チョナン「がんばろう」。 24才（女性）。チョナン「2007年の目標は？」。「目標の大学に合格して，自分自身を持って磨きたいです」。「ファイト!」とチョナン。「いい考えだね。がんばってね。僕もたくさん勉強するよ。応援してね」。「応援してます」。 |
| 第３４回＜１２月２２日＞ 今回の対談相手は，ソン・スンホンさん。チョナン「ニュース見たけど，空港にたくさんのファンが来ていたね。日本のファンはどう？」。ソン・スンホンさん「初来日だったんですが，熱烈な歓迎をしてくださって，僕からは感謝の言葉以外にありません」。 チョナン「じゃあ，今日はカードを準備したんだ。いろいろな質問が書いてあるので」と，カードを1枚選んでもらいます。チョナン「役者を志したきっかけは？」。ソン・スンホンさん「きっかけというか・・・実は，昔は，ちょっと幼稚ですが，テレビに映るスターだったり，有名な俳優たちのような方は，神様に選ばれた人たちだと思っていました。はじめはアルバイトで衣類メーカーのモデルをやっていました。それからいろいろ経験して，気がついたらデビューしてたって感じです。でも最近は，僕の演技で多くの方が感動してくださり，喜んでくれる・・・僕はそこに大きなやりがいを感じ，これからも俳優という職業をずっと続けたいと，より強く感じています」。チョナン「今後はどんな役者になっていきたい？」。ソン・スンホンさん「よくされる質問ですが，特にこれって言うか・・・個人的には，もっと幅広く・・もちろん，今まで多くの人たちが僕に思うイメージがあると思います。たとえば，日本でもよく知られている『秋の童話』や『夏の香り』の役のような"優しいイメージ"。そして"ソン・スンホン"というと"優しい男"と言われていて。そのイメージをベースとして，これからは少し男らしく，印象深い演技もやってみたいのと，これからはさらに歳を取っても渋い雰囲気のラブストーリーができる，そんな俳優になりたいです」。「僕もそうだよ。そう思うよ」とチョナン。 また新たにカードを選んでもらいます。チョナン「ちょうどいいね・・・ソン・スンホンさんにとって，クリスマスって？それと，クリスマスに欲しいプレゼントは？」。ソン・スンホンさん「恋人がいるなら，楽しく過ごせる日だと思いますが，恋人がいない独り身の人たちには・・・」。「今，彼女は？」とチョナン。ソン・スンホンさん「今恋人はいないので・・・プレゼントを交換できるような恋人を見つけて欲しいし，僕も欲しいです」。チョナン「他に欲しい物は？」。ソン・スンホンさん「クリスマスプレゼントで特に欲しい物は，是非恋人を」。大笑いしながら「僕もだよ」とチョナン。 ソン・スンホンさんは，2年間の兵役を終え，除隊したばかり。チョナン「除隊したんだよね」。ソン・スンホンさん「そうですね」。チョナン「ご苦労様でした」。ソン・スンホンさん「ありがとうございます」。チョナン「挨拶が遅れてごめんなさい」。ソン・スンホンさん「とんでもないです」。チョナン「除隊から1ヶ月たった？」。ソン・スンホンさん「1ヶ月ぐらいたちましたね」。チョナン「やっぱり大変だった？」。ソン・スンホンさん「軍隊という社会が，一般社会とは違ったのもでしたが，やりがいがある多くの経験と思い出ができる，すばらしい時間でした」。チョナン「軍隊中のエピソードを教えてよ」。ソン・スンホンさん「軍隊では，まずはじめに入隊しますと，一等兵から兵長までの階級がありますが，命令と服従で成り立っている組織で，階級社会なんです。上の命令には絶対に従わないといけません。常識が通用しないのが軍隊です。そこで初めは軍に入ると，1ヶ月の訓練所生活をして，2年間過ごす隊に配属されました。僕は入隊前から俳優だったので，自隊にいる人の中で，僕のファンだという人が来て，僕が出演していた『秋の童話』という作品の大ファンだと言われ，作品の中の僕の役名が"ジュンソ"でした。そして，ソン・ヘギョさんは"ウンソ"役でした。ジュンソが自分の部隊に来たと拍手をしながらとても喜んで，僕より上官の古参兵が，僕に頼み事をするんです。僕を見ながら・・・軍人だから当然男性なのですが・・・僕を見ながら，僕はジュンソで，自分がウンソ役をするから，僕を見ながら『ウンソ愛している』と言ってくれと言われたんです。鳥肌が立つような，とても気まずい雰囲気でした。軍隊という社会で，上からの命令はやるしかないのですが，とても迷いました。そんな思い出があります」。「それはきついね」とチョナン。ソン・スンホンさん「ちょっと困りました」。 チョナン「じゃあ，軍隊に行く前と今とではどんなところが変わった？」。ソン・スンホンさん「軍隊に行く前と比べて，もっとも変わったことは，軍隊にいながらとてもたくさん考える時間がありました。僕自身，今までホントに仕事で手一杯だったので，自分を振り返ってみることがなかったんです。前だけを見て仕事中心に過ごしてきたんです。軍隊にいた2年間は，とてもいろいろと考えさせられました。毎日の生活がどれほど大切なのか，すごく感じるようになりました」。 チョナン「じゃあ，最後に日本にいるファンの皆さんに一言お願いします」。ソン・スンホンさん「まず本当に初めて皆さんに挨拶します。空港に到着したら，とっても熱く歓迎していただいて，すごく感謝しています。ホントになんと言って感謝の気持ちを伝えた来よいのかわかりません。これからも良い作品で恩返しできるように，良いドラマや良い映画で日本にいるみなさんにご挨拶したいと思います。みなさん，新しい作品でお会いしましょう。期待してください。みなさん，いつまでも健康で幸せなことを願っています」。 最後はチョナンからのご挨拶。 「みなさん，2006年も残すところあとわずか。皆さんにとって，どんな1年でしたか？僕はいろいろありました。コンサート・・ドラマ・・映画・・輝明。今年も充実した1年でした。応援してくださる皆さんのおかげで，がんばれました。ありがとうございます。来年ももちろんやりますよ。では，2007年がみなさんにとって幸せな1年でありますように。これからも応援してね。よいお年を。さようなら」。 |
| 第３３回＜１２月１５日＞ ロードバイクに乗ってきたチョナン「輝明です。『僕の歩く道』いよいよ最終回です。僕もちょっと成長したんじゃないかな。では見どころをどうぞ」。「僕の歩く道」最終回予告。チョナン「都古ちゃん，手紙出したから・・・うん，待ってる・・・『僕の歩く道』最終回，お見逃しなく」。そして「都古ちゃん!」と走っていきました。 今週も対談総集編。 イ・ソジンさん。 イ・ソジンさん「日本の俳優も好きだし，米国の俳優も好きだし，韓国の俳優も・・・俳優が好きなんです。俳優達は皆，すごく魅力があるので，僕は俳優そのものが好きなんです」。チョナン「でも僕が思うに，今の韓国の俳優は，世界の中で一番パワーがあると思うよ」。イ・ソジンさん「いやいや・・日本の俳優はとても自然な演技をしますよね。日本の俳優達は，ホントに演技が上手です」。チョナン「褒めていただきありがとうございます・・・日本の映画とかドラマも見るの?」。イ・ソジンさん「見ますよ。僕は，日本の書籍もたくさん読むし，日本の映画も大分みてます。日本のドラマは，すごくレベルが高いと思います。素材をうまく使って・・たとえば，ラブストーリーだけではなく，いろんな要素が入っています。そういうところが素晴らしいと思います」。 チャ・テヒョンさん。 チョナン「結婚おめでとう。びっくりしたよ。初恋の人と結婚するなんて，すごいね」。チャ・テヒョンさん「そんなたいしたことではありません」。チョナン「チャ・テヒョンさんは，すごく純粋な人の役を演じることが多いけど，そのために気を遣うことは?」。チャ・テヒョンさん「その役作りのために気を遣うと言うより，やはりシナリオや映画自体がそんな雰囲気の設定が多かったので，僕は特に気を遣ったことはないですね。その代わりに，僕は演技をするとき，共演者との演技のハーモニーを重要視しているので，共演者が演じやすいように，相手の演技を理解し，僕の方が合わせるようにしています」。 ホン・ギョンミンさん。 ホン・ギョンミンさん「デビュー当時は，皆さん僕のことを知らないし，もちろんスターでもなかったので，ステージに立つときは，その日来てくれた観客の中で，毎回30人ぐらい僕のファンにしようとがんばっていました。自分の哲学としては，ステージに立っている人間が楽しんでないと，見ている人も楽しめないと思うので，まず自分が楽しもうと思う。僕は，コンサートが大好きなんです。現実的には，他の仕事やドラマの仕事もあるし・・・本心は一年中コンサートだけやっていたけど，それは無理なので，コンサートが近づくと，すごく自分自身興奮してくるのがわかるんです」。 ヤン・ドングンさん。 ヤン・ドングンさん「何年ぶりですか」。チョナン「4〜5年前かな」。ヤン・ドングンさん「この前『non stop』で会ったばかりだと・・・」。チョナン「共演したよね」。ヤン・ドングンさん「それが5年前ですか」。 ヤン・ドングンさん「僕の場合，演技と音楽のどっちが好き?と聞かれたら，"母と父どっちが好き?"と聞かれているのと全く同じです」。チョナン「いいたとえだね。わかりやすいね」。ヤン・ドングンさん「なぜならば，音楽的な部分が演技に役立つ場合もあるし，また演技をすることが音楽に役立つこともあるので，どっちがいいとは言い切れないですね」。 ジェヒさん。 チョナン「一番印象に残っている印象的なシーンは何?」。ジェヒさん「刑務所で気配を消して，人の後ろに付いていく，そのシーンが印象に残っています」。チョナン「僕も覚えているよ。とても良かったね。手の中に目をかくのは誰が考えたの?」。ジェヒさん「監督のアイディアです」。チョナン「監督の演出はどうだった?」。ジェヒさん「撮影がものすごく早く，そんなスタイルで進めているのに，ミスが全然ありませんし，撮影中に起こるいろんなトラブルにも対応が素晴らしく，何が起きても動じず，やりやすかったです。そう考えるとやはり天才だと思いますね」。 STARさん。 チョナン「日本の食べ物の中で，何が好き?」。STARさん「寿司・・・寿司が好きなんですが，私はわさびが食べられないんです。アレルギーがあって。食べると鼻水が出てきて・・・わさびを食べると鼻水が出てくるんです」。チョナン「珍しいね」。STARさん「だから鼻をふさいで食べるんです。体には鳥肌が立つし，鼻水が出るしで，わさびはダメなんです。だから，わさびの代わりに"酢ゴチュジャン"をつけて食べます。お寿司を食べると大変なことになるんです。デートで食べたりしたら」。チョナン「じゃあ，好きな男性のタイプは?」。STARさん「好きな男性のタイプは・・・私は心が温かい人がいいです。心が温かくて思いやりがあって，やさしくて，女性を愛して大切にしてくれる，そんな男性です。そんな男性に出会いたいです」。 |
| 第３２回＜１２月８日＞ 輝明のお兄さん・大竹秀治役の佐々木蔵之介さんが登場。韓国語での自己紹介の後，「僕の歩く道」第10話予告。 今回は，対談総集編。 ペ・ドゥナさん。 ペ・ドゥナさん「監督の可能性なんかも考えて作品を選びますね」。チョナン「その監督の何を見て信頼するの?」。ペ・ドゥナさん「前に撮影した作品や短編映画などを見て，普通は判断すると思うんですが，それより，実際会った時の直感，そういうものを大事に考えます。その人の眼光やその人の話・・直接会って，この人は信頼できそうだなと，直感や感情で判断します」。チョナン「今後どんな役を演じてみたい?」。ペ・ドゥナさん「これまで特に考えたことありません。だた，なんて言うか，今まで演じてきたように，その時の自分にしかできない，そういう役を演じていきたいです。あと私は，基本的に良い映画や良い役というのは，良い監督がいれば，良いシナリオができ，良いキャラクターが生まれ，良い映画ができあがると思っているので，良い監督がラブコールしてくれたらいつでも応じたいですね」。チョナン「じゃあ，休みの日は何をしているの?」。ペ・ドゥナさん「私は写真が大好きなので，写真を撮りに出かけたり，それから旅行に出かけたり，それと花も大好きです。生け花をしたりとか・・・私のイメージじゃないけど，それと料理も大好きです。私は外で遊ぶようなタイプではなく，家の中でゆっくり過ごす方なんです」。 ユ・ジテさん。 ユ・ジテさん「今後は映画も作って，監督デビューもしたいです。それと映画のプロデュースも考えています」。チョナン「これからどんな役者になりたいですか?」。ユ・ジテさん「いつも言っているのですが，演技の上手な役者になりたいです。それから一つ願いがあるとしたら・・・エンターテイナーの才能を持っている俳優もいますが，でも，僕は映画の勉強をして，映画を愛する専門家になりたいんです。歌手もやって，タレントもやって，映画もやっていける・・そんな風にいろんな才能を持った方がいる反面，僕の場合はそういう才能や能力がないので，映画だけに集中して，いろんな演技ができるような，映画の専門家になりたいです。歌手は歌が歌えないとダメですよね?でも私は歌手のようには歌えませんから，だから演技だけに集中したいんです。自分が足りないところに時間を割くよりも，その時間を演技の勉強に使って，映画で観客の皆さんと会いたいと思います」。 SunMin ThanX HyeSung。 チョナン「・・・じゃあ，カラオケに」。ヘソン君「この前も3人で行ったじゃないですか」。「今度また」とチョナン。「話を変えるけど，『Keep HoldingU』の韓国語版はどうだった?」。SunMinさん「日本語でも韓国語でも歌っていますが，韓国語の歌詞を受け取ったときに，すでに伝える意味を理解していたので，歌うとき感情を込めやすかったです。やはり歌詞の理解が一番大事ですので。それがすぐにできたから，韓国語版のレコーディングの方が楽でした」。チョナン「どっちの方が好きなの?」。SunMinさん「意味を理解しやすかったので，韓国語の方が感情を表現しやすいですが，歌の原曲である日本語の方が，私は好きですね」。チョナン「ヘソン君は?」。ヘソン君「SunMinさんと久保田さんが歌うのを聴いた時，とても良い曲だと思いました。なので，韓国語版をだれが歌うのか楽しみだったんです。そのあと僕が歌うことが決まって，ホントに嬉しくて。一生懸命に歌いました」。SunMinさん，ソロ1stシングル「恋の奇跡」のお知らせ。 SMAPSHOPの紹介。 Rain（ピ）さん。 チョナン「思っていたより背が高いね」。ピさん「子供の頃は小さい方でしたが，だんだんと伸びました」。チョナン「うちのメンバーの慎吾より大きいよ」。ピさん「子供の頃から牛乳が好きだったので，牛乳をたくさん飲んだだら，高くなりました」。「牛乳の効果だ」とチョナン。「ピ君は，アジア各国でコンサートやってるけど・・・タイ，香港，中国，日本・・・国によって違いはある?」。ピさん「違いと言うより，全部同じだと思いました。自分を好きになってくれるファンは，どの国に行っても，皆さん情熱的ですごいです。歌手に対する尊敬心と愛があるんです。なのでホントに感謝しています」。チョナン「普段，休みの日は何をしているの?」。ピさん「『SMAP×SMAP』好きです」。チョナン「ありがとう」。ピさん「『スマスマ』や他のテレビを見たり，それと映画を見たり，あるいはスポーツをしています。バスケットや他にジェットスキーも乗りますし，すごく運動が大好きなんです」。 |
| 第３１回＜１２月１日＞ 堀田丈二役の加藤浩次さんが登場。韓国語での自己紹介の後，「僕の歩く道」第9話予告。 今回の対談相手は，韓国実力若手俳優のイ・テソンさん。チョナン「今の気分は?」。イ・テソンさん「韓国では，何度かこのようなことはしましたが，日本では今回が初めてです。テレビでしか見たことがないチョナン・カンさんと対談ができるなんて，ホントに光栄です」。「ありがとうございます」とチョナン。 イ・テソンさんは，日韓合作映画「あなたを忘れない」に主演。この映画で，2001年新大久保駅のホームに転落した日本人を助けようとして亡くなった韓国人留学生，イ・スヒョンさんの半生を演じています。現在21歳。 チョナン「釜山映画祭と東京国際映画祭で『あなたを忘れない』が話題になっているけど，どんな気分?」。イ・テソンさん「一つの映画祭に招待されるのも難しいことなのに，東京国際映画祭，釜山映画祭の二つの映画祭から招待していただき，とても感謝しています。関心を持っていただいてありがたいです」。チョナン「この役で心がけたことは?」。イ・テソンさん「まず，イ・スヒョンさんは毎日を精一杯生きていました。それで僕も頑張っている姿を表現しようとしました。それから自転車やギターの練習，日本語の勉強など，いろいろと準備をしながら撮影をしたんです」。チョナン「一番苦労したことは?」。イ・テソンさん「一番はやはり，日本語のセリフです・・・日本語のセリフが大変でした」。チョナン「どれ位勉強したの?」。イ・テソンさん「日本語は6月から勉強をはじめました。3ヶ月ぐらい」。チョナン「続けていってね」。イ・テソンさん「はい。今も続けて勉強しています」。チョナン「日韓合作映画だけど，何か違いはあった?」。イ・テソンさん「スタッフの皆さんが日本人でしたし，俳優達もほとんど日本人の方で，日本での撮影も多かったです。なので，何より新しい経験をすることが多かったです。そして，大阪・名古屋・東京や，渋谷・新宿・代々木公園と，いろいろな場所を回りながら撮影したので，とても楽しかったです」。チョナン「いろいろ行ったね。共演した竹中直人さんは，どうでした?」。イ・テソンさん「ホントにエネルギーあふれる俳優でした。竹中直人さんもそうですし，金子貴俊さんもエネルギーあふれる俳優でした」。 チョナン「いつから俳優になろうと思ったの?」。イ・テソンさん「僕は，高校3年生の時まで，野球ばかりやっていましたが，肩をケガして運動や野球が続けられなくなってしまい，本当にやりたかった俳優になろうと決めたんです」。チョナン「尊敬する俳優さんは?」。イ・テソンさん「僕は，イ・ビョンホン先輩を・・・」。「今まで共演したことは?」とチョナン。イ・テソンさん「イ・ビョンホンさんと共演したことはないんです。『オールイン』と言うドラマでファンになりました。イ・ビョンホンさんを見て，ホントに俳優になりたいと思ったんです」。チョナン「僕も好きだよ。ファンだよ。韓国の俳優で尊敬する人は多いんだけど，その中の1人だよ」。 チョナン「日本の映画は見たことある?」。イ・テソンさん「たくさん見ましたよ，日本の映画・・『花とアリス』『バトル・ロワイアル』」。チョナン「ちなみに僕の出ている『日本沈没』は見た?」。イ・テソンさん「予告編しか見ていないんです・・・予告編だけですが，その時，他の映画の撮影中だったので，ホントは見たかったのですが，いけなかったんです。地方にいたので」。チョナン「是非見てよ」。イ・テソンさん「必ず見ます」。 チョナン「日本に来たのは何回目?」。イ・テソンさん「今回で11回目です」。チョナン「11回目・・・ホント多いね」。イ・テソンさん「撮影中は，ずっと行ったり来たりしていました。初めて来たのは去年の冬です」。チョナン「日本の印象は?」。イ・テソンさん「日本はとてもキレイだったので，印象深く覚えています。初めて来たときに，街がとても異国的でキレイでした。人々もとても親切でした」。チョナン「食べ物は大丈夫?」。イ・テソンさん「食べ物がすごくおいしいです」。チョナン「好きな食べ物は?」。イ・テソンさんが「そば・・・寿司」というと，突然「そば!!」と嬉しそうなチョナン。「そばはこの辺に，ホントにおいしい店があるんだ。じゃあ，後で僕が紹介するよ」。そして，チョナン「日本で好きなところは?」。イ・テソンさん「街の中にある公園です。上野公園とかお台場とか。ソウルにはそんなに公園が多くないから。デートができる公園が多くあっていいと思いました」。 チョナン「趣味は何?」。イ・テソンさん「掃除です・・・掃除をすることが大好きです」。チョナン「僕はちょっと苦手だなぁ」。イ・テソンさん「キレイにすることが好きなんです」。チョナン「好きな女性のタイプは?」。イ・テソンさん「仕事を頑張っている女性です。頑張っている人が好きで・・・笑ったときに瞳がキレイな女性もとても魅力的だと思います。瞳がきれいな方」。 チョナン「最後に日本にいるファンの皆さんに一言お願いします」。イ・テソンさん「日本にいるファンの皆さん，今回，東京国際映画祭で映画『あなたを忘れない』が上映され，日本に来ることができました。日本でたくさん撮影をしました。来年1月27日に日本で公開されます。皆さんよろしくお願いします。期待してください」。「僕もホント期待している映画だよ」とチョナン。「機会があれば，共演したいね」。イ・テソンさん「是非映画で共演したいです」。チョナン「今日はプレゼントあるんだ」とチョンマルブックとCD（ありがとう）を手渡します。「僕が書いた日本語の教材」と。イ・テソンさん「見ましたよ，これ。ヒロインのマーキーさんが，これで韓国語の勉強をしていました」。「そうなんだ，うれしいね」とチョナン。 対談後。チョナン「みなさん，お疲れ様でした。今日も無事に終わりました。今僕は，ドラマの撮影中です。日々忙しい生活です。でも，一生懸命韓国語の勉強もしています。みなさん，これからも付いてきてください。『チョナン・カン2』も応援してください」。 |
| 第３０回＜１１月２４日＞ チョナンは橋の上の人たちに向かって「カリヌンタッコギカリ（カレーはチキンカレー），カリヌンタッコギカリ」と叫びますが反応なし。日本語で「カレーはやっぱりチキンカレーですよね」というと，歓声が。 須賀健太君が登場し，韓国語で自己紹介。「僕の歩く道」第8話予告。 「前蹴り，後ろ蹴り」とポーズ。チョナン「韓国でも『日本沈没』が大ヒットしました。ありがとうございます。これからも日々精進していきたいと思います。応援してください。ところで，先日行われた東京国際映画祭オープニング・ナイトを飾ったのは，僕の友達，イ・ジュンギ君の出演した『王の男』」。 「王の男」は，韓国ではこれまでの最高観客動員数1200万人を超え，韓国歴代1位を記録。今年7月に行われた韓国のアカデミー賞「大鐘賞」では，最優秀作品賞をはじめ史上最多の10部門を受賞した注目の話題作。 チョナン「イ・ジュンギ君の妖艶，素晴らしかったなぁ。その『王の男』を主役のカム・ウソンさんとイ・ジュンギ君が紹介してくれました。どうぞ」。 ＜「王の男」はどんな映画?＞ イ・ジュンギ君「朝鮮時代の芸人の物語です。悲劇的な運命を辿るストーリーです。多くの皆さんに感動と余韻が長く残る映画だと思います」。カム・ウソンさん「同性愛を描いた映画やゲイ映画だと言う人もいますが，観ればわかると思います。人間の映画なんです。だれもが国籍を問わずに，考え方や文化的な壁を越えて，共感できるような心で観ることができる，そんな映画です」。 ＜撮影中のエピソード＞ カム・ウソンさん「監督に『もっと撮りたい』と言われて，台本になかったシーンを撮影しました。夜2人で遊ぶシーンをほとんどアドリブで撮影していて，いつも，綱渡りみたいな危険なシーンではケガをしないように用心しているのですが，何でもないシーンだったのに，イ・ジュンギさんの膝蹴りが当たって，唇が切れてしまって，なんと6針も縫いました。なのに，そのシーンはカットされていて。本編でも全然出てこなかったときは，ちょっと頭にきました」。イ・ジュンギ君「僕も予想しないところでケガをしました。演技に没頭するために，本物のお酒を飲んで演技したのですが，ちょっと酔っぱらいすぎて，深夜トイレに行こうとしたときに，階段で転んだんです。それで，肋骨と足をケガしてしまい，撮影するのが難しい状態になって。その時に心配したことは，僕のせいで撮影が遅れてしまったらと。でも，なんとか順調の快復して」。カム・ウソンさん「その時はとても運が良くて，足に至っては12針も縫っていたので，大変なことになるかもしれなかった。その後危険なシーンも多くあったのですが。撮影スケジュールに間に合ったのでラッキーでしたね」。 ＜一番記憶に残っているシーンは?＞ イ・ジュンギ君「個人的に大変だった部分は，王様の前でチャンセンが視力を失ったときに人形劇をするところ・・・ひたすら哀しみを募らせればいいのか，それとも王の反応を見ながら芸をするふりをするのか・・・どう伝えればよいのか難しかった。完成した作品を見ても歯がゆいような，悔しい感じもあって，とても記憶に残っています」。カム・ウソンさん「僕は綱渡りをしながら飛び上がり，静止画になるラストシーンで，気をつけてみると，僕が笑っています。笑いながら持っていた扇を手放します。綱渡りをする芸人にとって，扇というのは，バランスをとるための道具で，扇なしでは綱渡りができないんです。その扇を手から放すということは，とても大きな意味があります。そんな設定を，僕が現場で提案して，採用されたんです。少しは成果があったと思うので，そのシーンがもっとも記憶に残っています」。 ＜1300万人という観客動員数について＞ カム・ウソンさん「少ないスクリーン数からはじまり，映画が終わるときまでスクリーン数が増え続けました。今までにないケースで，配給の力や宣伝，広報の力を借りた，そういう映画とは根本的に違います。なので観てくれた方々の力で認められたというのが，とても嬉しかったです」。イ・ジュンギ君「僕がこのような華やかな場に出られるようになったのも，観客が認めてくれたからですし。でも自分自身まだまだこれからなので，僕も先輩達を見習って，これからも期待に応えられるようにがんばりたいと思います」。 ＜最優秀男優賞・新人俳優賞を受賞したことについて＞ イ・ジュンギ君「光栄ですが，うまいからもらったのではなく，『これからもがんばれ』という意味でもらえた賞だと思っています。さらに意欲を持ち，初心を忘れず，これからもがんばります」。カム・ウソンさん「主演男優賞は，映画では初めてです。それに，俳優として最高の賞だと思います。ただ，その分，プレッシャーが大きいです。これから僕は，俳優として責任を持ち，演技で応えなければいけないのですから」。 ＜日本のファンに一言＞ カム・ウソンさん「いろんな偏見や先入観を捨てて，人と人との素朴な映画だと思って観ていただければ，きっと感動が伝わると思います」。イ・ジュンギ君「文化的に理解できないところもあるかもしれませんが，観ていただければ，皆さんと同じように感動や楽しみ，素晴らしい余韻がきっと伝わると信じています。是非12月に多くの方に観ていただきたいです。多くの方に感動を与えたいと思います」。 ＜チョナンへ＞ カム・ウソンさん「チョナン・カンという名前は，映画界でも有名です。お会いできたら光栄でしたが，とても残念です。次回韓国に来られましたら，是非お会いしたいです」。イ・ジュンギ君「大変残念です。会いたかったです。この前韓国で会ってからしばらく経ってますね。どこかで会えればと思います。これからも"がんばって"ください」。チョナンから，チョンマルブックとCDのプレゼント。 チョナン「カム・ウソンさん，ありがとうございました。イ・ジュンギ君，また飲みに行こうね。皆さんも絶対『王の男』観てください」。 |
| 第２９回＜１１月１７日＞ 釣りをしているチョナン「みなさん，こんにちは。輝明です」と。そして「ノ イルジマ（ちくってんじゃねーよ）」と繰り返し。 大杉漣さんが，園長の格好で登場。韓国語で自己紹介。「僕の歩く道」第7話予告。 チョナンが「初めまして」とご挨拶すると，「先日，韓国のドラマアワーズでお会いしました。授賞式の時に」と答えたのは，今回の対談相手，John-Hoon（ジョンフン）さん。「あ，そうだね」と思い出した?チョナン。「気分はどう?」。ジョンフンさんは「こんな有名な方と対談をするのは初めてなので，緊張しています」と。「僕も緊張していますよ」とチョナン。 ジョンフンさんは，2000年男性デュオ"UN"としてデビュー。ヒット曲を出すものの，5年目に解散。今年10月に全曲日本語のアルバムを発表し，日本ソロデビュー。俳優として，ドラマ・映画でも活躍。ソウル大学出身の26才。 チョナン「日本に来たのは何回目?」。ジョンフンさん「日本には20回ぐらい来ています」。チョナン「ホント多いね」。ジョンフンさん「でもほとんどは旅行で来ていたので，仕事できたのは数えるほどです」。チョナン「だから日本語がうまいんだ」。「少し話せる程度です」とジョンフンさん。チョナン「ニューアルバム聴いたよ。すごく良かったよ。全部日本語だったね。どうだった?」。ジョンフンさん「日本語は，韓国語と似ている部分も多いですが，難しい発音も結構あって。だから，レコーディングに時間がかかり，少し苦労しました」。「でも発音は，ホント完璧だったよ。どうやって日本語を勉強したの」とチョナン。ジョンフンさん「日本語は，まず，最近はじめたばかり何ですが，日本のスタッフの皆さんが助けてくれて。"ひらがな"と"カタカナ"からはじめて，今は"漢字"を勉強していて，会話も勉強しているところです」。 チョナン「でも，ホントに歌は良かったよ。びっくりした。いつ頃から歌手になろうと思ったの?」。ジョンフンさん「歌手になろうと決めていたわけではなかったんです。大学に入り・・・ソウル大学に入って・・・」。「すごいね」とチョナン。「いえいえ・・・いろいろとやっているうちに，スカウトされ，それがきっかけで，歌手になったんです」とジョンフンさん。チョナン「そうなんだ。でもソウル大学はすごいよね」。「とんでもないです」とジョンフンさん。チョナン「どの位勉強したの？」。ジョンフンさん「高校の時は，本当に一日中勉強していたと思います。ほぼ毎日勉強ばかりしていた気がします」。チョナン「だから，日本語も上手なんだ」。「まだまだです」とジョンフンさん。チョナン「じゃあ，この仕事をしていなかったら，何をしていたと思う?」。ジョンフンさん「たぶん，勉強をしていると思います，今も。ずっと大学に残って勉強をしているか，もしくは研究所で研究をしているか，ずっと勉強をしていたと思います」。「やっぱり勉強かぁ」とチョナン。 チョナン「尊敬するミュージシャンっている?」。ジョンフンさん「僕が歌手になるにあたり，大きな影響を受けたのが，RichardMarxさん・・・『Now and Forever』を歌った。元WHAM!のジョージ・マイケルさん・・・この2人の影響をたくさん受けたので，今も2人を尊敬しています・・・SMAPもです」。「ありがとう」とチョナン。 チョナン「ドラマや映画にも出演しているけど，演技についてはどう?」。ジョンフンさん「まだよくわかりません。演技はとても難しくて，もっと学ばなければと思っています。でも，とても楽しいですし，習いたい気持ちが大きいです。僕は，歌からはじめて，次に演技をはじめました。演技は最初とても難しくて・・・チョナン・カンさんは，歌も演技もしますよね?二つとも完璧にこなしていますが・・・」。「完璧じゃないよ」とチョナン。「僕にはそう見えます」とジョンフンさん。「どうすれば両方をこなせるのか・・・一つに集中すると，もう一つに気が回らなくなるじゃないですか」。「僕にもわからない」というチョナンですが「でもやっぱり気持ちが大事だね」と。「わかりました」とジョンフンさん。 チョナン「日本はどう思う?」。ジョンフンさん「日本は，何度も来ていますが，とても似ているところが多いと思いました。韓国とは気候も似ていますし。それと人も似ているところが多いです。違うところと言えば，とても皆さんが親切なところです。それに食べ物がとてもおいしいです」。チョナン「何が好き?日本の食べ物で」。ジョンフンさん「食べ物ではありませんが，生ビールが大好きです。ビールの味が違います。韓国と比べると」。「僕もそう思うよ」とチョナン。ジョンフンさん「なので，食事をしながら生ビールを飲むのが最高ですね。本当によく飲みます」。チョナン「そうなんだ。お酒は好きなの?」。ジョンフンさん「弱いですけど」。チョナン「この辺りに，おいしい店があるんだ。僕が今度紹介するよ。本当においしいんだ。日本の焼酎も多くて」。 チョナン「好きな女性のタイプは，どんな人なの」。ジョンフンさん「かわいいと言うより，やはり女性らしい方。そんな方が好きです」。チョナン「結婚は?結婚の計画は?」。ジョンフンさん「結婚は，まだ僕は26才なので，30を過ぎてから考えてみます。まだやりたいことがあるので」。 チョナン「じゃあ，今後の目標は何?」。ジョンフンさん「歌にしても，演技にしても，多くの方に見ていただきたいです。それに，日本や韓国だけでなく，中国や台湾でも活動するつもりです。なので，アジアで愛されるような，そんな人間になりたいです」。 チョナン「じゃあ，最後に，日本のファンの皆さんに一言お願います」。ジョンフンさん「先月，日本での初めてのアルバムが発売されました。出来うる限りを尽くしました。素晴らしい1枚になったと思います。多くの愛情と応援をお願いします。ドラマの『宮』が放送されているので，そちらもお願いします。ありがとうございました」。チョナンは「プレゼントがあるんだ」とCDとチョンマルブックを手渡します。「これ，僕が書いた日本語の勉強本。勉強してね」。 |
| 第２８回＜１１月１０日＞ 釣りをしているチョナン「みなさん，こんにちは。輝明です」と。そして「カレヌン タッコギカレ（カレーはチキンカレー）」と繰り返し。 香里奈さんが，都古の格好で登場。韓国語で自己紹介。「僕の歩く道」第6話予告。 チョナンの今回の対談相手は，韓国女性歌手・STARさん。2002年に大物プロデューサー，パク・チニョンの秘蔵っ子としてデビュー。韓国ドラマ「フルハウス」の主題歌「I think I」がアジアの国々で大ヒット。STARさんからチョナンへプレゼント。「韓国のお菓子です。"韓菓"と言うんですが，韓国では祝日などに家族みんなが集まって，お菓子を作って食べるんです。そういうお菓子です」。「お気遣いどうもありがとう」とチョナン。 チョナン「CD聴いたよ。すごく声が素敵だね。いつ頃から歌手になろうと思ったの?」。STARさん「私は，いつから歌手になりたかったのか，覚えていないんです」。「子供の頃から?」とチョナン。STARさん「すごく小さな頃から，私は歌手になるんだと思っていて，歌手以外に考えたことはなかったんです。両親もそう育ててくれました」。チョナン「そうなんだ。"STAR"という名前の由来は?」。STARさん「実は，私がつけたわけではないんです。私をプロデュースしてくれた，Rainやg.o.dもプロデュースしている，パク・チニョンさんが，私をデビューさせるときに，"STAR"という名前をつけてくれました。"STAR"という名前には意味があって，韓国芸能界で"小さくても光を放つような歌手になって欲しい"と。それを思い出すと，また一生懸命がんばろうと思うんです」。「そうだね，いい名前だね」とチョナン。 チョナン「歌うときに気をつけていることはある?」。STARさん「私は歌うときに，歌詞・・言葉の意味を一つ一つ考えています。でも，ちょっと気が抜けて，歌詞を忘れてステージで間違えたこともあるんです。だから，いつも集中して歌っているんです」。チョナン「僕も忘れちゃうことあるよ」。STARさん「そんなときはどうしているんですか」。チョナン「他のメンバーいるから。だから大丈夫なんだ」。「そういうとき，グループだとうらやましいですね」とSTARさん。チョナン「SMAPの歌は聴いたことある?」。STARさん「もちろんです。とっても韓国でも人気がありますし，他のアジアの国に行ったときにも，その国々ですごく人気があって。ホントにかっこいいと思います」。「ありがとうございます」とチョナン。「STARさんも，外国ですごく人気があるよね」。STARさん「すごくありがたいことに，『フルハウス』というドラマで・・・Rainとソン・ヘギョンさんが出演するドラマが，アジアで人気を集めて。そのドラマの主題歌として使われて・・『I think I』という曲なんですが，その曲が愛されるようになって，おかげで多くの人に知っていただけました。私は，音楽ほど世代，国，性別などを超える物はないと思います。日本の音楽も，すごくレベルの高い物だと思います。いい音楽は，どこに行ってもみなさん愛してくれるんです」。 チョナン「普段の生活で，気をつけてることはある?」。STARさん「気をつけていることは，"ミチジャ"ということを・・・」。チョナン「ミチジャ?」。STARさん「"ミチジャ"って知ってますか」。「わからない」とチョナン。STARさんは「おかしくなりそう」とジェスチャー付きで教えてくれます。「でも，"狂う"というのは，悪い意味の"狂う"じゃないんです。いい意味で使うんです。どんなことをやっていても，それに対して夢中になるみたいな。歌うときは歌に。運動するときは運動に。仕事をするときは仕事に。食べるときは食べることに。その時，その時を一生懸命になろうという意味で"狂おう"と思っています」。チョナン「いい考えだね」。 チョナン「休みの日は何をしているの?」。STARさん「食べてますね」。「食べてるの?」と驚いた感じのチョナン。STARさん「その理由は，仕事がある日は，すごく忙しくて，移動の車の中で簡単な物で食事を済ませてたりします。海苔巻きやお菓子ですませることも多くて・・・」。「哀しいね」とチョナン。STARさん「哀しいです。だんだん腹が立ってくるんです。お腹がすくと」。チョナン「僕も最近忙しくて，車の中が多いよ。同じだね」。「そうですね。哀しいですね」とSTARさん。チョナン「哀しいねぇ・・・"移動飯です"」。突然日本語で「移動飯です」と言われ，きょとんとするSTARさん。チョナン「"移動飯"は，移動しながら食事をするという意味」と説明。 チョナン「日本の男性はどう?」。STARさん「日本の男性と話したことがないので・・・初めてですよ。でも，チョナン・カンさんと会ってみて，日本の男性もすごく思いやりがあって，やさしそうですね」。「ありがとうございます」とチョナン。「こちらこそ」とSTARさん。「私も気になることがあって・・・チョナン・カンさんは，お会いしてみて，すごく女性に人気があると思うんですが・・・」。「そうでもないよ」とチョナン。STARさん「好きな女性のタイプが気になるんですけど・・・韓国の女性はどう思いますか」。チョナン「もちろん，愛しています。僕も，やさしくて，心の温かい女性が好きです」。 木村君「一分」宣伝。 チョナン「じゃあ，最後に日本のファンの皆さんに一言お願いします」。STARさん「日本にいるファンの皆さん，そしてこの番組で初めて見るみなさん，お会いできてすごく嬉しいです。またいい巡り会いをして，日本に来る機会が多くなることを願っています。音楽で挨拶ができる，そんな"STAR"になります。多くの感心と愛をよろしくお願いします。ありがとうございました」。 |
| 第２７回＜１１月３日＞ 釣りをしながら，韓国語でテンジクネズミの説明をする・・・輝明。「僕の歩く道」第５話予告。 「こんな有名な方にお会いすることができて，胸がいっぱいです」と言う，今回の対談相手は，韓国コメディー映画の新星，チョン・ヨンギ監督。2004年ホラー映画「人形霊」で監督デビュー。東京国際映画祭招待作品「家門の危機」は，韓国コメディー映画の記録を次々と塗り替える大ヒット樹立。現在韓国で大ヒット中「家門の復活」は，海外でも大きな評価を得ています。 チョナン「東京国際映画祭はどうでしたか」。チョン・ヨンギ監督「僕にとって，すごく新鮮な経験でした。日本の皆さんが，僕の映画を観に来てくれたので，とてもドキドキしたし，感動したし」。「僕の心も温まりました。"家族が恋しいなぁ"と思いました」とチョナン。チョン・ヨンギ監督「一般的に任侠物のコメディーアクション映画では，暴力シーンが中心になると思いがちですが，この映画では，そんなのはただの飾りに過ぎないんです。映画に隠れている，深い家族愛，それと愛し合っている2人が相手のために一番大事な物をお互いに犠牲にする・・・女性の主人公の場合は，検事にもかかわらずに，愛している彼のために検事の仕事を投げ捨てて，再び弁護士に職を変えて，愛し合っている彼を助けに行くような・・・お互いの幸せのために，思い切って自分の大事な物をあきらめたり，犠牲にする・・・そんな家族愛と純粋さを描きたかったんです。実は今回，日本に来て，観客と一緒に映画を観ました。とても心配していたことがあって。内容がわかりやすいラブストーリーではなくて，コメディー映画だったので。コメディーは笑わせなければいけない。だけど，果たして韓国の観客も笑ってくれるのか，それがとても怖かったです。それで，こっそり入って，一緒に映画を観たんですが，とても楽しそうに笑っていたので安心しました」。 チョナン「日本は何回目ですか?」。チョン・ヨンギ監督「僕は初めてです」。「初めて!?」と驚くチョナン。「そうなんですか。初めて来た日本の印象はどうですか?」。チョン・ヨンギ監督「実は，日本に来る前まで，僕はちょっと心配していたんです。なぜなら，話ではいろいろ聞いていましたが，一度も行ったことがない国なので。一体日本はどんな国なのか，他の人に聞いた話だと，近くて遠い国という話をたくさん聞いていたので，僕は日本を好きになれるのか，そんな心配をしていました。でも東京に来てみると，言葉が日本語であることをのぞけば・・・看板とか・・・それから，車の進行方向が違うこと以外は，ソウルと雰囲気が似ていて，親近感を持ちました」。 チョナン「今後，アジアの映画界はどうなって欲しいですか?」。チョン・ヨンギ監督「まず僕は，韓国人を満足させられても，他のアジアの観客を満足させられるとは思っていませんでしたが，先日のように，僕の映画が好きだという多くの日本人に出会えたことや，そして，僕が作った作品がイギリスで，僕も知らないうちにDVDとして発売されたことを思うと，映画というのは，ホントに世界中のどこでも変わらない物だということに気づいたんです。アジア映画というのは，韓国映画，日本映画，中国映画と分かれていますが，もっと自由に共同作業ができる文化として，人々の交流をもっとして欲しいですね。そのためには，スタッフだけでなく，俳優達も言葉の壁を越えて，多くの作品を作りながら，全てのアジアの人々が共感できるような，そんな映画がたくさん制作されて欲しいし，またそんな映画ができたときは，世界中から愛されると思います。ご存じのように，アジアの人口は，全世界の52％をしめます。たとえば，我々アジア人が楽しめる映画は，地球の半分もの人々が楽しめる映画なので，無限の可能性を秘めていると思っています。今回の日本訪問をきっかけとして，これからは韓国人だけでなく，皆が楽しめるような，そんな映画を作りたいです。小さくまとまった考えは捨てるべきだと，そんなことをたくさん考えました」。 チョナン「次の映画は，監督，どんな作品ですか?」。チョン・ヨンギ監督「そうですね，次の作品は，コメディーとアクション，少しミュージカル的な要素も入れて，そしていろんなラブストーリーがあるような，多くの物が融合したスタイルです。特に決まった時代はなく，過去のある時代に活躍している懸賞金ハンターの話です。『Mr.Hunter』です」。「そうなんですか。小さい役でも良いのでください」とチョナンが言うと，チョン・ヨンギ監督は「でも出演料が高そう」と。「イヤイヤ」とチョナン。 チョナン「では監督，最後に日本にいる観客の皆さんに一言お願いします」。チョン・ヨンギ監督「僕の映画『家門の危機』を愛してくださって，ありがとうございます。より多くの日本の皆さんが映画『家門の危機』をご覧になって家族の大切さと愛の偉大さを笑いと共に楽しめることを期待しています。いっぱい観てください」。 木村君のDVD「一分」の宣伝。 チョナン「そばは好きですか?」。「大好きです」とチョン・ヨンギ監督。チョナン「この近くにとてもおいしい・・"そばじろう"・・・"SobaGIRO"というお店があるんです。良かったら今夜行ってみてください」。チョン・ヨンギ監督「今夜一緒に行きますか」。「行きますか?」とチョナン。「焼酎もたくさんありますから。日本の焼酎ですけど」。「昨日も一杯飲みました」とチョン・ヨンギ監督。 |
| 第２６回＜１０月２７日＞ 「日本にいる友達からSMAPについていろいろ聞きました。日本の芸能界で最高のグループだと聞きました」とチェ・ヒョンウさん。チョナン「ありがとうございます。今日は何を?」。今回の対談相手のチェ・ヒョンウさんは，韓国を代表する新世代マジシャン（28才）。まずはマジックの披露。最初はコインマジック。100ウォンと10ウォン硬貨を使います。チェ・ヒョンウさんが2つの硬貨を握りしめ，チョナンが選んだ100ウォンをその中からチョナンの手に乗せます。ボールペンでポイントすると・・・チョナンの手の上とチェ・ヒョンウさんの手の中の硬貨がチェンジ。「すごい。どうやったの」とチョナンが言うと，「これがマジックです」とチェ・ヒョンウさん。次はチョナンがマジックをする番と言います。用意されたのはパズル。全てのピースの形が違います。そして，布で隠されている1枚の絵（パズル）。あと1つピースをはめれば完成です。どこが抜けているのかはわからない。バラバラのピースの中からチョナンが中を見ずに1枚選びます。その1枚には，あの「モナリザ」の口元が描かれていました。そして布を外すと・・・現れたのは，口元のピースがはめられていない「モナリザ」。チョナンがとったピースをはめると・・・完成。 チョナン「改めてこんにちは。すごかったよ。全然わからなかったよ。どこでマジックを覚えたの?」。チェ・ヒョンウさん「最初のマジックとの出会いは，日本でした。日本のデパート・・・私の記憶では，確か伊勢丹・・・高校の時に伊勢丹に行くと，小さなマジックショップがあって。当時，韓国にはそういう店はなかったんです。なので，日本で初めて見た時，とても不思議ですごくおもしろかったので，韓国に帰ってから本格的にマジックの勉強をし始めたんです」。「そうなんだ」とチョナン。「日本でも今マジックが流行っています。韓国ではどうなの?」。チェ・ヒョンウさん「韓国でも，今結構注目されています」。チョナン「やっぱりマジックが大好きなんだよね」。「大好きです。好きだから仕事にしています」とチェ・ヒョンウさん。チョナン「1日何時間ぐらい練習したの」。チェ・ヒョンウさん「大体1日に10時間ぐらいしてたと思います。毎日毎日やりました」。 チョナン「これからの目標は？どんなマジックをしたいですか」。チェ・ヒョンウさん「今は全国を回りながら公演をしています。だけどこれからは，もっと・・・もっと大きい舞台・・ラスベガスとかで大きなショーをしたいです」。「そうなんだ」とチョナン。「じゃあ，最後に日本にいるファンのみなさんに一言どうぞ」。チェ・ヒョンウさん「日本では，昔からマジックをたくさん愛していただいていますが，私も準備ができ次第，日本へ公演に行く予定です。その時は，是非観に来てください。応援してください。ありがとうございます」。チョナン「日本に来たら，連絡してね。今日はどうもありがとう」。 最新K-POPランキングベスト3。第3位：ERU「黒い眼鏡」。第2位：コヨーテ「I LOVE ROCK&ROLL」。第1位：ソン・シギョン「街頭で」。 第19回東京国際映画祭。7本もの韓国映画が上映。「ホテルビーナス」で共演したイ・ジュンギ君が主演した「王の男」がオープニングナイトを飾りました。近日，独占インタビュー公開。 |
| 第２５回＜１０月２０日＞ 今日チョナンが対談したのは，韓国実力派アーティスト，ホン・ギョンミンさん。97年デビュー以来，音楽賞を多数受賞。徴兵で一時活動を休止後，04年芸能活動再開。俳優としても活躍中の30才。 チョナン「CD聴きました。アルバムを。良かったよ」。「ありがとうございます」とホン・ギョンミンさん。チョナン「歌，ホントにうまいね」。「ありがとうございます」とホン・ギョンミンさん。チョナン「いつの頃から，歌手になろうと思ったんですか」。ホン・ギョンミンさん「歌手になろうとは思ったことないんです。理解しにくいかもしれませんが，ただ音楽の好きな仲間と集まってはじめたのがきっかけで，歌手としてテレビに出演したり，芸能人になりたいと思ったことはなかったんです。僕は，続けていくうちに，歌を自分の職業にしたいと思ったんです。気がついたら歌手になっていたという感じです」。チョナン「歌うとき気をつけているところってあるの?教えてください」。「そうですね。正確に言うと，僕より先輩ですよね」と，ホン・ギョンミンさん。「僕がいろいろと言える立場ではないんですが，僕の考えとしては，ステージに立っている人間が楽しんでいないと，見ている人も楽しめないと思うので，まず，自分が楽しもうと思うし。歌詞を忘れないようにしないと，そう考えています」。チョナン「尊敬している歌手は誰かいる?」。ホン・ギョンミンさん「韓国に"N.EX.T"というバンドがあるんですが・・・最近は，韓国の歌手も日本にかなり進出してますけど，"N.EX.T"は日本に進出したことがないので，日本の皆さんは知らないと思います。シン・ヘチョルという"N.EX.T"のリーダーがいますが，僕にとっては，神のような存在で，尊敬する先輩です。ホントに大きな影響を受けました」。 チョナン「日本に行ったことはあるの?」。仕事で，東京に2回，名古屋に1回行ったことがあるそうです。チョナン「日本の印象はどう?」。ホン・ギョンミンさん「すごく良かったです。皆さんとても親切だと思いました。それとすごく礼儀正しく，お互い尊重してくれているように感じました。コンサートの時ですが，スタッフの皆さんのプロ意識がすごいと思いました。それがとても印象に残っています」。「いつも気を遣ってくれますね」とチョナン。「日本と韓国のファンの違いはある?」。ホン・ギョンミンさん「言葉が通じなくても，僕が気持ちを心からぶつけると，言葉は通じなくても，どんな物なのか伝えられる感じがするし，コンサートで精一杯心から歌えば，その情熱も伝えられるときがします。なので，ファンの方達が，韓国人や日本人，外国の方でも，それは重要ではないと感じました。ファンの皆さんは，同じなんです。日本に行って，良い経験ができました」。チョナン「国境を越えて心が通じるんだ」。ホン・ギョンミンさん「音楽だけで通じ合えました」。「そうだよね」とチョナン。ホン・ギョンミンさん「それと，日本だと，日本酒も焼酎も飲みますが，ビールがホントにおいしかったんです。あんなにおいしいビールは生まれて初めてでした」。「韓国の人は，みなそういうよね」とチョナン。ホン・ギョンミンさん「僕はビールはあまり飲まない方で，主に焼酎派なんですが，コンサート終わりにみんなで飲みに行ったときに，日本のビールを飲んでみてと渡されて，ビールを飲んでみたんです。そうしたら，とてもおいしくて，ずっとビールばかり飲んでいました。すごく印象に残っています」。 チョナン「じゃあ，好きな女性のタイプは?」。ホン・ギョンミンさん「女性らしい人です。静かで，口数が多い人よりは，控え目な性格の人がよいですし，僕のことを理解してくれている人・・・やはり芸能人なので，一般の人と違う状況が発生する場合が多いので，それを理解してくれる人なら良いです」。チョナン「日本の女性はどう?」。ホン・ギョンミンさん「すごく魅力的で。それと同じ東洋人なので，似ているようにも見えますけど，何か違う物を感じました。魅力的なスタイルの人がとても多かったです。日本に行ったときに，美人ばかりで嬉しかったです」。 チョナン「じゃあ，これからの目標は?」。ホン・ギョンミンさん「まずは50才・・・うまくいけば60才までずっとコンサートを続けるのが，僕の人生の目標です。年をとっても，20〜30代の今はもちろん，50〜60才を超えてからも，コンサートをやっていきたいです。何年か前にディープパープルがコンサートをしたんです。皆さん年をとってしまいましたが，ステージで歌うのを見て，すごくかっこいいと思ったんです。で，僕もそうなりたいと思いました」。 ホン・ギョンミンさん「今後近いうちに，日本で活動をする予定です。来年になると思いますが，日本の皆さんにも姿をお見せできると思います。そんな計画を立てています」。チョナン「では，ホン・ギョンミンさん，日本にいるファンの皆さんに一言お願いします」。ホン・ギョンミンさん「僕は，これまで日本での活動はあまりしたことがないので，皆さんはあまり知らないと思います・・・」。「そんなことないよ」とチョナン。ホン・ギョンミンさん「日本で，コンサートだけでなくいろいろとこれからは顔を出す機会が多くなると思います。こうして画面で見るのも良いですが，いつの日か『ホン・ギョンミンという歌手のコンサートはこんなにすごいんだ』と見てもらって，僕のステージを感じてもらいたいです。いつか機会があって，お会いできて，もしストレスがたまっていたら，コンサート会場で僕が吹っ飛ばしてあげます。日本で是非会いたいです」。「ありがとう」とチョナン。 チョンマルブックで談笑する姿も。 |
| 第２４回＜９月２２日＞ 今日チョナンが対談したのは，映画「うつせみ」でセリフが一切ない難役を演じたジェヒさん。現在26才。 チョナン「『うつせみ』の話だけど，テソクの役作りは難しかった?」。ジェヒさん「テソク役はセリフが一切ない役で，動きでイメージを伝えなければならないので，『難しいでしょ』と良く聞かれました。でも次第になれてきて，むしろセリフがない方が，感情を伝えるのに集中しやすくなり，その後の撮影は楽しく感じました」。チョナン「一番記憶に残っている印象的なシーンはどこ?」。ジェヒさん「刑務所でのシーンが一番記憶に残っています。刑務所で人の後ろに隠れて歩く練習をするシーン。そこが印象に残っています」。チョナン「とても良かったよ。手の中に目を描くのは，誰が考えたの?」。ジェヒさん「監督のアイディアです」。「キム・ギドク監督だね」とチョナン。 チョナン「俳優になった理由は何?」。ジェヒさん「俳優になった理由は，特に深い理由はなかったのですが，おもしろそうなのではじめました」。チョナン「デビューした当時は，苦労したって聞いたけど」。ジェヒさん「どの俳優も無名の時は大変だと思います。若いときにこの道を選んだので，子供でしたし，普通なら経験できない苦労も体験しました。今考えてみると，そういう時期があったからこそ，他の人より少しだけ有利なのかもしれません」。チョナン「演技をするとき，一番気を遣う所ってどこ?」。ジェヒさん「自然な演技を心がけています。自然に見えるように，わざと格好つけて演じるのではなく，ありのままで，演技を他の人が見て，違和感をもたせてはダメだと思っています。なので，自然な演技をするように努力しています」。チョナン「でも，緊張することない?」。「緊張はしません」とジェヒさんが答えると，「そうなんだ。僕は緊張しがちだから」とチョナン。ジェヒさんは「僕の場合，シナリオを読んで，緊張して負担になるような役なら断ります」と。これにはチョナン「すごいね」の一言。ジェヒさん「自分が負担に感じるぐらいなら，いくらがんばって演じても，見てる人にはばれてしまいます。できれば自然に演じられる役がよいと思います」。「自然にね」とチョナン。 チョナン「日本の映画やドラマは見るの?」。ジェヒさん「ドラマは見たことがありませんが，映画は見ました」。チョナン「どんな映画?」。ジェヒさん「最近『スウィングガールズ』を見ました。ただ，日本と韓国の映画は，それぞれ雰囲気が違います。同じ主題で，同じ映画を制作しても，日本なりのユーモアがあり，韓国なりのユーモアがある。日本なりのラブストーリーがあり，韓国なりのラブストーリーがある。同じ映画で，演技や演出をしても，違いが出てきますよね。そんな作品を見るとおもしろいです」。 チョナン「休みの日は何をしてるの?」。ジェヒさん「普段はたくさん寝ています。たくさん寝てから，家でごろごろしたり，友だちにあってゲームをやったり，おいしいビールを飲んだりします」。チョナン「お酒は強いの?」。ジェヒさん「強くはないです。ビールで1〜2杯ぐらいでしたら飲めます」。「そうなんだ」とチョナン。「どんな女性がタイプなの?」。ジェヒさん「僕は，外見がキレイな方が好きですけど，外見だけで人を選ぶといろんなトラブルが起こりやすいと思うので，外見より性格が大事で，相手がする仕事を理解してくれる人や，後ろからサポートしてくれる人です。内側から支えるような，古いですが，男性を操るのではなく，男性を仕事に集中させるような環境を作る，そんな配慮が上手な方が理想の相手です」。「そうなんだ。日本の女性はどう?」とチョナンが言うと，ジェヒさんは「これまで個人的に会ったことがないので，わからないです」と答えました。 チョナン「これからの目標は何かある?」。ジェヒさん「そうですね。目標と決めた物はないですが，僕が死んだときに，皆が『寂しい』と思ってくれたり，『あの人がたくさんの名作を残していったね』と，そんな話をしてくれたり，『あの俳優がいたから韓国映画が発展した』と言ってもらえるような俳優になりたいです」。「素晴らしいね」とチョナン。 チョナン「逆に，僕に聞きたいことはある?」。ジェヒさん「僕は，実は今日，韓国語で対談するとは思わなくて。日本語を話されて，通訳で進行していくと思っていましたが，韓国語がとても上手ですね」。「まだまだだよ。5年前から番組で勉強しはじめたんだ」とチョナン。ジェヒさん「本当に番組のために勉強したんですか」。チョナン「そうだよ」。ジェヒさん「僕は，日本語ができないので，この前，ファンミーティングで日本に行ったときに，ファンのみんなが直筆で韓国語のファンレターを書いてくれて，勉強嫌いな自分自身を反省しました。僕も日本語を勉強して，今度日本に行くときには，日本語で挨拶ぐらいできないといけないですね」。するとチョナンは，ジャケットのポケットからごそごそ何か取り出そうとします。「実はいい物があるんだけど。プレゼント・・・この本，僕の書いた『チョンマルブック2.5』。何か読んでみて・・・1つ何か読んでみて」。ジェヒさんが選んだのは「何がいいかな」。「発音いいよ」とチョナン。ジェヒさん「ハングルで読み方が親切に書いてあるので」。 チョナン「最後に，ジェヒさんのファンの皆さんに一言どうぞ」。ジェヒさん「わざわざ来ていただいて，ありがとうございます。それからこの時期韓国は天気がよいので，観光してから帰国してください。この前は，日本でとても熱い愛をたくさんもらって驚きました。僕は元気に過ごしています。次作の撮影もがんばっていますので，良い映画を作って，近いうちにまた皆さんに会いたいです。次に会うときには，今日約束したとおり，日本語を一生懸命勉強して，少しでも日本語で話せるようにします。たくさんの愛をありがとうございます。がんばります。ありがとうございます」。チョナン「じゃあ，良い映画を期待していますよ」。 |
| 第２３回＜９月１５日＞ 「日本沈没」は韓国で日本映画としては初のランキング1位を記録。観客動員数100万人突破目前。映画を見た方の感想。 韓国公開のお祝いに，ハン・ソッキュさんが駆けつけてきてくれました。ハン・ソッキュさん「元気でしたか?」。チョナン「お忙しい中わざわざ・・・」。ハン・ソッキュさん「そんなこともないよ。撮影も終わったからね」。チョナン「お会いしたかったです」。ハン・ソッキュさん「僕もまたいつか会えると思っていたよ。撮影期間はどの位?」。チョナン「去年，約3ヶ月で撮影しました」。ハン・ソッキュさん「全部日本で撮影したんですか」。チョナン「全部日本です」。ハン・ソッキュさん「大規模な映画だと新聞で見たよ。制作費も相当かかってるみたいだね」。チョナン「韓国では219ヶ所で上映されています」。ハン・ソッキュさん「配給会社はどこですか?」。スタッフ?が「シネマサービス」と答えると，ハン・ソッキュさん「シネマサービスですかぁ・・最近，上映館数が多くなってきてるんだよ。ホント良かったね・・・僕があまりにも時間を取ったみたいだね」。そろそろ久しぶりの再会も終わりの様子。スタッフ?「チョナンからプレゼントが」とハン・ソッキュさんにCDと本を手渡します。チョナンは自分で渡したかったようですが・・・。チョナン「ニューアルバムです」。ハン・ソッキュさん「ニューアルバムも聴かせてもらうよ。本も新しく出したんだ」。「チョンマルブック2.5」とチョナン。本をめくってみたハン・ソッキュさん「僕が知ってる言葉もあるね」。「使ってください」とチョナン。ハン・ソッキュさん「わかりました。ありがとう。映画を見させてもらうよ。後でまた会いましょう」と席を立ちます。監督を見つけると「ご苦労様でした」と握手し「映画見てきます」。 イ・ジュンギ君からメッセージ。「チョナン・カンさん，こんにちは。ホントにお久しぶりです。韓国で今回公開された『日本沈没』。この映画の成功を祈っています。韓国のファン達も，期待していると思います。これからもずっと元気でがんばってください。僕も一生懸命応援してます。またお会いしたいです。がんばってください」。 「KeepHoldingU」の韓国版を歌うのは，SunMinさんとヘソン君。3人で対談。 チョナン「映画見てくれた?」。2人とも「はい見ました」と言いますが，チョナン「ホントに?」。ヘソン君「ホントに見ました」。チョナン「どうだった?」。ヘソン君「すごく制作費がかかってますね。だからこそ，壮大なスケールで様々な状況をうまく表現していたと思います。とても楽しかったです。感動しました」。チョナン「ありがとう。僕の演技はどうだった?」。ヘソン君は日本語で「素晴らしい」と。チョナンも日本語で「ホントに?」。チョナン「SunMinさん，僕の演技どうだった?」。SunMinさん「すごく良かったです。とてもリアルだったので，演技とは思えなくて，ホントに自然に感情移入していきました」。チョナン「ありがとう」。ヘソン君「映画の中では，日本を救いましたね」といった後，日本語で「おめでとうございます」。「ありがとう」とチョナン。ヘソン君「かっこよかったです」。 チョナン「でも，韓国ではほとんど地震がないよね。地震を怖いと感じることができた?」。SunMinさん「かなり怖かったです。日本にいるとき，何度か地震があって，肌で感じたことがあるので。だから，その地震が大きくなったらと思うとすごく怖くなりました」。ヘソン君「僕は高校時代にアメリカに住んでいて，アメリカではたまに地震があるんですが，大きな地震を何度か経験したことがあり，怖さは知っています。寝ているときに，上から物が落ちてきたり。かなり怖かったです。だから映画を見て，共感できたというか，感情移入できました」。 チョナン「そうなんだ。なるほど。じゃあ，2人は守りたい人いる?」。SunMinさん「います」。チョナン「誰を守りたいの?」。SunMinさん「私は，私が愛してる人々を・・・家族もそうですし，友だちもそうですし・・皆守りたいです」。チョナン「僕もそう思っているよ。ヘソン君は誰かいる?」。ヘソン君「僕も。家族，彼女，友だち・・・みんな守りたいです」。チョナン「神話のメンバーは?」。ヘソン君「神話のメンバーは友だちだから守ります」。 チョナン「『KeepHoldingU』の韓国語版はどう思う?」。SunMinさん「私は日本語でも韓国語でも歌っていますが，韓国語の歌詞を受け取ったとき，すでに伝える意味を理解していたので，歌うとき感情を込めやすかったです。歌詞を理解するのが一番大事ですので。それがすぐにできて良かったです」。ヘソン君「最初にSunMinさんと久保田さんが歌うのを聞いたとき，とても良い曲だと思いました。なので，韓国語版を誰が歌うのか楽しみだったんです。後で僕が歌うことが決まって，ホントに嬉しくて。一生懸命歌いました」。 チョナン「ヘソン君は，演技は関心はあるの?」。ヘソン君「もちろん関心はあります。ただ，足りない部分とかまだ準備ができてないと思っていて。まずはもっと歌をがんばりたいです。今は歌が一番好きなので」。チョナン「いつかは?」。「いつかはやりたいです。その時には，是非演技指導をお願いします」とヘソン君が言うと，チョナンは「じゃあ，変わりにヘソン君は歌を教えてね」と。ヘソン君「歌ならばいつでも時間が許す限り。SunMinさんからも教えてあげないと。すごくうまいから，僕も教わるよ」。チョナン「じゃあ，カラオケに行こう」。「この前も3人で行ったじゃないですか」と笑っているヘソン君。チョナン「今度また。あの時はすごく楽しかったよね」。「とても楽しかったです」とヘソン君。 チョナン「最近，神話の『inspriration#1』が日本で発売されたね」。ヘソン君「シングルとアルバムが発売されました。多くの方に聴いていただけたので，とても嬉しいです。これからも応援してください」。チョナン「じゃあ，最後に日本にいるファンの皆さんに一言どうぞ。SunMinさんから」。SunMinさん「SunMinです。まだ新人ですが，がんばりますので，応援してください」。ヘソン君「『日本沈没』の韓国語版の主題歌を歌うことになり，とても光栄です。これからもさらに成長し，皆さんにお会いしたいです。映画はもちろん，僕たちの歌もたくさん愛してください」。チョナン「じゃあ，ヘソン君。9月末に日本でコンサートを・・・」。「はいやります」とヘソン君。「僕も行きます」とチョナン。「今日はどうもありがとう」と二人と握手をするチョナンに，ヘソン君は「僕と対談したときは，握手しなかったのに，SunMinさんが美人だから・・・」と。すぐに日本語で「冗談です」。 |
| 第２２回＜９月８日＞ 8月29日韓国KBSホールで行われた第1回ソウル・ドラマ・アワーズ2006。世界29カ国105編のドラマが出品されています。チョナン主演の「海峡を渡るバイオリン」は，短編ドラマ作品賞・男声演技者賞・撮影監督賞など6部門にノミネート。レッドカーペットを歩くチョナン。今の気分を聞かれ「すごく良い感じです。今日もがんばります」。 そして，短編ドラマ最優秀賞を受賞。チョナンのコメント。「先ほど紹介いただいた『海峡を渡るバイオリン』で主演チン・ショウゲン役を演じました草なぎ剛です。僕はこの賞をきっかけに，これからももっと韓国語を一生懸命勉強して，日韓の交流のために身も心も捧げます。ありがとうございました」。その他，最優秀音楽監督賞の2部門受賞。 さらに，元祖韓流スターのキム・ジュウォンさんと特別賞のプレゼンターを務めました。キム・ジュウォンさん「僕は小さい頃からSMAP，チョナン・カンさんの大ファンです。お会いできて大変光栄です」。チョナン「僕もとても光栄です。キム・ジュウォンさんさんの作品はよく見ています。韓流俳優として日本でも有名ですよね」。するとキム・ジュウォンさんは「とんでもないです。あの方の方が・・・」。そこにいたのは「リュ・シウォンさんですね」とチョナン。「今後も韓国だけでなく，日本でもたくさんお会いできると思います」。キム・ジュウォンさん「光栄です。チョナン・カンさんも，韓国で活躍をされていますが，先ほどの受賞での感想を聞くと，韓国語のレベルはかなりのものですね。素晴らしいです」。「お褒めいただきありがとうございます。僕は韓国の方々ともっと親しくなりたいので，一生懸命勉強をしています。僕の韓国語の学力は，まだまだです」とチョナン。キム・ジュウォンさんさん「いえいえ。ドラマや映画，韓国での撮影は全く問題ないレベルです。今後是非韓国でも日本でも，機会があれば共演したいです。よろしくお願いします」。チョナン「こちらこそお願いします」。キム・ジュウォンさん「主演された映画が公開されますね。とても期待しています」。「是非見てください」とチョナン。2人でプレゼンターの仕事を。 同日。「日本沈没」韓国公開を記念しての舞台挨拶が行われました。「KeepHoldingU」の韓国版を歌うヘソン君とSunMinさんもお祝いに駆けつけました。SunMinさん「最初歌ったときは，緊張しました。まだ新人なので，私はとても運がいいと思います。一生懸命がんばりたいと思います」。ヘソン君「僕は，俳優ではないのに，ここにいるのは申し訳ないです。でもとても嬉しいです。はじめ原曲を聴いたとき，大変素晴らしいと思い，僕がカバーするということが決まったときは，すごく嬉しくて光栄でした」。聞いた感想をチョナン「歌っていただいてありがとうございます。やっぱり親友が歌っているので，ちゃんと聞きました。今度は僕が日本でおいしい物をごちそうします」。会場に来てくれた方に一言。チョナン「みなさん，こんにちは。草なぎ剛です。別名チョナン・カンです。今日は映画を観に来てくださって，ありがとうございます。僕は，初めて韓国で舞台挨拶をすることができて，とても嬉しいです。今日はありがとうございました」。樋口監督「アンニョハセヨ。樋口イムニダ・・・あとは日本語で。こうやって韓国の皆さんに観ていただける機会を設けていただいて，ホントに感謝しております。韓国のエンターテイメント映画は，僕も非常に大好きで。いつかこういう映画を作りたいと思っていながら監督をさせていただきました。みなさんに観ていただいて，どういう感想を持たれるか楽しみです。ありがとうございます」。最後にチョナンから。「この映画『日本沈没』は，先ほど話しましたように，韓国で日本映画の上映規模としては最大である210スクリーンで，上映されるという話を聞いて，とても光栄なことで・・・」。ちょっと言葉がつまると，ヘソン君が教えてくれて続けます。「とても嬉しいです。多くの方に関心を持っていただき，韓国の皆さんに感謝しています。映画『日本沈没』をたくさん愛してください。応援してください」。 31日公開になり，4日間で47万人動員。日本映画発の興行ランキング第1位を獲得しました。 韓国で映画を観た方の感想。 |
| 第２１回＜９月１日＞ 今回の対談相手は，"若きカリスマ俳優"と呼ばれる，ヤン・ドングンさん。ラッパーとしてもCDを3枚リリース。現在26才。 チョナン「今日も撮影だったの?」。ヤン・ドングンさん「最近は，毎日撮影ですね。ほぼ毎日です」。飲み物が運ばれてきたので「とりあえず乾杯を」とチョナン。乾杯の後，チョナン「最近はどんな作品を?」。ヤン・ドングンさん「今は『Dr.ギャング』というドラマをやっていて，ちょっと前に『モノポリー』という映画が公開されて。で，この前ニューアルバムを発売したんです」。「じゃあ，今絶好調なんだね」とチョナンが言うと「いやいや，そんなことないです」とヤン・ドングンさん。チョナン「日本には行ったことある?撮影とかで」。ヤン・ドングンさん「撮影でも行ったし，映画のプロモーションでも行ったし。何回も行ってますね」。チョナン「印象はどうだった?」。ヤン・ドングンさん「日本は全てがキチッキチッとしてますね。たとえば，高速道路から見える風景もそうだし，飛行機から見える風景もそうだし・・・畑や田んぼがきちんと整備されていてキレイだし。都心でも，大きな樹木とかたくさんあって，すごく気に入ってます」。「ありがとう」とチョナン。 チョナン「俳優活動と音楽活動と両方やってるでしょ。どっちが好き?」。ヤン・ドングンさん「でも，チョナン・カンさんも両方されてるじゃないですか。どっちの方が好きですか」。「悩んじゃうね」とチョナンが言うと「なぜですか」とヤン・ドングンさん。チョナン「両方とも好きだから。自分でもわからないよ」。ヤン・ドングンさん「やっぱり，どちらかなんてわからないですよね。僕も全くその通りで，演技と音楽で『どちらが好き?』と聞かれることは，『お父さんとお母さんどちらが好き?』と聞かれるのと同じなんです」。「うまいたとえだね。まさにその通り」と感心するチョナン。ヤン・ドングンさん「しかも，音楽活動の部分が演技に役立つこともあるし，演技面でのことが音楽に役立つこともあるし。どっちが好きとは言えないですね」。 チョナン「デビューは9歳の時なんだよね。かなり早いよね」。「早いんです」とヤン・ドングンさん。チョナン「きっかけは何だったの」。ヤン・ドングンさん「きっかけは・・・韓国にはこんな歌があるんです。童謡なんですが」と歌います。"テレビに出れたらいいのにな"という内容の曲。「そんな漠然とした気持ちだったんです。その時は，演技が何なのか，芸能界が何なのかは，全くわからない子供だったので，本当に漠然と"僕もテレビに出たらうまくできるかも"，そう思ってて，お母さんに頼み込んで子役になったんです」。「そうなんだ」とチョナン。「じゃあ，尊敬している俳優さんとか歌手とかっている?」。ヤン・ドングンさん「特別ある人の名前を挙げるのは難しいですね。というのも，子役でデビューしたこともあって，周りは全て"先生"だったんです。だから，僕よりも先輩で，僕にいろいろ教えてくれた人たちは，業界での僕の先生として全員尊敬しているんです。音楽業界でもそれは全く同じで，多くのミュージシャン達の音楽と接し，その中から少しずつ影響を受けてきているので，そういう先輩達をみんな尊敬しているんです」。「だったら，いっぱいいるんだね。みんなを尊敬しているんだ」とチョナン。 チョナン「日本の音楽とかは聴くの?」。ヤン・ドングンさん「日本の音楽は，最近はあまり聴いていないんですが，子供の頃はうちの兄貴達がよく日本の音楽番組のビデオを手に入れてきてくれたんです。だからその当時はやった少年隊，光GENJI，中山美穂，そんなアーティスト達の曲を良く聴いていました。あとは一時期XJAPANを・・・XJAPANが大好きだったんです」。チョナン「日本のドラマや映画は見たことある?」。ヤン・ドングンさん「ドラマはまだ見たことないんですが，映画は最近は韓国にもたくさん入ってきているので。北野武さん・・・俳優兼監督の・・あの方の作品はよく見ますね。日本の映画はホラーが多いですよね?でも僕はホラー映画が大嫌いなんです」。 チョナン「休みの日は何しているの?」。ヤン・ドングンさん「基本的には休みがないので，休みの日があれば寝てますね。寝て，美味しい物食べて・・・特に最近は半年ぐらいずっと休まず働き続けてるので，1〜2日休みがあったら，ずっと寝ていたいですね」。チョナン「忙しいんだ」。ヤン・ドングンさん「忙しいんです」。 チョナン「じゃあ，逆に僕に聞きたいことは何かない?」。ヤン・ドングンさん「何をしているときが一番幸せですか」。チョナン「・・・たとえば，こうやって韓国語でインタビューしたりとか，映画の撮影をしてたりとか，寝てるときとか」。ヤン・ドングンさん「やっぱり。僕は子役として，子供の頃から地方で撮影したりしていたので，幸せな時間は，仕事を全部終えてからのシャワーを浴びるときだったんです」。「もう一つ思い出した」とチョナン。「お酒を飲んでいるときだね」。ヤン・ドングンさん「お酒はかなり飲まれるんですか?」。チョナン「最近はちょっと減らしているんだ」。ヤン・ドングンさん「何のためにですか?健康のために?」。「健康のために」とチョナン。「健康は大事だからね」。 チョンマルブックを見ながら，いつものように日本語講座。ヤン・ドングンさん「すごく使いやすい本ですね」。 チョナン「じゃあ，最後にヤン・ドングン君の日本のファンの皆さんに一言どうぞ」。ヤン・ドングンさん「遠く海の向こうの日本の皆さん，今回このようにご挨拶できて嬉しいです。健康が一番ですので，お体に気をつけて，僕がまた日本に行って皆さんにお会いできるときまで，チョナン・カンさんと一緒に素敵な時間をお過ごしください。ありがとうございました」。 |
| 第２０回＜８月２５日＞ 今回の対談相手は，「チェオクの剣」でブレイクした実力派俳優，イ・ソジンさん。チョナン「調子はどうですか?」。イ・ソジンさん「いいですよ。午前中はスケジュールが入ってなかったので，ホテルでゆっくりしてました」。「それは良かったですね。それが一番ですよね」とチョナン。「今回は何回目の来日ですか」。イ・ソジンさん「僕は日本へはかなり来ているんです。東京という都市が大好きなんです。今年はまだ1回ですが，去年なんかは5〜6回来たんです」。「結構来てるんですね」とチョナン。イ・ソジンさん「ソウルでは，街を歩くのも大変なんですが，日本に来るとそんなに僕は知られていないので，街をぶらぶらしたり，地下鉄に乗ってみたり，自由を満喫できるので大好きなんです」。「なるほど。今日はいろいろ聞かせてくださいね」とチョナン。 チョナン「元々は映画監督志望だったんですよね」。イ・ソジンさん「昔から映画が大好きで，映画にすごく興味があったので，監督になりたいと思ってたんです。でも僕が通っていたニューヨーク大学には，映画学科がなかったので，監督ではなく俳優を目指すようになったんです」。「そうですか」とチョナン。「はじめてドラマに出演されたときは，どんな感じでした?」。イ・ソジンさん「初ドラマは，緊張しすぎて，どう撮影したのかも思い出せないんです。ただ指示に従ってただけで，どんなセリフだったのかも覚えてないぐらい緊張したんです」。チョナン「俳優にはどんな魅力を感じています?」。イ・ソジンさん「俳優って，自分に任された役が自分とかけ離れてることも多いじゃないですか。そんな普段僕が経験できないことを俳優として演じながら表現できることが，俳優のもっとも大きな魅力だと思います」。チョナン「じゃあ，演技をするとき，いつも心がけていることは何ですか」。イ・ソジンさん「演技をするとき，いつも心がけているのは，台本に何度も目を通すことですね。それがよい演技をする秘訣だと思います」。「そうですか」とチョナン。 チョナン「日本のドラマや映画は見ますか」。イ・ソジンさん「見ますね。僕は日本の本もたくさん読んでますし，日本映画も見ています。それに大学時代は，日本のドラマもたくさん見ていました。最近は，あまり見れてないんですが。木村拓哉さんのドラマはたくさん見ましたね。当時木村さんのドラマが日本で大ヒットしてたので，僕が学生生活を送ったアメリカで見れた唯一の日本のドラマが，木村さんのドラマだったんです」。「そうなんだ」とチョナン。イ・ソジンさん「すごくおもしろかったのを覚えています。チョナン・カンさんの『ホテルビーナス』も見ました」。「ありがとうございます」とチョナン。イ・ソジンさん「全編韓国語の映画でしたよね」。チョナン「そうです。どうでした?」。イ・ソジンさん「演技がすごく良かったです。最高でした」。「ありがとうございます」とチョナン。「韓国のドラマと日本のドラマを比べてみると，どこか違いを感じますが」。イ・ソジンさん「感じますね。韓国ドラマのテーマは，主に恋愛が多いんですが，日本のドラマはいろいろなテーマを持っているので，すごくおもしろいです。日本のドラマの水準はすごく高いと思います。『踊る大捜査線』なんかは，ホントに良くできたドラマだと思います」。 チョナン「じゃあ，休みの日には，何をしているんですか」。イ・ソジンさん「僕は休みの日には，運動をしたり・・・」。「体作りですか?」とチョナン。イ・ソジンさん「健康のために運動したり，映画を見たり，本を読んだり，たまに友だちと会ったり・・・普通の人と変わりないですね」。チョナン「じゃあ，どんな女性が好きなんですか。タイプとかありますか?」。イ・ソジンさん「これといったタイプはないんですね。でも初対面の印象がすごく良くて，ちゃんと愛し合えるならそれで十分ですね。というのも，愛してしまえば，イヤなところも見えなくなってしまうから，特にタイプはないですね」。「僕も同じです」とチョナン。イ・ソジンさん「理想のタイプがあっても，そんな人に巡り会えるとも限らないし，好きになった人がタイプだと思いますね」。 チョナン「逆に，僕に聞いてみたいことはありますか?」。イ・ソジンさん「僕は韓国でも，良く日本のテレビを見ているんです。SMAPのみなさんの出演する『SMAP×SMAP』もよく見ているんですが，みなさんすごくおしゃれだから・・・だから，服はどこで買われているのか教えて欲しいんです」。ちょっと考えてからチョナン「ここから近いんですが，六本木ヒルズ，知ってます?・・・このすぐ近くの。あとは，最近新しくできた・・・（日本語に戻り）あの・・ヒルズ・・向こう，なんだっけ」。「表参道ヒルズ」とイ・ソジンさん。「あそこがいいですよ」とチョナン。イ・ソジンさん「自分でショッピングするんですか」。「ええ。今日の衣装かっこいいじゃないですか，すごく」とチョナン。イ・ソジンさん「いえいえ・・・僕は日本のファッションが大好きなんです。日本の若者のファッションが大好きなんです」。「ここからすぐですよ」とチョナン。「わかりました」とイ・ソジンさん。「もう1つ聞きたいことがあるんですが・・・学生達が制服を着ていますよね。で，ある学生はすごく短いスカートをはいていて，ある学生はスカートの丈が普通なんですが・・・」。「そう?そういわれればそうですよねぇ」とあまり気にしていなかったようなチョナン。イ・ソジンさん「だから僕は，なんでスカートが短い人と長い人がいるのか不思議で」。チョナンは「たぶん，最近は短いスカートが流行っているからだと思います。僕は，ココだけの話，脚のキレイな人が好きなんです。だから短いスカートをはいた女性に魅力を感じます」と。「でも女子高生があんな短くちゃダメですよね」とイ・ソジンさん。チョナン「じゃあ，韓国の女子高生はどういうスカートなんですか」。イ・ソジンさん「韓国では，短いスカートは禁止なんです。校則では長いスカートです。でも，韓国でも勉強しないような子達が短くしているけどね」。「そうなんですか。やっぱり」とチョナン。イ・ソジンさん「優等生は校則通り長く，勉強しない子ほど短いですね」。チョナン「じゃあ，イ・ソジンさんはどっちが好きですか。短いスカートと長いスカート」。「女子高生は長い方がいいですよ。短くするのは大学に入ってからでも。若いときから露出が多いのは良くないよ」とイ・ソジンさん。でもチョナンは「でも僕は短い方がいいです。短いスカートが大好きです」。 チョナン「最後にイ・ソジンさん，日本にいるファンの皆さんに一言お願いします」。イ・ソジンさん「今回日本に来て，チョナン・カンさんに会えてとても嬉しかったです。今回僕のファンミーティングも無事終えることができ，ファンの皆さんには本当に感謝しています。これからもできるだけ日本に伺います。また会いましょう。ありがとうございました」。 |
| 第１９回＜８月１８日＞ 今回の対談相手は，「猟奇的な彼女」に出演していた，チャ・テヒョンさん。今年の６月，高校の同級生と結婚しました。現在２９歳。 チョナン「チャ・テヒョン君，まずはじめに，結婚おめでとう。初恋の人と結婚したんだよね。すごいよね」。テヒョンさん「そんなたいしたことじゃないですよ」。チョナン「ホントにいろんな出演作を見させてもらってるよ」。「ありがとうございます。『猟奇的な彼女』とか？」とテヒョンさん。チョナン「もちろん。『僕の，世界の中心は，君だ』も見させてもらったよ。あれは『世界の中心で，愛を叫ぶ』のリメイクなんだよね」。テヒョンさん「そうなんです。韓国版では，僕が全ての時代を演じたんです。現在から学生時代まで」。チョナン「今も何か撮影中なの?」。テヒョンさん「ちょうど撮影が終わった所なんです。最新作は『馬鹿』という映画なんです」。チョナン「どんな役だったの」。テヒョンさん「文字通り，馬鹿の役なんです。年齢的には大人なんですけど，知能は７〜８歳位という，そんな役柄だったんです」。チョナン「難しかったでしょ」。テヒョンさん「その映画のために，8kg位太ったんです。ちょっと柔らかいイメージに知るために。だから，その後結婚式のために痩せるのがすごく苦労しました」。 チョナン「でも，テヒョン君は，いつも純粋な役を演じることが多いよね。特に気をつけていることってある?」。テヒョンさん「僕は特に気をつけることはないんです。その代わり，僕は演技をするとき，共演者とのハーモニーを重要視するので，共演者の方が演じやすいように，その方の演技を理解するように努め，僕の方が合わせるようにしています」。チョナン「尊敬している俳優さんはいる?」。テヒョンさん「韓国の俳優では，アン・ソンギ先輩のような方を尊敬していますね。僕は，特に長年演技されてきた方を尊敬しているんです。僕もこれから同じ道を歩んでいくわけですから。海外の俳優さんも韓国の俳優さんも，30年・40年と演技をされてきた，そんな方を尊敬していますね」。チョナン「僕もそうだよ。長い間俳優を続けるということは，やっぱり大変だよね」。テヒョンさん「とても大変ですし，さらにはその長い間魅力を保ち続けていることは，すごく重要だし。そんな俳優になりたいですね」。 チョナン「これからは，どんな役柄を演じてみたい?」。テヒョンさん「僕は，"演じてみたい"ということよりも，"これからどんな役を演じられるか"ということが，気になりますね。今まで10年演技をしてきたんですが，この先も20年・30年と演技を続けていくと思います。その間，どんな役ができるのか，すごく楽しみにしています。果たしてどんな映画やドラマからオファーが来るのか，そんなオファーに答えながらいろいろ演じていきたいですね」。チョナンが「じゃあ，悪役とかはどう?」というと，「そうですね」としばらく考え「僕は，今まで純粋な役が多かったので，韓国の記者からも良く心配されて『イメージチェンジを図らなくていいの?』と質問されることが多いんですが，『僕に悪役ができるのか』という疑問があります。僕自身，ちょっと似合わない気もするし。観客が見ても違和感を感じると思いますね。そんな気がします。でもまぁ，1回ぐらいは演じてみたいと思うのですが，上手く演じられる自信がないですね」。 チョナン「日本に行ったことは?」。テヒョンさん「日本へは相当行っています。僕は，あまり海外には行ったことがないんですが，日本にはかなり行ってますね」。チョナン「日本のどこに行った?」。テヒョンさん「やっぱり東京とか，大阪とか，あとは撮影で札幌に4〜5回行きました」。チョナン「印象はどうだった?」。テヒョンさん「日本はどこをとってもいい国だと思います。いつも楽しめるし。それに僕は，飛行機に長時間乗るのがきらいなので，距離的にもちょうどいいし。特に記憶に残っているのが札幌に行ったときにはじめて日本でスノーボードをしたんです。日本で初めての。北海道の雪が最高だったんです。あんなに雪が積もっているところも初めてだったし，不思議な感じがしたし。とても楽しかったんです。でも，その時は撮影だったので，もう1回休みを取って，遊びに行きたいですね」。「遊びに来てよ」とチョナン。 チョナン「普段，休みの日は何をしているの?」。テヒョンさん「天気がよい日は，ゴルフをしていますね。特に最近は，痩せるために運動しているんです」。チョナン「結婚のために?」。「そうです」とテヒョンさん。チョナン「お酒は飲む?」。テヒョンさん「お酒は大好きですね。でも，お酒自体が好きというよりかは，飲みながら騒ぐ，ああいう雰囲気が好きなんです」。チョナン「じゃあ，機会があったら一緒に飲もうよ」。「是非」とテヒョンさん。「お酒好きなんですか」。「大好きだよ」とチョナン。テヒョンさん「韓国でも結構飲んでます?」。チョナン「焼酎とか・・・日本の焼酎より甘いよね」。テヒョンさん「韓国の方が甘いですか?」。チョナン「韓国の焼酎は甘いよ」。「そうですか」とテヒョンさん。「しかも日本の方が強いですよね」。チョナンが「飲んだことある?」と聞くとあるという答え。「でも焼酎より，日本酒の方が美味しいと思いました」とテヒョンさん。チョナン「生ビールも美味しいよね」。テヒョンさん「生ビールは，日本に行ったら，必ず飲むんです。釜山に行くと，日本の生ビールを飲める店が1軒だけあって。僕が釜山で撮影するときには，必ず飲みに行くんです。でもかなり高いですけど」。 チョナン「プレゼントを持ってきたんだ。これは僕の書いた本なんだ」と，チョンマルブックをプレゼント。「知ってます。これ有名ですよ」とテヒョンさん。チョナン「じゃあ，読んでみてよ，1つ」。＜趣味は何?＞＜マジ?＞＜超ラッキー＞＜やった＞をいってみます。チョナン「発音いいね」。 チョナン「最後にテヒョンさんの日本のファンの皆さんに一言どうぞ」。テヒョンさん「いつも応援していただき，ホントにありがとうございます。もうすぐ『僕の，世界の中心は，君だ』が日本公開されます。僕なりに一生懸命演じたので，みなさんにも是非見ていただきたいと思います。これからも良い映画やドラマ，CDをお届けできるように，がんばって活動しますので，応援よろしくお願いします。お元気で。それとチョナン・カンさんもたくさん愛してください」。チョナン「結婚後のさらなる活躍を期待してるね。まずは映画だね」。 |
| 第１８回＜８月１１日＞ 「日本沈没」200万人動員記念として，サプライズ舞台挨拶が行われました。登場したのはチョナンと樋口監督。 20日間で230万人動員というここまでのヒットを予想していたかと聞かれると，剛くん「あの・・あまり，数字は，僕は苦手なので・・・なんかすごいたくさんの人が入ってくれてるなぁっていうような感覚はあるんですけど。でも，僕だけの力じゃなくて，出演者の皆さん，スタッフ，監督はじめ，みんなの力が合わさってのことなので，こんなことで天狗になってはいけません。僕もまだまだふんどしを締めて，映画のですね，宣伝をですね，やっていこうと思っています。実は僕，この映画の券を1000枚買いまして。ついこの間，札幌でコンサートあったんですけど，終わったあとにノグチイサムさんの公園に行きまして。そこで100枚配り終わりました」。樋口監督「撮影中は，やっぱりね，日本が沈没するっていうないようだったので，非常にやっぱり，笑顔の・・・笑いの少ない現場で。オレもいつもこういう人間なんで，こんなに笑いが少なくていいんだろうかって，心配になるぐらいだったんですけど。最後の3日ぐらいね，全く笑顔なかった」。「そうですか?」と剛くん。樋口監督「怖かったもん」。剛くん「僕がですか?」。樋口監督「うん」。「そうですか」と剛くん。樋口監督「すごい集中力だった」。剛くん「そうですね。最後のね」。「見てない人にはなんだかわからないと思うんですけど」と樋口監督が言うと「じゃ，いわないでくださいよぉ」と剛くん。樋口監督「オレもちょっと浮かれてきた・・・」。剛くん「でもホントにそこまでがんばりましたよね」。樋口監督「がんばりました。見ていただければわかると思いますが」。2人の会話は，お互い話す方をしっかり見るので向き合って2人だけで話している感じでした。 続いて，同じ日に韓国公開を記念しての韓国メディアを集めての会見も行われました。（韓国語の時はチョナン，日本語の時は剛くん表記です）。 チョナン「日本はいかがですか?最近，僕は韓国語を勉強する時間があまりないので，今日はうまく話せなかったらごめんなさい。でも今日はできるだけ韓国語で話したいと思います。皆さん，よろしくお願いします・・・こちらが監督です。『日本沈没』の。では監督・・・じゃあご挨拶をお願いします」。樋口監督「この流れで行くと，オレも同じように流ちょうなハングルをしゃべれば良かったんですが。私と韓国の接点は，焼き肉・キムチというですね・・・草なぎくんは，口から出す物，言葉として韓国と接点があるんですけど，私は口に入れる物としてしか接点がないので。今回，はじめて皆さんに作った映画を見ていただくということで，非常に光栄です」。チョナン「みなさん，今日は何でも聞いてくださいね」。 質問「この前韓国で偶然チョナン・カンさんが出演した日本の番組を見たんですが，韓国の歌手ノ・サヨンの『出会い』と言う曲をお気に入りの曲として韓国語で歌われていました。日本で韓国を愛していると公言していて，周囲では好意的に見てくれている人もいれば，逆にちょっと否定的に見らたりすると思うのですが，いかがですか」。剛くん「うーん・・・あるにはあるんですけど・・あの，どの仕事をしていても，いろんな意見を言う方がいるので，そんなには気にしてません。それと，そんなにあの・・僕自身の耳には批判的な意見とかは，あんまり入ってきません」。質問「では，今後の韓国での目標をお聞かせください」。剛くん「韓国映画が僕好きでして・・・」チョナン「僕は韓国映画が大好きなので，韓国映画へ・・・」剛くん「でるのが」チョナン「今後の目標ですね」。質問「今までパニック映画と言えば，ハリウッド映画の独壇場だったと思うんですが，今回は同じアジアを舞台にされてて，すごく興味深かったんですが，『日本沈没』とハリウッド映画の一番の違いはどこですか」。樋口監督「ハリウッド映画と1番違う点というのは，おそらく自分たちならではということだと思うんですけど，自分たちが住んでいる街を直接壊せるということ。自分たちの生活の延長上にあるイメージが壊れていくっていうことができる。ハリウッドでね，アメリカの行ったこともない街がひどい目に遭うよりは，遙かに直接自分たちの実感として伝わってくるんじゃないかと」。質問「キャラクターに関することなんですが，原作では主人公の小野寺はかなりマッチョな役なんですが，今回演じられたキャラクターはどのように作られたのですか。また実際参考にされたモデルはいらっしゃいましたか」。チョナン「参考にしたモデルはいませんでした」剛くん「あとは監督と一緒に話し合って・・・」チョナン「監督と一緒に話し合いながら，一生懸命作り上げました」。 metoro新聞の記者の方の感想。「すごい超大作で，すばらしいできだと思いました。また同じアジアが舞台なので，ハリウッドのパニック映画よりも感情移入がしやすくて，感動させられました。主演のチョナン・カンさんの演技は，今までのハリウッド映画のヒーローとは違う個性で，次第に成長していく演技が良かったです。『日本沈没』は，韓国でも大ヒットすると思いますね」。 SunMinさんの名言コーナー。チョナン「『KeepHoldingU』，最高です。皆さんも是非聴いてくださいね」。「聴いてくださいね」とSunMinさん。チョナン「今日の名言は，少し長いんだよね」。ということで名言は＜何度でも出会い愛します。愛するためにではなく，愛さずにはいられない。あなたを永遠に愛します＞。SunMinさん「この言葉は・・・映画『バンジージャンプする』はご覧になりました?・・・あの映画の中のイ・ビョンホンさんの最後のセリフなんです。映画はどうでしたか」。「すごく良かったよ。やっぱりイ・ビョンホンさんはかっこいいよね」とチョナン。SunMinさん「チョナン兄さんは，こんな言葉を使ったことあります?実生活とかで」。しばらく考えたチョナン「あるかもしれないな」。 |
| 第１７回＜８月４日＞ SunMinさんの名言コーナー。自己紹介のあと，チョナン「だいぶなれてきたね」と。「チョナン・カンさんのおかげでなんとか」とSunMinさん。今日の名言は＜正直自分がかっこいいと思ったことは1回もない＞。SunMinさん「この言葉は，映画『タイフーン』の主人公チャン・ドンゴンさんの言葉なんです。信じられないですよね。あんなかっこいいのに」。「そう?」とチョナン。「でもかっこいい人はみなそう言うんじゃない？僕も自分のことはそういうし・・・」と言ったあとで笑っています。「そうですよね」とSunMinさんも笑っています。 今回は，韓国エンターテイメント特集。 まずは映画ランキングベスト3。 第3位「卑劣な街」，第2位「韓半島」，第1位「グエムル−漢江の怪物−」。 続いてK-POPランキングベスト3。 第3位ヤン・ドングン「鏡」。5年前チョナンと共演したヤン・ドングンさんとの対談は近日公開。 第2位H7美人「SummerDeram」。 第1位BUZZ「MY LOVE」。 |
| 第１６回＜７月２８日＞ 今回の対談相手は，歌手・Rain（ピ）さん。ピさん「今日はホントに楽しみにしてたんです。昔からホントにSMAPの皆さんが大好きなんです。いつも見ています」。「ありがとう」とチョナン。「今，日本語を勉強しているの?」。ピさん「少し勉強しています。でもすごく難しいですね」。 チョナン「今年の2月には，ニューヨークでもコンサートしたよね。その時はどうだった？」。ピさん「本当に，最高の気分でした。ニューヨークでのコンサートは，半分がアジアのファンの皆さんで，半分がアメリカ人だったんです。現地の音楽関係者もたくさん来てくれました。音楽プロデューサーや現地のミュージシャンが，たくさん来てくれたので，アメリカ進出の手応えを感じることができました。それに日本のファンの皆さんもたくさん来てくれたので，すごく感謝しています。チョナン「僕，最近マイケル・ジャクソンの会ったんだよ」。「僕もマイケル・ジャクソンは大好きなんです」。チョナン「すごく優しい人だったよ。会ったことある?」。「残念ながらまだないんです」とピさん。「子供の頃は，マイケル・ジャクソンのダンスを良くまねしてました」。チョナン「ムーンウォークとかやったよねぇ」。 チョナン「今回，日本へは何回目?」。「結構来てますね」と考えるピさん。「これまで・・・20回は来てますね」。「かなり来てるね」とチョナン。ピさん「ずっと日本に滞在して活動したいんですが，なかなかそうもいかなくて。でもたまに来日するだけなのに，ファンの方々がいつも温かく迎えてくれて，本当に感謝しています」。チョナン「日本でどこか行ってみたいところある?」。ピさん「僕は，元々温泉が大好きなんですが，日本の温泉にはまだ行ってないので。あと，東京タワーにも行ってみたいですね」。チョナン「日本食では何が好き?」。ピさん「日本食だと，お寿司」。「おいしいよねぇ」とチョナン。 チョナン「新曲聴いたよ」。ピさん「あの曲は，日本での2枚目のシングルで『FreeWay』と言う曲なんです」。チョナン「日本人プロデューサーの作品なんだよね」。今井さんという方だそうです。「最高にノリのいい素晴らしい曲を作ってくれて，すごく感謝してます。本当に才能のあるミュージシャンだと思いました」。チョナン「日本語の歌詞は難しくなかった?」。ピさん「すごく難しかったです。特に発音で"つ"などいろいろ難しい言葉があったので，とても苦労しました。でも，一生懸命がんばったので，いい歌に仕上がっていると思います」。「発音上手だったよ」とチョナン。ピさん「最初はどうしても不安があったんですが，でもたくさんの日本の皆さんに気に入ってもらえたので良かったです」。チョナン「それに，ピくんは，ダンスもホントにうまいよねぇ。かっこいいよ」。ピさん「ダンスは，子供の頃から踊っていたんです。10歳か11歳からはじめました。それから今までずっと練習してるんですが，歌もダンスもすごく奥が深いので，常に練習し続けるように心がけています」。 チョナン「そういえば，今，映画の撮影中なんだよね」。ピさん「今は，パク・チャヌク監督の『サイボーグでも大丈夫』と言う恋愛映画の撮影中ですかなりおもしろい映画になりそうなんですが，撮影の方は9割以上終わっていて，あと10シーンぐらい撮ればクランクアップなんです」。チョナン「パク・チャヌク監督は，僕の大好きな監督の一人なんだ。演出はどうだった?」。ピさん「パク・チャヌク監督は，ご存じのように『親切なクムジャさん』，『オールドボーイ』，『JSA』，『復讐者に憐れみを』など，個性的な作品が多いんですが，今作も今まで同様にラブストーリーと言っても，パク・チャヌク監督ならではの演出を施していて。それは言葉で説明するよりか，作品を見ていただくのが一番だと思うんです。だから，映画が完成したら，僕がご招待しますので，是非見にいらしてください」。「是非よろしく」とチョナン。 チョナン「逆に僕に聞いてみたいことってある？」。ピさん「実は僕も聞かれると困る質問なんですが，歌手として歌う方が好きなのか，俳優として演じる方が好きなのか・・・チョナン・カンさんは"歌手"と"俳優"，どちらがお好きですか?もちろん，それぞれ魅力が違うとは思いますが，"どちら"というのはありますか?」。チョナン「僕は，実は，歌う方が好きなんだ。でも，『お前は歌うな』とメンバーが言うんだ」。ピさん「どうしてですか?」。チョナン「『剛，お前は音痴なんだよ』っていわれるんだ」。ピさん「でも，歌われている所を見たことありますが，すごくお上手でしたよ。韓国でも活動されてましたよね。すごくいい歌でした。でも，ホントに子供の頃からSMAPの曲を聴いていたんですが，すごくみなさん個性的で素晴らしいと思います」。「ありがとう」とチョナン。「でも，基本的には"伝える"と言う意味では，歌も芝居も同じだよね。両方大事だよね」。 チョナン「じゃあ，ピくん，最後に日本にいるピくんのファンの皆さんに一言どうぞ」。ピさん「みなさん，いつもありがとうございます。なかなか来日できませんが，僕はいつも皆さんと一緒にいます。"みなさんあいしてるよ。ありがとうございました"」。 SunMinさんの名言コーナー。今日の名言は＜女を利用する男はひどい目に遭うべきだ＞。SunMinさん「これは，歌手・ピさんがインタビューで愛について話したときの言葉なんです。チョナン兄さんは，女性を利用したことありますか?」。「ないよぉ〜」とチョナン。 |
| 第１５回＜７月２１日＞ 7月15日「日本沈没」公開日。初日舞台挨拶。 安住アナ「大変長らくお待たせしました。『日本沈没』スタッフ・キャストの皆様に御登壇いただきます。盛大な拍手でお迎えください。どうぞ!」。ステージに上がるみなさん。 安住アナ「それでは，初日のお客様を前にご挨拶をいただきたいと思います。まずはじめに，潜水艇わだつみ6500パイロット，日本のために命をかけて戦い抜きました小野寺俊夫役，草なぎ剛さん，ご挨拶お願いします」。 剛くん「今日はですね，暑い中，ここまで足を運んでくださって，ありがとうございます。本日『日本沈没』公開になります。僕の中でもいろんな思いがこみ上げてきます。とにかくですね，人が見ないと映画は終わってしまうので，一人でも多くの方にですね，見ていただきたいなと言う気持ちがすごくあります。僕もこの映画から，すごくパワーをもらって，これからもがんばっていきたいと思います。みなさん，ホントに今日はありがとうございます」。安住アナ「ありがとうございました。草なぎさん，これまでたくさんあちらこちらで挨拶してきましたけど，映画を見終わったお客様を前に挨拶するって言うのは初めてですよね」。剛くん「この公開日で，皆さんに終わったあとに挨拶するというのは，やっぱり特別なものがありますね。今まで試写会もあって地方でキャンペーンでもまわってきて，なんかいろいろこうたまってきてきたものが，まさしくフォッサマグマ（フォッサマグナ）がさきはじめて（裂け始めて），みんなが一斉に，なんか，沈没する・・・」。安住アナ「沈没じゃないですよねぇ・・・」。剛くん「気持ち的には，そこまで高ぶって。若干マイクの音もなんかあれなんですけど・・・とにかく，みんな沈没寸前です」。 柴咲さん「何事もなく初日を迎えられて，ホントに幸せです。いつもこういう舞台挨拶の時は，私ちょっと目が悪いので皆さんの顔がぼやけてあまりよく見えないんですけど，今日はばっちり見たいと思って，コンタクトレンズを装着して参りました。みなさん見終わったので，ホントに映画って言うのは，見た方にゆだねるしかないんですけど，得る物がありましたら，それを参考に・・・今，私，最近24歳になって，もう25歳になるんですけど，日本って好きだな，日本人で良かったなと思うことが，多々ありまして。こういった日本のちょっとかんばしくない未来みたいなのをかいま見て，参考にしてもらって，これからの日本って言うものを立て直すじゃないですけど，作っていく上で何か参考にしてもらえれば嬉しいなと思っております。本当に今日はありがとうございました」。 福田さん「おもしろかったですか？・・（会場拍手）・・ありがとうございます」。 國村さん「唯一アゲインストなキャラクターでございまして，出てきたときに物を投げられたらどうしようと思っていました。皆さんの温かい笑顔を見て安心しました。この映画を機会に，どんどん日本映画がもっともっと元気になって，スケールアップしていければいいなぁと思っております。どうかそのためにも，またお友達と一緒に，この映画，一度と言わず二度・三度と来てください。今日はありがとうございました」。 豊川さん「映画って言うのは，さっき草なぎ君も言ってましたけど，見てもらってはじめて完成するものなので，やっと今日，この映画が，この瞬間に完成したんだなって言う思いが，僕ら作った側の人間にはすごくあります。あとは，もう，本当にこの映画が1分1秒でもみなさんの記憶の中に残っていって，みなさんが何か感じてもらって，そういう風な独り立ちをしていければ，大変嬉しく思ってます。今日はどうもありがとうございました」。 大地さん「すっごく久しぶりに映画に出させていただいて，この作品だったと言うことがとっても今誇りに思ってます。自分が思う理想の大臣像を作り上げたいと思って。一生懸命生きている鷹森沙織，一生懸命なんとかしている鷹森沙織に勇気づけられました。皆様の心に，少しでも届くことができたらと思っております。本日は，こんなにたくさんの方々にお越しいただきまして，今，とっても感謝しております」。 樋口監督「こういう状況になったときに，こうありたいなという思いをこの映画にぶつけてみました。もしもですね，みなさん，これから・・・それは明日かもしれないって，ホントですからね・・・いざこのようなですね，状況，いつ起こるかわかりません。何が飛んでくるかわからない。地面がどうなるかもわかりません。そうなったときに，どういう風に生きていくかと言うことをですね，ここにいる皆さんの生き方をふまえたというかですね，心にしまった上で皆さんの，これからの困難な状況にですね，もしもなったら立ち向かっていただきたいなと思います。今日はありがとうございました」。 安住アナ「それでは『日本沈没』初日大ヒットを祝しまして，今日は鏡開きのセレモニーを行いたいと思います。今回の映画のエピソードとしてはですね，草なぎさんが実家に戻ってですね，お酒が飲めない役所みたいなところもあったんですけど，『会津磐梯山』を歌うシーン我ですね，あったんですけど。これは残念ながら映画では使われないというか，カットになってしまったと言うことですけど。一生懸命練習したと言うことですから，鏡開きを前にして，やっっぱりこれは『会津磐梯山』，歌っていただかないとと言う・・・」。剛くん「先日テレビ放送でも，ちょっと失敗しまして，今日はできる限り歌いたいと思います。じゃあ，かがみまりのまえに・・・歌わさせていただきます」。気持ちよさそうに歌う剛くん。安住アナ「ありがとうございました」。「思ったりうまく歌えました」と嬉しそうな剛くん。 映画を見た方の感想インタビュー。 |
| 第１４回＜７月１４日＞ 今回は，ユ・ジテさん〜後編〜。 チョナン「短編映画の監督もされたんですよね。どうでした？」。ユ・ジテさん「僕はまだ大学に籍を置いているんですが，"映画を撮りたいな"と思って，大学で短編映画の制作をしたんです。映画祭なんかにも出品したんですが，これからも撮り続けていきたいですね」。ユ・ジテさん監督の「盲人は何の夢を見るのか」は，釜山アジア短編映画祭で優秀賞を受賞。チョナン「監督業はどうでした？」。ユ・ジテさん「最高に楽しい作業だったんです。僕が普段俳優として商業映画に出演してるとき，"僕ならこう撮るのに"・・そう思っていたことを実現できたので，嬉しかったし，すごく幸せでした」。チョナン「今後撮ってみたい映画はどんな映画ですか？」。ユ・ジテさん「いろんな映画のコンセプトを考えているんですが，ホラー映画も撮りたい」。チョナンが「怖いのは平気ですか」と聞くと，「ええ。怖さの中にも哀しみのある映画だったり」とユ・ジテさん。「あとは青春映画なんかも考えています」。チョナン「僕も良かったら使ってください，俳優として」。「わかりました，光栄です」とユ・ジテさん。 チョナン「現在の韓国映画界についてはどう思いますか」。ユ・ジテさん「韓国映画は，今年だけでも100本制作されているんです。空前の活況期で，以前とは比べものにならないほど，規模が拡大しています。でも僕的には，もうちょっと，拡大するだけでなく，システム自体の整備をして欲しいと思いますね」。 チョナン「日本には行ったことがあるんですよね」。ユ・ジテさん「語学留学をしたことがあるんです」。チョナン「どうでした？」。ユ・ジテさん「半年ぐらいいたんですが，いろいろと印象に残っていますね。たとえば，韓国人が日本の方から"こんなことは学んで欲しい"・・そう思うことも多かったですね。"計画性"とか"約束を守ること"とか，それに"ちゃんと準備をすること"とか。そんなことは，日本の方から我々が学ばなければいけないと実感しました。逆に，半年滞在している中で，日本の"個人主義"を強く感じました。だから韓国と比べて，人間関係で寂しさもありましたね」。チョナン「じゃあ，日本で特に気に入った物は？」。ユ・ジテさん「日本で気に入った物は，寿司ですね。寿司やそばが気に入りましたね。でも日本食は何でも大好きですよ」。「ありがとうございます」とチョナン。 チョナン「普段，休みの日は何をしているんですか？」。ユ・ジテさん「休みの日も僕は映画が好きなので，映画を見たり・・・」。「韓国映画？」とチョナンがたずねると，ユ・ジテさん「韓国映画も外国映画も，僕は相当見ていますね。あとは音楽を聴いたり，運動したり，そんな感じですね」。チョナン「お酒は好きなんですか？」。ユ・ジテさんは「お酒は好きなんですが，最近はちょっと控えめにしてますね」。「じゃあ，いつか機会があれば是非」とチョナン。次の質問は「好きな女性のタイプと言えば？」。ユ・ジテさん「以前は"こんなタイプがいいな"と言うのがあったんですが，最近は年をとったせいか，そういうこだわりがなくなりましたね。話があって，僕の仕事を理解してくれて，一緒にいて幸せを感じられる，そんな女性が僕のタイプだと思います」。 チョナン「じゃあ，逆に僕に聞きたいことはありますか？」。ユ・ジテさん「韓国をずっと愛されてきて，韓国語も学び，すごくお上手なんですが，以前と比べて，韓国が変わってきたなと感じるところは？」。チョナン「やっぱり，特に韓国の若者達との距離が・・・韓国人と日本人との距離が，近づきましたね。そんな雰囲気を感じますね，以前なんかと比べて」。ユ・ジテさんも「確かに以前に比べて韓国人と日本人がお互いに話し合う機会も増え，よりお互いへの理解が深まってきたと思います」と。チョナンは「そんな要因の一つとして，ユ・ジテさんの出演した映画もあげられるんじゃないですか」。ユ・ジテさん「ホントに文化的交流も増えてきているので，これからもお互い力を合わせて，同僚として良い文化を共有できるようになっていって欲しいですね」。 チョナン「今日はいろいろとおもしろいお話をありがとうございました」。ユ・ジテさん「僕は話し下手なので・・・」。チョナンが「僕の方こそ，まだ韓国語が不十分なので，もっともっと勉強しますね」というと，ユ・ジテさんは「でも今日はすごく驚かされたんです。通訳さんがいると思ったのに，ご自身だけで対談されてたので。ホントにすごい語学力で。相当勉強されていると思いました」。「お褒めいただきありがとうございます」とチョナン。 最後はユ・ジテさんから日本のファンへのメッセージ。「今日は，チョナン・カンさんと会えて，ホントに嬉しかったです。そして，こうしていろいろお話しできたことも，すごく嬉しかったです。韓国と日本が，本当の意味で文化交流を盛んにし，お互い良いパートナーになれればいいと思います。今日は，こうして挨拶できて嬉しいです。これからも良い演技を心がけていきますので，ご期待ください。ありがとうございました」。チョナン「ありがとうございました。今日は僕が尊敬する俳優，ユ・ジテさんでした」。 SunMinさんの名言コーナー。今日の名言は＜今日歩けば明日走らなければならない」。SunMinさん「この言葉は，学校のトイレとか，公衆トイレとかに良く貼ってある言葉なんです。今やれることを後回しにするなという意味なんです」と説明した後，「ところで，韓国では，ある程度親しくなると，"○○さん"と言うより，"○○兄さん"，"○○姉さん"と呼ぶじゃないですか。で，私は今まで"チョナン・カンさん"と呼んでたんですが，これからは"チョナン兄さん"って呼んでいいですか」。チョナンは「もちろん。呼んでよ」と。「わかりました」とSunMinさん。「ナンガンオッパ」。 |
| 第１３回＜７月７日＞ SunMinさんの名言コーナー。今日の名言は＜一度人を信じたらば全てを任せろ＞。SunMinさん「この言葉は，韓国を代表する大企業LGグループにグ・インフェ前会長が話した言葉なんです。一度人を信じたのであれば，どんな相手であっても全てを任せるという，とても器の大きい言葉なんです・・・チョナンさん，私を信じてくれてます？」。「もちろんだよ」とチョナン。（映画の予告編）。 今回の対談相手は，ユ・ジテさん。韓国映画界の若きカリスマ俳優です。ユ・ジテさん「いろんな方からお話は伺っています。お会いできて光栄です」。「こちらこそ光栄です」とチョナン。「背が高いですねぇ」。身長は188cmなんだそうです。チョナン「僕，すごいファンなんです。ユ・ジテさんが出演した作品は，ほとんど見ているんです」。ユ・ジテさん「ありがとうございます。僕も以前からチョナン・カンさんについては知っていました。韓国にすごく愛情を持っていただいていると聞いて，お会いしたいと思っていたんです」。「光栄です。じゃあ，今日はいろいろ聞かせてください」とチョナン。 チョナン「そもそも俳優を志したきっかけは何だったんですか」。ユ・ジテさん「僕がはじめて演技をしたのは教会だったんです。"聖劇"と言うキリストを称える演劇だったんです。その後，ミュージカル『CATS』の韓国公演があって，その舞台に感銘を受け，演劇学科に通おうと決意し，ダンスと歌の勉強をはじめたんです」。チョナン「デビュー作は何だったんですか」。デビュー作は「バイ・ジュン〜さらば愛しき人〜」という1997年の映画。チョナン「僕が最初に見たのは『アタック・ザ・ガス・ステーション』でした。俳優のどんなところに魅力を感じてます？」。ユ・ジテさん「俳優はとても魅力的な仕事だと思います。いろいろな人生を経験できますので。それに，特に僕が魅力を感じるのが，表現が難しいのですが・・・"入神"と言うか・・・演じていて，神が降りてくるような，そんな瞬間を味わえる所なんです」。チョナン「演技をする上でいつも心がけていることは何ですか？」。ユ・ジテさん「心がけていることは"上手く演じること"です。上手く演技するよう心がけていますね」。この答えにチョナンは「それが難しいんじゃないですかぁ」。「難しいですよね」とユ・ジテさん。「"演技"と言うものは，観客はスクリーンを通してのみ"演技"を見ますが，演技する側としては，監督と俳優の相互理解，それに，俳優と俳優のアンサンブル，スタッフと俳優の調和，あと，映画特有の配給の問題，制作側と俳優の関係・・・"演技"には，この全てが絡んでくるので，簡単ではないですよね」。 チョナン「今までいろいろな役を演じてきましたが，その中でも特に印象深い作品は何ですか」。ユ・ジテさん「僕が出演する映画はどれも印象深く，勉強になった作品ばかりなんですが・・・強いて言うなら，『春の日は過ぎゆく』とか，『オールド・ボーイ』とか，あとはホリ・サンス監督の『女は男の未来だ』とかがすごく印象に残っていますね。観客はヒット作しか覚えてないかもしれませんが，僕は出演した全ての作品を覚えていて，どの作品にも思い入れがあります。特に今言った3作品は，僕の宝物なんです」。 チョナン「ユ・ジテさんは，多くの素晴らしい先輩俳優と共演してるじゃないですか。ソン・ガンホさんやチェ・ミンシクさんと。そういう先輩達の演技については，どう思います？」。ユ・ジテさん「実際に僕が共演してみて，演技の性質みたいな物が，お二人それぞれ違うと思いました。チェ・ミンシクさんの場合は，演技にオーラがあるとよく言われてますが，僕は『火の様だ』と思いました。僕は，ああいう演技が大好きですね。ソン・ガンホ先輩は，少しクールな演技・・一般的には，コミカルなイメージかもしれませんが，僕はクールな演技の方が好きですね」。「やっぱり，いっぱい刺激を受けたでしょう」とチョナン。ユ・ジテさんは「もちろん，あんなに素晴らしい先輩と共演すると，俳優としてのモチベーションも上がるし，それに『自分がどういう俳優になるべきか』・・そういう俳優としての指標になるので，いい経験になりました。最高でした」。 チョナン「今までの作品の監督達から，影響を受けたことは何ですか」。ユ・ジテさん「日本映画の制作期間は大体3ヶ月ぐらいじゃないですか。でも韓国映画の場合は，普通半年以上かけて撮るんです。だから，半年以上一人の監督と仕事をすると，その監督から受ける影響も大きく，だんだん染まっていくんです。でも，監督によって，それぞれ映画観が違うので，一緒に仕事をすることが，笑いの絶えないほど楽しいときもあれば，すごく大変なときもあります」。チョナン「今も新作の撮影中なんですか？」。ユ・ジテさん「今は『秋へ』という映画を撮っています。『血の涙』や『バンジージャンプする』のキム・デスン監督の作品なんです」。「楽しみにしています」とチョナン。 次週，『ユ・ジテ〜後編〜』。 |
| 第１２回＜６月３０日＞ ペ・ドゥナさんとの対談後編。 チョナン「個性派女優と言われることについては，自分ではどう思う？」。ペ・ドゥナさんは「褒め言葉でもあり，逆の意味でもあると思います。でも私は，良い意味で考えるようにしてます。何事もポジティブ思考が大切なので。個性的であるのは大事なことだし，そういわれることは，私なりの色があると言うことだし。逆に言えば，"私にしかできないこと"と言う意味なので，個性派と呼ばれるのは好きですよ。誰にでもできることには興味を感じないですね」。チョナン「ペ・ドゥナさんが演技をするとき，いつも気をつけていることはどんなこと？」。ペ・ドゥナさん「"心の動き"を大事にしてますね。実は，私は演技を教わったことがないんです。先生といえるような方もいなかったので。現場で体当たりで演技を学んできたんです。だから今でも，心が動いて芝居に没頭できるように，気をつけているんです。たとえば，私は指一本動かすにも，心が動かなければ，その人物として演技できないんです。だから"心の動き"を大事にしてますね」。 チョナン「今まで多くの映画に出演してきたわけだけど，一番記憶に残っている作品は何？」。ペ・ドゥナさん「『子猫をお願い』とか，『リンダリンダリンダ』とか，『ほえる犬は噛まない』など，青春映画が記憶に残っていますね。特に，今公開中の『春の日のクマは好きですか？』は，私には珍しい，かわいいラブストーリーだったので，あの映画が一番記憶に残っていますね」。「おもしろかったよ。昨晩見たんだ」とチョナン。するとペ・ドゥナさんは「昨日の夜見たんですか？疲れたでしょう？」と。「いいや」と否定するチョナン。そして「これから，どんな役を演じてみたい？」と質問。ペ・ドゥナさん「今まで演じてきたような，その時の自分にしかできない役を演じていきたいですね。あとは，基本的に良い映画や良い役というのは，良い監督がいれば，良いシナリオができ，良いキャラクターが生まれ，良い映画ができあがると思っているので，良い監督がラブコールしてくれたらいつでも応じたいですね」。チョナンが「なるほど・・・」と応えると，「ちょっと生々しかったですか？」とちょっと心配するペ・ドゥナさん。チョナン「イヤ。僕も同じ意見だよ」。「そうですか」とペ・ドゥナさん。チョナン「じゃあ，尊敬できる俳優って誰？」。ペ・ドゥナさん「私は，全ての俳優を尊敬しているのですが，特に尊敬している俳優さんは，超ベテラン女優なんですが，ユン・ヨジョンさんという方なんです。ご存じですか？」。チョナンは知らないそうです。「韓国ドラマにはたくさん出演されている方なんです。あの方と一度共演させていただいたとき，すごく感動したんです。脇役でもとても輝いてらっしゃったので。ユン・ヨジョンさんが大好きなんです」。 チョナン「今は，何か撮影中なの？」。今は撮影が終わったばかりで休暇中というペ・ドゥナさん「『グエムル−漢江の怪物−』を撮り終えたばかりで・・・たぶん，日本で秋ぐらいに公開されると思います。私も実際，漢江べりで半年過ごしたんです。雨に打たれながら撮影したり，高いところで撮影したり，橋にぶら下がったり，あとは，漢江の中に入って撮影したり・・・。だから，肉体的には大変でした。でも，苦痛ではありませんでした。俳優にはついて回ることじゃないですか。寒さ，暑さ，肉体的な苦労なんかは。全然平気でしたね。それよりも，素晴らしい共演者，ソン・ガンホ先輩達との共演がすごく嬉しかったですね」。 チョナン「じゃあ，どんなタイプの男性が好きなの？」。ペ・ドゥナさん「私が好きなタイプは，ハッキリしてて，働いている姿がかっこいい人です。だから，いつも現場で恋におちちゃうんです・・・って，正直すぎですよね。とにかく，働いている姿のかっこいい人が好きです。どんな女性が好きですか。私にも聞かれたんで。かわいい人？」。「かわいい人」と答えるチョナンですが「でも，もっと重要なことは，心。やっぱ心でしょ？ペ・ドゥナさんもそうでしょ？」。「とても教科書的な答えですね」とペ・ドゥナさん。 チョナン「じゃあ，最後に，日本にいるペ・ドゥナさんのファンに一言どうぞ」。ペ・ドゥナさん「ファンの皆さん，韓国からの挨拶になります。お元気ですか？今日は，チョナン・カンさんと対談できて楽しかったです。皆さんも楽しめましたでしょうか。現在公開中の『春の日のクマは好きですか？』と，9月公開の『グエムル−漢江の怪物−』がおかげさまで日本でも公開されることになりました。その際には，日本に伺いますので，楽しみにしていてくださいね。私の出演した映画を・・・えっと・・"ぜひみてください"（日本語）・・合ってますよね？・・・ありがとうございました」。「ありがとうございました。プレゼントを準備してきたんだけど・・・」とチョナンは，チョンマルブックを取り出してプレゼント。 SunMinさんと。チョナン「今日の衣装も素敵だね。今日は黄色だね。僕はいつも同じだよ。これしかないんだよね」とスーツ姿。「今日もよろしくお願いします。今日の名言は？」。SunMinさんが教えてくれた今日の名言は＜愛するが故に別れます＞。チョナン「どんな意味なの？」。SunMinさん「この言葉は，韓国ですごく有名なチェ・ミンスさんという俳優がいらっしゃるんですが，ご両親もすごく有名な俳優で，キム・ジミさんとチェ・ムリョンさんという人ですが，お二人が35年前に離婚するとき，奥さんのキム・ジミさんが言った言葉なんです。借金を抱えた夫の負担にならないために別れるという，愛するが故の言葉に，人々はすごく感動して，当時大流行し，今でも使われている言葉なんです」。チョナン「なるほど。いい言葉だね。SunMinさんはこの言葉使ったことある？」。「忘れちゃいました」と笑ってごまかすSunMinさん。 |
| 第１１回＜６月２３日＞ チョナン「みなさん，この前，僕，マイケルジャクソンに会いました。マイケルジャクソンさんは，ホントに魅力的な人でした・・・"ハイ，マイケルです（"です"は日本語・笑）"・・"ハイ，マイケル"・・・"アイム マイケルイムニダ"」。まねてみる剛くんですが，マイケルジャクソンは何語を話すんでしょう（笑） 今回対談するのは，韓国の個性派女優，ペ・ドゥナさん。 ペ・ドゥナさんは，チョナンへプレゼントを持ってきてくれました。「食べ物なんです。韓国の食べ物なんですが，何だと思いますか」。チョナンが「菓子?」と言うと，「伝統菓子が好きなんですか?」とペ・ドゥナさん。チョナンが「はい」と答えると，「伝統菓子じゃないんです・・・」。チョナン「でも，僕好き嫌いないから」。ペ・ドゥナさんが持ってきたのは"餅"。「大好きだよ」とチョナン。ペ・ドゥナさん「キレイにラッピングしてきたんです」。「ありがとう。すごくキレイ」とチョナン。ペ・ドゥナさん「韓国に来てくれてありがとうございます」。 チョナン「年はいくつなの?」。「急に年齢を・・・」と笑うペ・ドゥナさん。「79年生まれなんで，27になります。韓国では28歳です。チョナン「『リンダリンダリンダ』すごくおもしろかったよ」。ペ・ドゥナさん「ご覧になったんですか。おもしろかったですか？・・ありがとうございます。あれは2年前に撮影したんですが，今よりずいぶん若かったでしょう」。チョナン「『リンダリンダリンダ』の撮影は日本だったんだよね」。前橋で撮影したそうです。チョナン「どうだった?」。ペ・ドゥナさん「とにかく楽しくて，まるで夢のようでした。夢の中で日本に行った気がします。共演者はみんな私より若くて，とても刺激を受けましたし，撮影現場はホントに楽しかったです」。チョナン「日本の印象はどうだった?」。ペ・ドゥナさんは，遊びや趣味の写真撮影で，日本には良く来ていたそうです。「でも，仕事で行ったのは，あの時が初めてだったんですが，スタッフもみんな親切で最高だったんです。でも実は，行く前はちょっと恐かったんです。海外での撮影は初めてだったし，韓国人は私一人だったので。たとえば，孤立しちゃうんじゃないか・・・そんな心配もしていたんですが，取り越し苦労でした。できあがった映画もすごく気に入っているんです」。 チョナン「日本で特に気に入ったものってある?」。「日本で?・・・日本の男」と言い出すペ・ドゥナさんですが「冗談です」とすぐに笑いながら否定。「私は，日本の食べ物が大好きですね。特にシュークリームが大好きなんです。ホントに美味しかったです。あとは，寿司，うどん，ラーメン・・全部好きですね」。チョナン「日本語はどう?日本語のセリフも多かったでしょ」。ペ・ドゥナさん「セリフは留学生という設定だったし，ネイティブスピーカーというわけじゃなかったので，そんなに大変じゃなかったんですが，それよりも，スタッフや監督，俳優達との会話が不自由だったので悔しかったですね。でもおかげで聞き取りだけは，少しできるようになりました。日常会話とかは」。 チョナン「でも，ホントにいろんな作品に出演してるよね?作品選びの基準ってあるの?」。ペ・ドゥナさん「私は，最新作も入れると10本の映画に出演してるんです。でも，韓国で韓国人俳優が私みたいに5〜6年で10本の映画に出演するのは，大変なことなんです。と言うのも韓国では，映画の撮影期間がすごく長いんです。『リンダリンダリンダ』は，1ヶ月で終わったんですが，私はそんなに早いスピードの撮影は初めてだったんです。韓国映画は，普通4〜5ヶ月かかるんです。撮影期間だけでも。だから出演作10本というのは，かなり多い方なんです。そんな中でも，私なりの作品選びの基準があって，それは独創性と言うか，今まで見たことのないような映画や役を中心に選んでて。あとはなんて言うか，商業性や興行性よりは，私にしかできない役を中心に選んできました。また監督も重要です。監督がどんな人で，過去にどんな作品を撮ってきたかは。あとは，その・・その監督の可能性も考えて作品を選びますね」。 次週に対談は続きます。 チョナンとSunMinさん。チョナン「SunMinさん，今日の衣装も素敵だね」。SunMinさん「ありがとうござます」。今日は，SunMinさんが"覚えておきたい韓国の名言"を教えてくれます。それは＜グランドの中に僕がいるなら，僕の中にグランドがある＞。チョナン「どんな意味なの?」。SunMinさん「これはサッカー韓国代表のパク・チソン選手が，前回の日韓W杯直後に語った言葉なんです。かっこいいですよね」。「かっこいい言葉だね」とチョナン。SunMinさんの後について言ってみます。 チョナン「まだ緊張しているみたいだね」。「ちょっと緊張しています」というSunMinさんに「楽にしてよ」とチョナン。 「KeepHoldingU」のプロモーションビデオ。 チョナン「今度歌を教えてよ」。そんなことを言い出すチョナンに，笑いながら「はい」と答えるSunMinさん。「カラオケボックスで」とチョナン。 映画「日本沈没」予告編。 |
| 第１０回＜６月１６日＞ チョナン「今日は皆さんに新しい歌姫を紹介します。SunMinさんです」。SunMinさん「みなさんこんにちは。SunMinです。７月５日に久保田利伸さんがプロデュースしてくれた『KeepHoldingU』でデビューします。チョナンさんが主演された『日本沈没』の主題歌なんです」。武道館で披露したときの映像。チョナン「SunMinさんは，ホントに歌がうまいですね」。「ありがとうございます」とSunMinさん。「昔から歌うことが好きだったので，子供の頃から友だちや親戚の前で良く歌っていたんです」。チョナン「何歳の位の時に歌手を目指そうと思ったの?」。SunMinさん「大体１３歳ぐらいの時ですね。本気で志したきっかけは，クリスティーナ・アギレラのライブ映像を見たことなんです。あんな風になりたいなって」。チョナン「尊敬する人なの?」。「はい」とSunMinさん。チョナン「今は何歳なの?」。「今年で１８歳なんです」と答えるSunMinさん。「そうなんだ」とチョナン。 チョナン「それにしてもいい曲だよね」。SunMinさん「ありがとうございます」。チョナン「『KeepHoldingU』は，SunMinさんにとってどんな曲だと言える?」。SunMinさん「この曲は私にとっての念願のデビュー曲だし，すごく意味深い曲ですね。曲自体もすごく気に入ってるんです」。チョナン「久保田利伸さんはどうだった?」。SunMinさん「久保田利伸さんは，私の中では大スターというイメージだったんですが，実際お会いしたら，すごくいい方で安心しました」。「そうなんだ」とチョナン。 チョナン「そうだ。『日本沈没』は見た?」。「まだ見れてないんです」とSunMinさん。「ダメジャン」と笑うチョナン。「じゃあ，是非見てね」。SunMinさん「楽しみにしてるんです」。チョナン「エンディングで流れる『KeepHoldingU』が最高なんだよ。涙が止まらなかったよ」。SunMinさん「私も早く見たいんです」。チョナン「SunMinさんの歌声もホントよかったよ」。映画の予告映像。チョナン「じゃあ，SunMinさん，最後に日本のファンのみなさんに一言どうぞ」。SunMinさん「７月５日に私たちのシングルが発売になります。SunMin thanX Kubotaというユニットになります。また７月１５日には『日本沈没』も公開になります。映画で流れる私たちの曲も是非聴いてみてください。よろしくお願いします」。チョナン「今日はありがとう」。 「初めまして」のご挨拶をした開いては，イム・ウンジュさん。元韓国女子サッカー代表。韓国初の女性国際審判員で，世界初の男子プロサッカー専任女性審判。ドイツW杯中継の解説を務める傍らサッカー行政家として尽力。 チョナン「今日はいろいろと伺いたいんですが・・まず，どうして審判になろうと思ったんですか」。イム・ウンジュさん「国内外を問わずに，誰でも知っているようなそんな職業に就きたく，また，女性の新しい道を開拓したかったので，審判になったんです。審判は，それまで男性ばかりだったんですが，私はプロサッカー，W杯，オリンピックに参加しました。そのことは他の女性のためにも道を切り開けたと思うし，きっかけを作れたと思います」。チョナン「女性だという理由で何か大変だったことはありますか」。イム・ウンジュさん「体力差を補うために２〜３倍は練習しましたし，心理的プレッシャーも大きかったですね。でも，女性ならではの繊細さというメリットもあるんです。だから，思っていたほど大変ではありませんでした」。「なるほど」とチョナン。「じゃあ，やっぱり運動は毎日しているんですか」。イム・ウンジュさん「毎日運動していますね」。チョナン「それにしても背が高いですね」。身長は172cmだそうです。 チョナン「今回のドイツW杯。韓国代表チームのコンディションはどうですか?」。イム・ウンジュさん「W杯は予測できない部分が多いんですが，韓国は2002年日韓W杯の時にベスト4だったので，期待値が高いんですが，まずは予選突破だと思います。もちろん，2002年同様4強を目指して欲しいんですが，当日の選手たちのコンディション次第ですね。でもたぶんがんばってくれると信じています。韓国も日本も16強，8強に入らないと」。「ですよね」とチョナン。イム・ウンジュさん「2006年ドイツW杯で私が期待している選手は，キム・ドゥヨン選手です。派手さはないですが，堅実で，韓国代表には不可欠な存在なんです。W杯では，何か大きな仕事をしてくれそうな気がします。優勝候補はブラジルですね。あとは，イタリア，イングランド，オランダ・・・特にオランダは，前回のW杯に出場できなかったので，世代交替が進みました。私は注目選手をたくさん擁するこの4カ国が世界を驚かせるのではないかと思います」。 チョナン「日本代表チームはどうですか?」。イム・ウンジュさん「日本の代表チームは，組織力ではオランダと比較しても負けないぐらい優れていると思います。だから重要な点は，日本も若い選手が多いので，当日のコンディション・・当日のコンディションによっては，16強，8強と勝ち上がるでしょう。日本の組織力は，ホントに素晴らしいと思います」。チョナン「じゃあ，韓国も日本も予選突破できればいいですね」。イム・ウンジュさん「ですよね。アジア全体のことを考えると，日本も韓国も2002年W杯を共催した国同士，両国とも最低16強，8強まで入るなら，アジア全体のランクが上がることになるので，自国だけでなく日韓両チームを応援すべきだと思いますね」。チョナン「では，決勝で会いましょう」。「いいですね」とイム・ウンジュさん。 チョナンは，「DearWOMAN」のCDとチョンマルブックをプレゼントしたようです（提供バック）。 |
| 第９回＜６月９日＞ 2006年5月29日。日本武道館。チョナン主演最新作「日本沈没」完成披露試写会。今週は先週の続き。 剛くん「僕も沈没寸前なんですけど・・・あの，久保田さんとですね，SunMinさんがですね，もう，歌のうまいことったらありゃしないと言う・・もう・・映画とは関係ないんですけど，オレ歌手やめた方が言いかなって言うぐらい，ものすごい素敵な声で・・・ま，そんなことはさておきまして。とにかく，すごい作品になりまして。あの・・もちろん僕も見たんですけど。もう終わった後はですね，放心状態で。何も言葉にできないぐらいですね，あの・・すごい作品になってまして。これも樋口監督を始め，共演者の皆さん，ホントに僕を引っ張ってくれてありがとうございました・・・えー・・まぁ，こんなに大きな試写会なんで，いっぱいしゃべっとかないと損だと思って，もうちょっと喋らさせていただきますけど・・・すみません・・みなさん，期待以上の作品になってますので，あの・・どこをとっても飽きることのない，と思いますので，あの・・安心してください。ぶっちゃけDVD出ます!これ・・・出るんですけど，あの，ホントに劇場で見てもらいたいなって言う作品になっています。あの・・自分が知っている街がですね，沈んでいく光景を見ると，あの・・すごく，悲しかったりとか，胸が痛くなったりとか・・あの・・DVDは出るんですけど，その痛みを，この夏一緒に感じていただきたいなと僕は思っています。是非ともみなさん，今日は最後までよろしくお願いします」。 柴咲コウさん「まず，この映画に携われたこと，ホントに光栄に思っております。で，ですね，えー・・・」。後ろの剛くんに気づきます。剛くん「よしっ，コウさん，大丈夫。僕，ちゃんと後ろで見守っているから」。柴咲さん「はい」。剛くん「すごい・・最高だったよね」。柴咲さん「はい。最高でした」。剛くん「超最高だったよね」。柴咲さん「最高でした」。剛くん「できあがってみてどうでした?」。どんどん近づいていった剛くん，もう顔が目の前です。「近いですよ，草なぎさん」と安住アナ。改めて柴咲さんの挨拶。「＜日本沈没＞という大きなテーマがあるんですけど，そこにたくさんの人々がいて，その集まりが『日本沈没』と言う今回の映画になっているんですけども・・・果たして自分って人のためにどれだけ生きられるんだろうとか，自分を犠牲にしてまで，私が愛している人のことをどれだけ愛せる・・・よりいっそう愛せるんだろうってことをも考えさせられる映画なので，是非その辺もくみ取って見ていただけたらなと思います。今日はどうもありがとうございました」。 及川さん「愛する人を守りたいと，その思い，そしてその思いを行動に移す勇気・・感動しました。是非是非じっくりと，愛と死と，身の回りのね，みんなに伝えたくなるようなね，感動を持って帰ってもらいたいと思います・・・武道館ベイベー!そして，全国各地の沈没ベイベー!」。 福田さん「私なりにがんばって演じました。今日は皆さん最後まで楽しんで帰ってください。ありがとうございます」。 國村さん「ある意味，この，今ここにいらっしゃる会場の皆さんと，それから全国何カ所かの会場の皆さんは，非常に幸運な方々だと思います。今回のこの『日本沈没』かなりいいですよ。ものすごく楽しめます。ある意味恐い映画なんですけどね。だけど，この映画はフィクションですから，非常に一級のエンターテイメントに仕上がっております。是非，楽しんで帰ってください」。 豊川さん「どうも・・・もう，今は，もうしゃべる気もないぐらい，草なぎ君がずっとしゃべってたので・・」。剛くん「すみません」。豊川さん「もう，沈没しろよ」。剛くん「すみません」。豊川さん「ホントに，あの・・まぁ・・ベイベー・・・まぁ，でもホントに，こんな沈没しかかったメンバーで，よくぞこんなにすごい映画ができたと思いますけども。まぁ，あの・・ホントに・・なんて言うんだろう，見て損はないし，いろいろ感じることができる映画になっていると思いますので，どうぞごゆっくりよろしくお願いします」。 大地さん「映画に出るのもホントに久しぶりで。とっても緊張した中始まったんですけども。ご覧のように素晴らしい，楽しいキャストの皆様と，素敵な監督の下，楽しくお仕事させていただきました。この映画を，私も見ましたときに，ホントに草なぎ君と一緒で，言葉が出ませんでした。人ってみんなそれぞれに生きている意味があるんだなって，そんな風に感じました。ホントに素晴らしい映画です。参加させていただいたことを心から感謝しています。どうぞみなさん，最後までお楽しみください」。 SunMinさん「この美しい歌を，私が歌う機会ができて，ホントに感謝しています。私が歌うとき，愛する人を思いながら歌いました。みなさん是非映画を見るときも，愛する人のこと思いながら是非見てください」。 久保田さん「『日本沈没』・・この素晴らしい映画の，壮大な・・壮大な切なさと，壮大な優しさから，どっぷりインスパイアーされまして曲を作りました。この夏はこの曲を心を込めて一生懸命歌っていきたいと思います。それから，このホントに壮大な素晴らしいプロジェクトにこうした形で参加できて，とっても光栄に思います。ありがとうございます」。 樋口監督「自分のために生きるよりも，誰かのために生きた方がいいんじゃないかと，最近思い始めまして。見終わった後，そんな気分になってもらえたらいいなと思っております。それと今，会場にいるかと思うんですけど，原作の小松左京さん，あなたの小説と出逢わなければ，私は今ここに立っていませんでした。ありがとうございました」。 最後にまた剛くん「みなさん，えー・・ホントにまもなくですね，上映いたします。あの・・しっかりと目に焼き付けて帰ってください。あの・・最近でも大地震があったりとかですね，大変な災害が続きますが，この映画を見ていただくと，どんなに大変なときでもですね，人の気持ちを思ったり，人を愛することが，人を助けるという心がですね，そういうときにこそ大事なんだな，と言うことを皆さんに問いかけてくれると思います。えー・・日本はすごい沈没していってしまうんですが，あの・・それとは逆にですね，プラスの考えを持って，あの・・いい未来につなげていける気持ちがもてたらいいなと思っています。皆さん，今回は遠いところから足を運んでくださいまして，ホントにありがとうございました」。 映画「日本沈没」の予告。 試写会で映画を見た人たちの感想。 舞台挨拶を終え，ステージを降りた剛くん，「チョナン・カン」スタッフ（カメラ）を見つけると「スゴハショッソヨ・・・」チョナンに一瞬で変身。 |
| 第８回＜６月２日＞ 2006年5月29日。日本武道館。チョナン主演最新作「日本沈没」完成披露試写会。 ＜予告編＞ 東京・大阪・名古屋・福岡・北海道を同時中継で結んだこの完成披露イベント。まずはサプライズゲストによるスペシャルライブからスタート。SunMin thanX Kubotaのお二人が登場し，主題歌「Keep Holding U」を披露。 そしていよいよゲストの登場です。司会の安住アナが一人ずつ紹介。 主人公，潜水艇パイロット・小野寺俊夫役：草なぎ剛さん ヒロイン，ハイパーレスキュー隊員・阿部玲子役：柴咲コウさん 潜水艇パイロット・結城達也役：及川光博さん 阿部玲子に救出される少女・倉木美咲役：福田麻由子さん 内閣官房長官・野崎亮介役：國村隼さん 地球生命学博士・田所雄介役：豊川悦司さん 危機管理担当大臣・鷹森沙織役：大地真央さん 主題歌担当：SunMin thanX Kubotaのお二人 安住アナ「大変長らくお待たせいたしました。今日お集まりの日本武道館の7000人のお客様，そして名古屋・大阪・福岡・北海道の各会場に集まった計1万5000人のみなさんへ向けて，挨拶をお願いしたいと思います。まず最初に，草なぎ剛さん，お願いします。どうぞ!」。 剛くん「どうも，みなさん，今日はわざわざお越しくださいまして，ありがとうございます。（拍手）。あ，どうも・・あの・・・北海道と，大阪と，名古屋と，福岡のみなさんも，ありがとうございます。あの・・・声援が今聞こえてきました。あの・・こんなに大きなですね，あの，試写会で，挨拶するのは，もしかしたら，ホントにもう，一生に一度のことかもしれないと思いまして，えー，ホントに，緊張しているんですけど・・・あの・・・ホント，こんな，大きなところでですね，こう，挨拶できて，オレ生まれてきてよかったって思ってます。みなさん，ホントに，あの・・なんでしょうか。あの・・いつも暖かくですね，見守ってくださって，えー・・・ホントに，あのー・・公開の日が近づくにつれてですね，みなさんの期待感が，ひしひしと伝わってきて，あの・・もう僕も沈没寸前なんですけど・・・もう，すでに，沈没しっ，しかけています。あの・・久保田さんとですね，SunMinさんがですね，もう，歌のうまいこったらありゃしないと言う・・もう，映画とは関係ないんですけど，オレ歌手やめた方がいいかなって言う・・・」。 珍しくたくさん喋るチョナン。次週「日本沈没」を熱く語るチョナン，乞う御期待。こんなチョナン見たことないかも・・・？ |
| 第７回＜５月２６日＞ ソファに座りテレビを見ているチョナン。ちょこちょこチャンネルを変えては，ぶつぶつ何かつぶやいたり，画面の歌詞を読んで歌ってみたり・・・「みなさん，こんにちは。ソウルに来ています。4月からドラマやバラエティーなど多くの新番組がスタートしてますよね。日本では吾郎さんの新ドラマも始まりました。もちろん，ここ韓国でも注目の新番組が目白押しなんです。 今週は，韓国でこの春スタートした話題の新番組一挙大公開。 まずは＜視聴者参加型オーディションバラエティ番組＞。 「スーパースターサバイバル」：世界に通用するアーティスト発掘をめざす。 「サバイバルスターオーディション」：視聴者の投票によりドラマの主役が決まる。 「青年成功時代」：韓国宮廷料理の料理王をめざす。 続いて＜ドラマ部門＞。映画スタアがテレビドラマへ復帰し話題に。 「恋愛時代」：「王の男」のカン・ウソンと「四月の雪」のソン・イェジンが主演。離婚した夫婦のラブストーリー。 「君はどこの星から来たの?」：死別した恋人にそっくりな女性が現れる不思議なラブストーリー。「マイリトルブライド」のキム・レウォン主演。 「性教育ドットコム」：ケーブルテレビながら大きな話題を集める。ホームページに寄せられた実体験を元にした青少年の性と愛のドラマ。 最後の提供バックで，またテレビを見ているチョナン。 |
| 第６回＜５月１９日＞ チョナン「ついにドイツＷ杯まで１ヶ月を切りました。先日は，日本代表メンバーも発表になりましたよね。我らが日本代表。ホントに頼もしいメンバーだと思います。韓国代表はというと，やはりあの選手が鍵を握っているようです」。街頭インタビューで名前が挙げられるのは"パク・チソン選手"。チョナン「そうです。プレミアリーグ，マンチェスターユナイテッドのパク・チソン選手です。ホントに６月が待ち遠しいなぁ」。 VTR。アニメ制作の勉強をしているという，ソ・インホ君，ホン・ウソク君，イ・ジュンジャさんからのメッセージ。チョナンの韓国への愛をテーマにアニメを制作しました。ソ・インホ君「今度，是非番組のタイトルを作らしてください」。チョナン「なるほど。じゃあ，見てみましょう」。アニメが始まります。タイトルが「チョナン・カン韓国上陸作戦」。チョナンは，見ながら喋っています。アニメの内容は・・・ ※（ ）内はチョナンのコメント 日本にいる剛くんがコンサートで歌っています。（気持ちよさそう。歌手，チョナン。まだ髪が長いなぁ）。飛行機が登場し，剛くんが乗り込みます。（飛行機・・・飛行機に乗って，韓国に出発した）。空港ではたくさんのファンの出迎えが。チョナン・カンスタイルで登場したチョナン。（人気があるんだ。人気者チョナン）。ところが，すぐその後ろからペ・ヨンジュン氏が登場し，駆けつけていた人々は全員ペ・ヨンジュン氏へ。がっくりするチョナン。（あ，そうだったんだぁ・・寂しい・・哀しい）。韓国語を勉強しながら，韓国の街頭で歌い続けるチョナンに，少しずつ人が集まってきます。（まさに日々これ精進）。いよいよ韓国でのコンサート。（韓国でコンサートを）。曲はもちろんあの曲。（つんく♂さんが作ってくれた曲「チョンマルサランヘヨ」）。コンサートは大盛況で，喜ぶチョナンの姿。 見終えて「はぁ・・・ちょっと問題があるなぁ。電話してみよう」と目の前の電話で早速連絡を取ります。「もしもし，チョナンですが。ソ・インホ君ですか。今見たよ。作ってくれてありがとう。でも問題があるんだよね。もうちょっとかっこよくならないかなぁ」。 ここからは，豪華未公開トーク集。 まずは，神話のエリック君との対談。エリック君「日本は仕事だけじゃなく，ゆっくり遊んでみたい国の一つですね」。チョナン「日本の料理は好き?」。エリック君「大好きです」。チョナン「何が一番好き?」。エリック君「僕は魚料理が好きなので，寿司が大好きなんです。しかも『将太の寿司』を読んでたので，詳しいんです。あとしゃぶしゃぶも大好きですね」。 キム・ソナさんとの対談。キム・ソナさん「結婚のご予定は?」。チョナン「結婚は・・・もうしてますよ」。驚くキム・ソナさんに「ウソです」と謝るチョナン。キム・ソナさん「だと思った。びっくりした。いつしたのかと」。チョナン「ソナさんは予定は?」。キム・ソナさん「全然ないです」。チョナン「結婚については，どう考えているの?」。キム・ソナさん「結婚は"しなきゃ"です。"いつかしなきゃ"です」。 イ・ジュンギ君との対談。チョナン「最近日本に行った?」。イ・ジュンギ君「去年の冬に。プライベートで行きました」。チョナン「連絡してよ」。イ・ジュンギ君「しようと思ったんですが，忙しそうなんで，こっそり遊んで帰りました。テレビで見ましたよ。『スマスマ』。おもしろかったです。韓国にない番組ですね。ホントにおもしろかったです。僕も呼んでください」。チョナン「是非来てよ」。イ・ジュンギ君「すごい番組だと思いました」。チョナン「ビストロのゲストに」。 キム・ジュンウンさんとの対談。キム・ジュンウンさん「今日は何の日かわかりますか?」。「何だっけ?」と考えるチョナン。キム・ジュンウンさん「今日は2月14日です。バレンタインデーです。だからチョコを持ってきたんです」。チョナン「わざわざありがとう。超嬉しい。ありがとう」。キム・ジュンウンさん「忘れずに持ってきてよかった」。 タイガーJKさんとの対談。タイガーJKさん「日本でおもしろいことがあって。服屋で服を買って，金を払って，隣のラーメン屋で食事をしていると，その服屋の店長が俺たちを見つけて，20〜30分経っていたんだけど，おつりを渡し忘れたと言って，来てくれたんです。1万円の支払いのおつりを，正直に。だからすごく日本も人情があるなと思ったね」。 パク・ウネさんとの対談。チョナン「昼飯はジャージャー麺を食べたんだよ」。パク・ウネさん「美味しいですよね。ジャージャー麺はお好きですか?」。チョナン「実は今日始めて食べたんだ。日本の料理の中では，何が一番好き?」。パク・ウネさん「寿司ですね。私は寿司だけあれば生きていけます。ホントに。それぐらい好きなんです」。 次週は，韓国のテレビ新番組大紹介。 |
| 第５回＜５月１２日＞ ヒップホップスタイルでご挨拶した今日の対談相手は，韓国ヒップホップ界のパイオニア・タイガーJKさん。チョナン「同い年らしいね」。2人で「寅年でしょ?」。「寅年万歳」とタイガーJKさん。チョナン「だから"タイガーJK"なの?」。虎は韓国を象徴する動物で，タイガーJKさんのあだ名だったこともあり，さらに寅年生まれだから"タイガーJK"と名乗ったそうです。 「じゃあ，まずは乾杯」とチョナン。きついお酒だったようで「キツイ」とチョナン。「お酒は好きなの?」。タイガーJKさん「かなり好きだね・・・ほとんどアルコール中毒だね。でも最近は酒断ちしているんだ」。「僕も最近に止めているんだ。仕事のために」とチョナン。逆にタイガーJKさんは，仕事のために飲んでいるんだとか。「飲んでた方がいい作品が出来るんだ。でも今回は，酒なしでやってみようと思うんだ。髪も切ったし，気分一新で」。 チョナン「新しいアルバム聴いてるよ。最高だね。いつからヒップホップの魅力にはまったの?」。「小学校の時に出会ったんだ」というタイガーJKさん。お父さんがレコード収集家で，その中にバッドボーイというグループのレコードがあって，それから。「じゃあ，かなりのキャリアなんだね」とチョナン。「最近の韓国音楽シーンについてはどう思う?」。タイガーJKさん「オレは，正直そういうことに詳しくなくて・・というのも，自分の音楽をしているだけだから。でも，強いて言うなら，ビジネス面では悪くなっているよね。MP3のせいでね。これは世界的なことだと思うけど。ITの発達した韓国では，特に深刻なんだ」。韓国では，音楽はダウンロードするのが当たり前。CDの売り上げは，最盛期の4分の1だそうです。 チョナン「尊敬しているアーティストは?」。タイガーJKさん「常に一生懸命音楽と向き合って生きている人は，有名無名にかかわらず尊敬しちゃうね」。街で出会ったドラマーでも尊敬するそうです。「学ぶことは多いからね」。チョナン「日本の音楽とかは聴く?」。タイガーJKさん「日本の音楽と言えば，"T"として知られているユン・ミレさんのアルバム制作の現場で，日本のアーティストとも一緒に作業をしたことがあるんだ。そのとき一緒だったDJ HASEBE，SAKURA，それにDoubleは素晴らしいアーティストだと思ったよ。特にSAKURAの音楽がとても気に入った。彼女の声や人間的な魅力に惹かれたんだ。ハートがよかったね」。チョナン「普段はどんな練習しているの?」。「毎日ラップばかりしてるね。練習と言うより日常だね」とタイガーJKさん。車を運転していても，何をしていても，一人で騒いでいるから友だちに「うるさい」と言われるそうです。チョナン「ちょっと歌詞を読んだんだけど，すごくかっこよかった。気に入っちゃった」。「ありがとう。感謝するよ。今日はほめられてばかりの対談だなぁ」とタイガーJKさん。また乾杯。チョナン「じゃあ，日本と韓国の音楽の違いってなんだと思う?」。タイガーJKさん「オレの日本の音楽に対する印象は"あまりに完璧すぎる"と言うことだね。いいことかもしれないけど，人間味がないって言うか・・何となくわかるでしょ?完璧過ぎちゃってるんだよね。未完成の部分がある方が，心に伝わると思うんだ。逆にうらやましく思うのは，海外のアーティストと交流がしやすいとこだね。そんな開放的な音楽環境がうらやましいね。韓国では，まだ日本みたいに海外のアーティストと自由に交流できる環境が整っていないんだ」。 チョナン「それにしても，ホント，酒強いね。普段は何を飲んでいるの」。「酒だったら何でも」というタイガーJKさん。焼酎も，ビールも，洋酒も，マッコリも，爆弾酒というビールの焼酎割りも・・・「全部だね」。チョナン「じゃあ，好きな女性のタイプは?」。タイガーJKさん「台所では天使で，ベッドでは野獣・・そんな女性だね」。チョナンが「韓国の女優の中では?・・誰?」とたずねると，考え込んでなかなか答えが返ってこない。チョナンが「パク・キョンリム?」というと「好きなの?パク・キョンリムも好きだよ」とタイガーJKさん。以前，チョナンが韓国のミニドラマで共演した方です。 チョナン「テコンドーが5段だと聞いたんだけど，ホントなの?」。「もちろんホントだけど。父と叔父がテコンドーの師範だったから，小さい頃から道場で義務的にやってただけだよ・・・でもそれは父と叔父のコネでもらった5段なんだ。ホントにたいしたことないから」と謙遜するタイガーJKさん。チョナン「僕も最近テコンドー始めたんだ・・まだ白帯だけど」。タイガーJKさん「おもしろい?」。チョナン「うん。体にいいし」。タイガーJKさんも「体にもいいし，精神修行にもなるし」と。でも「けんかに使っちゃダメだけどね」とも。チョナン「いろいろと武勇伝があるって聞いたんだけど・・・」。アメリカのフロリダ州でチャンピオンになったことがあるそうです。でも，練習での技のキレを見ただけで，相手が怖がって棄権してしまい，試合をせずにチャンピオンになったんだとか。「実際に戦っても自信あったけど。そのときには戦わずにして優勝したんだ」。「それはすごい」とチョナンは拍手。「ありがとう」とタイガーJKさん。 チョナン「今年度の目標は?」。タイガーJKさんが「幸せに暮らすことだね。とにかく健康で幸せに」というと「それが一番重要だよね」とチョナン。そして「最後に日本にいるファンの皆さんに一言」とチョナンが言うと「ファンなんているのかな」とタイガーJKさん。「たくさんいるよぉ」とチョナン。タイガーJKさん「みなさん，幸せに過ごしていますか?いつも元気で，笑顔を忘れずに。僕が日本に行ってライブするときは，絶対に来てくださいね。そして僕のアルバムは，ダウンロードじゃなく買ってくださいね」。チョナン「僕もすごく興味あるから，絶対にライブ見に行くね」。「ありがとう，今日はホントに楽しかったよ」とタイガーJKさん。「まさに酒抜きでは語れない対談だったね」と乾杯。 |
| 第４回＜５月５日＞ オープニングでは，映画「日本沈没」の予告編が（約1分）。 続いて，ＳＭＡＰ「DearWOMAN」のPV（完全版）。 最新K-POPランキングベスト3。 第3位キム・ジョングク「手紙」 第2位SE7EN「僕はわかる」 第1位SG WANNA BE「私の人」 とあるバー(?)一人の男性と対談するチョナン。「僕もすごく興味があるから，絶対にライブ見に行くね」。男性「今日はホントに楽しかったよ。まさに酒抜きでは語れない対談だったね」。2人で乾杯。 |
| 第３回＜４月２８日＞ 今日の対談相手は，"韓国の真珠"と呼ばれる大人気女優のハ・ジウォンさん。現在映画「デュエリスト」が日本で公開中。 チョナン「最近，ピアノを練習しているんだって?」。次回作がピアニスト役なので練習をしているそうです。撮影にはすでに入っています。「じゃあ，ちょっと手を見せてみて」とチョナンは手を見せてもらうと「キレイだね」。ハ・ジウォンさん「指が長い方なんで，ちょうどよかったんです。やっぱりピアニストは指が長くないといけないので。だから最近指を伸ばす運動もしているんです」。 チョナン「女優として演技をするときに特に気をつけていることはある?」。ハ・ジウォンさん「特に映画の現場では万全の準備をしていきますね。と言うのも理解できないことを演じられないからです」。現場では，監督や共演者の方と，理解できるまで徹底的にディスカッションするそうです。「こんなことなのかな？」というような曖昧な感じでは出来ないから。「十分に役を把握した上で演じるようにしていますね」。 日本には撮影等で来たことがあるそうです。イ・スヨンさんの「花」という曲のミュージックビデオは日本で撮影。「街並みのキレイなところだったんです」。それから去年，チャリティー目的の日本の芸能人ゴルフ大会に参加したそうです。「記念撮影なんかもして，すごく楽しかったんです」。チョナン「場所はどこでやったの?東京?」。「たぶん，東京だったと思います」とハ・ジウォンさん。チョナン「ゴルフは好きなの?」。「下手ですけど，好きですね」とハ・ジウォンさん。「うちのメンバーの吾郎さんが，結構うまいんだ，ゴルフ」とチョナン。そして日本の印象をたずねます。「ホントにすごく親切にしてもらったんです。日本の芸能人に会ったのは初めてだったんですが，すごく親しみやすかったんです。もっと派手な世界だと思ってたんですが。一緒に食事をしたときとか，打ち上げ会場とかで，初対面なのにホントに親切にしてくれて。別れ際には泣いている方もいて，"情があるなぁ"と思いました。韓国人もすごく情が深いんですが，同じですね」。チョナン「じゃあ，日本の映画とかドラマは見る?」。「私は日本のラブストーリーが好きなんです」とハ・ジウォンさん。好きなのは「LoveLetter」とか「鉄道員」とか「秘密」とか。「ラブストーリーでもいろいろなバリエーションがあって，すごくユニークだと思うんです。そんなところが好きですね。あと演者は泣いてなくても，観客が泣けるような，共感できる部分が多いので，私は日本のラブストーリーが大好きなんです」。 チョナン「ハ・ジウォンさんが尊敬している人って誰?・・・俳優で」。映画「デュエリスト」で共演しているアン・ソンギさんだそうです。ハ・ジウォンさんの初出演映画でも共演。 チョナン「剣道をやってたんだよね」。「ちょっとだけ」とハ・ジウォンさん。チョナンは「僕もやってたんだよ。じゃあ，今度，一緒にやってみようか」と誘います。ハ・ジウォンさんは，ちょっと習っただけで有段者ではないそうです。「運動が大好きなんで，いろんなことをやってたんです。剣道もそうですし。でも『デュエリスト』の時には，すごく役立ちましたね。アクションシーンが多かったので」。チョナン「韓国の剣道用語はよくわからないんだけど，日本語では"面"って言うのね。韓国語ではなんて言うの」とジェスチャー付きで。ハ・ジウォンさんは「モリ（頭）」。チョナン「じゃあ，日本で言う"胴"は?"ペ（腹）"?」。「それは"ペ"です」とハ・ジウォンさん。でもすぐに「"ホリ（腰）"です」と訂正。チョナンは「ホントに?」と笑っています。 チョナン「話は変わるけど，理想の男性像はどんなタイプ?」。ハ・ジウォンさんが考えていると「剣道選手?」とチョナン。これには，ハ・ジウォンさんは笑っちゃいます。「私はかわいくて，かっこいい人がいいですね。実は私は，少女漫画が大好きで，まさに漫画の主人公のような，かっこよくて，どこかかわいらしい，そんな男性が理想ですね。でも，何より重要なのは，優しい心を持っていることですよね・・でもやっぱり外見も重要ですけどね」。 チョナン「逆に僕に聞いてみたいことってある?」。ハ・ジウォンさんは「私は今，日本語を勉強したいんですが・・・韓国語がすごくお上手じゃないですか。どれ位勉強したんですか」。「5年間だよ。この番組で勉強したんだ」とチョナン。ハ・ジウォンさん「ホントすごいですよね」。謙遜しながらチョナンは「毎日少しずつ勉強しているんだ」と。ハ・ジウォンさんが「私も日本語を勉強するんで，また是非」というと「ちょうどいいのがあるよ。プレゼント」と「チョンマルブック」を差し出します。「この『チョンマルブック』を見て，日本語を勉強してね」とチョナン。ハ・ジウォンさんは表紙の写真を見て「実物の方が素敵ですね」と。「ありがとう」とチョナン。ちょっとだけ日本語講座。ハ・ジウォンさん「かっこいい」。「モシッタ」とチョナン。ハ・ジウォンさん「そんな」。「ソルマ」とチョナン。「似てるよね」。 チョナン「最後に日本のファンの皆さんに是非メッセージを」。ハ・ジウォンさん「こんにちは。ハ・ジウォンです。チョナン・カンさんとこうして日本の番組に出演できて，すごく嬉しいです。私も映画やドラマを通じて，日本の皆さんにどんどんお会いしていきたいです。また，今日本では『デュエリスト』が公開中なので，是非ご覧いただけたらと思います。それまでお元気で。またお会いしましょう。ありがとうございました」。 |
| 第２回＜４月２１日＞ チョナン「ソウルに日本映画を常時上映する映画館が出来ました。嬉しいですね」と言って，その映画館へ。 支配人のイ・イェスックさんとお話。チョナン「ホントにキレイな映画館ですね」。１月にオープンしたばかり。ここCQN明洞は，ソウル中心部にあり，韓国初の日本映画専門館を持つシネコンです。チョナン「今後，この映画館では，いつでも日本映画が見られるんですよね」。５つのスクリーンのうち，１〜２カ所では日本映画を上映しているそうです。チョナン「韓国の観客の間では，そんなに日本映画が人気なんですか?」。イ・イェスックさん「最近は日本映画がすごい人気なんです」。日本映画同好会のようなサイトがあったり，日本人俳優も人気があるそうです。劇場への問い合わせも多く，すごく手応えを感じているとか。チョナン「今はどんな映画を?」。昨日から「パッチギ!」を上映中。「僕も最近見ました。最高でした」とチョナン。家でDVDを一人で見たそうです。「主演女優がいいですよね」とイ・イェスックさん。チョナン「映画自体の反応はどうですか?」。「すごくいいですね。日本映画もやっぱりおもしろいって言ってくれますね」。日本映画が好きだという人たちのインタビュー。 チョナン「ここには日本人客も結構来るんですか?」。明洞は日本人観光客が多く，看板を見てきてくれるそうです。今はクォン・サンウさんのポスターが貼ってあるので，記念写真を撮っていく人も。クォン・サンウさんとは・・「一度会っています。この番組に一度出演してくれたんです」。そのときの映像が流れます。チョナン「ハン・ソッキュさんの最新作も公開されてるんですね」。２月２３日から公開。タイトルは「淫乱書生」。ポスターが貼ってありました。イ・イェスックさん「ハン・ソッキュさんが初めて髭を伸ばして，冠をかぶったんです」。「似合ってますよね」とチョナン。イ・イェスックさん「あと台詞もすごくいいんです。と言うのも時代劇なので昔の言い回しなんですが，ハン・ソッキュさんのあの渋い声，あの低いトーンとぴったりなんです」。「いい声ですもんね」とチョナン。「絶対見ます。ここで。時間が出来たら是非」。イ・イェスックさんは「じゃあ，いい席を用意しときますね」。 チョナン「ホントに雰囲気がいいですね」。イメージとしては青をベースにして，植物を置いて，自然な感じに作ったので，映画を見るだけではなく，ロビーでお茶を飲んだり，パンフレットを見ながら休んだりして欲しいそうです。「最高ですね」とチョナン。 チョナン「これからどんな日本映画を上映するんですか」。韓国女優のペ・ドゥナさんが出演している「リンダリンダリンダ」を上映するそうです。チョナン「日本でも公開しましたよね」。去年の夏に公開されました。イ・イェスックさん「チョナン・カンさんの映画もこの夏日本で公開されると聞いていますが・・・それもこの劇場で公開したいですね」。「よろしくお願いします」とチョナン。「日本沈没」の予告が流れます。 チョナン「じゃあ，今から何か映画見ましょうか」。「じゃあ，見ましょう」とイ・イェスックさん。 ということで，最新韓国映画ランキングベスト３。 第３位「連理の枝」：チェ・ジウさん最新作 第２位「甘く，殺伐とした恋人」：R-18していながら公開2週で120万人動員 第１位「青春漫画」：観客動員200万人突破。クォン・サンウさんとキム・ハヌルさんの2度目の共演作 チョナン「今日はありがとうございました。いつか僕の主演映画も上映してくださいね」。イ・イェスックさん「必ず上映します。そのときは是非舞台挨拶をしてくださいね」。「ええ，ここで」とチョナン。 |
| 第１回＜４月１４日＞ チョナン「なんと今年で，この番組も6年目に突入しました」。放送開始は，2001年4月13日。「あの時生まれた赤ちゃんも，もう小学生です。僕も6年前は・・・25歳!・・25だったんですが，今はもう31歳です。はぁ・・・ホントに早いですねぇ。じゃあ，これからも40歳まで・・・いやいや50歳まで引き続きこの番組をがんばっていきます。みなさんも引き続き応援してくださいね」。 ということで，今週から「継続こそ力なり篇」へ。 今週は韓国での対談。今回のお相手は，「宮廷女官チャングムの誓い」に出演しているパク・ウネさん。お弁当を作ってきてくれました。「嬉しいなぁ」とチョナン。ふたが開けられると，「伝統料理だよね」。昔から韓国の宮廷で食べられていたもので「九折坂」という料理。9種類の具材が入っていて，全部を包んで食べるそうです。チョナン「『宮廷女官チャングムの誓い』でもやってたよね」。もう1段には，ジョン（韓国のお好み焼き）とナムルが入っていました。食べ方を教えてもらいます。薄く切った大根（千枚漬けのように見えます）に他の具材を全部乗せて包みますが，以前は大根じゃなく小麦粉を薄く焼いたモノだったそうです。でも大根の方が消化にいいとか。食べてみて「最高。ホントに美味しい」とチョナン。ウネさん「家でも簡単に作れるんですよ。日本に帰ったら是非作ってみてください」。ウネさんおすすめのジョンを食べさせてもらいました。「日本に全部持って帰るね」とチョナン。 チョナン「『宮廷女官チャングムの誓い』は，日本でもすごく有名だよ。今はどんな撮影をしているの?」。今はホラー映画の撮影中と聞くと，それだけで「怖い・・・」とチョナン。ストーリーを聞きますが，「タイトルは『2月29日』で。2月29日は4年に1回しかないですよね」と説明されるだけで「怖そう・・・」とチョナン。内容的には，何か起こりそうな深夜の高速道路の料金所の出来事。ウネさんはその料金所職員の役だそうです。チョナン「僕はそういうホラー映画はダメなんだ」。「私は大好きなんです」とウネさん。日本のホラー映画も好きで，一番怖かったのは「呪怨」だそうです。さすがに怖くて半分しか観られず，さらにしばらくは撮影所に行くのも怖くて，一人で行けなくなったそうです。 チョナン「日本には行ったことあるの?」。興味はあるけれどまだいったことがないそうです。チョナン「休みの日は何をしてるの?」。冬はスノーボードだそうです。大好きなんだとか。チョナン「上手なの?」。ウネさん「下手なんですが好きなんです。日本の札幌は雪が多いですよね。だから来年は行ってみたいですね」。はじめてから5年。チョナン「長いね」。ウネさん「長いんですけど，恐がりで，度胸もなくて恐る恐るやっているので，下手なんです」。 チョナン「話は変わるけど，ウネさんが尊敬している人って誰?」。ウネさん「女優さんで尊敬しているのは，チョン・ドヨンさんってご存じですか?」。「ちょっと・・」とチョナン。ウネさん「去年『君は僕の運命』と言う映画で主演女優賞を獲った方なんですが・・・どんな役でも見事になりきってしまうので，私はすごく尊敬してるんです」。チョナン「じゃあ，好きな男性のタイプは?」。ウネさん「とにかく私に優しくしてくれる人が一番なんですが，穏やかで，包容力のある，お兄ちゃんタイプの人で。外見は，背の低い人が好きなんです。変わってますよね。顔も『かっこいい』と言われる人よりも，平凡だけど味のある，そんな人が好きです・・・どんな女性がタイプですか」。「僕は女性らしくて，でも強い人」とチョナン。ウネさん「韓国女性はどうですか?」。「もちろん好きだよ。紹介してよ」とチョナン。 チョナン「じゃあ，逆に僕に聞きたいことってある?」。ウネさん「韓国での今後の活動は?」。チョナン「もうちょっと実力をつけてから」。ウネさんは「そんなこと・・すごく有名ですし」。「イヤイヤ・・・」とチョナン。「いつの日か，韓国映画に出演したいんだ」。日本映画に出演したいというウネさんは「交替しましょうか」と提案。「いい考えだね」とチョナン。 チョンマルブックをプレゼントした様子（CMあけ手にしていました）。チョナン「日本語で『はし』ってあるでしょ。これも『箸』だし，川にかかってる『橋』も『はし』」。韓国語にも同じように同音異義語があると。「言葉」「馬」は「マル」。「目」「雪」は「ヌン」。 チョナン「じゃあ，ウネさん，最後に日本にいるファンの皆さんにメッセージを」。ウネさん「今回，チョナン・カンさんに会えてとても嬉しかったです。これからも，ドラマや映画を通して，日本の皆さんにお会いできるようがんばっていきます。これからもお元気で，より充実した新学期をお過ごしください。私のことも応援してくださいね。ありがとうございました」。 |