※2007年1月26日の放送から＜○○編＞等の表記がなくなりました。とりあえず，そこから第1回と改めてカウントします。
| 第1回 | 第2回 | 第3回 | 第4回 | 第5回 | 第6回 | 第7回 | 第8回 | 第9回 | 第10回 |
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| 第４３回＜１２月２１日＞ SMAP「弾丸ファイター」プロモーションビデオ（韓国語字幕付き）。 今週のゲストは，俳優コン・ユさん。チョナン「やっとコン・ユさんに会えた」。コン・ユさん「僕もです」。チョナン「光栄です」。コン・ユさん「僕も光栄です」。 俳優コン・ユさん。2001年「学校4」でドラマデビュー。2005年「乾パン先生とこんぺいとう」では，その演技力が認められ，大ブレイク。今年3月に公開された日本映画「龍が如く」に出演し，高い評価を得ました。7月の大ヒットドラマ「コーヒープリンス1号店」で，韓国の"大切な男性"NO1に。 チョナン「とりあえず乾杯しよう」。コン・ユさん「昼間から酔っぱらうかも」。チョナン「ドラマの撮影は終わった？『コーヒープリンス1号店』」。コン・ユさん「はい」。チョナン「見たよ」。コン・ユさん「本当ですか」。チョナン「1話・2話」と日本語で。コン・ユさん「いちわにわ？」。意味を確認。チョナン「おもしろかった。楽しめたよ」。コン・ユさん「ありがとうございます。このドラマは，トレンディードラマで。でも，一見軽く見えますが，そうではなく，いろんな要素が絡んでいく恋愛ドラマです」。チョナン「かっこいい役だったね」。コン・ユさん「そうですよね。ボクも好きです。あんな役を演じられて」。 チョナン「俳優になったきっかけは何？」。コン・ユさん「大学生の時，アルバイトでM-netというケーブルテレビがあり，そこの音楽番組でVJを・・・ビデオジョッキーを偶然始めてから，今に至っています」。チョナン「そうなんだ・・・やっぱかっこいいからかねぇ」と日本語で。コン・ユさん「かっこいい？」。また意味を確認。チョナン「どういう俳優に魅力を感じる？」。コン・ユさん「相手役の俳優やドラマや映画を作るあらゆる人々が，共感してしまう人が，魅力的な俳優だと思います。演技は1人でする物ではなく，今，僕とチョナン・カンさんがインタビューで対話をしているように，演技とセリフが決められた場面の中でも，まるで実際のことのように演技できてこそ，魅力的な俳優だと思います」。チョナン「なるほど・・・僕より若いのに，しっかりしているね」。コン・ユさん「ありがとうございます」。チョナン「そっかぁ・・・じゃあ，コン・ユさん，これからやってみたい役はある？」。コン・ユさん「今までやっていた役は，大体が善良な役で，冷たいイメージをお見せしたことがないんです。なので，個人的に，本当は僕の中にも悪い面が存在しているはずなので，そう言う面を演技で表現してみたいです。それにより，人々が"あれがコン・ユ？"，"コン・ユなの？"，"コン・ユではないか"・・・と混乱をしてしまうくらいの演技をしてみたいと思っています」。チョナン「期待しているよ」。 コン・ユさん「年齢を聞いてもいいですか？」。チョナン「僕？33歳。僕の方が兄貴」。コン・ユさん「そうですね。もちろんです。見た目はすごく若く見えますね」。チョナン「そう？」。コン・ユさん「肌もとても良いですし」。チョナン「やっぱり・・・昨日，お酒を・・・我慢したからかな」。コン・ユさん「だから余計若く見えるのかな・・・目がとてもキレイですね。目がとても。とても深い目ですね」。チョナン「そうかなぁ」。コン・ユさん「本当ですよ」。チョナン「褒めてくれてありがとう」。 次回は，コン・ユさんとの対談後編。  |
| 第４２回＜１２月１４日＞ チョナン「歌うから」と「ハッピーバースデー」を歌い出しますが・・・(^^;)歌ってあげた相手は，キム・アジュンさん。チョナン「ホントキレイだね」。キム・アジュンさん「ありがとうございます。とてもハンサムですね」。 今夜のゲストは，女優キム・アジュンさん。2004年映画「オッケドンム」で女優デビュー。同年秋のドラマ「海神-HESHIN-」で男勝りの護衛兵士を見事に演じ，注目されます。2005年「変な女，変な男」で主演に抜擢。平均視聴率29％の大ヒットドラマに。2006年韓国ラブコメ史上NO1ヒットとなった「カンナさん大成功です！」で大鐘賞主演女優賞を受賞。 チョナン「映画大ヒットおめでとう」。キム・アジュンさん「ありがとうございます」。チョナン「良かったよ」。キム・アジュンさん「もう見たんですか？ありがとうございます」。チョナン「特殊メイク，どうだった？」。キム・アジュンさん「特殊メイクをすると，どうしても表情の演技とか，発声とか，うまくできなくて。最初はちょっと苦労しました」。チョナン「暑かったでしょ？」。キム・アジュンさん「もちろん暑かったんですが，暑いことより，息苦しかったことの方が大変でした」。チョナン「そうなんだ。映画では実際に歌ってたんだよね。難しかった？」。キム・アジュンさん「私，本業は歌手じゃないので，ちょっと難しかったけど，撮影前に特訓した甲斐があって，おかげさまで好評でした。すごくホッとしました」。 チョナン「俳優の魅力ってなんだと思う？」。キム・アジュンさん「俳優は，時に泣かせることもできれば，笑わせることもできる。考え方を変えることもできるし。なので，そう言うマジックのような魅力があると思います」。チョナン「マジックか・・・これからどんな役をやってみたい？」。キム・アジュンさん「まだまだやっていない役がいっぱいあるので，どんな役をやってみたいと言う気持ちより，どんな役であっても自由にやってみたいです」。チョナン「そうなんだ」。 チョナン「女性があこがれるスタイル第1位らしいけど，スタイルを維持する秘訣は何？」。キム・アジュンさん「運動が好きなので，よくやっていて」。チョナン「どんな運動？」。キム・アジュンさん「水の中での運動が好きで。水泳も好きですし，水上スキーやジェットスキーも好きです。普段は簡単な有酸素運動をやっています」。チョナン「そうなんだ」となぜか笑っています。キム・アジュンさん「なんでそんなに笑うんですか？」。チョナン「ああ，そうなんですか」とまだちょっと笑っています。キム・アジュンさん「そうですね」。 チョナン「ソウルに住んでいるの」と突然話題を変えます。ちょっと戸惑ったキム・アジュンさん「はい。ソウルに住んでいます」。チョナン「僕は・・・四国（笑）四国って知ってる？日本の」。キム・アジュンさん「知らないです」。チョナン「２歳まで」と日本語で言ったので，誰かが通訳してくれます。チョナン「だけど今は・・・今は東京に住んでいるよ。一度四国に，一度行ってみてよ。いいところだよ」と，やっぱりちょっと笑いながら。キム・アジュンさん「四国は何が有名なんですか？」。チョナン「海。海と・・・海は好き？」。キム・アジュンさん「はい。好きです」。チョナン「山と海どっちが好き？」。キム・アジュンさん「私は正直に言うと，渓谷が好きです」。2人で笑っちゃいます。チョナン「登山は好き？」。キム・アジュンさん「疲れるのであまりしないんですが，最近韓国では登山が流行っているんです」。チョナン「そうなんだ。雪岳山は？」。キム・アジュンさん「はい。行ったことあります」。チョナン「あるの？登ったの？雪岳山？」。キム・アジュンさん「ロープウェイに乗って，登りました」。チョナン「ロープウェイはダメだよぉ・・・ダメじゃん」。 チョナン「ちょっと立ってみて・・・今日のファッションは，どんなところがポイント？」。キム・アジュンさん「ポイントですか？・・・楽な服装にしてみました。アクセサリーをいろいろ付けないで，普通に」。チョナン「自然な感じだね。最高！靴もかわいいし。最高だよ・・・じゃあ，座ってください」。 キム・レウォンさんからメッセージ。 コン・ユさん「韓国女性でもかまわないんですか？」。チョナン「もちろん。魅力的な女性が多いよね。昨日の夜もたくさんいたよ」。 チョナン「デートするなら，どんなデートがしたい？」。キム・アジュンさん「彼氏がいたらですか？いろんなおいしい店に行ってみたいです。おいしい食堂とかを探して，一緒においしいものを食べたいです」。チョナン「食べるの好き？」。キム・アジュンさん「はい」。チョナン「じゃあ，今度僕がおごるよ」。 チョナン「キム・アジュンさん，日本にいるファンのみなさんに，一言お願いします」。キム・アジュンさん「この冬，日本で12月に映画が公開されます。ご挨拶に行くと思いますので，是非注目してください。そして韓国の映画を愛してください。ありがとうございました」。 次週のゲストは，俳優コン・ユさん。 1人「ハッピーバースデー」を歌うチョナン。ここではうまく歌えていましたが，本番で失敗したのを後悔していました。 |
| 第４１回＜１２月７日＞ 今夜のゲストは，女優・ユソンさん。2001年「未完的故意による愛」で女優デビュー。2005年ホラー映画「鬘（かつら）」では，事故で声が出なくなった主人公を熱演。今年，日本の名作ホラーをリメイクした「黒い家」に主演。大好評ドラマ「その女が恐ろしくて」と「ロビイスト」，2作品に出演中の超実力派。 チョナン「今，ドラマの撮影中？」。ユソンさん「はい。『ロビイスト』と言うドラマと『その女が恐ろしくて』と言うドラマが，現在撮影中であり，放送中です」。チョナン「撮影はどう？」。ユソンさん「そうですね。『ロビイスト』の撮影は，私の分はほとんどアメリカで行われたんですが，アメリカでの1ヶ月の撮影は終わりました。それと『その女が恐ろしくて』は，連続ドラマで，1週間に5話分の撮影をするので，ちょっと大変ですね」。チョナン「役になりきるために，どんな努力が大事だと思いますか」。ユソンさん「まずその役柄を理解するのが，一番重要だと思います。その人の人生そのものを，自分なりに理解し，自分の物になった瞬間から，私はそのキャラクターになれると思います」。チョナン「なるほど。人生の転機はいつだと思う？」。ユソンさん「人生の転機・・・そうですね。私が俳優となるきっかけとなった最初の作品との出会い・・・私が本当に夢を叶えられた瞬間なので，その時が私の人生で1回目の転機だったと思います。もう1つの転機は，これからだと思っています」。チョナン「そうなんだ。僕にもいろんな運命が待ってるよ」。ユソンさん「良い運命が訪れると思います」。チョナン「お互い待たないとね」。 ユソンさん「それにしても，韓国語お上手ですね」。チョナン「ちょっとだけね」。ユソンさん「勉強をしたんですか？」。チョナン「はい。これも，韓国語を勉強するのも，僕には大切なんです」。ユソンさん「そうですよね」。チョナン「日本語は？」。ユソンさん「私は，日本語を6年前に『日本に行ってみたい』と漠然とした夢を抱いて，勉強をしたんです。その当時はすごくおもしろかったんですよ。韓国語と語順が似ているので，最初はやりやすかったんです。でもだんだん難しくなるのが日本語なので，それで途中であきらめたんです。その後仕事を始めて，時間がかなり経ってしまい，ほとんど忘れてしまいました。でもたまに日本へ旅行に行って，道を尋ねたりするときに，日本語できけるので，すごく懐かしいです」。チョナン「そうなんだ。何回ぐらい日本へ？」。ユソンさん「仕事では宮崎・・・写真集の撮影で行きました。旅行では東京に行きました」。チョナン「僕は宮崎には一度も・・・」。ユソンさん「行ったことがないんですか？」。チョナン「うん。行ったことがないんだ。美しい山々・・・」。ユソンさん「自然がすごく美しいですよね」。チョナン「僕ね，登山が趣味でね，一度韓国の雪岳山へ・・・」。ユソンさん「行ったんですか？」。チョナン「行ってない（笑）・・・行ってみたい」。 チョナン「そうだ。好きな男性のタイプは？」。ユソンさん「そうですね。私は，昔は外見だったんですが，今は私とどれくらい話が合うか，それと一緒にいるときにどれだけ楽しめるか，それがすごく大事だと思います」。チョナン「今日はどう？」。ユソンさん「楽しいです」。チョナン「ありがとう」。ユソンさん「話も合って」。チョナン「ありがとう。やった！」とガッツポーズ。 シン・スンフンさんからメッセージ。 韓国語で「ハッピーバースデー」を歌うチョナン。 SMAP SHOP告知。剛くんのメッセージの冒頭だけ流れました。 チョナン「ユソンさん，これからの目標を教えてよ」。ユソンさん「強烈な印象を与えられるような，ユソンという女優は，多様性と可能性を持っている女優であることを表現したい。そんな作品にもっと出会いたいです。より多くの人の記憶に強く残る女優になりたいです」。チョナン「期待しているね」。 チョナン「日本のファンのみなさんに一言お願いします」。ユソンさん「韓国ドラマや韓国映画をたくさん愛し，関心を持っていただきありがとうございます。これからも楽しんでいただき，ますます交流が深まることを願っています。またその中に私がいて，みなさんからも親しみを感じられる，そんな女優になりたいです。ありがとうございます」。 次回のゲストは，女優キム・アジュンさん。 |
| 第４０回＜１１月３０日＞ 今夜のゲストは，チョン・ジョンミョンさん。1999年「学校2」でドラマデビュー。2005年，70年代のアパレル業界を描いたドラマ「ファッション70's」で一躍スターダムにのし上がりました。同年，初主演映画「台風太陽」では，青龍映画祭新人男優賞を受賞。2006年「キツネちゃん，何しているの？」で，女性から圧倒的な人気を得ました。 チョナン「演技をするとき，一番大切に考えていることは何？」。チョン・ジョンミョンさん「とにかく自然な感じになるように努力します。余計なことは考えないで，まずは監督といろいろと対話をして，撮影します」。チョナン「そうなんだ。映画『台風・・・』」。チョン・ジョンミョンさん「はい。『台風太陽』」。チョナン「おもしろかったよ。スケートをしているよね。前からやってたの？」。チョン・ジョンミョンさん「撮影当初はスケートができなくて，3ヶ月ぐらい練習をしながらの撮影で，何かと小さなケガは多かったです。でも大ケガはなく，すりむいたりする程度ですみました」。 チョナン「日本に行ったことはある？」。チョン・ジョンミョンさん「最近，雑誌の撮影で行ってきました」。チョナン「へぇ〜。日本食はどう？」。チョン・ジョンミョンさん「天ぷらってありますよね。その場で揚げてくれるので，とてもおいしかったです。日本はそう言った店があるのが独特で，雰囲気も良くて，キレイで，すごく気に入りました」。チョナン「そうなんだ」。 チョナン「格闘技が得意とか」。チョン・ジョンミョンさん「格闘技ですか？昔からスポーツはやっていて。スポーツが大好きだし，新しいことに挑戦したがる性格なんです。日本でも，例えば，空手を習うように，韓国も小さい頃からテコンドーを習ったりします。僕もテコンドーを習っていて，大学に入ってからは，ボクシングもやっていました」。「そうなんだ」とチョナン。「それにしてもおとなしいんだね」。 チョナン「結婚はまだ考えてないの？」。チョン・ジョンミョンさん「今28なんです。80年生まれの。だから，まだ考えていません」。チョナン「考えていないんだ。僕もまだ考えてないよ。どういう女性がタイプなの？」。チョン・ジョンミョンさん「僕は，女性については，何となく初めて会ったときに，ピンとくる人がいるんです。それがどういうタイプかは説明できないんですが。そう言った人が，僕の理想の人かも知れません」。 チョナン「次の撮影の予定は？」。チョン・ジョンミョンさん「実は，今考えているんですが，来年軍隊に行くんです。来年の1月頃，軍隊に行くので，たぶん，参加できるかどうかはわかりませんが，良い作品があれば，もう1作品やってから行こうと思っています」。チョナン「軍隊には気をつけて行ってきてね。身体には気をつけて」。 チュ・ジフンさんからメッセージ。 ユソンさん「一緒にいるときに，どれだけ楽しめるか，それがすごく大事だと思います」。チョナン「今日はどう？」。ユソンさん「楽しいです」。 チョン・ジョンミョンさん「韓国での作品の予定はないんですか」。チョナン「今はないよ。ないけど。でも，ジョンミョン君と共演してみたいな」。チョン・ジョンミョンさん「僕も，チョナン・カンさんと是非共演したいです」。チョナン「是非。韓国と日本のスタッフを合わせて，良い作品を作りたいね。僕も。約束しよう」。チョン・ジョンミョンさん「ホントですか」。チョナン「いつの日か」。チョン・ジョンミョンさん「ありがとうございます」。チョナン「そのためにも，もっとがんばらないとね」。 チョナン「日本にいるファンの皆さんに一言お願いします」。チョン・ジョンミョンさん「こんばんは。チョン・ジョンミョンと申します。はじめまして。今『ヘンゼルとグレーテル』の撮影が終わり，残りの作業がありますが，たぶん来年公開されると思います。それで，日本公開は未定ですが，どちらにしても，見守っていてください。僕がもっとがんばって，日本にも進出して，良い姿でもう1度お会いしたいと思います。ありがとうございました」。チョナン「ありがとう。また来てね。では。今日はありがとう」。 次週のゲストは，女優・ユソンさん。 |
| 第３９回＜１１月２３日＞ ピアノを弾くチョナン「できた」。チャン・ジニョンさん「練習したんですか」。チョナン「ちょっとだけ」。改めてご挨拶して乾杯。 今週のゲストは，女優チャン・ジニョンさん。トップモデルとして活躍中の1996年「私の中の天使」でドラマデビュー。2001年「鳥肌」では，韓国国内だけでなく，ロンドン・カナダ・ポルトガルなど，世界各国の映画祭で絶賛され，数多くの女優賞を受賞。2003年「シングルス」では，青龍映画祭主演女優賞を受賞し，トップ女優としての地位を確立。15億円を投入し，この秋から始まった大型ドラマ「ロビイスト」でヒロインを演じています。 チョナン「今日は撮影所から？撮影は終わった？」。チャン・ジニョンさん「いいえ。まだです。たぶん12月ぐらいまでです」。チョナン「忙しいね・・・もう一度乾杯」。チャン・ジニョンさん「『ロビイスト』に・・・チョナン・カンさんの活躍に」と乾杯。チョナン「ありがとう・・・チャン・ジニョンさんの演技に」と乾杯。チャン・ジニョンさん「ありがとうございます」。チョナン「最高！・・・とてもキレイだね」。チャン・ジニョンさん「そうですか」。チョナン「今日は」。チャン・ジニョンさん「今日だけ？」。チョナン「今日も」。チャン・ジニョンさん「発音が難しいですよね」。ちょっとした発音の違いでした。チョナン「特技がピアノだよね。1曲弾いてくれない？」。チャン・ジニョンさん「実はそれ間違っていて。ウソの情報なんですよ。覚えている曲がないんです」。弾きはじめますが，続かない。チョナン「うまいよ。もうちょっと弾いてよ」。チャン・ジニョンさん「楽譜があれば弾けるんですが」。チョナン「すごく良かったよ」。 チョナン「演技についてなんだけど，いつも気を遣っていることはある？」。チャン・ジニョンさん「一番大切にしているのは，偽らないことです。そうすることで，私と見る人との共感が生まれ，伝わると思います」。チョナン「もし，この仕事をしていなかったらどうなっていたと思う？」。チャン・ジニョンさん「幸せにはなっていないと思います。女優が，幼い頃からの夢とかではなかったので，偶然演技をはじめることになったんです。でもやっているうちに，私を成長させてくれたと思います。演技が。健康にもなり，いい人間でいられる，そんな人生なんです」。チョナン「深いね。すごいよ」。パタパタ手で扇ぐチャン・ジニョンさんを見て，チョナン「暑い？・・・ちょっと暑いね。髪の毛が。でもよく似合うよ」。チャン・ジニョンさん「そうですか」。チョナン「とてもキレイだよ」。チャン・ジニョンさん「そうですか・・・そうかな」。 チョナン「好きな男性のタイプは？」。チャン・ジニョンさん「好きな男性。精神と肉体が健康な人です」。チョナン「そうなんだ・・・他にはある？」。チャン・ジニョンさん「でも，それが難しいことだと思います。そうあることが」。チョナン「そうだね」。チャン・ジニョンさん「目ですごく何かを訴えてますね・・・でも，絶対にそうってわけではないんですよ」。 韓国映画俳優のチャ・スンウォンさんからメッセージ。 チョナン「ピアノまで今日はよく似合っているよ」。チャン・ジニョンさん「ありがとうございます」。チョナン「僕が写真を撮ろうか」。 チョナン「これからの目標を教えてください」。チャン・ジニョンさん「特にきめているわけではなく，ただ今やっていることを最善を尽くして完璧にする。自分自身を磨いていきたいと思います」。チョナン「これからの活躍も期待しているよ」。 チョナン「日本にいるファンの皆さんに一言お願いします」。チャン・ジニョンさん「日本に私のファンがどの位いらっしゃるのかわかりませんが・・・」。チョナン「いっぱいいるよ」。チャン・ジニョンさん「そうですか・・・私は，今まで映画が多かったので，みなさんが映画をご覧になったかどうかわかりませんが・・・そうですね・・・日本のファンの方でも，そうでない方でも，私がいつも伝えたいことは，皆さんをがっかりさせない，そんな作品でいつもお会いしたいです。また皆さんもこれからも温かく見守っていただければ嬉しいです。そして，幸せであることを願っています。ありがとうございました」。 これからの「チョナン・カン２」は・・・ キム・ダレさん，ユソンさん，コン・ユさん，キム・アジュンさん，オ・ジホさん，ハン・チェヨンさん，チャン・ヒョクさん，ハン・ジヘさんが登場予定。 |
| 第３８回＜１１月１６日＞ チョナン「お会いできて嬉しいです。チョナン・カンです」。イ・オンヒさん「イ・オンヒです」。チョナン「『肩ごしの恋人』公開おめでとう」と乾杯。 今夜のゲストは，映画監督イ・オンヒさん。2003年「アメノナカノ青空」で監督デビュー。2004年，チャ・テヒョン主演「ハッピー★クリスマス」では，脚本を担当し，好評を得ました。11月23日から日本で公開される「肩ごしの恋人」。唯川恵の大ヒット小説を脚色し，韓国女性の恋愛観を描きました。 チョナン「新作，おもしろかったよ」。イ・オンヒさん「ありがとうございます。ご覧いただけたなんて光栄です」。チョナン「とても感銘を受けたよ。注目すべき所・・・見どころは？」。イ・オンヒさん「この映画を簡単に説明すると，何も考えてなさそうで，ハデ好きでブランドに目がない，そんなタイプに思われていたとしても，実は彼女たちにも，普通の人と同じように悩みがあるわけで。偏った見方をすると，それだけの映画に見えるし。あえてそう作りましたが，それでも見た後には，人間的な部分を感じて，一度自分自身を振り返ってしまう・・・そんなメッセージがあると自分では思っています」。チョナン「僕も人間の本質が感じられる映画だと思いました」。イ・オンヒさん「ありがとうございます」。チョナン「撮影現場の雰囲気はどうでした？」。イ・オンヒさん「俳優達もそうでしたが，現場のスタッフも同年代でした。今の韓国映画界自体，女性スタッフが多くなってきていて，この映画では，皆が現場で一つ一つに共感し，楽しみ，おしゃべりしながら撮影しました」。チョナン「そうだったんだ・・・ラブシーンが多いよね。僕は，ああいう経験があまりないけど，どうだったの？」。イ・オンヒさん「実は，少し負担に思っていて，その撮影を後回しにしようかと考えていたんです。私が女性監督と言うこともあり，現場的には気が楽かなと思ったんですけど，やっぱり大変でした。でも女優達は，気楽に感じたみたいです。全員が男性よりは。私も女性だし，多くのスタッフもそうなので」。 チョナン「監督になったきっかけは何？」。イ・オンヒさん「6年生の時・・・小学校6年生の時に，テレビである白黒の戦争映画を見て，すごくおもしろくて。こういうのを作りたいと思ったんです」。チョナン「戦争映画を？」。イ・オンヒさん「タイトルは思い出せませんが，今は戦争映画は好きではないんです。でも，不思議とあの時はすごくおもしろくて，ああいうのを作りたいと思っていて。その時からずっと思い続けていたら，いつの間にか叶ったんです。幸福にも」。チョナン「そうなんだ。じゃあ，やっぱり映画をたくさん見てるの？」。イ・オンヒさん「はい。かなり見ますね」。チョナン「韓国映画？」。イ・オンヒさん「韓国映画もいっぱい見ますが，あまりこだわらずに見る方なので」。チョナン「こだわらないんだ」。イ・オンヒさん「はい。なので，チョナン・カンさんの映画もいくつか見ましたよ」。チョナン「ありがとうございます」。イ・オンヒさん「とても言い作品が多いですね」。チョナン「じゃあ，乾杯」。 チョナン「大変だったことは？」。イ・オンヒさん「大変だったことは数え切れないです。撮影現場で，個人的に一番大変だったのは，何かがある度に，私は積極的に支持を出すタイプではないので・・・この仕事をはじめて，性格も変わりましたが，皆が私の決断を待っているというのが結構大変でした。でも答えを求められることより，初作品ではそれ自体が大変でしたが，今回の作品では，皆が期待していて，その期待通りの答えを私が出せるのか，自分を信じることが一番大変でした」。チョナン「次回は僕を使ってください」。イ・オンヒさん「さっきの話では，ラブシーンの経験が少ないそうですが，次回頼めばやっていただけますか？」。チョナン「機会があれば」。 映画「肩ごしの恋人」の主演の2人，イ・ミヨンさんとイ・テランさんからコメント。 ピアノの前にチョナン。そのそばに，チャン・ジニョンさん。チョナン「とてもキレイ。今日は」。チャン・ジニョンさん「今日だけ？」。チョナン「今日も」。 イ・オンヒさん「韓国でのイメージは，少しコミカルで愉快なイメージがありますが，持たれているイメージに対して，不満はないですか？」。チョナン「不満はないよ」。イ・オンヒさん「そうなんですか」。チョナン「はい。希望があるにはあるけど。それでも不満はないよ。だから，これからだね」。イ・オンヒさん「希望があるってことは，今後私が頼んだら，出演していただけますか？」。チョナン「はい，喜んで」。 チョナン「監督。日本の視聴者の皆さんに，一言お願いします」。イ・オンヒさん「韓国映画ではありますが，私なりに同世代の人々が共感できるように悩み抜いて作ったので，是非見てください。私が感じたことが，日本の皆様にも伝わればと思います。ありがとうございます」。チョナン「ありがとうございました」。 ピアノを弾くチョナン「できた」。チャン・ジニョンさん「練習したんですか」。チョナン「ちょっとだけ」。次週のゲストは，大人気演技派女優チャン・ジニョンさん。 |
| 第３７回＜１１月９日＞ チョナン「わざわざ来てくれてありがとう」。MCモンさん「僕の方こそ，韓国まで。お会いできて嬉しいです。MCモンです。光栄です」。チョナン「まずは乾杯しようか」。MCモンさん「乾杯ですね」。チョナン「僕らの未来のために」。乾杯をして，飲み干すと・・・チョナン「きついなぁ・・・おいしい」。 今夜のゲストは，歌手・MCモンさん。1999年ダンスユニット"PeopleCrew"のメンバーとしてデビュー。グループの活動を終え，2001年から人気番組に出演し，注目を集めました。2004年，ソロアルバム「180Degree」，独自のHipHopを確立し大ヒット。一躍トップミュージシャンになりました。2005年には，大ヒットドラマ「悲しき恋歌」に出演し，日本でも知られることとなりました。音楽活動を中心に，多方面で活躍中。 チョナン「"MCモン"という名前はおもしろいけれど，自分で考えたの？」。MCモンさん「自分で考えたのではなく，親しい先輩が付けてくれたんです。MCはマイクロフォンの略字で，大衆にメッセージを伝える人。自分が書いた歌詞で，自分の作った曲で，ラップをする人をMCと言いますよね。モンは，『夢』の字を使って，僕が好きなこのラップをしながら，自分の夢を叶えたい・・・そんな意味がMCモンにはあります」。チョナン「いい名前だね」。すると，MCモンさんがお酒をつぎ始めます。チョナン「ありがとう」。MCモンさん「恥ずかしいから飲まないと」。チョナンは「ゆっくりね」と。結局飲み干し「キツイねぇ」。MCモンさん「お酒は強いんですか？」。チョナン「はい」。またお酒を注ぐMCモンさん。するとチョナン「ゆっくり・・・叱られるんだ，スタッフに。『チョナン，ダメだよ・・・飲み過ぎちゃ』。ゆっくり・・・雰囲気。雰囲気だけ」。MCモンさん「OK，OK」。 チョナン「じゃあ，次の質問は・・・作曲するとき，気を遣うことはある？」。MCモンさん「作曲するときは，レコーダーに録音したり，思い浮かんだとき，携帯にムービー機能がありますよね，それを使ってメロディーを残したり。でも僕は普通，歌詞を全部先に書くんです。そして愛をテーマにすることが多くて。実のところ，韓国の多くのラッパーや海外のラッパーは，経済や社会批判など，いろんなテーマを扱っていますが，僕はわりと愛にこだわっていて，ラブストーリーが多いです。愛にちょっとうるさくて，敏感なんです」。 チョナン「演技の方はどう？」。MCモンさん「好奇心で始めて，どんどん演技が好きになりました。演技という物を誰にも習ったことがなく，演技をするという感覚もなかったのですが，歌っているときやステージの上では，3，4分その時間は僕の物なので，1人芝居をやる感覚で舞台に立つんです。演技も同じでした。違う自分を表現する意味では」。 チョナン「じゃあ，人生の転機になったのは，いつだったと思う？」。MCモンさん「人生の転機・・・両親の離婚。別れてから，かなりぐれたんです。ホントにひねくれていて。でも僕の母は見守って，信じてくれたんです。あの頃の僕のことを。そんな家庭の事情が僕にとって人生の転機であり，だからこそ母親のためにも僕が何かをしなければと，そう言う気持ちが常にありました」。チョナン「いい話だね」。MCモンさん「ありがと」と乾杯。「恥ずかしいときは飲まないと」とMCモンさん。「つまみがないですね」。チョナン「ごめんね」。 チョナン「まだ結婚はしてないの？」。MCモンさん「まだです」。チョナン「結婚についてはどう？」。MCモンさん「結婚・・・忙しいので，そんな余裕はないです。でも早く結婚して，愛する妻と遊びに行ったり，子どもとおそろいの服を着て，出かけたいですね。そんな風に考えています」。 ヒョン・ビンさんからのメッセージ。 チョナン「今度でいいよ」。MCモンさんは，サングラスをチョナンに手渡し「これをどうぞ」。チョナン「いいの？本当ですか？」とそのサングラスをかけてみていました。 チョナン「これからの目標を教えてよ」。MCモンさん「自分で会社を興したいです。エンターテインメントな，そう言う会社を。あと誰かをプロデュースして，仲間をたくさん作りたいです。ファミリーを」。 チョナン「日本のファンの皆さんに，一言お願いします」。MCモンさん「はじめまして。韓国のMCモンです。よろしくお願いします」と日本語で挨拶を始めたので，「日本語上手だね」とチョナン。MCモンさん「まだ日本では活動してませんが，韓国のMCモンと言うラッパーを覚えていてください。インターネットで探せば，僕の曲が出てきます。僕の音楽を聴いてください。僕が表現している世界観や，少しでもMCモンの創る温かい気持ちや素直な愛を知ってもらえれば，嬉しいです。日本の皆さん，お元気で。幸せでありますように。韓国のミュージシャンを愛してください。ありがとう・・・ありがとうございました」。 次週のゲストは，映画「肩越しの恋人」の監督イ・オンヒさん。 |
| 第３４回＜１１月２日＞ チョナン「3ヶ月ぶりに韓国に来ました。韓国もすっかり秋です。う〜ん。秋の匂いです。さて，韓国の秋の味覚ってなんだと思います？・・・正解は，キノコ。この季節のキノコ鍋，絶品なんです。健康にもいいんですよ。これから秋の韓国旅行を計画されてるあなた，是非試してみてください。では・・・遠足に来た学生がたくさんいますね」とその集団の方へ近づいていきます。「こんにちは」と声をかけると，歓声が。 チョナン「はじめまして。シン・ドンウクさん。お会いできて光栄です」。シン・ドンウクさん「こちらこそ光栄です」。チョナン「今日はいろいろ聞きたいので・・・」。 今夜のゲストは，俳優シン・ドンウクさん。2004年「知ることになるさ」でドラマデビュー。2006年，「ソウルメイト」「雲の階段」では，その確かな演技力が注目され，日本でも知名度を高めました。2007年「銭の戦争」では，パク・シニャンさんのライバル役を熱演。11月には，日本でファンミーティングが開催されます。 チョナン「『銭の戦争』おもしろかったよ。振り返ってみてどんな作品だった？」。シン・ドンウクさん「僕にとって，すごく重要なドラマでした。素晴らしい先輩達，いいスタッフ，いい監督，いい作家，初めてベテラン俳優さんとも共演しました。なので，とても多くのことを学んだ作品でした。チョナン「そうなんだ。パク・シニャンさんとパク・チニさんと先日会ったよ」。シン・ドンウクさん「そうでしたね。僕だけ呼んでくれないから，すねてましたよ」。チョナン「演技するときに気をつけていることは何かある？」。シン・ドンウクさん「作品毎に全ての情熱と魂を注ぐべきだと思います。なので，感性も大切ですが，最も重要なのは情熱と努力だと思います」。チョナン「よかったよ。『銭の戦争』の演技」。シン・ドンウクさん「そういっていただいて，ありがとうございます。僕もいろいろ見ましたよ。もちろん『日本沈没』も。それから『黄泉がえり』」。チョナン「ありがとう」。シン・ドンウクさん「それと・・・『チョンマルサランヘヨ』」。チョナン「あ〜，懐かしい」。シン・ドンウクさん「歌がすごくシンプルで，メロディーが聞きやすかったので，記憶に残っています」。チョナン「ドンウクさん，歌はどうなの？」。シン・ドンウクさん「歌は・・・人並みには。うまくはないです」。チョナン「じゃあ，休みの日に，カラオケでも行こうよ」。シン・ドンウクさん「一緒にですか？・・・でしたら，今度日本に行くときに，練習して『チョンマルサランヘヨ』を歌いますよ」。大笑いするチョナン「ありがとうございます」。 チョナン「最近はまっている物や趣味とか」。シン・ドンウクさん「最近は，休みがあるので，家で料理をよくします。韓国料理なら何でも作れます。今度機会があれば，チョナン・カンさんにごちそうしますよ」。チョナン「ホント？約束だよ？」。指切りをすると，シン・ドンウクさんが，韓国式の指切りを教えてくれました。普通に指切りで約束した後，判子を押して，コピーをして，保存する・・・と言う形。 ユ・ジテさんからメッセージ。最後はチョナンにも。ユ・ジテさん「僕は今日本に来ています。一緒に飲めると思ったのに。全然会えないね。今，韓国にいるの？」。映像が変わって，韓国の街を歩くチョナン「ユ・ジテさん，ありがとうございます。すれ違いでしたね」。ユ・ジテさん「早く日本に戻って，一緒にお酒でも飲もうよ。ところでチョナン・カンさんに質問があるんだけど，最近韓国女優では誰が好き？ちょっと気になるなぁ」。チョナン「僕が最近好きな女優はいっぱいいるんだけど，一番会いたいのは，ソン・ヘギョンさんです。とてもキレイですよね」。 シン・ドンウクさん「日本に行ったら，必ず行きたいところがあって・・・ディズニーランド」。 チョナン「食べ物は何が好き？日本の食べ物で」。シン・ドンウクさん「日本料理はほとんど僕の口に合いますね」。チョナン「嫌いな物は？」。シン・ドンウクさん「嫌いな物は，煮干し」。チョナン「食べられない？」。シン・ドンウクさん「ええ。子どもの頃，冷蔵庫の扉を開けたら，韓国ではこれくらいの大きさの煮干しがあって，乾燥している目が，こんな風に出ていて・・・」。チョナン「怖かった？」。シン・ドンウクさん「子どもだったので怖くて」。チョナン「でも骨に・・・骨に・・・骨が強くなる・・・強くなるよ，骨が」。シン・ドンウクさん「でも代わりにたくさん牛乳を飲んだので。だから大丈夫です」。 チョナン「じゃあ，シン・ドンウクさん，日本のファンの方に一言お願いします」。シン・ドンウクさん「ご覧の皆さん，こんばんは。シン・ドンウクです。日本のファンの皆さんに，11月22日に初めてのファンミーティングをやります。その時，チョナン・カンさんも招待したいのですが・・・来ていただけますか？」。チョナン「はい。時間があれば。絶対に行きます」。シン・ドンウクさん「ホントですか？これも約束」と，韓国式約束のポーズ。シン・ドンウクさん「約束してくれました。僕の初めてのファンミーティングなので，たくさんの方が関心を持ってくだされば。また僕だけではなく，当然ながらチョナン・カンさんにも多くの愛をお願いします。ありがとうございました」。 ユ・ジテさん「それから，韓国の歌手では誰が好き？気になるなぁ」。チョナン「最近日本でもコンサートをしたRain（ピ）さん。実はよく聞いています。あとリュ・シウォンさんのコンサートにも行きました。とてもよかったです。この前会ったIVYさん。ファンになりました。好きな歌手が増えました。あ，MCモン。MCモン，最高でした」。そのMCモンさんが次週のゲスト。チョナン「ユ・ジテさんの映画，絶対見ます」。 |
| 第３５回＜１０月２６日＞ 今夜のゲストは，パク・チニさん。1997年ドラマ「スタート」の公開オーディションに合格し女優デビュー。2000年「散策」で好演し演技派女優として注目されます。2006年「帰ってきて，スエさん」で大ブレイク。この夏の大ヒットドラマ「銭の戦争」では，安定感のある演技力を見せました。 チョナン「『銭の戦争』お疲れ様。大ヒットおめでとう」。パク・チニさん「ありがとうございます」。チョナン「大変だった？」。パク・チニさん「演技をしていて大変だったのは，いつも時間との戦いで，もう少し撮影に余裕があれば，私たちももう少し頑張って，もっと何かできたかも知れない・・・そういう悔しさがあります」。チョナン「そうなんだ。少し前に，パク・シニャンさんに会ったよ」。パク・チニさん「いい方でしょう」。チョナンは，手のひらに書いたメモを見ながら「それで，パク・チニさんのことを，気さくで，おおらかな人だって言っていたよ」。パク・チニさん「そうですか。嬉しいです」。パク・シニャンさんから，パク・チニさんへのメッセージ。 チョナン「そもそも俳優になったきっかけは？」。パク・チニさん「俳優になったきっかけは，おかしいんですけど，18歳で高校を卒業して，大学に落ちて。母に受験に落ちたと伝えると，どうするの？と聞かれ，予備校に通うと答えたんですが，受講料がとても高いんです。当時，アルバイトの時給が・・・普通のコーヒーショップありますよね。カフェのバイトで，時給2000ウォン（240円）ぐらいで，とても安いんです。でも受講料は高いし。それで，受講料を稼ぐために，この仕事を始めたんです。きっかけは，予備校の受講料のためです」。 チョナン「演技をするときにいつも気をつけていることは？」。パク・チニさん「嘘をつかないことです。自分を飾ろうとしたり，かわいく見せようとしたり，それから，感情を理解せずにわかった振りをしないようにしてます。嘘をつかない演技をしたいです。でも実はそれがとても大変な作業で，いつも真実の演技をしたいのですが，それがうまくできないときは大変です」。チョナン「でも『帰ってきて，スエさん』，すごく良かったよ」。パク・チニさん「見たんですか？」。チョナンは，頷きながら「良かったよ」。 チョナン「元々どういう性格？」。パク・チニさん「パク・シニャン先輩が仰ったように，特別変わったところはないです。いたって普通です」。チョナン「自然な」。パク・チニさん「そうみたいです（クロンゴッガッテヨ）」。その言い方が気に入ったのか「クロンゴッガッテヨ・・・そうみたいです・・・日本語で」と，何回か「クロンゴッガッテヨ」を繰り返していました。パク・チニさん「日本語も勉強しなくちゃ」。チョナン「ホント？日本には行ったことある？」。パク・チニさん「もちろんありますよ。日本には・・・撮影で2回，旅行で1回行きました。旅行で行ったときに，私を知っている人がいて，すごくビックリしました」。チョナン「そうなんだ。有名だからじゃない？」。パク・チニさん「いえ，そうではなくて・・・その時は，かなりカジュアルな格好で，スリッパにジャージ姿で，こんな風に歩いていたんです。誰も知らないと思って。そのころ，私のドラマは日本ではまだ放送されてなかったのに，名前も知っていて，ドラマのタイトルも知っていたし。おもしろかったと言ってくださって。韓国語も少し話されて。とても驚きました」。 俳優コン・ユさんからメッセージ。 チョンマルブックを片手に，パク・チニさん「あせるな」。チョナン「ソドゥルジマ・・・覚えてね」。 「ストリングス」ＤＶＤ宣伝。 パク・チニさん「今度日本に行ったら，是非友達を作りたいです。いろんな国の人との出会いや，お互いの文化に触れたり。またそういうことが大事だと思います。演技をする上で，役に立つことがとても多いです」。チョナン「僕もそう思うよ」。 チョナン「日本のパク・チニさんのファンの皆さんに，一言お願いします」。パク・チニさん「ありがとうございます。このように関心を持っていただき，とても感謝しています。日本に行ったときには，なるだけ街を歩いたりして，韓国俳優の写真を見かけると同じ俳優として嬉しく思います。そして，私の作品にまで愛情を持ってくださって感謝しています。もちろん，皆さんからの愛情に，ホントにいつも，あの俳優を好きで良かった，あの作品を見て良かったと思われる様，がんばりたいと思います。お元気で」。 次週のゲストは，俳優シン・ドンウクさん。 |
| 第３４回＜１０月１９日＞ 「ハニーちゃん，行こう」とセリフをまねするメガネをかけたチョナン。「みなさん，こんばんは。と言うわけで，今日のゲストは，パク・シニャンさん。実はこのメガネ，パク・シニャンさんから直接お借りしたんです」。 チョナン「お会いできて光栄です」。パク・シニャンさん「こちらこそ・・・遅くなってすみません。撮影が終わらなくて」。チョナン「そうなんですか。僕も今来たところです」。パク・シニャンさん「そうですか。もう始まっているんですか？」。 パク・シニャンさん。1996年「ユリ」でデビュー。青龍映画祭新人男優賞を受賞し，一躍注目を集めます。1998年「手紙」でも，数多くの映画祭で男優賞を受賞し，ブレイク。2004年「パリの恋人」は，最高視聴率57％を記録。最新ドラマ「銭の戦争」は，この夏NO1の大ヒット。 チョナン「今回の『銭の戦争』は，どんなドラマなんですか？」。パク・シニャンさん「『銭の戦争』は，"お金"をテーマにしていて。僕が，今まで見たり，演じたりした中で，"お金"をテーマにしたドラマはなくて，どのように描くのかすごく気になりました。そしてそこに恋愛を加えたドラマです」。 チョナン「役になりきる上で，難しいことはありますか？」。パク・シニャンさん「いつも難しいです。新しい役をやるときは。わかりますよね？自分とかけ離れていると，果たしてできるのかって。初めはすごく不安で・・・」。チョナン「心配ですよね」。パク・シニャンさん「心配ですね。冷や汗が出るし，緊張して眠れないし」。チョナン「ストレスは？」。パク・シニャンさん「ストレスは溜まりますよね。そんなときは，運動したり，1人になったりします」。チョナン「ストレス解消法ですね」。パク・シニャンさん「ジムで運動したり，後は野球・・・それからアイスホッケー。どんなスポーツが好きですか？」。チョナン「僕は，マラソン。1週間に2回。必ず」。パク・シニャンさん「大変ですよね」。チョナン「はい。でも汗を流して気持ちいいですよ。体が」。パク・シニャンさん「どの位走るんですか？」。チョナン「30分，5km」。パク・シニャンさん「どの位続けているんですか？5年？10年？」。チョナン「3年」。パク・シニャンさん「なぜマラソンを？」。チョナン「何となく・・・体に良さそうなので」。パク・シニャンさん「きつくないですか？」。チョナン「そんなことないです。走り終わったら，すごく気持ちがいいです」。パク・シニャンさん「僕は，マラソンをやる人が怖いです。なぜかというと，忍耐力と自制心がすごい人なので。そうじゃないですか？」。チョナン，ちょっと困りながら日本語で「え・・・そんなにえら・・・」と，スタッフの方を見ています。 チョナン「休みの日は何をしていますか？」。パク・シニャンさん「撮影中眠れなかった分寝て，家族と一緒に散歩したり」。チョナン「散歩・・・散歩好きなんだ・・・サンチュ・・・散歩・・・日本語で"散歩"」。パク・シニャンさん「"散歩好きなんだ"って何ですか？」とスタッフに確認。教えてもらうと「はいそうです。"散歩好きなんだ"」。チョナン「お酒は飲みますか？」。パク・シニャンさん「ビール1本で終わりです」。チョナン「そうなんですか」。パク・シニャンさん「結構飲みますか？」。チョナン「僕は飲んべえです」。パク・シニャンさんは大笑い。 イ・ジュンギ君からのメッセージ。 「ストリングス」DVDのお知らせ。 チョナン「じゃあ，これからの目標は？」。パク・シニャンさん「人生の目標ですか？」。チョナン「人生についてでも，仕事に対してでも」。パク・シニャンさん「最終的にこうなろうという目標はないですが，本気で何をやるべきか考えて，そして何をやるときでも，後悔のないように最善を尽くす。それが目標です」。 チョナン「じゃあ，日本のファンの皆さんに一言お願いします」。するとちょっと困るパク・シニャンさん「こういうの苦手なんですよ・・・こうやってみるのが（カメラに向かう）・・・何を言えばいいんだろう」。チョナン「新ドラマも皆さん期待しています」。パク・シニャンさん「はい・・・こんばんは。パク・シニャンです。今回『銭の戦争』を一生懸命撮りました。終わってしまいましたが，最後まで良いドラマを撮るために，そしてベストを尽くして演技をし，変わることなく精一杯最善を尽くして，おもしろいドラマになるように努力しました。ありがとうございました」。チョナン「ありがとうございました」。 2人で写真撮影が終わると，「お疲れ様でした」と握手。パク・シニャンさん「インタビューはまだあるんですか？」。チョナン「今日はまだあります」。パク・シニャンさん「誰と会うんですか？」。チョナン「この後は，パク・チニさん・・・共演した」。パク・シニャンさん「パク・チニさん？ああ・・・」。 次週のゲストは，パク・チニさんです。 |
| 第３３回＜９月２１日＞ 今週は，韓流対談総集編第２弾。 アン・ジュウクさん。 アン・ジュウクさん「なんまらうれしいです・・・それと，九州の人はバリバリ・・・それと，ありがとね」。 チョナン「忙しいと思いますが，休みの日は何をしていますか？」。アン・ジュウクさん「休みの日は家にいることが多いです」。チョナン「家に？」。アン・ジュウクさん「家にいることが多くて，運動するときは野球を」。チョナン「家で？」。アン・ジュウクさん「まさか。家にいないときは，野球をしていて，1週間に1回は野球の試合をしていますね」。チョナン「アン・ジュウクさんは，まだ結婚されてないですよね。どんな女性がタイプ？」。アン・ジュウクさん「僕ですか・・・彼女がいないときは欲しくなって，できたらやさしくしてあげよう・・・そんな風に思ったりもしますが，実際できると煩わしくなるので，ずっと1人です。まだ結婚の予定はないですね」。チョナン「そうなんですか？本当ですか？」。アン・ジュウクさん「・・・本当です」と流れる汗を拭きます。チョナン「汗がすごいですよ」。アン・ジュウクさん「風邪なので・・・なんで結婚の話が・・・」。 ソン・イェジンさん。 チョナン「どうですか？日本は」。ソン・イェジンさん「何度も訪日していますが，最初はとても不安でした。今ではたくさんの顔なじみの方々が，空港に到着する度に温かく迎えてくれるので，まるで故郷に帰ったような気分になれるし，落ち着くし，すごく好きです」。チョナン「そうなんだ。今は不安じゃないんだね」。ソン・イェジンさん「不安はないですね」。チョナン「じゃあ，これからの目標を教えてください」。ソン・イェジンさん「そうですね・・・今やりたい仕事を楽しくできるというのは，とても幸運なことだと思います。これからも，良い作品と出会うことができれば，その作品を一生懸命やって，まずは信頼される俳優になることが目標です」。 キム・ジュウォンさん。 キム・ジュウォンさん，チョンマルブックを手に「僕，この本なら家に15冊あります」。チョナン「そんなに？」。キム・ジュウォンさん「僕が持っている本の中で，この本が一番多いです」。 チョナン「休みの日はどこに行くの？」。キム・ジュウォンさん「休みの日は，ほとんど家にいるか・・・」。チョナン「家？つまらなくない？」。キム・ジュウォンさん「つまらないですけど・・・」。チョナン「外には？」。キム・ジュウォンさん「外に出たら，お酒ばかり飲んでしまうので」。チョナン「どこで？」。キム・ジュウォンさん「ほとんどこの辺りです」。チョナン「そうなんだ。じゃあ，逢えるんだね，キム・ジュウォンさんに」。キム・ジュウォンさん「もちろん，この辺を歩けば，どこかにいると思います」。チョナン「でも僕はこの辺りで，韓国の俳優と出会ったことはないよ。だから，皆どこにいるんだろう？っていつも思ってた」。キム・ジュウォンさん「メイクしていないから，気づかなかったのかも知れないですね」。 キム・ハヌルさん。 チョナン「今後の目標は何ですか？」。キム・ハヌルさん「私は演技者，俳優として，今年デビューして10年目になるんですが，今までも一生懸命やってきましたが，これからも私を愛してくれた人々に恩返しをするため，よりよい演技，よりよい役と作品をお見せすることが，一番大きな目標です」。 オム・ジョンファさん。 チョナンが「たくさんお話しできて楽しいです」と言ったときに，風が吹きます。「風が！大丈夫？」。オム・ジョンファさん「押さえてました」。チョナン「元々は歌手ですよね」。オム・ジョンファさん「はい。93年に歌手としてデビューしました。でも同時に演技も始めていたので，両方やってます。チョナン・カンさんのように」。チョナン「同じですね。僕ら同じですね」。オム・ジョンファさん「そうですね」。チョナン「どっちが好きですか？」。オム・ジョンファさん「どっちが好きですか？」。チョナン「両方かな」。オム・ジョンファさん「私も。だからどっちと言われても，難しいですね。選べないです。チョナン・カンさんは，演技もすごくお上手ですが・・・」。チョナン「ありがとうございます」。オム・ジョンファさん「ホントに感動したんですよ，『黄泉がえり』を見たとき」。チョナン「ありがとう」。オム・ジョンファさん「で，この人は演技と歌の両方やっているけれど，どういう人なのか気になっていたんですが，今日お会いしてみて，すごく前向きな人だとわかったので，すごくいい気分です」。チョナン「ありがとうございます。すごく嬉しいです」。オム・ジョンファさん「私もホントに嬉しいです。情熱的だと思いました」。チョナン「じゃあ，これからも，見守っていてください」。オム・ジョンファさん「はい」。 ホ・ジュノさん。 チョナン「日本にいらしたら，僕がおいしいものをごちそうしますよ」。ホ・ジュノさん「ホントに？でもお金の心配はいりませんよ。ラーメンが一番の好物ですから。日本のラーメンが」。チョナン「元々のホ・ジュノさんは，どんな性格ですか？」。ホ・ジュノさん「しゃべるのが苦手で，人が多いところも好きではない。そうなんです。おとなしいです。物静かなんです」。チョナン「今日もとてもおとなしい感じで。自然な方なんですね」。ホ・ジュノさん「はい。いつもインタビューを受けるときは，メイクをしたりしますが，作品のためのメイクは好きだけど，作品から離れたら，あまりメイクもしたくないし，ありのままで皆さんにお会いしたいです」。 IVYさん。 チョナン「好き嫌いはある？」。IVYさん「いいえ。何でも食べます」。チョナン「日本の食べ物はどう？」。IVYさん「日本の食べ物の中では，しゃぶしゃぶとか，どんぶり・・・好きですね」。チョナン「結婚とかどう考えている？」。IVYさん「結婚ですか？」。チョナン「今は？」。IVYさん「今彼がいればしたいです」。チョナン「あっ，僕は33歳なんだけど」。IVYさん「私は26歳です」。チョナン「若いね」。IVYさん「そうですか？早く結婚したいのに，彼氏がいないんです。チョナン・カンさんは？」。チョナン「僕も彼女がいないんだよ」。 次回は，韓国国民の恋人，俳優のパク・シニャンさん。 |
| 第３２回＜９月１４日＞ 今週は，韓流対談総集編。 イ・ヨンエさん。 チョナン「スタッフも皆，すごくドキドキしてます」。イ・ヨンエさん「そうですか。失望させたらどうしよう」。 チョナン「幼い頃，両親から叱られたことはありますか？」。イ・ヨンエさん「私には兄が二人いまして，末っ子なんです。なのでとてもかわいがられて育ちました。だから叱られた記憶はないです。ただ，私が俳優としてデビューする前に，両親が反対して，いろいろと心配をかけました。この世界を知らないから。日本でも同じですよね。でも私はやりたいと言って・・・あの時は両親に迷惑をかけてしまいました」。 チョナン「これからどんな役をやってみたいですか？」。イ・ヨンエさん「実は『親切なクムジャさん』をご覧になった方は分かると思いますが，俳優として，特に女優として，トライしてみたかったことや，演じてみたかった役は，ほとんどできたと思うんです。俳優なら，一つのキャラクターから多くの色を見せたいと思いますよね。それは簡単なことではないですが，それができたと思いますし，またありがたくも，おかげさまで，海外映画祭において良い評価を得ることができて。なので，個人的にはかなり満足していて。次回作は，少し余裕を持って，心温まる作品を選びたいです。コミカルな作品でもいいし」。 アン・ソンギさん。 チョナン「ジャージャー麺はお好きですか？」。アン・ソンギさん「『ラジオスター』と言う私の最近の映画で，ジャージャー麺を食べるシーンがいっぱいあります。好きですよ」。チョナン「そうなんですか・・・やっぱり好きなんだねぇ」。 チョナン「俳優になったきっかけは何ですか？」。アン・ソンギさん「僕は，俳優生活５０年を過ぎて・・・なので，もう年はごまかせないけど・・・５歳から演技をしていて，"子役"だよね？日本語で言うと・・・それを中学生まで続け，それから高校生になってからは，普通の学生同様に勉強をしたかったので，それからは一生懸命勉強しました。高校・大学と。僕は，ベトナム語を外国語大学で専攻しました。そして，その当時，もう映画をやりたいとは考えていなくて，大学に通いながら軍事訓練を受け，まずはベトナム語の教官になって，現地で働こうと，夢を広げていたんですが，僕が４年生になったときに，ベトナムからの撤退が始まり，結局ベトナムには行けませんでした。１年後には，ベトナムが負けてしまい，共産化されました。もうベトナム語を使う必要がなくなった。その時点で，僕の未来は真っ暗になり，それで何をすればよいのか，真剣に考えました。そして演技しかないと決意し，約２年間準備をして。もちろん，子どもの頃の経験は役に立ちました。それから７８年に，成人して再びデビューしました。その時から今まで，ずっと同じ道を歩んできています」。 カン・ホドンさん。 チョナン「ご両親はお元気ですか？」。カン・ホドンさん「はい，元気です」。チョナン「じゃあ，ご両親に一言どうぞ」。カン・ホドンさん「僕の親に？僕の父も母も，この番組を見れないでしょ」。チョナン「でも，僕が聞きたいし，見たいんです」。カン・ホドンさん「私が両親に向けて話すのを，なんでチョナン・カンさんが見たいんですか」。チョナン「何となく」。 カン・ホドンさん「チョナン・カンさんは，彼女いるでしょ」。チョナン「今いないですよ。本当です」。カン・ホドンさん「いますよ。チョナン・カンさんを見たんですよ。日本に行ったときに，彼女にキスをするところを」。チョナン「違いますよ」。カン・ホドンさん「六本木のバーで」。チョナン「違います」。カン・ホドンさん「去年，六本木のバーで，チョナン・カンさんが・・・」。チョナン「行ってないです」。カン・ホドンさん「女の人とチョナン・カンさんが・・・」。チョナン「違います」。カン・ホドンさん「僕は見たんですよ。チョナン・カンさんを」。チョナン「僕に似た人だよ」。カン・ホドンさん「"おっ！チョナン・カンさん！"。すると"シーッ！シーッ！"・・・」。チョナン「嘘を・・・嘘をつかないでください」。カン・ホドンさん「似た人かなぁ」。チョナン「似た人ですよ」。 キム・ヘスさん。 チョナン「料理はしますか」。キム・ヘスさん「料理はしますよ。料理は好きなんです」。チョナン「今度僕に作ってください」。 チョナン「撮影をするときに苦労したことや，大変だと思ったことは？」。キム・ヘスさん「俳優にはいろんなタイプがあって，自分を消して新しいキャラクターを作り出す人もいれば，自分をキャラクター化する人もいます。私の場合は，私が元々持っているものを役に会わせて出していく方法で演じますが，役と私の共通点があればよいですが，共通点が少ないときは大変なんです。ユーモアのセンスは豊かではないんですが，コメディー映画にも出演したことがあるので，多くの人が期待するのは，私の明るくておもしろい部分だと思います。でも本当は，そういう面がかなり弱いので，そういった演技をするときは，実はすごく大変で，本音を言うと苦しいんです」。 チャ・スンウォンさん。 チャ・スンウォンさん「家内が，高校生の時，近藤真彦・・・マッチ，すごい大ファンだったんです」。 チョナン「チャ・スンウォンさんは，お休みありますか？」。チャ・スンウォンさん「そうですね・・・あまりゆっくりと休む日はないかも。それがよいことなのか，またそれが悪いことなのか・・・なぜなら，私たちは常に何かを演じている職業ですよね。才能は限られているかも知れないのに，常に演じなければいけなくて，実はそれが不安で怖いんです。本当の自分とは何だろう・・・こういう風になると，ちょっとヤバイですね。何か自分自身が分からなくなる・・・だから，一番重要かも知れませんね。自分自身を客観的に見ることが。忙しくてそれができないんですね」。 イ・ワンさん。 イ・ワンさん「あの印象深いメイクは誰のアイディアですか？」。チョナン「よく知っているね。僕が考えたんだ」。 チョナン「今，恋人はいるの？」。イ・ワンさん「今はいません。早く作らないと。いつも撮影が終わってから・・・撮影中は，時間がなくて作れないし，撮影後に彼女を作ろうと思うんですけど，出会いがなくて，また撮影に入ってしまう，その繰り返しです。父が仕事で地方にいて，姉が二人いるんですが，長女は結婚していて，次女のテヒ，そして僕。これで母を含め，女性が３人います。テヒ姉も撮影があって，僕も撮影があると，母が１人で家にいることが多くなるんです。なので，恋人にしたいタイプは，僕の母と友だちのようにつきあえる，とても愛嬌のある，そんな人がいいです。母と仲良く生活して欲しいので」。 次週は，韓流対談総集編第２弾。 |
| 第３１回＜９月７日＞ フィソンさん「日本に行ったら，事務所の社長と必ず行くところがあって。そこで生ビールと，"タコわさび"。大好きです」。チョナン「合うよねぇ。食べたいなぁ」。フィソンさん「食べたいです」。 チョナン「フィソンさん，お会いできて光栄です。フィソンさん「こちらこそ光栄です」。チョナン「いつも歌聴いていますよ」。フィソンさん「僕の曲をご存知なんですね」。 今回のゲストは，歌手・フィソンさん。1999年ダンスグループ「A4」としてデビュー。A4脱退後の2002年，圧倒的な歌唱力を身につけ，「ダメなのかい」でソロデビュー。その年の音楽新人賞を総なめ。音楽賞では必ずノミネートされるトップアーティストであり，プロデューサー。 チョナン「ニューアルバムが出るの？どんなアルバム？」。フィソンさん「今回のアルバムは，よりポップで，誰も予想していない，そんなスタイルの曲が多いと思います。例えば，とてもノリのいい曲とか，そんな曲もあります」。チョナン「期待しています」。フィソンさん「はい，期待してください」。チョナン「さっき，IVYさんと会ったよ。フィソンさんは『とてもいい人』って言ってたよ。プロデュースしたんだよね」。フィソンさん「はい，1曲だけ。IVYさんは，とてもかわいい人でした」。チョナン「とてもかわいかった」。フィソンさん「とてもかわいいですよねぇ」。チョナン「顔も・・・」。フィソンさん「かわいいし。歌も上手で」。チョナン「完璧だね」。フィソンさん「すごく喜びますよ。言い過ぎかも」。チョナン「プロデュースを実際にやってみて，どう？」。フィソンさん「自分のスタイルに合わせて曲を書き始めたら，それが楽しくなって，他の歌手に提供するようになったんです」。チョナン「そうなんだ。すごいね」。フィソンさん「ありがとうございます」。チョナン「曲を作るときは，いつもどこで考えているの？」。フィソンさん「メロディーの場合，一番浮かんでくるときは，車の中と寝ているとき。僕は眠りが浅いので，それで寝ていても意識があることが多くて，そんな感じて出ているといきなり目が覚めて」。チョナン「ホントすごいね」。フィソンさん「なぜかそんなことが多いですね」。 チョナン「人生の転機はいつだった？」。フィソンさん「人生の転機・・・僕は一度歌手としてデビューしましたが，うまくいかず，失敗を味わったのが18歳でした。僕が19，20歳の頃，『お前は狂ってる』と言われるほど練習をして，いろんなことに気づかされた時期があって，全ての人と一切連絡を取らずに，歌だけに集中して練習していた，その2年間が僕にとっては大きな転機になりました」。チョナン「そうなんだ」。 チョナン「日本ではコンサートはやらないの？」。フィソンさん「やりたいです。すごくうらやましいんです。SE7ENやRain(ピ)以外にも，いろんな先輩や同期の歌手が日本で成功しているのを見ると」。チョナン「皆に負けないぐらいの魅力を持ってますよ。僕は，ホント期待してるよ。必ずやってよ」。フィソンさん「はい，必ずやります」。 チョナン「フィソンさんは，どんなタイプの女性が好き？」。フィソンさん「好きなタイプは，人それぞれが持っている魅力はいろいろあると思うので，好きなタイプよりは，苦手なタイプを言った方が早くて。苦手なタイプは，傲慢な人です。鼻が高くなっているような，生意気な人はイヤです。勘違いしている人も嫌いです。純情で，素直な女性が好きで，痩せすぎている人もちょっと・・・」。チョナン「温和な」。フィソンさん「はい，そうです」。チョナン「結婚は，どう考えているの？」。フィソンさん「今26歳ですが，僕は結婚は30代後半位でいいと思っています。30代後半で，若い女性と結婚したいです」。 チョナン「これからの目標は？」。フィソンさん「まず，ニューアルバムを，今までの作品より成功させることが目標です。それには，フィソンという歌手が，ホントに『尽きることのない情熱の持ち主』とか『才能や努力実力に底がない』と思われることを，今回のアルバムの目標にしています」。チョナン「思いが強いんだね」。フィソンさん「欲張りなんです」。チョナン「欲は大事だよ」。フィソンさん「はい。欲があるからやれるんです」。チョナン「そうだね。僕も頑張らないとな」。 俳優チョ・スンウさんからメッセージ。 映画「HERO」予告。 チョナン「日本にいるフィソンさんのファンの皆さんに一言お願いします」。フィソンさん「どれぐらいファンがいるかわかりませんが・・・」。チョナン「たくさんいるよ」。フィソンさん「みなさんが，相変わらず僕を応援してくれて，そしてファンをもっと増やして，是非日本で単独コンサートをしたいと思います。みなさん，よろしくお願いします。僕も，もっと頑張って，実力を上げて，素敵な歌手になって，お会いしたいです。ありがとうございます」。チョナン「その時は僕も行くよ」。フィソンさん「はい，是非来てください」。 次週は，韓流対談総集編。 |
| 第３０回＜８月３１日＞ IVYさん「キムチも作るし，プルコギ・・・何でも作ります」。そういうIVYさんを見ながら，「でもかわいい顔しているねぇ」とチョナン。「ホントかわいくて，スリムだね」。IVYさん「ありがとうございます」。 今週のゲストは，歌手・IVYさん。2005年アルバム「My Sweet and Free Day」でデビュー。ずば抜けた歌唱力とダンス，そしてその美貌から，一気にトップスターへ。その後バラエティにも活躍の場を広げ，2007年「誘惑のソナタ」では初のランキング1位を獲得しました。今回は，IVYさんが日本語を習っているせいか，対談中も日本語と韓国語が混ざっています。 チョナン「IVYさんは，ダンスもすごく上手いよね。どれぐらいやってるの？」。IVYさん「約2年です」。チョナン「2年で。すごいねぇ。教えてよ・・・中国でも，ライブがあったんだよね」。IVYさん「外国のステージに立つ機会は今までなくて，今回初めて中国のステージだったんですが，すごく緊張して」。チョナン「どんなライブだったの？」。IVYさん「最新アルバムの，ダンスナンバーがあったり，バラードも歌いました」。チョナン「そうなんだ」。 チョナン「もし，好きなだけ休みがもらえたら，何がしたい？」。IVYさん「旅行に行きたいです」。チョナン「どこへ？」。IVYさん「海のあるところ」。チョナン「海ね」。IVYさん「泳ぎたいんです」。チョナン「そうなんだぁ。え〜・・・歯並びがいいね。僕は休みができたら歯医者に行きたい」。IVYさん「なんでですか？」。チョナン「虫歯があるんだ」。IVYさん「"虫歯"？・・・"チュンチ"が"虫歯"？・・・ホントですか」。チョナン「奥歯ね・・・IVYさんは虫歯はないの？」。IVYさん「今はないです」。チョナン「だからきれいな歯しているんだよ」。 チョナン「ホントにきれいな方で・・・今日のメイクは，どんなイメージなの？」。IVYさん「セクシースタイル」。チョナン「やっぱり・・・そのメイク，僕にもやってよ」。IVYさん「チョナン・カンさんのファンの方に怒られますよ」。チョナン「大丈夫だよ」。IVYさん「ダメですよ」。チョナン「IVYさんの好きな男性のタイプは？」。IVYさん「草なぎ剛さんです」。チョナン「嘘はダメだよぉ」。IVYさん「男らしい人が」。チョナン「男らしい人・・・男です！！・・・ナムジャです！」と，男らしく言ってみます。IVYさん「サムライスタイル」。チョナン「例えるなら，誰だったりする？」。IVYさん「草なぎ剛さん」。チョナン「チョナン・カンです！・・・オレはチョナン・カンだ！」とやっぱり，男らしく言ってみたりします。 チョナン「お酒は好き？」。IVYさん「お酒はあまり飲めないです。ただ，眠れないとき，夜中家でワインを1，2杯飲みます」。チョナン「たくさん飲んだらどうなるの？」。IVYさん「"おい！チョナン"・・・いたずらっぽくなって，寝ます」。チョナン「そうなんだ」。IVYさん「かわいい感じになるかも」。チョナン「かわいい感じ・・・見てみたいな」。IVYさん「いつか，一杯」。 チョナン「これからの目標は何ですか？」。IVYさん「いつか韓国で最高の女性歌手になる・・・それが夢です」。チョナン「今でも素晴らしいと思うよ。実力もあるし。新しく何かやりたいことはある？」。IVYさん「たくさんあります。欲張りなので。演技もやってみたいし，ファッションにも興味があるので，機会があればファッション関係の仕事もしてみたいです」。チョナン「どういうスタイルが好きなの？ファッションで」。IVYさん「特に靴」。チョナン「急に日本語だね」。IVYさん「靴に興味があるので」。チョナン「靴好きなんだ」。IVYさん「はい。デザインしてみたいです」。チョナン「そうなんだ・・・今日の靴は・・・今日の靴もかっこいい。ゴールド。ゴールドに輝いている・・・ゴールドの輝くIVY」。 チョナン「それにしても，日本語うまいね。単語もたくさん」。IVYさん「日本人の先生に習ったんです」。チョナン「そうなんだ。日本語の勉強はどう？」。IVYさん「日本語はすごく楽しいです。でも難しい」。チョナン「上手だよ」。 グローバルグループ・PARANからのメッセージ。 チョナンとフィソンさん。チョナン「IVYさんに会ったよ」。フィソンさん「会ったんですか」。チョナン「プロデュースしたんだよね」。フィソンさん「とてもかわいい人でした」。チョナン「とてもかわいかった」。 映画「HERO」予告。 チョナン「じゃあ，最後に，日本のIVYさんのファンの方に一言お願いします」。IVYさん「こんばんは。お会いできて嬉しいです。IVYです。韓国で一生懸命やっていますが，私の夢は日本で活動することなので，これからもいっぱい応援してください。お元気で。ありがとうございました」。 チョナン，サインをしてもらっているときに「フィソンさんはどんな人？」。IVYさん「フィソンさんは・・・」。チョナン「男らしい？」。IVYさん「はい・・親切な人」。チョナン「親切な」。 次週のゲストが，その，韓国R&B界トップの歌唱力，歌手・フィソンさん。 |
| 第２９回＜８月２４日＞ 「ここがどこか忘れるな。シルミドだ」と映画のシーンをまねするチョナン「みなさん，こんばんは。今日のゲストは，ホ・ジュノさんです」。 チョナン「いつも見させてもらっています。ここはどこですか？」。ホ・ジュノさん「ここは私たちの稽古場です。数日後に幕が上がる，私が初めて制作した『解語花』と言うミュージカルの稽古場です。なので，一緒に出演する，ミュージカルの出演者です」。「柔軟してますねぇ」と日本語でチョナン，出演者の皆さんに「みなさん，今日はよろしくお願いします」とご挨拶。そして皆さんに「ホ・ジュノさんはどういう方ですか？」と質問。「怖い人」という答え。「怖いけど，かっこよくてやさしい人です」。 ホ・ジュノさんは，1986年「青ブルースケッチ」で映画デビュー。1992年，ベトナム戦争を描いた「ホワイトバッジ」は国内外から大きな反響が起きた衝撃作。2003年「シルミド」では，韓国のアカデミー賞大鐘賞で助演男優賞を受賞。2006年最高視聴率52％を記録し，現在日本でも放送されている「朱蒙」でも圧倒的存在感を見せています。 チョナン「ホ・ジュノさんのお父様は，俳優ホ・ジャンガンさんですが，いつから俳優になろうと思ったんですか？」。ホ・ジュノさん「俳優に対する夢は全くなかったけど，大学に進学してから，半ば強制的に始めました。母と，『ブルースケッチ』のイ・ジュヒョン監督，あの2人が私を俳優にしたんです。それがきっかけで，今も続けているんです」。チョナン「そうなんですか。尊敬する俳優は？」。ホ・ジュノさん「父です」と即答。「父の姿を実際に見ているので，子どもの頃・・とても幼い頃でしたが，家に誰もいないと私相手でも練習していました。練習部屋で。当時，韓国の映画制作のシステムは，とにかく数多くの作品を作る，そんなシステムでした。1日に2作品撮影があるほど，忙しくしていました。それを全部家で練習してから行くんです。俳優の実力を高めるのは何か？・・・練習しかないんです。練習を重ねると良い結果を生みますよね。父がそうでしたし。幼い頃の細かい記憶はないですが，時々思い出しますね。当時のドラマを見ると，回想シーンのようにあの頃の記憶が。ああ，このために練習してたんだなと」。チョナン「やっぱり練習は大事ですよね」。ホ・ジュノさん「練習ほど大事なことはありません」。 チョナン「今，夢中なものやはまっていることは？」。ホ・ジュノさん「作品かな。今は『解語花』があって，映画も1本あり，あとドラマもやっています」。チョナン「とても忙しいですね」。ホ・ジュノさん「忙しい方がいいんです。時間があると，酒を飲んでしまうし，余計なことを考えてしまう。できれば忙しく過ごしていたいです」。チョナン「そっかぁ，すごいなぁ」と日本語で。 チョナン「じゃあ，ホ・ジュノさん，今後どんな役をやってみたいですか」。ホ・ジュノさん「悪役が多いイメージですが，実は悪役らしい悪役はやったことがなくて。例えるなら『羊たちの沈黙』のアンソニー・ホプキンス。あんな役を一度やってみたいです。本物の悪をいつかやってみたい。あんな風に，とても残酷な悪役を願っています」。チョナン「楽しみにしています」。 チョナン「ミュージカルも・・・」。ホ・ジュノさん「ミュージカルは，まだ学校に通っている頃に『ゴスペル』と言う作品を見たんです。全くミュージカルというジャンルに無知でしたが，その時始めて見て，すぐに決めました。これは絶対やりたいジャンルだと。全く知らなかった世界を感じました」。 SunMinさんからのメッセージ。 ミュージカルの稽古を見ているチョナン。 チョナン「日本にいるファンの皆さんに一言お願いします」。ホ・ジュノさん「2年ぶりに挨拶できることを嬉しく思います。そして以前に『ギャンブラー』で皆さんにお会いしてから，帰国して『解語花』を2年間かけて制作してきました。その間に『朱蒙』にも出演しましたが。ミュージカル制作に力を入れていたので，できれば稽古場から出たくなかったです。いよいよ数日後には，とても美しい『解語花』と言うミュージカルが始まります。なのでみなさん，お時間があれば，夏休みに『解語花』を是非ご覧ください。お元気で」。チョナン「ありがとうございます」。 ミュージカルの稽古を見ているチョナン。 チョナン「ではみなさん，今日はありがとうございました。良いものを見せていただいて，ありがとうございます。じゃあ，これからも頑張ってください」とご挨拶。 次週は，韓国NO1ディーヴァ，歌手・IVYさん。 ミュージカル出演者の皆さんと一緒に柔軟をするチョナン。 |
| 第２８回＜８月１７日＞ 「経験してみたくない？」と映画のシーンをまねするチョナン「みなさん，こんばんは。と言うわけで，今日のゲストは，オム・ジョンファさん・・・はじめまして」。オム・ジョンファさん「会えて嬉しいです」。チョナン「お待ちしていました」。オム・ジョンファさん「すみません。会えて嬉しいです」。チョナン「今日もすごくお綺麗ですね」。オム・ジョンファさん「ありがとうございます。チョナン・カンさんもかっこいいですね」。チョナン「そうですか・・・」。 今週のゲストは，女優・歌手オム・ジョンファさん。1993年「風が吹く日は鴨鴎亭洞に行かなくちゃ」でデビュー。同映画主題歌「瞳」で歌手デビューも。1997年「裏切りの薔薇」の大ヒットで，誰もが認めるトップスターへ。2002年「情愛」では，百想芸術大賞最優秀女優賞を受賞。2004年「12月の熱帯夜」は日本でも放送され，大きな話題に。2006年「私のちいさなピアニスト」では，ピアノ教師役を見事に演じました。"韓国のマドンナ"と呼ばれています。 チョナン「『私のちいさなピアニスト』おもしろかったです。すごく良かった。ピアノとてもお上手ですね」。オム・ジョンファさん「すごく難しかったです」。チョナン「どれぐらい練習したんですか」。オム・ジョンファさん「期間が2ヶ月しかなくて，演奏する部分だけを覚えました。私は，楽譜を読むのが苦手なので，大変苦労しました」。チョナン「皆さんに見どころを・・・見どころ」。"見どころ"がピンと来ない様子のオム・ジョンファさん「私が好きなシーン？」。チョナン，日本語で「みどころ」とスタッフの方を向いてつぶやきます。それを不思議そうに聞いているオム・ジョンファさん。チョナン「日本語では"見どころ"。好きなシーンを」。オム・ジョンファさん「キョンミンという子が，先生である私のために，1人だけのコンサートを開いてくれるシーンがあって。こうやって挨拶するシーンですが，そのシーンがすごく良かったです」。チョナン「感動しました」。オム・ジョンファさん「ありがとうございます」。 チョナン「オム・ジョンファさん。演技をするときにいつも気を遣うことは何ですか？」。オム・ジョンファさん「演じているときは，自然にその役柄になりきるようにしています」。チョナン「自然に」。オム・ジョンファさん「演じるのではなく，ごく自然に。その人物になりたいと思っています」。チョナン「でもそれが難しいんですよね」。オム・ジョンファさん「難しいです」。 チョナン「今日もとてもセクシーですね」。オム・ジョンファさん「今日は撮影があったので・・・もっとセクシーにできたのに。すみません」。チョナン「十分セクシーですよ」。オム・ジョンファさん「ありがとうございます」。チョナン「美しさの秘訣は何ですか」。オム・ジョンファさん「私は山登りが好きだし，運動が好きなんです。ダンスも好きだし」。チョナン「運動して，たくさん食べて，たくさん寝て・・・」。オム・ジョンファさん「お酒も好きです」。 チョナン「日本に行ったことありますよね？」。オム・ジョンファさん「あります」。チョナン「何回ぐらい？」。オム・ジョンファさん「10回以上は・・・それ以上行ってますね」。チョナン「行ったり来たりで，10回以上・・・日本の友だちはいますか？」。オム・ジョンファさん「日本の友だちは，私のファンクラブの皆さん。それ以外は・・・」。チョナン「じゃあ，今日から友だちになりましょう」。オム・ジョンファさん「嬉しい」。チョナン「すごく嬉しいよ」。オム・ジョンファさん「友だち」。嬉しそうに握手。チョナン「今日は本当にいい天気ですね」。オム・ジョンファさん「ちょっと暑いですね。日本もこれぐらいですよね」。チョナン「一緒に散歩したいです」。オム・ジョンファさん「ホントに？時間を作っていただければ」。チョナン「山登りでも一緒に」。オム・ジョンファさん「南山って知ってますか？」。チョナン「南山タワーのある」。オム・ジョンファさん「自宅が南山に近いので，週に何回か行っています」。チョナン「そうなんですか。じゃあ，今度是非」。オム・ジョンファさん「韓国語，ホントにお上手ですね」。チョナン「少しずつ。7年間勉強を，ちょっとずつやって。ここまで来ました」。オム・ジョンファさん「すごい」と日本語で。チョナンは「ここまで来ました」のフレーズが気に入ったのか，もう1回言っていました。 チョナン「じゃあ，好きな男性のタイプは？」。オム・ジョンファさん「好きな男性のタイプは，いつも明るくて，前向きな人が好きです。何かを『ダメだ』と思うより，『できる』と考える人。それとおもしろくて，そしてスタイルも良い人・・・だから，未だに独身なんです」。チョナン「そうなんですか？」。オム・ジョンファさん「好きなタイプは，明るく前向きな人です」。チョナン「人生において一番大事なのは，あきらめないことです」。オム・ジョンファさん「私もそう思います」。チョナン「僕も」。オム・ジョンファさん「いつかかなえるんです」。チョナン「そんな人になろうと思います」。オム・ジョンファさん「私もです」。チョナン「僕も」。 チョナン「今後新たにやってみたいことは？」。オム・ジョンファさん「新たに何かをやろうとは思っていなくて，ただ良い作品と出会い，良い曲と出会いたくて。できれば日本でコンサートもしてみたいです」。チョナン「なるほど。期待しています」。オム・ジョンファさん「努力しないと」。チョナン「できます。できますよ。あきらめないことが大事です」。オム・ジョンファさん「そうですね」。 チョナン「日本のファンの皆さんに一言お願いします」。オム・ジョンファさん「こんにちは。オム・ジョンファです。今日はお会いできて，ホントに嬉しいです。日本のファンクラブの皆さんも，嬉しいかな?もっとお会いできればと思っています。叶わない夢はないと思っていてください。会えて嬉しかったです」。チョナン「ありがとうございます。じゃあ，今度一緒に山登りへ行きましょう」。オム・ジョンファさん「何を持って行きますか？おにぎり？」。 次週は，カリスマ的な存在感の俳優ホ・ジュノさんがゲスト。 |
| 第２７回＜８月１０日＞ 今週のゲストは，俳優・歌手のアン・ジュウクさん。1993年「目の見えない鳥の歌」で俳優デビュー。1997年「星に願いを」は，アジア各国でも大ブレイク。"韓流"という言葉を作るきっかけになりました。このドラマで歌手を演じたことから，歌手活動も開始。1998年「ひまわり」は，平均視聴率35％の大ヒットを記録。 チョナン「アン・ジュウクさんがそもそも俳優になったきっかけは何ですか？」。アン・ジュウクさん「幼い頃からの夢が，俳優か野球選手だったんです」。チョナン「夢を叶えたんですね」。アン・ジュウクさん「野球選手は親が許してくれなかったので。演技に関しては，大学に入ってから本格的に始めました」。チョナン「演技をするとき，いつも心がけていることは何ですか？」。アン・ジュウクさん「真実ですね・・・つまり，私に与えられた役に対して，嘘ではなく，本当に素直に演じれば，見る側も共感できるし。だから，やってるフリだとか，カッコつけたりとか，そういうことはしないように，出来る限り一生懸命稽古をして，真実の姿を表現することが一番だと思います」。 チョナン「最近日本に行ってたんですよね」。アン・ジュウクさん「はい。コンサートで，4都市・・・横浜，札幌，九州（福岡），名古屋・・・4都市でやりました」。チョナン「お疲れ様でした。どうでしたか？」。アン・ジュウクさん「すごく長いツアーだったので。横浜から始まって北へ上り，次は南へ下がると言う。コンサートも良かったんですが，本当の旅行をしている気分です」。チョナン「風邪大丈夫ですか？」。アン・ジュウクさん「寝不足と，コンサートが終わって，韓国に帰ってきて緊張が解けた途端，風邪をひいたんです」。チョナン「気をつけないと」。アン・ジュウクさん「あ，ここに扇子がありますね」と扇子を手に取り扇ぎ出します。チョナン「ちょうど良かった」。アン・ジュウクさん「ちょっと使います」と自分を扇ぎ，チョナンのことも扇いでくれます。チョナン「少し暑いですねぇ」。 チョナン「じゃあ，次の質問を。人生の転機はいつだったと思いますか？」。アン・ジュウクさん「私が高校3年生の時。センター試験の前に，演技科を志願するつもりだと親に話して，許してもらったとき。もしその時，親が反対したり，私が少しでも迷ったら，本当に何をしていたか分かりません。その時勇気を出して話し，親に許してもらった，その時こそが一番の転機ですね」。 チョナン「日本ではすごい韓流ブームですが，それについてどう思いますか？」。アン・ジュウクさん「韓国ものが流行で終わるのではなく，これからは香港・中国・日本・韓国・台湾など，皆で共存していくべきだと思います。今は日本の皆さんが，韓国の映画や音楽・ドラマを好んでみてくれている。それが発展して，皆が触れ合える状況が始まりつつあると思います。それ以前に，映画などでは香港映画が，アジアで人気を集めた時期があって。日本の音楽が人気になった時期もある。今は韓国のドラマや映画です。韓国映画をアジアの他の国が注目している。これからは皆が1つになるような共同作業がもっと増えていくとそう思っています」。チョナン「良いことですね」。アン・ジュウクさん「日本の有名な曲を韓国の歌手が歌い，韓国の監督の映画に日本や中国の俳優が出演したり。これからはそうなると思います」。チョナン「合作ですね」。 チョナン「アン・ジュウクさん，これからの目標は何ですか？」。アン・ジュウクさん「僕はもうすぐ40歳になるんですが，40歳になってからは映画に専念したいです。今までは，自分はまだまだだと思っていましたが，ある程度というか，人生の半分が過ぎたと考えると，残りの時間は映画に費やしたいと考えています」。 チョナン「じゃあ，アン・ジュウクさん，日本のファンの皆さんにひと言お願いします」。アン・ジュウクさん「いつも感謝しています。僕の疲れや辛いことを吹き飛ばしてくださる皆さんの応援が，とても心強くて，1人で悩んだりする時間など無意味だったと気づかせてくれ，おかげで明るく笑っていられます。遠く離れていますが，心から感謝しています。お元気で」。チョナン，最後の「お元気で」をまねして言ってみます。そして「アン・ジュウクさんも元気でいてください」。アン・ジュウクさん「わかりました。ありがとうございます」。チョナン「風邪に気をつけてください」。 次週のゲストは，女優・歌手オム・ジョンファさん。 |
| 第２６回＜８月３日＞ クォン・サンウさんからご挨拶。 「お腹すいたでしょ。おっぱい飲みましょう」と映画のセリフをまねるチョナン。「みなさん，アンニョンハセヨ」と声色を変えていって，自分で笑っています。「と言うわけで，今夜のゲストは，カン・ソンヨンさん・・・やっぱりキレイだね」。カン・ソンヨンさん「光栄です」。 女優カン・ソンヨンさん。1997年「私が生きる理由」で女優デビュー。1999年「Happy Together」では，イ・ビョンホンさんの妹役を演じブレイク。2005年「王の男」は，超大ヒット。2007年は崔洋一監督作品にも出演。 チョナン「『王の男』とても良かったです。どうでした？」。カン・ソンヨンさん「本当に忘れられない映画で，俳優としてターニングポイントとなった作品ですし，ホントに韓国史上に残る作品なので，個人的にも特別で。そして『王の男』と言う映画を思い返す度に，すごい満足感で幸せになる，そんな作品です」。チョナン「難しかったところは？」。カン・ソンヨンさん「チャン・ノスクの役でですか？・・・セリフ自体は，あまり多くなかったので，チャン・ノスクと言うキャラクターを説得力のある様に表現し，それを伝えることが，個人的には少し大変でした」。 チョナン「俳優になったきっかけは？」。カン・ソンヨンさん「私は運命だと思っています」。チョナン，日本語で「運命だぁ」。カン・ソンヨンさん「運命です。なぜなら，俳優になろうと思ったことはなく，元々音楽が好きで，声楽を専攻しているときに，偶然放送局の試験を受けることになり，それから10年経っていますが，今はその運命に感謝して，俳優として生活しています。そんな感じです」。チョナン「崔洋一監督と一緒に仕事したよね？」。カン・ソンヨンさん「連絡先をもらえば良かった。すごく会いたいです。とても厳しい監督だと聞いていました。日本でも有名な方なので，すごく緊張しましたが，俳優にもとても優しく，父親のような監督でした。とても素晴らしい監督なので，是非また会いたいです。この対談を監督がご覧になればいいのに・・・」。 チョナン「ストレス解消法は？」。カン・ソンヨンさん「ストレス解消には，ストレスを感じても，後に残さないようにしています。すぐに好きな曲を聴いたり，あるいは好きなお菓子を食べたり，好きな人に電話します。それでもダメなときは，ショッピングをします」。チョナン「ショッピング好きなの？」。カン・ソンヨンさん「大好きです。気に入ったものを全部買ってしまうと，大変なことになるから，例えば，かわいいものを見て楽しむような，ウインドウショッピングも好きです」。チョナン「日本でのショッピングは?」。カン・ソンヨンさん「日本には3回行きました。3回とも東京だったんですけど。みんなかわいいんだけど，ちょっと高かったです」。 チョナン「この先やってみたい役はある？」。カン・ソンヨンさん「とても悲しいラブストーリーがしたいです。美しくて，悲しいラブストーリーを」。チョナン「すごく合いそうだね」。カン・ソンヨンさん「そうですか，ありがとうございます。なので，早く映画市場が良くなって・・・今は韓国映画市場があまりよくないのですが，この悪い時期を乗り越えられるような，とても素敵なラブストーリーをやりたいです。今年中にも」。チョナン「すごく期待しているよ」。カン・ソンヨンさん「ありがとうございます」。 チョナン「好きな男性のタイプは？」。カン・ソンヨンさん「私は，大分変わりましたね，歳を重ねるうちに・・・最近は，ちゃんと話が合う人。例えば，私は音楽や舞台などが好きなので，私の彼氏は演劇や音楽・・・文化，芸術を愛する人だといいですね。かっこよかったら，よりいいです。あと，お金持ちなら，もっといいかな。でも，一番重要なのは，私と会話がかみ合う人ですね」。チョナン「大事だね」。カン・ソンヨンさん「大事です」。 クォン・サンウさんからメッセージ。 チョナン「最後に，カン・ソンヨンさん，日本にいるファンの皆さんにひと言お願いします」。カン・ソンヨンさん「日本のメディアに出演するのは，2回目になります。『王の男』のプロモーションの時に，一度ご挨拶しました。このような特別な対談だけでなく，何度でもお会いしたいと思います。それと，またいっぱい応援してください。そして今回のような素晴らしい機会を期待しています。そして，日本のファンの皆さんと近づける機会があることを期待します。いつまでも元気で。多くの関心をお願いします」。 次週は，元祖韓流スター，アン・ジュウクさん。 カン・ソンヨンさんにチョンマルブックをプレゼント。それをカン・ソンヨンさんが読んでいるようですが・・・「なんで僕いつも問題出されるんだろう？」とチョナン。 |
| 第２５回＜７月２７日＞ 「一度だけ，抱きしめてもいいですか」とセリフをまねするチョナン。「と言うわけで，今日のゲストはキム・ジェウォンさんです。去年のドラマアワード以来だね。元気だった？」。キム・ジェウォンさん「そうですね。元気だったおかげで，こうしてチョナン・カンさんとまた再会する機会があったんだと思います」。チョナン「ありがとうございます」。キム・ジェウォンさん「こちらこそ」。 今週のゲストは，俳優のキム・ジェウォンさん。2001年シチュエーションコメディー「ハニーハニー」でデビュー。2002年「ロマンス」が日本でも放送され大ブレイク。2006年「黄真伊」では成熟した演技を見せました。"元祖キラースマイル"。 チョナン「俳優になったきっかけは？」。キム・ジェウォンさん「元々俳優になりたかったわけではないんです。院長の紹介で俳優になったんです。姉が風邪で病院に行って，それでどういうわけか芸能人になりました。珍しいケースです」。チョナン「役作りをする上で，何か気をつけてることはある？」。キム・ジェウォンさん「台本をもらったら，その台本を100回くらい読むことが，最適な方法だと思うようになりました。台本を何度も何度も読んで，台本の内容を自分で意識しなくても，自然に考えているくらいになるほど，繰り返し読んで練習をする，それが一番だと思います」。チョナン，日本語で「参考になりますねぇ」。 チョナン「実は，キム・ジェウォンさんは"キラースマイル"の元祖なんだよね」。キム・ジェウォンさん「この"キラースマイル"というあだ名は，"キム・ジェウォン"という名前を広め，人々の間に浸透させ，"キム・ジェウォン"と皆さんを親しくしてくれた，僕にとって一番ありがたいあだ名なんです。なのに，最近は，"今が変え時だ"，"他のあだ名にするべきだ"と，そんな風に言われるんですが，最近は・・・なんて言うか，変化が早いじゃないですか。携帯電話もそうだし，服のスタイルなんかも。文化が急激に変わるので，僕は自分が持っている固有のイメージが好きなんです。でも，絶対変えないというわけではなくて，そのイメージに飽きたから変えると言う，そういうことではないと思うんです」。チョナン「すごくしっかりとした・・・いい考えですね」。 チョナン「趣味は何？」。キム・ジェウォンさん「僕は，すごく内気で，そのせいで人とあまり親しくなれなくて，つきあいが狭くなって，演技の幅も狭くなってしまい，そんな悪循環でうまくいかなくなったとき，人と親しく気軽に話すために，お酒に頼ったんです。それでお酒をよく飲んでいたんですが，度を過ぎたお酒のせいで，体をこわしてしまい，スポーツで人と親しくなろうと思って，サイクリングを始めたんです」。 SE7ENからのメッセージ。 チョナン「じゃあ，キム・ジェウォンさん，最後に日本にいる多くのファンの皆さんに，ひと言お願いします」。キム・ジェウォンさん「最近の僕は，日本で特別な活動もしていないのに，以前出演したドラマにこんなに愛と関心を持っていただいて，ホントに感謝しています。これまでは，ドラマや映画を撮影すると，多くの場合，その後は韓国で放送され，韓国で愛されて，それで終わるのが僕の姿でしたが，最近では，1つの作品に出演する度に，各国に興味を持ってくれるファンの皆さんを思い出し，ホントに良い作品でお会いしたいと考えています。それと韓国の活動だけじゃなく，機会があれば日本に行き，良い作品で挨拶したいと思います。健康を祈っています。これからもずっと見守っていてください。ありがとうございます」。 今後の対談予定・・・ 女優・歌手 オム・ジョンファさん。 俳優・歌手 アン・ジェウクさん。 女優 チャン・ジニョンさん。 歌手 フィソンさん。 俳優 ホ・ジュノさん。 歌手 IVYさん。 女優 カン・ソンヨンさん。 歌手 MCモンさん。 俳優 パク・シニャンさん。 女優 パク・チニさん。 キム・ジェウォンさんに，チョナンがいつものようにチョンマルブックをプレゼントすると「この本，実は家に15冊あります」と言われ，チョナン，驚いていました。 |
| 第２４回＜７月２０日＞ チョナン「みなさん，こんばんは。チョナン・カンです。僕の映画『山のあなた〜徳市の恋〜』の撮影も終わり，韓国モード全開です。ちなみに，2008年公開です」。映画の映像が少し（按摩のシーン）。「みなさん，是非期待してください。それから，大ヒット公開中の『西遊記』には，僕もニセ沙悟浄役で出演しています。こちらも是非よろしく。じゃあ，行きましょう」 今回ののゲストは，韓国トップMCとして大活躍のコメディアン，キム・ヨンマンさん。1991年全国大学ギャグコンテストで優勝したことがきっかけでデビュー。シチュエーションコメディ「ノンストップ5」や芸能情報番組「セクションTV〜芸能通信〜」等，多くの番組で活躍。5本のレギュラー番組を持つ，超売れっ子MC。 チョナン「僕も『セクションTV』に出演したことがあります」。キム・ヨンマンさん「知ってます。確か，以前に，チョンマル・・・」。チョナン「チョンマルサランヘヨ」。キム・ヨンマンさん「それだ。その歌が発売された頃，63ビルで・・でしょ？・・・そうそうそう。僕も覚えているよ」。チョナン「光栄です」。キム・ヨンマンさん「どういたしまして」。チョナン「僕もたまにやることがありますが，MCをするにあたって，一番大切だと思うことはなんですか」。キム・ヨンマンさん「僕が重要だと思っていることを，チョナン・カンさんは，今，とても上手くこなしていますよ。それは，相手に対する配慮・・・相手のことをよく考えること・・・そんなことだと思いますよ。そして，全体の流れ・・・人生や番組など，全てのものは水のように流れているものだと思うので，全体が上手く流れているか，所々で考えます」。 チョナン「この仕事にはどんな魅力を感じていますか」。キム・ヨンマンさん「僕の好きな人たちが，みなここにいます。なので，このようにカメラの前で話したり，放送されたりするときが，一番楽しくて。自分が好きなことをやっている，それが一番嬉しいです。ところで，韓国語は，7年目になるんですよね」。チョナン「7年目です。だけど難しいです」。キム・ヨンマンさん「最初は，この仕事がこんなに大きくなるとは思わなかったのでは？」。チョナンは頷きます。キム・ヨンマンさん「韓国でも，多くの人がチョナン・カンさんに関心を持っていますよ・・・これは僕のクセだね。いつの間にか僕が進行してしまう」。 チョナン「日本に行ったことはありますか？」。キム・ヨンマンさん「先週も行ってきました」。チョナン「そうですか。どこへ？」。キム・ヨンマンさん「先週は東京に」。チョナン「日本人の友だちはいますか？」。キム・ヨンマンさん「日本人の友だちはいますよ。シバタサンと言いますが・・・」。チョナン「シバタサン？・・・どなたですかぁ？」。キム・ヨンマンさん「飲み友だちです」。チョナン「食べ物の中では，何が好きですか？」。キム・ヨンマンさん「寿司。日本の寿司はおいしいですね」。チョナン「ジャージャー麺は好きですか？」。キム・ヨンマンさん「ジャージャー麺？」。チョナン「日本のものは違うんですよ。あるにはありますけど・・・」。キム・ヨンマンさん「ジャージャー麺は好きですか？」。チョナン「はい」。キム・ヨンマンさん「ジャージャー麺は最高だよ！僕が子どもの頃は，ジャージャー麺を食べるときは，母と父からのご褒美として，ジャージャー麺を食べさせてもらうんです。僕の家では。"がんばりなさい。ジャージャー麺を食べさせてあげるから"と。それを混ぜて食べる楽しみが」。チョナン「僕が今まで出会った韓国人で，ジャージャー麺が嫌いな人はいないです」。キム・ヨンマンさん「もちろん，みんな好きですよ」。ジャージャー麺は，韓国人の国民食。多くのドラマや映画にも出てくる定番中の定番料理。キム・ヨンマンさん「ジャージャー麺は，韓国料理なんです。中華料理ではないんです。中国にもない，韓国で生まれたジャージャー麺なんです」。チョナン「キム・ヨンマンさん。この対談が終わったら，一緒にジャージャー麺を」。キム・ヨンマンさん「いいですね・・・おごってください」。チョナン「僕が？・・・一緒に出しましょう」。キム・ヨンマンさん「そうしますか。半分ずつね・・・2人だけじゃダメですか？たくさんいるから・・・一緒に行きましょう」。 チョナン「現在ご結婚されていますが，どういう女性がタイプですか」。キム・ヨンマンさん「女性は聡明な人。つまり，機転の利く，そういう女性が好きです」。チョナン「今，奥さんとの仲はどうですか？最近」。キム・ヨンマンさん「最近？・・・話をするとき，目がキラキラしますね・・・仲はずっと悪いです」。チョナン「では，この機会に奥さんにひと言どうぞ」。キム・ヨンマンさん「仲悪いのにひと言？」。チョナン「奥さんに」。キム・ヨンマンさん「そうだね・・・たぶん，家内はこの番組を探してでも見ると思う。変わった人だから。見ると思うけど，何よりも，いつも一緒にいてくれてありがとう。今朝も朝食を作らずに出かけたよね。いつもお腹がすいているよ。朝ご飯ぐらいは・・・君は忙しすぎるよ。それと，愛しているよ」。チョナン「末永くお幸せに」。 チョナン「キム・ヨンマンさん。最後に，日本にいるファンの皆さんにひと言お願いします」。キム・ヨンマンさん「たまに，僕に気づいてくれる日本の方がいます。それで，僕はとても驚きます。特にこの前は，明洞で多くのおばさま達に声をかけられ，びっくりしました。しかも，おばさま達は，まるで少女のように，みな，ワーッとすごく感激していただき，ありがとうございます。何より，僕がやっている『セクションTV』の役割は，多くの韓国スター達を紹介することですが，我がチョナン・カンさんが，その役割を日本で果たしてくれています。そのことに感謝します。何より，これからも僕の番組を楽しんでご覧になってください。健康をお祈りいたします。ありがとうございました」。チョナン「これからのご活躍も期待しています」。 次週のゲストは，"元祖キラースマイル"の持ち主，俳優のキム・ジェウォンさん。 チョナンの写真が飾られたバースデーケーキが運ばれてきます。スタッフ達が韓国語で「ハッピーバースデー」を歌ってくれています。嬉しそうなチョナン「ありがとう，みなさん・・・みなさん，どうもありがとう。これからも，良い仕事をお見せできるようにがんばります。韓国語も引き続き，いくら忙しくても1日10分，スタッフの皆さんに約束します。じゃあ・・・監督・・・消します。皆さんありがとう」。ろうそくの火を吹き消しました。 マッサージ器（ツボ押し？）をもらって，笑顔のチョナン「ありがとう」。 |
| 第２３回＜７月１３日＞ 「そこにいて。今度は私が行くわ」と映画のセリフをまねするチョナン。「と言うわけで，今夜ののゲストは，キム・ハヌルさん・・・このシーン覚えている？」。キム・ハヌルさん「はい。映画のセリフですよね」。チョナン「会いたかったよ」。 キム・ハヌルさんは，1998年，公開オーディションを突破し，「バイ・ジュン〜さらば愛しき人よ〜」で映画初主演。2002年，インターネット小説を映画化した「同い年の家庭教師」が大ヒット。2004年「彼女を信じないでください」では，百想芸術大賞最優秀女優賞を受賞。2006年「青春漫画」では，「同い年の家庭教師」以来のクォン・サンウとの共演が話題に。 チョナン「役作りで一番気を遣うことって？」。キム・ハヌルさん「そうですね。私にとって重要なのは，その役の感情を大切にすることだと思います。なので，声のトーンとかそういうことよりも，そのキャラクターの感情に気を遣いながら，演技をしています」。チョナン「俳優のどんなところに魅力を感じる？」。キム・ハヌルさん「一番には，普段の私ではできないようなこと・・・そうですね・・・例えば，衣装やヘアスタイル。もしくは，経験したことのない恋愛やその感情。それらを，私が，キム・ハヌルじゃない別人として演じられることが，とても魅力的なことだと思います」。チョナン「今後演じてみたい役は？」。キム・ハヌルさん「実は消極的に見えても，私は冒険することが好きなので，今までの私のイメージは，清純そうなイメージや，明るく活発なイメージもあるんですが，まだ別のイメージも私にはあると思うので，その別のイメージを発揮できる，そういう役柄や作品があれば良いですね」。 チョナン「好きな俳優はいる？」。キム・ハヌルさん「日本の俳優ですか？」。チョナン「日本の俳優で」。キム・ハヌルさんが考えていると"目の前に"という声。「あ，チョナン・カンさんです」。チョナン「ありがとうございます」と言った後，その声がした方を見て「あ？」。キム・ハヌルさん「実は，最近家で，日本語の勉強を始めたんです。ひらがなを覚えているんですが，チョナン・カンさんの本を使っています」。チョナン「今日プレゼントで用意してたんだよ。新しく出したのも？」。キム・ハヌルさん「それも家にありますよ」。チョナン「ありがとうございます」。キム・ハヌルさん「旅行の時にそれを持って行くんです」。チョナン「日本語の勉強してみてどう？」。キム・ハヌルさん「おもしろいです」。チョナン「おもしろいんだ」。キム・ハヌルさん「ひらがなを覚えたら，読むことができるので，それがすごく不思議ですね」。チョナン「日本の印象はどう？」。キム・ハヌルさん「韓国よりも色が鮮やかで・・・何かかわいいというか，女の子が好きそうな雰囲気があるんです。それと，私は，都心の賑やかな，渋谷や新宿も好きですが，箱根や大阪・京都も好きです」。チョナン「行ったことあるんだ」。キム・ハヌルさん「はい。清水寺？・・・あそこが気に入っているんです。あんな感じがすごく好きで。あの雰囲気はたまらないですね」。チョナン「食べ物の中で好きなものはある？」。キム・ハヌルさん「日本の食べ物は，すごく好きで。大学生が好きそうなたこ焼きや，お好み焼きや，ラーメン・・・」。チョナン「おいしいよね」。キム・ハヌルさん「そういうものが好きです」。チョナン「でも，韓国にも"チヂミ"あるよね」。キム・ハヌルさん「"チヂミ"と似てますよね。でも，日本の方が甘みがあって好きです」。 チョナン「好きな男性のタイプは？」。キム・ハヌルさん「いつも変わるんですが，でも，一番大事なのは，私をちゃんと愛してくれる人ですね。本当に愛されているなって感じるぐらい。その愛を感じさせてくれる，心から愛してくれるような人だと良いですね。あとは，男らしくて，上手く私をリードしてくれる人が良いです」。 「これからも機会があれば，チョナンさんとは良い絆を作っていきたいです」という，リュ・シウォンさんからのメッセージ。 チョナン「最後に日本にいるファンの皆さんにひと言お願いします」。キム・ハヌルさん「こんばんは。キム・ハヌルです。こんな風に番組からの挨拶は，久しぶりなんですが，いつも私を見てくれて，私の作品に興味を持っていただいて，本当に感謝しています。それと・・私の次回作は・・・」。ここで電話の音が。チョナン「電話だ・・・ごめんね・・・（後ろを向いて確認し）大丈夫」。キム・ハヌルさん「まだ次回作は未定なんですが，私が出演している作品が，日本で放送されたり，あるいは公開され，皆さんにご覧になっていただけたら嬉しいです。次回作でまたお会いできたら嬉しいですね。いつも応援してくれて，興味を持ってくださってありがとうございます」。 次週のゲストは，韓国トップMCとして大活躍のキム・ヨンマンさん。 |
| 第２２回＜７月６日＞ 今夜ののゲストは，韓国NO.1R&Bユニット，sg WANNA BE+。チョナン「今，日本でもすごい人気だよ」。sg WANNA BE+は，2004年アルバム「WANNA BE+」でデビュー。ミュージックビデオが，ソル・ギョングさん等，豪華なキャスト陣や10億ウォンの制作費をかけ話題になりました。その後，数々の賞を総なめ。チェ・ドンファ，キム・ヨンジュン，キム・ジノの3人組。 チョナン「ニューアルバム聴いたよ。アルバムのコンセプトは？」。キム・ヨンジュンさん「僕たちの4枚目になるアルバムで，メインの曲は『アリラン』になります。『アリラン』とは，韓国伝統の民謡ですが，それを取り入れて，韓国伝統楽器を使い，伝統的で古風な感じを出しています」。チョナン「それにしても，みんな，歌上手いよね。練習は，1日何時間ぐらいするの？」。キム・ヨンジュンさん「最近はずっとスケジュールが詰まっていて，練習時間もそんなになく，待ち時間があるときや，リハーサルの合間とか，少しずつ・・・車の中だったり，放送局のトイレや階段とか。人がいない場所でやっています」。チョナン「みんな，仲が良いの？」。キム・ヨンジュンさん「仲良いですよ」。チョナン「ケンカはしない？」。チェ・ドンファさん「殴ったり，蹴ったりはしないですが，一緒にいると，ちょっとした音楽のこととかでトラブルはありますね。そういうことはあって当然なので，その度に仲直りしています。いつもそんな感じです」。 チョナン「もし休みが取れたら何がしたい？」。チェ・ドンファさん「長い休みを取ったことがないので，長く休めるなら旅行に行きたいです」。チョナン「どこへ？」。チェ・ドンファさん「人があまりいない，静かな場所」。チョナン「だったらデンマークが良いよ」。キム・ヨンジュンさん「行ったことあるんですか？」。チョナン「うん。ほとんどいないよ，日本人も韓国人も。ジノさんは，休みになったら？」。キム・ジノさん「僕は時間ができたら，バスケットが好きなので，好きなスポーツを1日中ずっとやっていたいです」。チョナン「ヨンジュンさんは？」。キム・ヨンジュンさん「山登りが好きなので，山に登って，体力を付けたり，夜は飲みに行ったりしたいです」。チョナン「お酒は好きなの？」。キム・ヨンジュンさん「はい」。 チョナン「じゃあ，好きな女性のタイプは？彼女はいる？いない？」。チェ・ドンファさん「彼女ですか？韓国にですか？・・・韓国にいます。優しい性格の人です。性格が良い」。チョナン「ヨンジュンさんは，どんなタイプが好き？」。キム・ヨンジュンさん「もちろん性格も大切ですが，僕はちょっと愛嬌があるような・・・見た目がかわいいとか，そんなことではなく，人に対して愛嬌がある人が好きです」。チョナン「ジノさんは？」。キム・ジノさん「僕は女性らしい人。かわいくて，やさしい人」。チョナン「日本の女性はどう？」。キム・ヨンジュンさんとキム・ジノさんは「好きですね」と。キム・ヨンジュンさん「日本の女性は，なんていうか，素直な感じで，尽くしてくれそうで，すごく良いですね。心から癒してくれそうです」。チェ・ドンファさん「お前が気の強い人とばっかり会っているからだろ。韓国にもやさしい人はいっぱいいるよ」。 K-POPランキングベスト3。 第3位：LEXY「空の上に」 第2位：see-ya「愛の挨拶」 第1位：ヤンパ「愛・・・それはなに？」 チョナン「じゃあ，最後に日本のファンの皆さんに，ひと言お願いします」。代表して，キム・ジノさんから。「僕たちは，今韓国で『アリラン』と言うアルバムで活動をしているんですが，たぶん来年には，日本でも本格的に活動する予定です。今一生懸命準備しています。何の準備もせずお会いするより，日本についてもっと勉強をして，歌うときの感情を，韓国のファンが聞くときと同じように，歌詞の意味を一つ一つ共有できるように，一生懸命勉強して，皆さんの前に立ちます。期待してください」。チョナン「今日は忙しいところわざわざありがとう」。 チョナン「会いたかったよ。日本でいっぱい見ていました」・・・と，次週のゲストは，ラブコメの女王，女優キム・ハヌルさん。 |
| 第２１回＜６月２９日＞ 「私の頭の中に消しゴムがあるって」・・・映画のセリフをまねするチョナン。「と言うわけで，今夜のゲストは，ソン・イェジンさん」。 チョナン「ようこそいらっしゃいました」。ソン・イェジンさん「お会いできて光栄です」。2人で乾杯。「おいしいね」とチョナン。 女優ソン・イェジンさん。2001年，ドラマ「おいしいプロポーズ」で，新人ながら主役に抜擢され注目。2003年「ラブストーリー」で国内の新人賞を総なめ。2004年「私の頭の中の消しゴム」は，日本で公開された韓国映画で最大のヒットを記録。2005年「四月の雪」，日本で3度も再上映されました。 ソン・イェジンさん「初めて女優になりたいと思ったのは，中学生の頃でした。幼い頃から，物静かな子どもでしたが，なぜか自分には才能があるんじゃないかと思っていたんです。性格的には，多くの人の前に出て話をすることを嫌がる方だったのですが，演技をやりたいとは思っていました」。チョナン「最近，特に印象に残っているのは，やっぱり『私の頭の中の消しゴム』・・・おもしろかったよ。日本でも大人気だったよ」。ソン・イェジンさん「『私の頭の中の消しゴム』は，私がデビューしてから休まず働き続けて，8ヶ月ほど休暇を取った後，最初の映画だったんですが，充電期間を長くとったことにより，『私の頭の中の消しゴム』を撮影するときは，仕事に対する楽しさを初めて感じながら撮影できたと思います」。チョナン「自然な演技で良かったよ」。 チョナン「演技をするために，気を遣っていることは？」。ソン・イェジンさん「台本を読みながら，その映画やドラマにあった役作りのために，作品をイメージした音楽を選んで撮影の時にはその曲を聴きながら感情を維持します。それから，一緒に仕事をする監督やスタッフ，俳優達は，私にとって多くの助言や力を与えてくれます。なので，私一人で考えていくのではなく，演技をするときは，いろいろな人の意見をたくさん聞いて参考にする方なので，皆の意見を大事にします。もしかすると，私にとって俳優という仕事は，運命なのかも知れません。すごくタイミングや運が良く，素晴らしい方々と出会えて，とても良いチャンスをつかんだり，今までずっと私がやりたかった作品に巡り会えたのは，私が努力して得たと言うよりは，自然にチャンスが近づいてきたんだと感じます。なので，もし俳優になってなかったり，俳優という仕事を続けたくてもできなくなったら，一体私には何ができるのかと考えると，何も思い浮かばないんです。できることが他にないんです」。 「どうぞ」とお酒を勧めるチョナン。自分も飲んで「酔っぱらっちゃった」。それを聞いて大笑いしているソン・イェジンさん。チョナン「お酒はよく飲む？」。ソン・イェジンさん「撮影期間中とか。一緒に仕事をしているスタッフ達と。それと友だちとたまにワインを飲みます」。チョナン「酔っぱらうとどうなるの？」。ソン・イェジンさん「酔っぱらうと？・・・赤くなると言うか，真っ赤になります。一杯飲むだけで，皆が"一人で全部飲んじゃったの？"と言うぐらい。すぐ酔っぱらうタイプです」。チョナン「どんな男性がタイプ？」。ソン・イェジンさん「理想ですか？」。チョナン「理想です」。ソン・イェジンさん「私は，見た目というか，外見ではなく，お互いに気が合う人で，私がわざわざ話さなくても，私の気持ちを分かってくれる男性。そんなのとても難しいですよね」。チョナン「そうかもねぇ」。 歌手イ・ヒョリさんからのメッセージ。 チョナン「じゃあ，ソン・イェジンさん，日本にいるファンの皆さんへひと言お願いします」。ソン・イェジンさん「こんばんは。ソン・イェジンです。このような対談ができて，感謝しています。同じ言葉ではありませんが，私が出演するドラマと映画をたくさん愛してくれて，すごく感謝しています。それに，いつも見守ってくれるファンの方達のファンレターや，日本に行くたびに応援してくれる方達には，すごく元気づけられます。これからも良い形で良い作品をお見せします。ありがとうございます」。 次週のゲストは，韓国NO.1R&Bユニット，sg WANNA BE+。 ソン・イェジンさんからケーキをいただいたチョナン「僕が全部食べるよ」。 |
| 第２０回＜６月２２日＞ 「オレだけ信じて」・・・映画のセリフをまねするチョナン。「と言うわけで，今夜のゲストは，チャ・スンウォンさん」。 チャ・スンウォンさん「僕，大ファンなんですよ。『僕と彼女と彼女の生きる道』を見て，すごく感銘を受けました。僕の妻が，高校生の時，近藤真彦・・・マッチ。すごい大ファンだったんです」。チョナン「先輩ですよ・・・後輩・・・先輩です」。スタッフが「事務所が一緒なんです」とフォロー。チャ・スンウォンさん「そうなんですか」。 俳優チャ・スンウォンさん。トップモデルとして活躍した後，俳優デビュー。2000年「リベラ・メ」で注目され，2001年「風林高」で大ブレイク。2002年「ジェイル・ブレーカー」ではソル・ギョングさんと共演し，トップ俳優としての地位を固めました。最新作「息子」では，新たな一面を見せています。 チョナン「演技の時，いつも気を遣っていることはなんですか？」。チャ・スンウォンさん「俳優は，その時代を映し出す職業です。いろんな表情を演じなければならない。だからといって，特に気を遣っていることはないんですが，ただ充実した生活が演技をうまくすると思うんです。充実した生活というのは，社会の中で，できるだけ多くの人と触れあっていくこと。そんなことが，演技に役立つと思うんです。これだけは守っていこうと心から思っています。僕は，明日この職業を辞めてしまうかもしれない。もしかしたら，60歳・70歳，死ぬ直前まで続けるかも知れないですが，この誓いを守って生きていけば，演技がうまいかどうかより，努力する心が伝わると思います。なので，年をとっていく度に，努力を重ねて人々を心から泣かせたり，心に響かせたり，そんな演技ができるように，少しずつ積み重ねていきたいです。そういうことが大事だと思うんです」。 チョナン「やっぱりコメディーが好きなんですか？」。チャ・スンウォンさん「僕は，これまで多くのコメディー映画に出演していますが，特別にコメディーが好きと言うことではなくて，コメディーはシリアスな要素も含まれていますよね。誰かを笑わせると言うことは，愛を与えることだと思うんです。それを見て笑う方々は，愛を感じていると思うし，人にとって笑いと涙は同じことなのかも知れません。だからこそ，笑いと涙を与えられると言うことは，とても魅力的だと思います。そういうことが，コメディー映画に好んで多く出演した理由です」。 チョナン「チャ・スンウォンさんは，今までいろんな役を演じてきてますが，ホントはどんな性格なんですか？」。チャ・スンウォンさん「大衆を相手にする職業なので，とても社交的な性格に変わったと思いますが，最近一人になって，元々どういう性格だったかと考えても，さっぱり分からない。本当に」。 俳優ユン・ゲサンから「韓流ロマンチックフェスティバル2007」の告知。 チョナン「最後に，日本にいるファンの皆さんにひと言お願いします」。チャ・スンウォンさん「チャ・スンウォンです。今日は短い時間でしたが，韓国の文化に興味を持っていただき，とても感謝いたします。僕だけでなく，多くの人々が日本の文化に関心を持っているので，お互い，文化だけでなく，いろんな交流をしたいです。これからも良い作品をお届けします。今回ご挨拶できて，とても嬉しいです。ありがとうございます」。 対談終了後。チョナン「今日は，他にもたくさん聞きたいことがあったんですが，緊張してしまい，うまく話せなかった・・・」。チャ・スンウォンさん「そんなことないです。嬉しかったですよ。僕は本当に大ファンですから。木村拓哉さんもそうですが・・・僕は本当にあのドラマに感銘を受けて」。チョナン「ドラマ見ていただけたんですね」。チャ・スンウォンさん「すごく良かったです」。チョナン「ありがとうございます」。チャ・スンウォンさん「ホント良かったから。とても素晴らしかったです」。チョナン「また会いましょう」。チャ・スンウォンさん「韓国映画を愛してくれて，ありがとう」。 チョナン「ソン・イェジンさん，ようこそいらっしゃいました」。ソン・イェジンさん「お会いできて光栄です」。ということで，次週のゲストは，女優ソン・イェジンさん。 チャ・スンウォンさん「連絡先を教えてください」。チョナン「必ず。約束します」。 |
| 第１９回＜６月１５日＞ クォン・ヘヒョさん「日本に着くとすぐ，いつも決まってラーメン屋に行きます」。チョナン「日本の食べ物はおいしい？」。クォン・ヘヒョさん「ラーメン食べて，生ビール飲んで・・・」。 今週は，クォン・ヘヒョさんとの対談後編。 チョナン「クォン・ヘヒョさん，今撮影中ですか？」。クォン・ヘヒョさん「撮影ですか？５月から放送されているドラマの撮影中です」。チョナン「どんな役ですか？」。クォン・ヘヒョさん「仁川国際空港を舞台に働く人々の話なんですが，僕はその空港で・・・」。チョナン「おもしろそうですね」。クォン・ヘヒョさん「空港運営を任されている本部長役を演じています。そのドラマのタイトルは『AirCity』というんですが，久しぶりにチェ・ジウさんと共演しています。日本でも多くのファンがいるイ・ジョンジェさんも出演しています」。チョナン「すごい期待しています」。クォン・ヘヒョさん「ありがとうございます。『AirCity』が終わった後，7,8月位に初めて一人芝居を，大学路でやろうと思っています」。 チョナン「いろいろお仕事をされていますが・・・演技，映画，ドラマ・・・その中で，一番好きなのは何ですか？」。クォン・ヘヒョさん「そうですね。放送中のドラマの人気が高いと，その時は楽しいですし。舞台に立って，客前で演技をしている瞬間も楽しいです」。チョナン「ドラマと舞台の演技をするときの違いは何ですか？」。クォン・ヘヒョさん「僕はその違いをあまり感じないですね。でも，少し違いがあるとしたら，舞台の上で芝居をするときに，見守ってくれる観客の目一つ一つが，僕に新しい力や勇気だったり，やる気を与えてくれるので，そういう違いがあるかも知れないです。わかりますか？・・・だけど，もちろん，短所というか，悪いところもありますね。カメラの前では，見えなかったり，隠すこともできるんですが，その日のコンディションにより共演者達とバランスがうまく取れず，アンサンブルが生まれないとき・・・その時感じる悔しさ，それと恥ずかしさといったら，本当に死んでしまいたいほどですね。舞台の上から飛び降りたくなる。そういうときが一番辛いですね」。 チョナン「これからの目標は？」。クォン・ヘヒョさん「俳優が常に何か目標を決めるというのは，とても難しいことだと思います。多くの人々に記憶されるような，そんな作品に出演する。良い演技をしたい。そして，演技を通して多くの人々に感動を与えて，尊敬されるような俳優になりたいですね」。チョナン「僕もそう思います」。クォン・ヘヒョさん「全ての俳優の夢だね。実は今後やってみたい演技があって。この雑然としたソウルで，誰もが競争しながら，お金を稼ぐため，時には家族のため，頑張っていますが，日々の競争の中仕事でストレスを感じ，電車の中でもストレスを感じながら，何となく生きているとても平凡な人々の話，そして自分を負け犬だと思いこんでいる人の話をやってみたいと思っています」。 チョナン「尊敬する人はいますか？」。クォン・ヘヒョさん「前はそういう質問をされても，すぐには答えられなかったんですが，最近尊敬できる人ができました。人はそれぞれ自分自身のために生きていますよね。自分のために頑張っていますが，だけど，市民団体等で活動している方達のように，自分のためではなく誰かのために奉仕している方達を，尊敬します。例えば，俳優として尊敬されている人や，大俳優になりたいというのもありますが，それは自分が望んでなれる物ではない。だけど，ボランティア活動は，例えば私でも何かできることがあるかも知れません。だからこそ，とても素晴らしいと思います」。 コン・ユさん，チェ・ジニさんから，6月23日に行われる韓流ロマンチックフェスティバルの告知。 映画「山のあなた〜徳市の恋〜」メイキング映像（マッサージをしているシーン）。 クォン・ヘヒョさん「"ナッチ"って分かりますか？」。チョナン「"たこ"？」。クォン・ヘヒョさん「生タコが，全羅道から届いたので，今日家に帰ったら，タコ料理を作ろうかと思っているんです」。チョナン「良いですねぇ」。 チョナン「じゃあ，クォン・ヘヒョさん，日本にいるファンの皆さんにひと言お願いします」。クォン・ヘヒョさん「突然なので，どういう話をすればよいか分かりませんが，3年前から変わらずに『冬のソナタ』を愛してくれるファンの皆さん，そして，ドラマに出てくる僕に関心を持って見てくださるみなさん，改めて感謝いたします。これからも，健康に気をつけて，一生懸命演技をしていきます。いつでも良い作品を持って訪ねられるように努力します。皆さんお元気でありますように。ありがとうございます」。 次回は，俳優チャ・スンウォンさんとの対談。 |
| 第１８回＜６月８日＞ 「お体に気をつけて。夜の便でしょ」とセリフをまねするチョナン。今夜のゲストは，俳優・クォン・ヘヒョさん。舞台公演中にスカウトされ，1992年「ミョンジャ・明子・ソーニャ」で映画デビュー。2001年「ラスト・プレゼント」で大ブレイク。2003年「冬のソナタ」で日本でも人気に。 チョナン「やはり，クォン・ヘヒョさんは『冬のソナタ』のキム次長のイメージが強いんですが，どう思いますか？」。クォン・ヘヒョさん「あれから3年経って，その後も韓国では多くのドラマが放送されましたが，日本にいらっしゃる方々にとっては，僕は相変わらず『冬のソナタ』のキム次長で記憶されているかと思います。どちらにせよ，嬉しく思いますし，韓国ドラマが好きな皆さんに『冬のソナタ』は他のドラマとちょっと違う，特別な物だと思います」。チョナン「俳優になったきっかけは何ですか？」。クォン・ヘヒョさん「僕の場合，映画や演技には全く関心がなかったんです。僕の親友の2人が，急に大学の演劇映画学科に進むと言って。僕が希望していたのは，文学や哲学学科だったんですが，"じゃあそこに行ってみるか"と，友人と一緒にその学科に入り，初めての授業が俳優のクラスだったので，演技をすることになり，その授業で僕の人生は180度変わりました。自分が知らなかった世界を知っていくという。それが大学1年生の時の経験でした」。チョナン「演技をするときアドリブが多いと聞いたんですが，本当ですか？」。クォン・ヘヒョさん「僕はあまりアドリブだとは思ってないんです。良くできた完璧な台本はそうしませんが，簡略化されたシナリオだったりすると，ちょっとした隙ができたりすることがあって，それを僕がその場で少しずつ埋めていく感じですね。共演する俳優は，最初少し面食らうかも知れないですね。なので，ペ・ヨンジュンさんは最初苦労してましたね。僕のセリフがどこで終わるか分からないからね」。 チョナン「『冬のソナタ』で，日本の韓流ブームが始まったんですが，それについてはどう思いますか」。クォン・ヘヒョさん「韓国ドラマを愛してくれてありがたかったですが，最初はかなり不思議に思っていましたね。そして，ご存知の様に，日本と韓国は近いですが，実際文化的交流や直接的な交流は多くなかった。もしかすると，この『冬のソナタ』がきっかけになって，日本の文化がより積極的に韓国の人々に近づいてくれるきっかけになると思いましたし，実際に3年間でそれが現実となり，お互いの文化が交流するきっかけとなりました。そういう作品として記憶に残る，とても素晴らしい経験をしました」。チョナン「これからの韓流ブーム，どうなって欲しいですか」。クォン・ヘヒョさん「韓流ブームという表現よりは，すでに日本でも，もしくは他の国でも，ハリウッドの作品を見るように，お互いがお互いのドラマを見て，特別なことなく，これは韓国ドラマだ，これは日本のドラマだと思わずに，気楽に見る時期が来たと思います。だから，一方が良くて一方が悪くなるのではなく，お互いに影響を与えて，お互いに良い方向に進んでると思います。そしてそうなって欲しいです」。 速報！「山のあなた〜徳市の恋〜」制作会見。 会見に向かうチョナン「お会いできて光栄です。みなさん，今から記者会見なんです。精一杯頑張ります。急だから韓国語が思いつかないよ」。 会見。剛くん「どうもみなさん，こんにちは。今日はわざわざおこしくださいまして，ありがとうございます。現在ですね，『山のあなた〜徳市の恋〜』撮影しております。すごく，また楽しい映画になって，みなさんにいいものをお見せできるんじゃないかと思っておりますので，是非とも皆さん期待してください。今日はどうもありがとうございました」。 撮影風景。 勘が鋭く女好きという役柄だけれど，役作りは？・・・剛くん「ま，僕，女の人，基本的に好きなんで・・・はい・・・あの・・"剛くんはあまり噂がないので，もしかしたら男の人が好きなんじゃないかな"って話もあるんですけど，僕はいたってノーマルで。女性が好きなので，あの・・ほとんど役作りもないぐらい・・・大丈夫だったので。そこんところ，あの・・・たけしまさんお願いします・・・名前をちょっと間違えてまして。"たけしば"だと思ってまして。あの，彼女のこと・・・」。「いいよ，そんなこと，どうだって」とつっこむ堤さん。 見えない演技の難しさは？・・・剛くん「見えないんで・・・なんか，どこに立っているのかなとか・・・そういうところもあるんですけど，監督があまり自分の立ち位置とか，どうやって撮られてるとか，気にしないでっていう風に，台本のなんかメモみたいな所に書いてありまして，だから，あの，なんかそういう，あまり気にしないで，どう撮られているのか気にしないでやればいいなと思ったら，あの，目が見えないお芝居も，何となく分かってきました」。 クォン・ヘヒョさん「久しぶりにチェ・ジウさんと共演しています。『冬のソナタ』をご覧になった皆様には，とても楽しめる作品になると思います」。次週，クォン・ヘヒョさんとの対談後編。 会見へ向かうチョナン「撮影中です。期待してください」。 |
| 第１７回＜６月１日＞ 今夜のゲストは，俳優・イ・ハンさん。2003年MBCタレントオーディションをトップで合格。2005年「頑張れ！クムスン」が大ヒットし話題に。2006年「後悔しないで」では，ゲイ役に挑戦し，演技の幅を見せつけました。 チョナン「俳優を目指したきっかけは？」。イ・ハンさん「高校生の時に舞台を見に行ったんです。その時の舞台は『リア王』でした。舞台は映画やテレビとは違い，観客と一つになれるほど近いですよね。あの時のことを思うと，今でも胸がドキドキして，その感動が甦ります。会場が一つになるすごい舞台を高校生の時に見て，俳優の道を決心しました」。チョナン「俳優のどんなところに魅力を感じる？」。イ・ハンさん「舞台の場合は，特にその場で全てを使い，感情を表し，自分の心理状態をありのまま表現して，気持ちや感情を俳優と観客達がその場で共感できるのが，一番魅力的だと思います」。チョナン「じゃあ，撮影中に気を使っていることってある？」。イ・ハンさん「演技をするに当たって，物語の中の役柄をどこまで表現できるかに一番気を遣います。でも気にしすぎて，神経質になることがあるので，現場でリラックスするようにしています。スタッフに混ざって遊んだり，距離を置きすぎないようにいたずらをしたりして，よく遊んでいます」。チョナン「じゃあ，撮影終わりには一緒に飲むの？」。イ・ハンさん「スタッフと一緒に飲みます」。 チョナン「尊敬している俳優はいる？」。イ・ハンさん「演技がうまいと言われている俳優は，みんな尊敬していますが，最近は，チャ・スンウォンさんが好きで，チャ・スンウォンさんのコミカルな演技も，シリアスな演技も，すごく上手なので，そんなチャ・スンウォンさんを尊敬していて，見習いたい俳優の1人です」。 チョナン「日本に行ったことある？」。イ・ハンさん「今のドラマが終わったら，是非行ってみたいです」。チョナン「そうなんだ・・・来てね。僕が案内するから」。イ・ハンさん「本当ですか」。チョナン「東京を」。イ・ハンさん「後で連絡先教えてください。必ず行きますから」。チョナン「電話番号を」。 俳優チャン・ヒョクさんから，6月23日の「韓流ロマンチックフェスティバル」の告知。 チョナン「これから，どんな俳優になりたい？」。イ・ハンさん「人々と笑わせ，楽しませる演技も良いですが，当分の間は，悲しみ，切なさ，苦しみなどを表現する演技をしていきたいと思っています。普段，何をするときも，人は心にいろんな苦しみを持っていますよね？泣きたいけど泣けない時もあるし，誰かにふれられると涙が出てきてストレスが一気に解消されたりしますね。そういう部分をもっと研究していろんな悲しみや苦しみを表現できるような，そんな演技をしたいです」。チョナン「なるほどね。僕もそう思うよ」。 チョナン「素のイ・ハンさんはどんな性格？」。イ・ハンさん「今は対談中ですし，得は年下じゃないですか。しかも初対面なので，礼儀正しくなってしまいますが，いたずらが好きだったり，人が好きで話すのも大好きですし。"少し抜けてる"とも言われたりします。"プンス"・・・」。「プンス？」とチョナン。スタッフに「"プンス"って何？」と確認。スタッフに「半分ぼけてる感じ」と教えてもらうと，「なるほど，そうかぁ」。チョナン「そうは見えないけど」。イ・ハンさん「チョナン・カンさん，ホントにかっこいいですよね。今こう見ると，日本人的な独特な魅力がありますね。韓国人も，韓国的な特徴がありますが，チョナン・カンｓあんは，その日本と韓国の特徴がうまく混ざっているように見えますね」。チョナン「ホント？すごく嬉しい」。イ・ハンさん「韓国の誰かに似ていますね」。チョナン「誰？」。イ・ハンさん「思い出せませんが，誰かと似ているなと言う気がして」。チョナン「イ・ハンさんに似ているんじゃない？」。イ・ハンさん「もっと男らしい顔ですよ」。チョナン「イヤイヤ。そんな感じだよ。ちょっと似てるかも，顔が」。 チョナン「じゃあ，これからのイ・ハンさんの目標や抱負はある？」。イ・ハンさん「もう少し演技者として，廃油として，しっかりと成長したいし，それ以外には本当の目標は情熱的な恋愛を一度することです」。 チョナン「最後に，日本のファンにひと言お願いします。視線はこちらになります」。「イス向き変えます」とイ・ハンさんがイスの向きを変えると，一緒に変えるチョナン。イ・ハンさん「こんにちは」。チョナン「こんにちは」。イ・ハンさん「イ・ハンです」。チョナン「チョナン・カンです」。イ・ハンさん「これからも良い作品を通じて，多くの方達に知ってもらいたいです。日本でどれぐらい知られているのかは分かりませんが，僕が出演している『頑張れ！クムスン』と『グッバイソロ』が放送されていると言うのは聞いています。これからも良い作品で皆さんに会いたいです。日本が近くて遠い国だと言われていますけれど，個人的に理解していきたいし，日本の方々と一度直接会って，いろいろな話をしてみたいと思っています。今日はチョナン・カンさんとお会いして，いろいろとおもしろい話ができました。今度機械があれば日本を訪ねようと思っています。その日までお元気で，幸せでいてください。よろしくお願いします」。 次回は，「冬のソナタ」のキム次長役でおなじみの，クォン・ヘヒョさん。 |
| 第１６回＜５月２５日＞ 「お前を守る。信じて」とセリフをまねするチョナン。「というわけで（ちょっと変顔），今日のゲストはイ・ワンさん」。カットがかかると，テーブルに突っ伏すチョナン。 イ・ワンさん「歌手活動をしていましたよね。すごく印象深いメイクは誰のアイディアですか？」。チョナン「よく知ってるね。僕が考えたんだ」。 チョナン「今日は来てくれてありがとう」。イ・ワンさん「韓国に来ていただいてありがとうございます」。今夜のゲストは，俳優・イ・ワンさん。2003年ドラマ「天国の階段」でデビュー。2005年日本映画「ベロニカは死ぬことにした」，2006年日韓合作ドラマ「天国の樹」に出演。姉は，キム・テヒさん。 チョナン「俳優になろうと思ったのはなんで？」。イ・ワンさん「先に姉が芸能界に入ったんですが，僕が大学1年の時に，その頃友だちとパソコンでキレイに合成した写真を作って，家族に1枚ずつ渡していて，姉が『天国の階段』の打ち合わせをしているときに，その写真を偶然監督が見て，それで姉が自分の弟だと伝え，"それなら一度実際に会ってみたい。夕食を一緒にしよう"となり，そこで監督と会ったんです。いろんなことに挑戦したいと思っていた，そういう時期だったので，一度やってみようと言う気持ちで始めました」。チョナン「俳優のどんなところに魅力を感じる？」。イ・ワンさん「全ての撮影が終わって，家でゆっくりチェックしながら，自分で表現しようとした部分がうまくできたのを感じたときに，一番嬉しいやりがいを感じます」。チョナン「やっぱり演技は難しい？」。イ・ワンさん「はい」。チョナン「僕もそう思うよ。いつも悩んじゃうんだよね」。イ・ワンさん「やればやるほど難しく感じます」。チョナン「この先，どんな俳優になりたい？」。イ・ワンさん「映画というのは，特にフルショット・・・頭のてっぺんから爪先まで映ることが多いですよね。どんな風に映っていても，存在感のある俳優になりたいです。それと自分の演技で，視聴者や観客も一緒に喜怒哀楽を感じて欲しいです」。「すごいねぇ」とチョナン。 チョナン「キム・テヒさんがお姉さん？仲は良い？」。イ・ワンさん「姉とは歳が４つ離れているので，ほとんどケンカはしません。同じ俳優という職業なので，お互いにどんなところが難しいか，どんなところが大変か，よく分かってるので，家でお互いに時間がなくても，たまに一緒にいるときには，僕ができるだけ合わせて，勉強になる話を聞いたりと，そんな感じです」。チョナン「よろしくと伝えてください」。イ・ワンさん「わかりました」。 チョナン「尊敬している俳優はいる？」。イ・ワンさん「『拳が泣く』という映画を見て，チェ・ミンシク先輩と，それとユ・スンボム先輩の，とてもリアルな演技が，とても感動的で，すごく好きになりました」。チョナン「僕もそうだけど，韓国俳優で，すごく尊敬している人がたくさんいるよ」。イ・ワンさん「誰ですか？」。チョナン「たくさんいるんだけど・・・やっぱりチェ・ミンシクさん。ソン・ガンホさん。ハン・ソッキュさん・・・まだいるよ。ソル・ギョングさん，ユ・ジテさん・・・ホントにたくさんいるでしょ」。 チョナン「東京に行ったことは？」。イ・ワンさん「日本に行くときは，東京が多かったです」。チョナン「日本語の中で，知ってる言葉は何かある？」。イ・ワンさん「知っている日本語は，『天国の樹』のセリフなんですが，とても長いセリフだったので，未だに覚えています」。そのセリフを言ってみます。チョナン「素敵なセリフだね」。イ・ワンさん「すごく長かったんです。しかも涙を流しながら話すシーンだったので，そこでNGを出すと，すごく大変なので，必死に覚えました」。 チョナン「好きな女性のタイプは？」。イ・ワンさん「僕の母と友だちのようにつきあえる，そんな愛嬌のある人が良いです。母と仲良く生活して欲しいので」。 チョナン「じゃあ，イ・ワンさん，これからの目標や抱負を教えてよ」。イ・ワンさん「俳優になったばかりで，まだ作品数は少ないんですが，これからもっと多くの作品に出て，自分に合う・・・イ・ワンという俳優に合う，そんな色を探していきたいです」。チョナン「日本にいるファンの皆さんにひと言お願いします」。イ・ワンさん「日本にいるファンの皆さん，お会いできて嬉しいです。どうですか？僕のこと少しでも知ってもらえましたか？これからもよりよい作品で，またお会いしましょう。その日までお元気で。よろしくお願いします。ありがとうございます」。チョナン「いつか共演しよう」。イ・ワンさん「是非その日が来て欲しいです。僕も日本語をがんばって覚えます」。チョナン「ではお互いがんばろう」。 次週のゲストは，俳優イ・ハンさん。 チョナン「皆が願う，平和，希望，自由，そして愛が，1本の糸のように絡み合っている映画です。皆さん是非『ストリングス』をご覧になって，この糸を1本1本紐解いてください。きっと僕らの願う，平和・希望・自由・そして愛がそこに見つかると思います」。 イ・ワンさんとの記念撮影後。チョナン「じゃ，一緒にカラオケでも行こう」。 |
| 第１５回＜５月１８日＞ 5月12日。流山おおたかの森。「ストリングス」拡大公開記念舞台挨拶。 剛くん「今日で『ストリングス』拡大ロードショーということで，たくさんの劇場で『ストリングス』が見られるということで，これもみなさんのですね，あの・・力添えということで。たくさんの人に，今日からまたすすめていただけると嬉しく思います。これからもよろしくお願いします」。戸田恵子さん「みなさん，こんにちは。戸田恵子です。今日はたくさん来てくださって，ありがとうございます。これからいっぱいお話しすることになると思いますけども，ホントに素敵な映画ができあがりました。どうぞ今日は楽しみにしてください。よろしくお願いします」。剛くん「ホントに異色のムービーなのでね。ドールムービーですか，これ。なかなかたくさんの人に受け入れられるのかなと思っていたんですけど，ホントにたくさん劇場も増えて，みなさんたくさん足を運んでいただいているので，やっぱりホントにいい映画なんだなと改めて思っています」。大下アナ「ハルの声が，最初と最後では成長していくような声もありましたが」。剛くん「庵野監督がですね，懇切丁寧にですね，演出してくださいまして。最初の方は，普段の剛くんの声よりか2つぐらいキーを高くしてって言われたので，そこらへんはちゃんとしないといけないなと思いまして。2つキーをあげてやりました」。大下アナ「緻密な作業がそこにあったわけですね」。剛くん「はい。それは，歌手としても僕の経験が役に立ちました」。 チョナンが「ホントに久しぶり」とご挨拶した今回の対談相手は，俳優で歌手のジ・ヒョヌさん。チョナン「あのセリフ，まだ覚えている？」。ジ・ヒョヌさん「くず拾いしていただいてすみませんだろ」。「少しだけでいい・・」とチョナン。「あの時はありがとう」。ジ・ヒョヌさん「とんでもないです」。ジ・ヒョヌさんの映画初出演作は「ホテルビーナス」。その後，多くのドラマ・映画で活躍の場を広げ，2005年「オールド・ミス・ダイアリー」が大好評。翌年劇場版が公開され大ヒット。大ブレイクロックバンド・TheNutsのメンバーとしても活躍。 チョナン「今はなにか撮影中？」。ジ・ヒョヌさん「最近は音楽活動をしていて，アルバム作りに専念しています」。チョナン「歌も？」。ジ・ヒョヌさん「ギターで演奏もしています」。チョナン「忙しい？」。ジ・ヒョヌさん「少し忙しいですね。ちゃんと寝れないときもありますが，好きでやってることなんで，おもしろいし，楽しくやっています」。チョナン「俳優と歌手，どっちが好き？」。ジ・ヒョヌさん「良く聞かれるんですけど，そうですね・・・母さんが好き？父さんが好き？・・・それと似たような物で，両方好きです」。チョナン「僕もそうだよ」。そして目の前のグラスを手にして「あ，乾杯」と2人で乾杯。「うまい」というチョナンでしたが，「水だよね」。話を戻して，チョナン「俳優のどんなところに魅力を感じる？」。ジ・ヒョヌさん「大勢のスタッフが，ホントに苦労しながら作った作品を，テレビで見たときに感じる達成感は，撮影時の苦労を吹き飛ばします。そんなところが好きです。苦労して作った物がちゃんと形になったとき」。 チョナン「最近，人気がすごいらしいね。どんな気分？」。ジ・ヒョヌさん「『ホテルビーナス』をやっていたころよりは，少し有名になりました。僕を愛し，応援してくれるファンや，その他にも多くの方々が僕を支えてくれるので，皆さんに恥ずかしくないようがんばっています」。チョナン「何か変わったことはある？」。ジ・ヒョヌさん「責任感」。チョナン「僕も責任感を持ってやらないと」。ジ・ヒョヌさん「僕が『ホテルビーナス』で感じた印象は，"あ，やっぱり日本のトップというのはホントだ"と思いました。すごく一生懸命，休憩中もタップの練習をしていた，そんな記憶があります」。チョナン「タップは今でも続けてるよ」。ジ・ヒョヌさん「そうですか」。 チョナン「『ホテルビーナス』の撮影が終わってから，日本には行った？」。ジ・ヒョヌさん「行ってないです」。チョナン「日本は何回目だった？」。ジ・ヒョヌさん「2回目です」。チョナン「日本の印象はどうだった？」。ジ・ヒョヌさん「日本は・・・そうですね。家庭的で，皆さんまじめですね。それにとても約束の時間や，仕事の時間が，刀で切ったように正確で，仕事内容も同じように感じました」。チョナン「また来てよ，日本に」。ジ・ヒョヌさん「行きたいです」。チョナン「機会がない？」。ジ・ヒョヌさん「アルバムの活動が終わったら，その時にいけると思います」。チョナン「是非来てよ」。ジ・ヒョヌさん「はい。わかりました」。 チョナン「ヒョヌ君は，今何歳？」。ジ・ヒョヌさん「今年で24歳になりました」。「若いね」とチョナン。「小さい頃はどんな子供だった？」。ジ・ヒョヌさん「小さい頃は，両親がとても厳しかったので・・・今僕の兄もミュージシャンをしていて，キーボードをやっています。僕と兄は両親に『一つのことをしっかりやれ』と，音楽を強制的にやらされてきました。まるで受験勉強のように学び，家に帰っては練習し，休みの日も2時から6時までギターの練習で，そんな感じでずっと音楽漬けの日々でした」。チョナン「厳しかった？」。ジ・ヒョヌさん「とても厳しかったです」。チョナン「そうなんだ。でも両親は大切にね」。 チョナン「逆に僕に聞きたいことはある？」。ジ・ヒョヌさん「韓国のドラマに出演したいと思いませんか？」。チョナン「出演してみたいよ・・・次回作は決まっているの？」。ジ・ヒョヌさん「そうですね・・・ミュージカルだったり，演劇だったりと，具体的には決まっていません。まだ考え中です」。「忙しそうだね」とチョナン。「じゃあ，今年の目標や抱負は？」。ジ・ヒョヌさん「まずは初心を忘れないこと。初めの頃のように。一つ一つ階段を踏んで進むことが目標です。欲張って一気に頂上に登るより，しっかりと積み重ねていきたいです」。「"初めの頃のように"・・・いい言葉だね。僕も，"初めの頃のように"がんばっていくよ」。 チョナン「じゃあ，ヒョヌ君，最後に日本にいるヒョヌ君の多くのファンにひと言お願いします」。ジ・ヒョヌさん「僕がいつ日本に行けるのか分かりませんけど，その時まで応援よろしくお願いします。みなさんや僕を応援してくださる方に恥じぬよう，しっかりとがんばります。"初心を忘れない"ことを皆さんに約束します。ありがとうございます」。 チョナンがご挨拶しているのは，「天国の階段」で大ブレイクしたイ・ワンさん。次回の対談相手です。 |
| 第１４回＜５月１１日＞ キム・ミリョさん「運転手」。チョナン「奥様，どこまで行かれますか」。キム・ミリョさん「運転手・・・運転しろ」。チョナン「はい，奥様」。キム・ミリョさん「運転手・・・私が１曲歌って上げようか」。チョナン「はい，歌ってください」。キム・ミリョさんが歌ったのは「チョンマルサランヘヨ」。 改めて，チョナン「初めまして」とご挨拶。キム・ミリョさん「かっこいいですね」。チョナン「本当？褒めていただいて光栄です」。キム・ミリョさん「私は・・・」。「キム・ミリョさん」とチョナン。キム・ミリョさん「かわいいですか？」。チョナン「はい。美人です」。今回の対談相手，キム・ミリョさんは，コント「奥様」で大人気の若手芸人NO1。街頭インタビューで聞いてみても，人気が証明されます。最近では，バラエティだけでなく，ドラマ・歌手までこなす大注目のコメディアン。 チョナン「芸人を始めたきっかけは？」。キム・ミリョさん「ある日，友だちと一杯飲もうと，弦大の街にある店で，友だちといっぱいやろうと入ったら，店にキム・テギョンさんがいて。その方と他のお笑いの方達がいたので，飲んだ勢いでサインをもらいに行きました。特に好きだったわけではないのですが，その時はファンになりきり，サインをもらい，そこで言ったんです，"私は芸人になるのが夢です"と。"本当に？"と3回確かめたので"はい，はい，はい"。"なら明日来なさい"と言われ，その劇団に行ってみたんです。それがきっかけなんです」。「すごいねぇ」とチョナン。「人気が出て変わったことはある？」。キム・ミリョさん「人気が出てからは，周りの人の対応がかなり変わりました。私に対しての態度や気の使い方，その辺が変わりました。でも私は自分に言い聞かせているんです。"最初のように"。"初心を忘れずに"。"周りに振り回されないように"。なぜなら，突然有名になっても，いつか下がるときもありますよね。そんなときに備えて言い聞かせているんです，自分自身に。なので，初心を忘れずに，がんばっています」。 チョナン「日本で知っている芸人さんはいる？」。キム・ミリョさん「まつもと・・・」。「ダウンタウン」とチョナン。キム・ミリョさん「私たち芸人の間では人気があり，DVDが会社にあるので，それを参考にして勉強したり，何度も見ています」。チョナン「日本に行ったことある？」。キム・ミリョさん「行ったことないので，一度行ってみたいです。すごく興味があるので」。チョナン「是非来てよ」。キム・ミリョさん「空港まで迎えに来てくれますか？」。答えに困るチョナン「僕が？」。キム・ミリョさん「冗談です」。チョナン「僕が案内するから。一杯飲もうよ」。キム・ミリョさん「お酒好きなんですか？」。チョナン「はい。好きですか？」。キム・ミリョさん「はい。私の人生にお酒がなかったら，この席にいないと思います。チョナン・カンさんとも会えてないです」。チョナン「僕も同感だよ」。 チョナン「今年の目標や抱負を教えて」。キム・ミリョさん「私は今年中にミュージカルをやってみたいです」。ちょっと視線を動かし「ミュージカルがしたい。イさん・・・私のマネージャーです。マネージャーにも言っているんですが，ミュージカルを是非やりたいです」。チョナン「一度もないの？」。キム・ミリョさん「はい，まだ。私，まだ新人なので。これからです」。チョナン「じゃあ，これからたくさん機会があると思うよ」。キム・ミリョさんはマネージャーさんに「是非」。チョナンも一緒に「是非」。キム・ミリョさん「もっとお願いします」。チョナン「マネージャー，よろしくね。是非。お願いします」。 チョナン「では，キム・ミリョさん，日本にいるファンにひと言お願いします」。キム・ミリョさん「おげんきですか」と日本語で。チョナン「上手だね」。「映画で覚えたんです」とキム・ミリョさん。「こんばんは。MBC『ギャグ夜』で "奥様"役をしているミリョ姫です。お会いできて本当に嬉しいです。もっとがんばって，日本へ行き，日本でも仕事をしてみたいです。ライブだったり。日本の方とお会いできるようにがんばります。みなさん，日本で会いましょう」。チョナン「ありがとうございました」。キム・ミリョさん「さよなら」「あいしてる」と日本語で。チョナン「今，僕が一番注目しているキム・ミリョさんでした」。 一旦終了のようでしたが，話は続いています（日本語が混じったり，スタッフの声が聞こえるので，本編撮影後？）。チョナン「日本のコメディアンで，友近って女性がいるんだけど，ちょっと似てるかもね」。キム・ミリョさん「インターネットで検索すれば見れますか？」。"と・も・ち・か"と音を確認。チョナン「本当におもしろくて，実力もあるんだ。友近は美人だよ」。キム・ミリョさん「美人ですか？・・・ありがとうございます」。剛くん「友近に似ているんだよねぇ。芸も似てんのよ」。チョナン「芸も似ているんだよ」。キム・ミリョさん「"ウンジョンヘ"は日本語でなんと言いますか？」。チョナン，とっさに出なかったようで，スタッフが教えます。キム・ミリョさん「運転しろ」。剛くん「友近っぽい」と笑っています。キム・ミリョさん「これは日本語でもおもしろいんですね」。剛くん「 "運転しろ"いいですねぇ」。 キム・ミリョさん「昔つきあっていた彼に，本当に似ています。それで私が彼のあだ名をチョナン・カンにしたんです」。チョナン「そうなの？」。キム・ミリョさん「本当です」。チョナン「今は別れたの？」。キム・ミリョさん「今は別れました。少し前のことなので。私は女としてどうですか」。「おもしろいです」とチョナン。 ソウルの街中のチョナン。「みなさん，こんにちは。久しぶりのソウル。ソウルもすっかり春めいてきました。日差しがまぶしいです。ところで皆さん，『ストリングス〜愛と絆の旅路〜』ご覧になりましたか？まだの方は，今すぐ。一度見た方も二度目には新たな発見があります」。予告編。チョナン「現在，ホップ！ステップ！ジャンプ！拡大ロードショー中です。是非劇場へ足をお運びください」。 |
| 第１３回＜５月４日＞ ハルを動かす剛くん・慎吾君・ひとり君。剛くん「どうも皆さん，こんにちは。今日は映画を見に劇場まで来てくれてありがとう。僕たちの絆，みんな感じてくれたかな」。会場から拍手。剛くん「あぁ，ありがとう・・・グフッ」。 いよいよ映画「ストリングス〜愛と絆の旅路〜」公開。初日舞台挨拶の模様。 剛くん「どうも皆さん，ハル王子を，声を担当しました草なぎ剛です。（会場拍手）ありがとうございます。えー・・・今日はですね，皆さん，ホントに初日のこの公開日にですね，足を運んでくださってホントに嬉しく思っております。あの・・・ようやくですね，このデンマークの映画が，僕たちの声によって日本バージョンに完成されまして，ホントにスタッフ・キャスト一同のですね，えー，つながりがあって，全てがつながって，皆さんの所に映画がお届けできると言うことが，これも何かのつながりだと思っております。1人でも多くの方にですね，この『ストリングス』の絆を感じていただけることを願っております。とてもいい映画なので，皆さん今日はホントに感動していただけると思います。今後ともよろしくお願いします」。進行役の大下アナ「ありがとうございます。あ，草なぎさん，皆さんはもうご覧いただいての・・・」。剛くん「あ，見たんですか！あー，見たんですか」と焦っています。隣の慎吾君が剛くんのすぐ横まで出てきて，頭を下げます。剛くん「あ，すみません。今から見るもんだと思ってたんで。あぁ，そうですかぁ。じゃ，その感動をですね，1人でも多くの方に，皆さんつなげていただけると嬉しく思います」。 中谷さん「皆さん，こんにちは。野性的なジータを演じました，中谷美紀と申します。えー，このようにたくさんの方に集まりいただき，すでにご覧いただいたとのこと・・・ありがとうございました」。 ひとり君「エリト役をやりました，えー，劇団ひとりです・・（涙）・・・すみません。ごめんなさい・・すみません」。剛くん「やっぱ公開日だから」。ひとり君「ホントに今日という日をね，迎えられたってことは，すごく嬉しいし・・・（涙）」。剛くん「早いなぁ」とニコニコ。ひとり君「実際，このエリトという非常に大きな役をいただいて，私，緊張しまして，ホントにこの，型にはまったお芝居をしてたんですね。そんときに，草なぎさんが僕のもとに来てですね，はさみを持っているんです。そのはさみをですね，僕の頭の上で，チョキンチョキンってやりました。『君は誰にも操られてないんだ』と。『君は自由なんだ』と言ってくれましてね。それでどうにか完成することができました。ホントに草なぎさん，ありがとうございました」。剛くん「ひとりさんも，僕の頭の糸を，その心のナイフで切り裂いてくれたのが，嬉しかったです」。ひとり君「心のナイフで切り裂いた？・・・そんなバイオレンスな話でしたっけ？」。剛くん「その，なんか，空気を感じました。エリト，ありがとう」。ひとり君「すみません。変なコントに巻き込んじゃって」。 慎吾君，最初はガラクの声で「私，ガラクをやりました」。自分の声に戻り「香取慎吾です。えー，いかがでしたか？みなさん。ホントに，僕もすごい好きな映画なんで，この映画に参加できて，すごく嬉しく，すごく楽しく，公開日を迎えられて。公開初日，最初からこんなに来てくれる人たちは，ホントにこの映画に思いがある人たちなんだと思って，皆さんのこととても愛しています・・・えー，もう見終わった人たちだと言うことは，僕はちゃんと分かっている方なんで・・・」と剛くんを見ます。剛くんも慎吾君を見て「うん・・・うん，ごめん」。慎吾君「えー，ハル王子が散髪しました。ありがとうございます」。そういわれたハル王子，両サイドを手でスパッと。 戸田さん「みなさん，こんにちは。アイケという役をやらせていただきました戸田恵子です。もう見ていただいて，みなさんすっかり様子は分かっているかと思いますが，糸が上からつながっていると言うことで，私たちの世界もそうなんじゃないかなと思われたかと思います。無駄な動きをしてもダメなんですよ。つながっているんですから。そういうことですね」。 大下アナ「デンマークはいかがでしたか」。剛くん「慎吾といってきまして・・・向こうで監督さんに会ってきまして，とてもいい方で・・・あの，この映画4年かかっているんですね，作るの。やっぱりすごく気が長くて，やさしくて，やっぱりデンマークの監督さんならではの映画だなってこと実感しまして。いろいろデンマークということで・・ロハスって，自然を体験したりですね，山ん中行ったりとか・・・えー・・いろいろ・・うん・・この映画にもたくさん出てきた自然とかね・・・ね（と慎吾君にアイコンタクト）・・いろいろ・・2人で行ってきまして・・・あの・・・」。見かねた慎吾君「すごい楽しかったです」。剛くん「ヒツジ・・・追いかけられたりとか，あと，そうですね・・」。慎吾君「あの，いろんな所でデンマークに行った感想は？っていう中で，ヒツジの話を良くしているんですけど，そこは番組の中でも放送されてないし，ホントにちょっと撮影の合間の出来事なんですけど，そこばかり言うんで，あそこはちょっと『ストリングス』とはあまり関係ない・・・」。剛くん「いや，ヒツジがあんなに怖いと思わなかったので・・・顔が黒いんですよ，ヒツジが・・・」。見かねた慎吾君「『ストリングス』のオリジナルの監督さんと会って，びっくりしたのが，人形を使っての映画を今まで撮ったことのある人たちだと僕は思ってたんですよ」。剛くん「そうそうそうそう」。慎吾君「そういう，ショートフィルムとか，少しでも人形を使って映画を撮ってきた人たちの集大成，最後の『ストリングス』かと思ったら，そういった人形を使って映画を撮影するのは，今回初めてらしいです。初めての人たちが，さあどうしよう，人形でやってみようか，どうやってやるんだろうって言って，4年って言うのは，これ逆にもう早いんじゃないかなって言うぐらい，それでこれだけの物ができたって言うのが・・・」。剛くん「俺も思った」。慎吾君「ホントに」。剛くん「思った，思った・・・そうそうそうそう」。大下さん「香取さんに補完していただいて・・・」。剛くん「そうです，それ言いたかったです」。 中谷さん「草なぎ剛さんが，初日に結構何度も間違ってくださったんですね。これは私を和ませようとしてくださっているんだなって。ホントに温かい心遣いというか，癒しオーラを放ってらっしゃいました」。剛くん「あれは，ただ単に間違っただけなんですけど・・・まあ，そういう風に言っていただけると・・・ホントにラブシーンはですね，中谷さんが引っ張ってくれまして。あの・・・声だけでね，ラブシーンって言うのは，すごく恥ずかしいものなんですけど，あの・・えー・・・監督と中谷さんが，え・・・すごく，引っ張ってくれまして・・・」。見かねた慎吾君「はい。自分だけの力ではない，監督さんと中谷さんが，自分のこと引っ張ってくれた。そこにつながりを感じます」。剛くん「そうそうそうそう」。 最後は，客席の通路にキャストが並び，剛くん「『ストリングス』公開!」とコール。「やったぁ〜！」。 |
| 第１２回＜４月２７日＞ 学校の廊下を歩くチョナン。「ここは，ソル・ギョングさんが卒業した学校です。ソル・ギョングさんはどんな学生だったんだろう」。教室の中に入っていきます。中学生達と話すチョナン「昨日，韓国に来たばかりなんだ」。 今回は＜特別企画 韓国中学生事情＞。中学生達にいろいろ質問していきます。 チョナン「何から話そうかな・・・君達の中で今一番はやっていることって何?」。女の子「私のクラスでは，"ビターチョコレート"が流行っています。苦いチョコに挑戦していって，最近，カカオ99％のチョコを試しました。でも苦すぎて，食べれませんでした」。街頭インタビューで確認。「86％までは・・・」。チョナン「86％が一番？」。女の子「86％まではおいしいと思います」。「99％はおいしくないんだぁ」とチョナン。「じゃ，次の人」。女の子「私は"ギャグ"だと思います。『ギャグ夜』と言う番組があるんですが，その中の『奥様』と言うコーナーがすごい人気なんです」。チョナン「どんなギャグなの？ちょっとやってみて」とリクエスト。「キム運転手〜。運転しろ〜。早くぅ〜」。みんな「似ている」と。その番組のVTR。成金夫人と運転手のやりとりが人気のコントです。夫人役のキム・ミリョさんのセリフは流行語になっています。そのキム・ミリョさんとの対談は近日公開。男の子「僕は，"ゲーム"が流行っていると思います」。チョナン「どんなゲームなの？」。男の子「『スタークラフト』と言う戦略シミュレーションゲームです」。「有名だよね」とチョナン。「スタークラフト」とは，宇宙の支配権を争うオンラインゲーム。韓国では，100万人ものユーザーがおり，プロリーグまであるNO1ヒットゲームです。チョナン「上手なの？」。男の子「いいえ」。チョナン「だけど好きなんだ」。 チョナン「次はね，受験戦争のことが日本でも話題になってるんだけど，みんなはどう思う？」。女の子「私は今のままで良いと思います。賛成です」。チョナン「どうして」。女の子「一生懸命やることは，自分にもプラスだし，国にとっても良いことだと思います」。別の女の子も「勉強している人としてない人が，同じ大学に入るのは，不公平なことだと思います。両親の期待を裏切ってはいけないと思います」。また別の女の子は「私は，さっき二人が言ったことも理解できますが，みんなに同じ機会を与えて，その実力に合わせて就職すべきだと思います。どんなに良い大学に入っても，受験のためだけに勉強して，大学に入ったら後の4年間遊ぶ人も多いし。就職というのは，生きていく上で重要なことなので，入学した後が大切だと思います。4年間遊んでばかりだと・・・なので反対です」。チョナンは，男の子の方に向かって「賛成？」と尋ねます。頷く男の子。チョナン「どうして？」。男の子「国の決まりなので，国に従うべきだと」。チョナン「大人だね」。別の男の子「僕も賛成です」。チョナン「どうして？」。男の子「もし努力せずに大学に入れるなら，誰も勉強しないと思います」。 チョナン「将来どんな職業に就きたい？」。女の子「教授・・・心理学科の教授です。児童分野の専門家になりたいです」。女の子「雑誌の編集者です」。男の子「弁護士です」。そして男の子「将軍です」。「すごいなぁ」とチョナン。 チョナン「みんなは日本に行ったことある？」。手を挙げる女の子。チョナンが「何回ぐらい」と尋ねると，2本指を出します。チョナン「2回・・どこに行ったの？」。女の子「東京に行きました」。チョナン「東京のどこ？」。女の子「フジテレビに行きました」。チョナン「日本にはどんな印象を持ってる」。別の女の子「日本はかっこいい国だと思います。ファッションもいいし，頭もいいと思います」。 映画「ストリングス〜愛と絆の旅路〜」予告編。チョナン「私，ハル役をやらせていただきました，チョナン・カンです」。中谷さん「ジータ役を演じました中谷です。よろしくお願いします」。ひとり君「エリト役をやりました劇団ひとりです」。チョナン「次は慎吾，お願いします」。慎吾君「私，ガラクの役をやりました香取慎吾です。メクチュジュセヨ」。「ダメだよ」とチョナン。（※チョナン以外は日本語） ジャパンプレミア。中谷さん「草なぎさんとは『ホテルビーナス』と言う作品でご一緒させていただいて。監督を信じ，草なぎ剛さんを信じて，この作品に携わって良かったなと思わせてくれるような素晴らしい作品でした」。ひとり君「僕は，やっぱり，その，家族や友人といった，そういうつながりも大事にしたいんですけど，その家族もまた僕の知らない人とつながっていて，なんかそうやって・・・」泣き出します。「ごめんなさい・・・世界中がね，長い1本の糸でつながれば，ホント幸せになれるって，常日頃から思っています。ノーモアウォー。これが1人からのお願いです」。「結構いいことを言っているんですけどね，変なタイミングでね，涙流すから，おかしいんですよ」と慎吾君。その慎吾君「僕のつながりは・・」と泣き出します。「あれ？」とつっこむひとり君。 チョナン「ではみなさん，『皆が願う平和，希望，自由，そして愛が，きっとみつかりますよ』と言うわけで，『ストリングス〜愛と絆の旅路〜』。みなさん，是非ご覧ください」。 |
| 第１１回＜４月２０日＞ WAXさんの歌。「良い歌ですね」とチョナン。「みなさん。と言うわけで，今日のゲストは，WAXさん」。CDにサインをしてもらっているチョナン。 歌手・WAXさん。圧倒的な歌唱力を持つ韓国の歌姫。2000年「オッパ」でデビューと同時にブレイク。2001年「化粧を直して」が80万枚の大ヒット。この記録は，女性シンガーCD売り上げ枚数NO.1を誇ります。去年，この曲を日本語にリメークした「赤い糸」で日本デビュー。 チョナン「一度聴いたら忘れられない素敵な声だね」。WAXさん「そんな褒め言葉を・・・ありがとうございます」。チョナン「いつ頃から歌手になろうと思ったの？」。WAXさん「学生の時に，学校の音楽サークルでバンドを作り，そこで歌っていて，ステージに立つようになり，その時歌の魅力に惹かれました」。チョナン「どんな歌を歌っていたの？」。WAXさん「その時は，バンドでやっていたのは，ROCK。海外の好きなバンドをカバーしたり，自分たちで曲を作って歌ったりしていました」。チョナン「じゃあ，いつから歌手になろうと思ったの？」。WAXさん「友だちとバンドをやっているうちに，私はこれで生きていこうと決心して。その時から少しずつ歌手になろうと思い始めました」。 チョナン「自分の歌の中で気に入っている曲は何？」。WAXさん「1曲ですか？」。チョナン「1曲だけ」。WAXさん「先ほどチョナン・カンさんが歌われました『赤い糸』が，私の曲の中で一番愛されている曲なんですが，その曲が一番気に入っています」。チョナン「有名な曲だよね。でも，日本語の歌詞と韓国語の歌詞は全然違うよね」。WAXさん「はい。ですが，愛について語っているので，曲のイメージは変わっていないと思います」。チョナン「日本語の発音完璧だね」。WAXさん「そんなことありません」。チョナン「昔から歌がうまかったの？」。WAXさん「今でも下手です」。チョナン「そんなことナイよ。すごく上手だよ」。WAXさん「歌が好きで，ずっと練習していたので，うまくなったと思います」。 「あ，コーヒーが来た」とチョナン。オープンカフェでの対談。ここでコーヒーが運ばれてきました。WAXさん「寒くないですか」。チョナン「はい。日本よりは」。WAXさん「今日はあまり寒くないんですよ。本当はもっと寒いです」。 チョナン「日本で好きな歌手はいる？」。WAXさん「SMAPです」。チョナン「ありがとうございます」。WAXさん「そして，最近では，若いアーティストにも魅力を感じました」と，歌の一部を歌います。チョナン，ちょっと周りに確認してから「レミオロメン」。「彼らの歌も好きです」とWAXさん。チョナン「日本と韓国で音楽の違いってある？」。WAXさん「似ているようでも違いがあると思います。私が思う大きな違いは，韓国の場合，流行というものがあり，例えば，今ヒットしている曲があるジャンルの曲だとすると，そのジャンルの曲が主流になるんですが，日本の場合はいろんな曲が流行っていて・・・ジャンルが・・・いろんなジャンルの曲が流行っているところが違うところだと思います」。 チョナン「好きな男性のタイプはなんですか？」。WAXさん「好きなタイプは，穏やかで優しい男性です。強い男性よりも，優しい男性が好きで，音楽の好きな男性が好きです」。 チョナン「これからの目標と抱負はある？」。WAXさん「そうですね・・・子供の頃は，大きな目標を立てていましたが，今は目の前のことを一生懸命やりたいので，今年は韓国で新しいアルバムを出したのですが，そのアルバムの活動をして，日本でもアルバムを出して・・・1個ずつこなしていくことが目標です」。 チョナン「じゃあ，最後にWAXさん，日本にいるファンの皆さんにひと言お願いします」。WAXさん「日本のファンの皆さん，こんにちは。お会いできて本当に嬉しいです。去年，日本で活動していました。振り返ると4ヶ月ぐらいです。今は韓国に戻り，韓国でアルバムの制作をしています。韓国での活動が終わったら，また日本で活動する予定です。その際にはよろしくお願いします。一生懸命がんばるので，健康で待っていてください。どうもありがとうございました」。 映画「ストリングス」アフレコ風景＆ジャパンプレミア。剛くん「身近な，隣にいる，ちゃんとつながっている絆を感じることが大事だと言うことを，この映画がまた教えてくれたと思うので，しっかり僕も，身近にある絆を感じて生きていきたいと思います」。慎吾君「草なぎ剛という人間とのつながりが，すごく強い物であって・・・お互いの映画に，友情出演することが今まで何回か，行ったり来たりあっても，ここまで2人で，2人だけでガッツリやれたのは，ホントにすごく楽しかったんですが，こんなに切っても切っても切れない糸って言うのは，他にはないんじゃないかと。今まで何度も切ったんですけど，どうあがいてもつながろうとしてくるんで・・・」。 |
| 第１０回＜４月１３日＞ 「ストリングス」キャスト・監督インタビュー。 庵野監督「草なぎ君もですね，なんていうか，役に入りすぎてて。もう，アクションもすごくてですね。そこまでのめり込んでやって，素晴らしいです」。中谷さん「ホントに緊張していたんですけど，草なぎさんが一緒にブースに入ってくださって，なんかね安心させてくださったんですね」。慎吾君「すごく，ホントに好き放題やれたので，楽しかったです」。ひとり君「声にかかる負担が，結構大きいので，やりがいはありました」。剛くん「自分が持っている以上にいい物を出せたんじゃないかな，と思っております」。 「ストリングス」予告編＆紹介。 「ストリングス」完成披露試写会。 剛くん「どうも皆さんこんばんは。草なぎ剛です。今日は，完成披露試写会にようこそ皆さんおこしくださいまして，誠にありがとうございます。とうとうこの映画できまして，僕らの想像以上に素晴らしい作品になっていますので，皆さん，今日は是非ともお楽しみください。あの・・そうですね。僕は，ハルという王子の役を演じました。ハル王子はですね，冒険にでまして，どんどん成長していくので，その過程を皆さんにご覧いただきたいです。あと慎吾とも対決があるので，そことか・・・あと，中谷さんとラブシーンがあるので，そこはすごく僕もドキドキしたんですけど，とてもいいシーンになっていると思うので，お願いします」。 中谷さん「ジータと言う役で，柳でできている野性的な女性の役を演じさせていただきました。草なぎさんが，今，ものすごく事務的に，ラブシーンがあるのでそこも見どころです，とおっしゃったんですけど，私的には，とてもセクシーなシーンになったんじゃないかなと思っていますので，ファンの皆様には，大変恐縮なんですが，是非楽しみにしていてください」。 ひとり君「エリト役を，命をかけて演じました劇団ひとりです。非常にこのオリジナルも素晴らしく，そして横並びのキャストも素晴らしい方達だったので，非常にプレッシャーを感じまして，もがき苦しみ，実は一度降板したんです。もう僕にはできないと。そしたら，草なぎさんが来てくれて，"君はね，操り人形じゃないんだ"と。"君は自分のやりたいようにやればいい。君は（涙）"・・・ごめんなさい・・・・"君は自由なんだ"って言ってくれて・・・ホントに相違売った苦労があってできた作品なので，非常にそこを見ていただきたいです」。 「泣くタイミングじゃないのに」という慎吾君。「『ストリングス』。え・・・（涙）」。「泣くタイミングじゃないでしょ」とひとり君。慎吾君「私，伊武さんのニゾ様の側近ガラクという役をやらさしていただきました。僕は見たんですが，他のもう見た方から，どこにでてたの？と言われることがあるんで，ガラクという役です。是非とも，思いっきりやったので・・思いっきりやらさせていただいたので，どこにいるか分からないこともあるかもしれないので，是非ともガラクといいます」。 伊武さん「こんばんは。伊武雅刀です。ようこそいらっしゃいました。この映画の中で，悪役です。悪役で拍手して・・・ありがとうございます。悪役というのは，難しいんです。特に人間がいいと・・・そういった意味では，わりとやりやすかったんですけど。今回でも，あれだよね。見たんだけど，ガラク，ホントあれだよね。すごいよね。オレよりものすごい悪役って感じだもんね。オレも，目一杯悪役やったんだけど，相当悪かったもんね」。ガラクの声で「ニゾ様あっての私です」と慎吾君。 小林さん「僕は１分半ぐらいでてます。僕やってなりきったら，結構かわいい役になってます。かわいいって言うのか，よく分からないですけど・・・ホントに見逃さないでください。ちょっとしかでてませんから。よろしくお願いします」。 大下アナ「運命の赤い糸，人とつながっているなと実感されますでしょうか」。剛くん「そうですね。やっぱ，メンバーとか。あとファンの皆様・・・あとスタッフの日頃支えてくれている方とか・・・今日みんあもそうですし・・・やっぱ身近にたくさんあるなと思います」。慎吾君「僕は，運命の赤い糸は・・・・草なぎ剛ですね。友情の糸の時期もあったんですけど・・・もう，ちょっとここまで来ると，これ愛の運命の赤い糸なのかなって。どうにか切り離したんですけど，どこに行ってもついてくる・・・どんなに強いはさみで切ろうとしても，何度もチャレンジしているんですけど，切れないんですよね。これもう赤い糸だなと思って」。剛くん「オレ，お前のファンだから」。慎吾君「うん・・・おれ・・・あの・・・愛してるかも知れない・・・はいっ。ありがとうございました」。 |
| 第９回＜３月２３日＞ 会見の模様。剛くん「頭が真っ白になりまして・・・このタイトルが『Okiraku』なんですけど，『オキガル』とか言ってしまいまして・・・」。 3月某日。日本武道館。某大学の卒業式に特別来賓として招かれ，祝辞を述べることになったチョナン。卒業生やその保護者達は何も知らされないまま，卒業式は始まりました。 武道館内の通路。チョナン「みなさん，こんにちは。今日は，卒業生にお祝いの挨拶をします・・・ご卒業おめでとうございます」。式は滞りなく進んでいきます。チョナンも通路を進んでいきます。「今，緊張しています。ドキドキする。すごくドキドキする。でも，今日もがんばります」。歩きながら「帝京大学・・・」とつぶやいています。式場入り口へ到着すると，その場にいた職員の皆さんに，剛くん「こんにちは。お招きいただきまして，ホントにありがとうございます」。同じく韓国語で「お招きいただきまして，ありがとうございます」と。剛くんが「ちょっと緊張しますね。今日は記念すべき日で。みなさん，ご卒業おめでとうございます」と言うと，「職員なので」と言われちゃいます。剛くん「でも先生達もね，やっぱり生徒達が飛び出すわけですからね。おめでとうございます」。 式場内では学長の挨拶が始まりました。チョナンはカメラに向かって「泣いてない・・泣かなかった。泣かなかった。でも小学校の時はすごい泣いた。小学校の時，すごい泣いた。中学校は泣かなかった。高校も泣かなかった」。今度は職員の皆さんに，剛くん「気合い入るんですかね。卒業式だから，学長も」。まだ学長の話は続いています。剛くん「学長の話，いつも長いんですか」。まだまだ話しています。緊張している剛くん，下を向いて聞いています。そして「だんだん慣れてきました。逆に，この長いのが良かったと思います。緊張がほぐれてきたんで」。いよいよ学長の話が終わり，チョナンの出番。水を飲んで挑みます。 司会の方の紹介「ここで皆様に，お知らせがございます。本日は特別来賓の方から，メッセージを頂戴することになりました。これは，1つ1つの仕事に誠実に取り組まれ，壁にぶつかってもくじけることなく，大きく飛躍されてきたご本人の実体験に基づく言葉は，卒業生の皆さんの胸へと届き，卒業後も心の糧としていただければとの申し出に，学校としても感銘を受け，お言葉をいただくことにいたしました。卒業生のみなさんは，決して奇声を上げたり，立ち上がったりすることなく，帝京大学グループの学生として良識ある態度で臨んでください。メッセージをいただく，特別来賓は，SMAPの草なぎ剛さんです。それでは草なぎ剛さん，よろしくお願いいたします」。 紹介され，壇上に上がる剛くん「どうもみなさま，本日は，帝京大学グループのみなさま，そして並びに，ご父母の皆様，本日は誠に卒業おめでとうございます。今日はですね，時間があるということで，私，ここ武道館にですね，皆様の卒業を祝いにやって参りました。えー・・・この新しい門出に，皆さん未来に向けてがんばってください。あの・・・先日，私ですね，あの・・・ちょうど皆さんが・・皆さんの歳ぐらいにですね，あの・・書きためておりました『オキガル』と言うエッセー本を発売することになりまして・・・すみません，ちょっと宣伝っぽくなってしまいまして。あの・・・ちょうど皆さんと同じくらいに，こう，がんばってきて，えー・・・なんとかこの・・テレビの世界ですね，がんばってきたことを，公開している本なので，皆さんのこれからの人生に，少しでも役立てればいいなと思いまして，今日は，えー，やって参りました。えー・・・先ほど挨拶にもありましたが，何事も一生懸命にやって，その時にはですね，花が咲かないことでも，次の時には，もしかしたら何か，がん・・・勝てるんじゃないかと。ですからですね，今，いろいろめげてることとか，悩んでいることがあっても，決して逃げることなく次に向けて，皆さんがんばってください・・・今日はですね，突然おじゃましてすみませんでした。えー・・・少しでも皆さんに，エールが送れたことを・・・えー・・・また，今後の僕の自信にしつつ・・・ぐふっ・・・これからの皆さんの未来にいいことがありますように，そして，えー・・みんなもですね。あの・・・皆さんに見守っていただけるように，私自身もがんばっていきます。本日は，ホントに卒業生の皆さん，ご父母の皆さん，えー，卒業おめでとうございました！」。周囲に深々とお辞儀をする剛くん。「卒業生，礼」の声でも礼。その後「どうもありがとうございます！ご父母の皆さん，どうもありがとうございます。今日は，木村君のドラマ『華麗なる一族』の最終回です。そちらもよろしくお願いします！」。また深々とお辞儀。「歌は歌いたいんですけど，コンサートに皆さん是非とも，おこしになっていただくと嬉しいです。よろしくお願いします！」。深々とお辞儀をして壇上を去っていきました。 式場から出たチョナン「緊張したぁ」。卒業生の感想（一部）。「びっくり」「マジで感動した。人間としてできてますよ」。「力強くて，がんばろうという気持ちになった」。 ※"チョナン"表記と"剛くん"表記がありますが，基本的に日本語中心で話しているときが"剛くん"，その他が"チョナン"。また韓国語の中で日本語が出てきた部分はイタリック体にしてあります |
| 第８回＜３月１６日＞ 今回も映画のセリフをまねるチョナン。「みなさん，こんばんは。と言うわけで，今日のゲストは，キム・ヘスさん」。 チョナンがスタッフに日本語で「インスタントのもの食べないみたいにする？」と確認。そしてキム・ヘスさんに「本当ですか？」と尋ねると，「本当ですよ」とキム・ヘスさん。そして「今みたいに，日本語を話しているときは，とても男らしいのに，韓国語を話しているときは，気を遣っているからだと思いますが，すごく優しい感じになりますね」と。「そうか」と日本語で言ってから，「そうですか」とチョナン。キム・ヘスさんは「はい，そうです」とちょっとチョナンの口調をまねます。 キム・ヘスさんは，韓国を代表する演技はセクシー女優。15歳で廃油デビューし，その後はドラマや映画・MCとしても活躍。 チョナン「お越しいただいてありがとうございます」。キム・ヘスさん「日本から来ていただいて，私こそ感謝しています」。チョナン「青龍映画祭主演女優賞おめでとうございます」。キム・ヘスさん「ありがとうございます。『いかさま師』と言う映画は，私自身にとって，特別意味のある映画なんです。演技やそれ以外のことでも忘れられない作品なので，このような作品で賞までいただけて，本当に幸せです」。 チョナン「俳優になったきっかけはなんですか？」。キム・ヘスさん「デビューは子供の頃だったんですが，10代の頃に，たまたまCMに出る機会があって，自然とテレビや映画に出演するようになりました。はじめは女優を目指したり，目標としていたわけでもなくて，特に思い入れもなく，その頃は趣味のように感じていたんです。そのうちに，新しい出会いや新しい環境で，いろんなことを学び，演技や映画，多くのエンターテインメントという文化について，しっかりと意識をしながら，『俳優になろう』と心に決めたのは，20代になってからです」。チョナン「俳優のどんなところに魅力を感じますか？」。キム・ヘスさん「私にとって，演技というのは，私が生きてきた人生や自分自身を最終的に表現することなので，私の人生に密着しているものなんです。なので，演技というのは，結局私が生きると言うことを表現することで，自分の知っている世界や自分の知っている人間性について，そういった情報を皆さんと分かち合うことだと思うし・・・はじめは思っていませんでしたが，"とても大切なことをやっているんだ"と歳を重ねる毎に強く感じます」。チョナン「なるほど・・・」。キム・ヘスさん「わかりましたか？」。チョナン「はい。ほとんどわかりました」。キム・ヘスさん「すごいですね」。チョナン「そんなことないです」。 チョナン「撮影をするときに，苦労したことや大変だと思ったことはありますか？」。キム・ヘスさん「一番大変なのは寒いときの撮影・・・すごく寒がりなので。他のことは我慢できるんですが，体力はあるので，何日か徹夜で撮影したり，他にきついことがあっても平気ですが，寒さにはホントに弱いです」。チョナン「僕も」。キム・ヘスさん「そうですか」。 チョナン「これからどんな俳優になりたいですか？」。キム・ヘスさん「私自身，仕事をするときや仕事以外でも，良い人生にしたいし，結局私がどんな人生を過ごすかが演じる上での根本的なベースになるので，良い人生を過ごし，人間や人生について，今の私の歳にふさわしい理解力を持つ俳優になりたいし，今よりも近い未来，そして遠い未来がより豊かになる，そんな俳優になっていたいです」。チョナン「良い考えですね」。 チョナン「日本に行ったことありますか？」。キム・ヘスさん「はい。あります」。チョナン「どの位？」。キム・ヘスさん「結構行っています」。チョナン「日本に友達はいますか？」。キム・ヘスさん「親戚がいます。親戚の叔母が住んでいます。冬に，叔母と母と姉と一緒に行ったんです・・・こぢんまりとした温泉・・・温泉のある小さい村に。東京から電車で2時間ぐらいですが，そんなところへ旅行したことがあります。露天風呂に行き，温泉を楽しみ，日本の定食や懐石料理も食べました。もう一度行きたいです」。チョナン「じゃあ，日本の食べ物で好きなものはなんですか？」。キム・ヘスさん「まだ食べたことのない物も多いですが，元々好き嫌いはなくて，刺身・寿司などが好きですね。それと，納豆ってありますよね？納豆は大好きです。なので叔母がたまに送ってくれます」。チョナン「料理はしますか？」。キム・ヘスさん「料理はしますよ。料理は好きなんです」。チョナン「今度僕に作ってください」。キム・ヘスさん「はい。チャンスがあれば」。 チョナン「それにしてもセクシーですよね。スタイルを保つ秘訣は？」。キム・ヘスさん「実は20代の頃，ぽっちゃりしてたんですが，大人になり演技をしていくうちに，少し気を遣うようになりました。ある日シャワーを浴びながら鏡を見たら，弛んだ自分の体を見て驚いたことがあって。でも私たちの生活は不規則なので，運動を続けることはとても大変だし，私には続けられないと思い，運動はあきらめて，一番簡単な方法を考えて，食事制限を始め・・・断食をするわけではないのですが，遅い時間に食べる量を減らしたり，できるだけ健康食を選んで食べたり，インスタント食や炭酸飲料は飲まないようにし，今は習慣になっています。それと暇なときはストレッチをしていますが，たまにやる程度なので，大きな効果はないと思います」。 チョナン「最後に，日本にいるファンの皆さんに一言お願いします」。キム・ヘスさん「どうもヘスです。まずは私を知らない多くの方と，知っていて関心を持ってくれている方々に感謝の気持ちをお伝えします。今日はチョナン・カンさんとお会いしましたが，とても楽しい時間でした。これから私の作品が日本で公開されることもあると思いますが，その際には関心を持っていただけると嬉しいですし，たくさんの方とお会いできれば幸いです。健康でありますように」。 チョナンの文字を見て「私より字がうまい」とキム・ヘスさん。「ありがとうございます」とチョナン。 |
| 第７回＜３月９日＞ 「何？うろつかないでよ」と映画のセリフをまねるチョナン。渋く決めていましたが，それが終わると「アンニョンハセヨ」と変な声で言い出します。笑いをこらえながら「と言うわけで，今日のゲストは，パク・チヨンさん」。カットがかかると笑い崩れていました。 女優パク・チヨンさんは，2003年映画「狐怪談」でデビュー以来，映画を中心に活躍。2006年，キム・ギドク監督作品「絶対の愛」に出演。 チョナン「まず俳優になったきっかけは何？」。パク・チヨンさん「他人の人生に対する好奇心からです。私，パク・チヨン自身はわかりますが，他の人はどんな感じなのか，どんな風に生きているのか，そういうことへの好奇心です」。チョナン「俳優のどういうところに魅力を感じる？」。パク・チヨンさん「現実では経験できないことや自分の価値観を超えるものというのは，戸惑いを感じますよね。でも俳優という職業は，様々な経験ができますし，そういうものへの好奇心がおもしろいところだと思うんです。まだ経験は少ないですが，これからも楽しくやっていけると思っています」。コーヒー？が届き，「砂糖いる？」とチョナン。パク・チヨンさんはブラック。チョナン「僕は砂糖を一つ」と砂糖を入れて飲みます。 チョナン「演技をするときに気をつけていることは？」。パク・チヨンさん「最初は，人にどう見られているか，それがとても気になって，いろいろ悩んでいましたが，でも今は，その瞬間瞬間に頭で考えるより，その人物になりきろうと思っています」。チョナン「僕もそうだよ。でもそれが難しいんだよね」。パク・チヨンさん「難しいんですけど，でも，だんだんその役柄に合わせて素晴らしい表現をしたいと思うようになりました」。チョナン「映画『絶対の愛』・・・」。パク・チヨンさん「見ました？」。チョナン「はい。おもしろかったよ・・・難しくなかった？」。パク・チヨンさん「はい。難しかったです」。チョナン「どんなところが？」。パク・チヨンさん「私は，ソン・ヒョナさんと同一人物を演じています。つまり1つの役を2人で半分ずつ演じています。私が整形前を演じて，ヒョナさんが整形後を演じています。私はどうやって後半に引き継いでいこうか，いろいろと考えていましたが，実際撮影が始まってからは，考える余裕がありませんでした。何となくというか，その状況，状況・・瞬間，瞬間に，追いつ追われつ演じていました。そして監督にも『考えるな。俳優は考えすぎてはいけない。その瞬間瞬間にただ感じるままを表現すればいいんだ』と実際そういわれました。そして感情的なシーンがちょっと多くて，そこが結構大変でした」。 チョナン「尊敬する俳優はいますか？」。パク・チヨンさん「尊敬する方は，韓国の俳優では，アン・ソンギさんです」。チョナン「この前，一緒に対談したんだ」。パク・チヨンさん「本当ですか？おもしろそう。良いですね」。チョナン「アン・ソンギさんに会ったことある？」。パク・チヨンさん「私の叔父の知人らしいのですが，私は何回かすれ違い様に挨拶したぐらいです。大先輩なので，遠くから何回かお見かけするぐらいです」。チョナン「そうだよねぇ」。 チョナン「好きな映画とかある？」。パク・チヨンさん「好きな映画ですか？」。チョナン「韓国映画や，日本の映画とか」。パク・チヨンさん「いろいろあります。ちょっと恥ずかしいけど，ロマンティックコメディーが大好きなんです。それと，『日本沈没』見ました」。チョナン「ありがとう」。パク・チヨンさん「それを見たときは，チョナン・カンさんだと気づきませんでした。実際にお会いする前に対談をするという話を聞いたとき，あの映画の方だと思って。それに以前はとてもハデなイメージがあったのですが，豊かな演技がとても印象深かったです」。「ありがとう」とチョナン。 チョナン「好きな男性のタイプは？」。パク・チヨンさん「私は外見よりも雰囲気を重視します。第一印象」。チョナン「僕の第一印象は？」。パク・チヨンさん「正直・・・期待以上です。実は，昨日の夜もドキドキしながらどんな人かといろいろ考えていたのですが，想像以上にとても良い印象です」。「ありがとう」とチョナン。パク・チヨンさん「それで，すごく緊張していたのですが，今は少し楽に話せるようになりました」。チョナン「良かった。楽になって」。パク・チヨンさん「私の印象はどうですか？」。チョナン「とてもキレイだよ。思っていたよりも。写真より実物の方がずっとキレイだね」。パク・チヨンさん「ありがとう。思ったより・・・」。 チョナン「今後の目標とか抱負はある？」。パク・チヨンさん「まず親しまれる俳優になりたいです。そのためにも，もっと努力していきます」。チョナン「それでは，日本にいるファンの皆さんに一言お願いします」。パク・チヨンさん「このような機会をいただき，感謝します。経験したことのない新しいことにも，積極的になって明るいイメージで，これからも努力し，一生懸命活動をしていきます。もっとがんばって皆さんに親しまれる俳優になりたいと思います。期待していてください」。最後にチョナンに向かって「このような機会をいただきまして，ありがとうございました」。 1日の収録が終わってのとあるお店（その後？）。チョナン「今年で7年目なんだ」。スタッフ？「早いですね」。チョナン「すごく早いよ」。スタッフ？「早いですよね」。チョナン「でも，ますます韓国語が難しくなるよ」。スタッフ？「そうなんですか？」。チョナン，日本語で「奥が深いですね」。 「Okiraku」の告知。 最後にまたお店のチョナン「初心忘るべからずみたいなことですかね」と日本語で。 |
| 第６回＜３月２日＞ 「じゃあ，みなさん，行ってみましょう」とチョナンは，とある楽屋へ入っていきます。「カン・ホドンさん，初めまして」とご挨拶すると，カン・ホドンさんはチョナンをハグした後，抱え上げます。チョナン「やっぱり強いですね」。カン・ホドンさん「強いよ・・・韓国式挨拶」とまたハグ。チョナン「やっぱりシルム（韓国相撲）選手ですね」。「天下力士」とカン・ホドンさん。 きちんとイスに座り，チョナン「改めまして，こんにちは」。カン・ホドンさん「こんにちは。初めまして。日本の皆さん，在日韓国人の皆さん，初めまして。韓国の天下力士，コメディアンのカン・ホドンです。初めまして・・・よろしくお願いします」と最後はちょっとおかまっぽく（笑） カン・ホドンさんは，元韓国相撲の横綱。５度の優勝経験を持っています。今や，韓国のバラエティには欠かせない存在。MCとしてもNO.1の人気を誇っています。 チョナン「では，質問をしてもいいですか？MCをやっていて，大変なことは何ですか？・・・今日もMCをやるんですよね。台本？」と近くにあった紙の束を手にします。「この番組は『STAR KING』」とカン・ホドンさん。チョナン「セリフが多いですね。大変じゃない？」。カン・ホドンさん「これはセリフというか・・・この番組はドラマじゃないので，台本を作家さんからもらったら，僕のアイディアを加えて，カン・ホドン化して話すんだよ。理解していればよいから。そして，MCの経験はチョナン・カンさんもあると思いますが，シルムとMCの共通点は何かというと・・・チョナン・カンさんも今僕をインタビューしているけれど，インタビューするときは，僕が良くしゃべるように手助けするよね・・・でしょ？・・チョナン・カンさんの番組だから，相手を素早く見抜いて，相手の足りない物をMCが補わなければならないんです」。チョナン「良い考えですね。合わせないとね」。カン・ホドンさん「シルムで考えると，シルムでは1位と2位には差があるんです。1位と2位の差・・・2位は試合するときに，例えば，使える技が1つしかないと言うこと。試合で長く勝ち続けるには，相手によって技を変えることが必要になる。いろんな技を使って，背が高い人にはこの技！とか，いろんなタイプがいるわけで。土俵に上がったら，どんな相手が来ても良いように対処できないと。僕はスポーツマンなので，シルムから学んだ精神技術などを，番組の方に応用しているんだよ。マインドコントロール」。チョナン「シルムとMCはなんだか似てますね」。カン・ホドンさん「テレビもスポーツも全部同じだよ。結局はメンタルなんだから。頭がよいと言うよりも，応用したり，似ている部分が多いんだよ。例えば，『人生はマラソンだ』と言う人もいるよね。僕には人生は『シルム』なんだ。始まりも似ているし，大きく見れば，全てが似ているよ」。チョナン「良い話だなぁ」。 チョナン「じゃあ，韓国のお笑いはどんな特徴がありますか？」。カン・ホドンさん「それは，今は前だけを見て，一生懸命は知っている子供みたいな物・・・全体はまだ見れなくて，まだまだ話す資格はないよ。でも一番尊敬しているMCは，イ・ギョンギュさんです」。「一度お会いしたことがあります。空港で」とチョナン。カン・ホドンさん「イ・ギョンギュさんが・・・僕がシルムを止めて休んでいるときに，イ・ギョンギュさんが僕に電話をくれて，『カン・ホドンさん，テレビに出ましょう』と。それでデビューさせてくれたんですよ」。チョナン「日本で知ってる芸人はいますか？」。カン・ホドンさんはこれには答えず，突然ミカンを２つ取り出し，チョナンに1つ分けます。自分でも1つ食べ始めちゃいます。カン・ホドンさん「おいしいよ」。チョナンも食べながら「ミカン好き？」。カン・ホドンさん「好きだよ。今風邪気味で。なので，ビタミンC」。チョナン「風邪だから」。カン・ホドンさん「風邪だから，ビタミンC摂取しないと」。「大事ですよね」とチョナン。そして「日本で知ってる人は？」と再度質問。でもカン・ホドンさんは「僕は食べながら話はできないんだ」と。「じゃあ，食べた後で，日本で知ってる人」とチョナン。食べ終えたカン・ホドンさん「MCやコメディアン？・・・全然知らない」。大笑いしながらチョナン「大分間がありましたね」。チョナンもミカンを食べ終わり「ごちそうさまでした」と皮を片付けようとすると，カン・ホドンさんが受け取り「最近，イ・ギョンギュさんがまた映画製作をしてて，なので僕が・・・」と話ながら，なぜかミカンの皮をズボンのポケットに。慌てて止めようとするチョナン。カン・ホドンさんは「チョナン・カンさんが食べた物なので，家の壁に"チョナン・カンさんが食べたミカンの皮"と」と飾ると言い出します。そして突然日本語で「愛してる」とまで。「愛してるって・・・」とあきれているチョナン。 チョナン「日本に行ったことありますか？」。カン・ホドンさん「ありますよ」。チョナン「何回ですか？」。カン・ホドンさん「たくさん行っているよ。僕はラーメンが大好きなんだけど・・・」。チョナン「韓国の人は，ラーメンが好きな人多いですよね」。カン・ホドンさん「大好きなんです・・・大大好きなんです・・・大だぁ〜い好きなんです」。チョナン「そんなに？」。カン・ホドンさん「その中でも，カレーラーメンが好きです」。チョナン「カレーラーメン？僕はカレーラーメンをほとんど食べたことがありません」。カン・ホドンさんはちょっと驚いたようで「横浜に・・あ〜・・・僕が日本に行ったら，チョナン・カンさんにおごりますよ。ごちそうしますよ・・・それで，僕は日本語ができないけれども，日本に行くと，友達がいるんです。だけど，これまで観光したことがなくて，なので，1人で友達と別れて，1人で六本木に行きました」。「かっこいい」とチョナン。カン・ホドンさん「かっこいい？・・・タクシーに乗って，『六本木お願いします』（とその格好を再現）・・六本木に夜中の1時か12時に着き，人がホントに多くて，初めて1人で出かけたので怖くて・・・怖かったけども，お腹がすいて，カレーラーメンがすごく食べたくなって，街の人に聞いたんです。『ラーメンどこですか？』・・・そして，おいしいラーメン屋を聞いて，いざラーメン屋に入って注文しようとしたら，メニューが日本語で書かれているのでわからない。なので，『すみません』と呼んで，『カレーラーメンください』・・・少し待ってたら，ラーメンが来たんだけど，辛いんだ。僕は"カレーラーメン"を頼んだのに"辛いラーメン"と聞き間違えて，すごく辛いラーメンを持ってきたんだ。僕はカレーラーメンは好きだけど，出てきたのは辛いラーメン・・・お腹が痛くなるのを覚悟して，もったいないので食べたけど。次の日，顔がふくらんでこう・・・」とその大きさを再現？「そんなになりませんよぉ」と笑っているチョナン。 チョナンが「じゃあ，日本のファンの皆さんに一言お願いします」というと，「日本にファンっているんですか？」とカン・ホドンさん。チョナン「たくさん・・・いるかもしれません」。カン・ホドンさん「そうですか。とにかくあの・・・日本のファンを含めて，僕は，全世界の誰でも，笑いを愛してくれる人を愛しています。お互い文化も違って，それに理念が違っても，番組を通して，いろいろな笑いを与えるため，最善を尽くしています。世界のどこでも笑いの嫌いな国はないと思います。一生懸命もっと努力して，すごく愉快で健康なコメディアン，カン・ホドンになります。日本語も一生懸命勉強して，今度日本のフジテレビに行き，日本の皆さんにお会いして，人気スターになり，チョナン・カンさんのように六本木でキスをして，そして皆さんともとても親しい関係になりたいです。足りない点も多いと思いますが，昔からの家族と思い，心広くかわいらしく見守ってください。カン・ホドンでした。ホントにありがとうございました」。 キスをしている場面を再現するカン・ホドンさん。「僕の似た人だよ」とチョナン。 |
| 第５回＜２月２３日＞ 今日は＜日本について思うこと＞という，韓国の若者の日本語スピーチ。チョナンがそれぞれにスピーチ前に挨拶し，終わってから質問をするというスタイルで進んでいきます。 ペ・ヨンジンさん（高２・17歳）。名前を「ペ・ヨンジュン」と聞き間違え「びっくりした」とチョナン。「日本語を勉強し始めてどれぐらい？」。「学校では1年になりました」。スピーチの内容＜日本の文化に関心を持つようになったきっかけは，中学の時に北海道の親戚の家に行ったときの経験。その日はお祭りの日で，いろいろな食べ物を食べ，いろいろな物を見た。一番印象的だったのが，たこ焼きの味。とてもおいしくて忘れられない。最近関心を持っているのは，アニメや音楽・映画などのメディア文化。日本の映画とアニメは一度見たら忘れられないほど。"百聞は一見にしかず"。日本は素晴らしい国だと思う。暮らしやすいし，人の心も温かい＞。チョナン「ありがとう・・・中学の時見たのは何祭り？」。「盆踊り」。チョナン「たこ焼きは初めて食べたの？」。「初めて食べました」。チョナン「たこ焼きに似た食べ物は，韓国にはないの？」。「よくは知りません。創作料理にはあるかも知れないですが，伝統料理の中にはないと思います」。チョナン「そうなんだ・・・日本のことわざまで知ってるんだね」。「まだまだ勉強不足です」。チョナン「じゃあ，これからも日本語の勉強がんばってね。今日はありがとう」。 イ・ジャンヒョクさん（高３・18歳）。チョナン「日本語を勉強し始めてどれぐらい？」。「大体3年ぐらいになります」。チョナン「今日はたくさん話してね」。＜日本の文化に初めて接したのは，マンガを通して。韓国のマンガには感じることのできなかった新鮮さに，日本はどんな国なのか興味を持つようになった。パイロットの父がよく言っているのは，日本人は信号を良く守り，"遵法精神や公益精神"に驚いたと言うこと。日本は韓国に一番近い国。しかし，一般の韓国人が感じるのは，一番遠い国。それは昔の歴史のせいだろう。でも時代が変わった。今はお互いの文化を体験できるようになった。若者達は，お互いを理解し合おうと努力している。世界の中では競争し合わなければならない日本と韓国だが，親密な関係も維持していかなければいけないと思う＞。チョナン「お父さんはパイロットなの？・・・今日はどこにいるの？」。「ちょうどフライト中です。今日も仕事です」。チョナン「今と昔では，歴史が変わったと思う？」。「時代が変わりました。お互い対立し合わずに，仲良くして欲しいです」。チョナン「僕もそう思うよ」。「両国の関係が良くなって欲しいです」。 キム・ジヒョンさん（大学３年・24歳）。チョナン「日本語を勉強し始めてどれぐらい？」。「7〜8年前から」。チョナン「僕の韓国語歴と変わらないね。じゃあ，お互いがんばろう」。＜両国のアイドルについて。日本のアイドルは，一度アイドルとしてデビューしたら，自分でちゃんと認めている。韓国では，アイドルというタイトルを捨てて，アーティストになろうとする場合が多い。日本はいつまでのアイドルはアイドルと言うイメージが強いと感じた。30歳，40歳になってもアイドルとして努力している人が大勢いる。永遠にかわいくて，親密で，素敵な芸能人・・・それが私が感じたアイドルのイメージ。今の韓国には，本当のアイドルはいないと思う。アイドルならではの純粋さやいつまでも変わらないようなさわやかさ・・・韓国にも出たらいいなと思う。アイドルとして人気を得られたことも，人生の一つの"合縁奇縁"とも言える。草なぎさんも，日本と韓国のアイドルの皆さんも，いつまでも変わらずに輝かしい私たちのアイドルでいて欲しい＞。チョナン「どうもありがとう。褒めてくれてありがとう。やっぱり，韓国と日本のアイドルって違う？」。「そうですね。最初デビューしたときは，かわいい感じなんですが。韓国のアイドルは成長すると，筋肉を鍛えたり，曲を作ってみたりと，イメージを変えようと努力するんです」。チョナン「これからも僕が日本のアイドルの代表としてがんばります。応援してね」。 とあるお店。チョナン「今日の撮影は終了しました。これからスタッフと一緒に食事です。じゃあ，みんな今日もいろいろありがとう。明日も撮影があるけど，みんないろいろ助けてね。お疲れ様〜！乾杯」と飲み始めます。「明日もあるから今夜はお酒は少しだけ・・・絶対」と宣言。 |
| 第４回＜２月１６日＞ 今日は，アン・ソンギさんとの対談後編。 チョナン「撮影お疲れ様でした。新作映画『墨攻』。すごく大変な撮影だったとか」。アン・ソンギさん「はい。昔，中国であった話です。この作品は，日本のマンガが原作になっていて，ある城を守るために，その時代墨子と呼ばれる，墨家思想と言う考えを持つ人を呼んで・・・アンディ・ラウが演じているのですが・・・そして僕は，そこに10万人の大群を率いて攻め込んでいくんだけど，これまでの戦争映画や時代劇とは違い，すごくリアルで，また人間的な面もあり，かなり新しいスタイルの本格的な時代劇です」。チョナン「日本でも公開しています。映画館で必ず見ます」。「お願いします」とアン・ソンギさん。 チョナン「これまで出演した作品の中で，気に入っている作品は何ですか？」。アン・ソンギさん「僕は，気に入らない作品をあげる方が早いくらい，ほとんど好きだよ。もちろん，その中には，観客に受けて僕も好きな作品もあれば，僕は好きなのに観客には受けなかったり，観客が余り好きじゃなくて僕も悩んだ作品が，何本かあるよ」。チョナン「アン・ソンギさんは，今までいろいろな役を演じてきましたが，これからはどんな役を演じたいですか？」。アン・ソンギさん「そうだね・・・その役を，見た目や職業で分けるなら，大統領もやったし，物乞いもやったし，会社員もやっていて，本当にいろいろ演じてきて・・・それでも同じ職業の人物を何度演じても，その人がどんなキャラクターで，どんな個性で，どんな思いを持っているかによって，全く変わってくると思うから，そういう理由で，どんな役でもやってみたい。特定の役ではなく，その人がどんな考えを持って，どんなことを映画を通してしようとするのか，そこが重要だと思っているから，どんな役をやりたいかと言われると，僕にもわからないよ」。 チョナン「アン・ソンギさんが尊敬している俳優や人物はいますか？」。アン・ソンギさん「韓国では，もう亡くなっていますが，キム・スンホ先生とホ・ジャンガン先生。幼い頃から数多くの作品で共演していて，本当に俳優として・・今，当時の映画を見ても，ホントにうまい役者だと思うよ。それに外国では，昔から好きなのは，ロバート・デ・ニーロだね。今回『墨攻』で一緒だった，アンディ・ラウも好きになったよ」。 チョナン「話は少し変わりますが，日本の印象はどうですか？」。アン・ソンギさん「日本の印象ね・・・とても良い国だよね。映画以外の分野は，余り詳しくなくて，特に交流がなかったから，映画関係者の方々とは，小栗康平監督の『眠る男』を通じて，日本人スタッフ達にも会えたし，現場も十分感じることができたよ。映画関係者は，すごく熱心だし，とても正確だね。とても良いことだから，そういうところは見習うべきだと思うし。やはり約束やスケジュールなど，そういうところの正確さは，ちゃんと学ばないといけないと思っているよ」。 チョナン「今日はいろいろと話してくださってありがとうございます。アン・ソンギさん，最後に日本にいるアン・ソンギさんのファンに一言お願いします」。アン・ソンギさん「初めまして。私は，いろんな映画を以前から日本に紹介し続けているのですが，まだまだ多くの日本の皆さんにはお会いできていません。時間はたくさんあるので，よりよい映画で皆さんとお会いすることを約束します。また，多くの日本の映画も韓国でたくさん愛されることを期待しています。ありがとうございます」。「ありがとうございました」とチョナン。アン・ソンギさん「お疲れ様でした」と握手。チョナン「プレゼントがあるんです」と手渡します。 次週からの「チョナン・カン2」は・・・ 女優キム・ヘスさん，俳優イ・ハンさん，俳優イ・ワンさん，コメディアンのカン・ホドンさん，コメディアンのキム・ミリョさん，ミュージシャンのWAXさん，俳優ジ・ヒョヌさんとの対談。韓国の子供達とチョナン。日本語スピーチを聴いているチョナン。 |
| 第３回＜２月９日＞ 韓国の街を歩くチョナン「久しぶりに韓国に来ています。韓国の冬は，すごく寒いです。痛いくらい。だけど，今回は思ったより寒くなくて，現在午後5時，気温は0度。東京より寒いです。じゃあ，行きましょう」。 映画「シルミド」のセリフ「明日の夜決行だ」をまねするチョナン。 チョナン「と言うわけで，今夜のゲストは，僕が尊敬しているベテラン俳優，アン・ソンギさん」。アン・ソンギさんは，5歳で映画デビュー。名子役として活躍。その後，兵役を経て，25歳で再デビュー。大ヒット映画「シルミド」他，多数の映画に出演。最新作「墨攻」は，6年もの製作期間を費やした日中韓による超大作映画。 チョナン「お久しぶりです。2回目ですよね」。アン・ソンギさん「そうだね。偶然会ったね」。チョナン「日本のホテルで。本当に驚きました」。アン・ソンギさん「僕も，廊下の曲がり角だったので，僕も驚いたよ。見たことがある顔だと思ったら，チョナン・カンさんだったから」。「ファンです。アン・ソンギさんの。今日はいろいろと質問させてください」とチョナン。 チョナン「アン・ソンギさんが，俳優になられたきっかけは何ですか」。アン・ソンギさん「僕は，俳優生活50年を過ぎて・・・」。「おめでとうございます」とチョナン。アン・ソンギさん「なので，もう年はごまかせないけど，5歳から演技をしていて・・・"子役"だよね？日本語で言うと。子役を偶然演じることになったのは・・・僕の父が映画の製作や企画をやっていて，父の友達の中には監督もいて。その監督が，たまたま僕を撮影現場で出演させたんだけど。両親がお願いしたわけでもなく，僕は5歳だったので判断もできないし」。「記憶はありますか？」とチョナン。「1957年かな」とアン・ソンギさん。「当時は，朝鮮戦争が終わって間もない頃で，俳優も子役もいない状態だったから，友達の息子でも連れてきて，演技させたら上手だったみたいで。それから，その噂が広がり，続けていくことになったんだ」。 チョナン「俳優のどんなところに魅力を感じますか？」。アン・ソンギさん「俳優業で成功する保証はなかったし，『僕は俳優です』と言って『知りません』と言われるほど，悲しいことはないよね。でも，俳優が俳優として認めてもらったときは，これ以上ないほど嬉しい職業だと持っているし。それに，毎回新しい世界にふれられる。普通は，人生の中で自分の役割を果たしながら，一生暮らしていくけど，俳優は"こんな人生""あんな人生"と，数万個の・・・数万個とは言えないけど・・これまで70本を超える映画の中で，様々な人たちの世界を覗いたり，感じたり，その人を通して感動を与えたりと，とてもやりがいのある仕事でもあるし。いろんな人生を代理経験することもできる。そして多くの人々に喜び・悲しみ・楽しさ，そういうのものを一緒に分け合える・・・それもすごく素敵だし，映画を通して希望を与えることも，いろんな問題を投げかけることもできる。ホントに多くの役割があると思うよ」。「ちょっと今，感動しました。大ファンなので。ホント夢のようです」とチョナン。 チョナン「演技をするとき，いつも気を遣うことは何ですか？」。アン・ソンギさん「一番重要に考えているのは，撮影現場で先ず集中力を持続すること。たとえば，舞台や・・演劇俳優や歌手達は，直接観客と会って，人々と一緒に呼吸して，その反応を感じ，その場で全て表現しないといけないけど，俳優は直接観客には会わず，スクリーンを通して伝えることになるので，緊張感がなくなることがあるんです。なぜなら，観客はその場にはいない。数ヶ月経たないと会うことはできず，その時の撮影現場では，そういった集中力をうまくコントロールしないといけなくて。実際その瞬間が観客と触れあう時間だと言うことを，常に頭で考えているんです。なので，そのために十分な準備が大事で，まるでボクシング選手達が原料に励んだり，熱心に縄跳びやいろんな運動をして，リングに上がるのと同じように，俳優も撮影現場には覚悟を持って臨まなければいけません。それに失敗すると，大きな物を逃すことになるし。もう一つは，余裕・・・すごく大事なことで・・・」。「僕には余裕がありません。いつも緊張しています」とチョナン。「その緊張はいいことだよ。これからは余裕を持つようにすれば。余裕というのは，緊張の中の余裕だから」とアン・ソンギさん。「人は，忙しくなると何かと落ち着かなくなり，集中も余りできず，考え方が平坦になり，深くつっこまないといけないところなのに，忙しさでその余裕や時間がなくなるんだ。それに，その余裕というのは，たとえば『あー撮影がしたい』『仕事がしたい』と言う気持ち。忙しいと『ちょっと休みたい』『僕は休みたいのに』・・そんな風になってしまう前に，自分がいつも『仕事がしたい』と言う状態を作っておく，そんな余裕が必要なんです」。「わかりました」とチョナン。アン・ソンギさんは「ホントにたくさん話しちゃったね」と。 |
| 第２回＜２月２日＞ 今回は，イ・ヨンエさんとの対談後編。 チョナン「みなさん，こんにちは。今日はイ・ヨンエさんが来てくれました。今日もよろしくお願いします」。イ・ヨンエさん「はい，こちらこそ」。 チョナン「韓国にはいろんな監督がいますよね。韓国の監督はどんな感じなんですか？」。イ・ヨンエさん「私が感じるのは，『宮廷女官チャングムの誓い』やそれから『親切なクムジャさん』，そういった映画やドラマで外国に行く機会が多いんですが，中国・台湾・日本だけでなく，ヴェネチアやベルリン映画祭に審査員としていって，外国の方とたくさんお会いして感じたのは，決して外国の作品や外国の俳優，外国の監督が良いわけではなく，アジアにも素晴らしい監督はホントに多いです。たとえば，ホ・ジュノ監督やパク・チャヌク監督など，韓国にも外国に是非知ってもらいたい監督や俳優が大勢います。そしてもちろん，日本にも外国に知ってもらいたい監督や俳優が大勢いて，もったいないことだと思います。アジアの中でしか知られてないのは」。チョナン「なるほどなぁ」。イ・ヨンエさん「チョナン・カンさんもそうですよ」。 チョナン「好きな俳優や尊敬する俳優はいますか？」。イ・ヨンエさん「昔は，演技が素晴らしければいいと思っていましたが，今は，1日１歳ずつ時を重ねてきて，演技も大事ですが，長く自分の場所を守り，まるで古いワインのようにその場所で根を下ろしている・・・そういう俳優も尊敬するようになりました」。 チョナン「去年も日本に来られましたよね？何回目ですか」。イ・ヨンエさん「たぶん，５〜６回ほど。去年は『チャングムの誓い』で来ましたが，あとはCMの撮影で。韓国のCMを日本で撮影したんです。セットで撮りました」。チョナン「どこがいいですか？日本の」。イ・ヨンエさん「熱海」。チョナン「熱海いったことあるんだ・・・温泉だ」。イ・ヨンエさん「韓国もそうですが，ビルばかりの騒がしいところよりは，こじんまりしていて静かなところが好きです」。チョナン「日本料理の中では，何が一番好きですか」。イ・ヨンエさん「日本料理は，全般的に好きです。甘い感じで。韓国料理は辛くてしょっぱいので。だから，日本料理は何でも良く食べられます。それと梅干し」。チョナン「梅干し・・・メシル（梅干し）」。「そうです。たまに食べますよ」とイ・ヨンエさん。 チョナン「休みの日には何をしていますか？」。イ・ヨンエさん「休みの日には何もせずにひたすら寝るときもあるし，同じですよ。チョナン・カンさんは何をしてますか？」。チョナン「休みの日ですか？・・・韓国語の勉強。時間があれば」。ちょっと驚いている風のイ・ヨンエさん。 チョナン「イ・ヨンエさんは，やっぱり肌がキレイですね。秘密はありますか？」。イ・ヨンエさん「ないですよ。日本には私よりきれいな方も多いですよ。美男美女がとても多いです。だから私はむしろその秘訣を知りたいです」。チョナン「やっぱり温泉かなぁ」。イ・ヨンエさん「温泉ですか？温泉もあまり入りすぎると良くないですよね」。「そうかなぁ」とチョナン。イ・ヨンエさん「とても熱いですし」。チョナン「でも大丈夫だと思いますよ」。イ・ヨンエさん「好きなんですか，温泉」。チョナン「そうでもないです」。 チョナン「逆に僕に聞きたいことはありますか」。イ・ヨンエさん「聞きたいことですか・・・私は，チョナン・カンさんが韓国に良く来られていたのを，テレビや新聞で見てました。そして，この番組に出演することになり，一度調べてみました。どういう方なのかを。実際私が想像していた以上に，とても考え深くて，そんなに軽い人ではなく・・・それと，長い間人気のある方と言うような，そんな面を発見しました。最初の印象は，興味本位で韓国に来て，芸能活動をするような人だと思っていましたが，調べてみたら，考え深くとても努力家で，軽くない方だと思ったので，会えてとても嬉しかったです」。「イ・ヨンエさんのおかげです」とチョナン。 チョナン「好きな男性のタイプは何ですか？」。イ・ヨンエさん「好きな男性のタイプは・・・あまり軽くない人。そしてまじめな人」。チョナン「重い人？」。イ・ヨンエさん「体重の多い人？」。２人とも笑っています。イ・ヨンエさん「その重い人じゃなくて，考えが軽くない人，でしょ」。 チョナン「今年の目標は何ですか」。イ・ヨンエさん「今年は韓国では豚年なんです。とても良い年だそうです。それに私は豚年なんです。なのでよいことが起こりそうな気がします」。 チョナン「最後に，日本にいるイ・ヨンエさんのファンに一言お願いします」。イ・ヨンエさん「以前から是非出演したかった番組なので，今出演していることがとても嬉しいです。またこのような番組でご挨拶できて，とても嬉しいです。『チョナン・カン』と言う番組をたくさん愛してください。チョナン・カンさんもたくさん愛してください。あけましておめでとうございます。ありがとうございました」。 チョナン「プレゼントがあるんです・・・僕の書いた教材『チョンマルブック2.5』。これを見ながら日本語の勉強してください」。イ・ヨンエさん「一つ日本語を教えてください。良い言葉を」。「良い言葉ですか」とちょっと考えるチョナン。「剛が好きです」。イ・ヨンエさん「剛が好きです」。チョナンは周りのスタッフに「今の録音しておいてください」と日本語でお願い。イ・ヨンエさん「どういう意味ですか」。「チョナン サランヘヨ」とチョナン。イ・ヨンエさん「私も一つ教えます。その言葉は，"シナブロ"。これはとても古い純粋な韓国語です。すごく昔から伝わってきた素敵な言葉。"シナブロ"とは，"とても自然に少しずつ"という意味です。ですから，私も，チョナン・カンさんも韓国の方に急に近づくより，"シナブロ"，自然に近づいて良い俳優になってください」。するとチョナン「もう1回言ってください」とお願い。イ・ヨンエさんは「シナブロ？」と聞きますが，「剛が好きです」とチョナン。もう一度言ってもらって「ありがとうございます」とチョナン。 チョナン「メッセージ読みます」とプレゼントしたチョンマルブック2.5を開きます。「イ・ヨンエさんへ 本日はホントにありがとうございます。イ・ヨンエさんの演技に対する姿勢にいつも感動を受けています。僕もそれに見習い，一生懸命がんばります。また会うその日まで」。「照れますね」とイ・ヨンエさん。チョナン「今日は本当にありがとうございました」。 対談が終わると，「僕の教材に」とチョナンは，教本とDVDを持ってきてもらいます。「ココにサインをお願いします」と，教本にサインをしてもらいます。「もう一つ書いてください」と今度は，イ・ヨンエさんのDVDに。 1人になったチョナン。「マジで嬉しい！やった！やった！」とガッツポーズ。「やっぱり本当にイ・ヨンエさんはキレイでした。僕ももっと韓国語をがんばります。いつか共演したいです。昨日ほとんど眠れなかった。僕は，まだまだです。もっとがんばります」。 |
| 第１回＜１月２６日＞ 今回は，イ・ヨンエさんとの対談。 イ・ヨンエさん「一つ日本語を教えてください。良い言葉を」。「良い言葉ですか」とチョナン。そして教えてあげた言葉は「剛が好きです」。 ご挨拶のあと。チョナン「光栄です」。イ・ヨンエさん「私もお会いしたかったです」。チョナン「緊張しています」。イ・ヨンエさん「本当？そうなの？」。チョナン「久しぶりにすごく緊張しています」。イ・ヨンエさん「そういう風に見えないけど」。 イ・ヨンエさんの映画デビューは「インシャラ」。その後，「JSA」「ラスト・プレゼント」「春の日は過ぎゆく」「親切なクムジャさん」，ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」などに出演。 チョナン「今日は聞きたいことがたくさんありますが，話してくださいね」。「はい，いくらでも」とイ・ヨンエさん。チョナン「質問がたくさんあるんです。ではまず，なぜ俳優になろうと思ったんですか」。イ・ヨンエさん「俳優になった理由は，何となく・・・冗談です。元々俳優になろうと思っていませんでした。もし俳優を目指していたら，演劇映画学科に進んでいたかもしれません。ですが，ある意味では，運命的なものが少しあるのかもしれません。しかし，また，運命だけでこうなるとは思いません。私自身にもある程度関心があったから，ここまで続けられたんだと思うんです」。 チョナン「演技をするときに，一番気を遣うのは何ですか」。イ・ヨンエさん「演技をするとき・・・言葉でうまく説明できませんが，役の人になるために100％努力すること。それが難しいです。でしょう？でも出来る限り努力をしています」。チョナン「だから，イ・ヨンエさんの演技力は，すごいんですね。僕が一番好きな作品『春の日は過ぎゆく』，あの役は難しかったですか？」。イ・ヨンエさん「役が私とは違うところが多かったから，役の女性はシニカルで，ちょっと冷たい性格なので，その辺を意識して表現しないといけないなと。ただ，前作の『八月のクリスマス』もそうだったようですが，監督のスタイルは，俳優達とたくさん話をするタイプだったので，私もうまく理解できたんだと思います。たとえば，ここがどうしても理解しにくいと言うと，俳優と監督で話し合うんです。対話をするのが一番だと思います。そうやって撮影に臨んでいました」。 チョナン「今までいろんな役を演じてきたと思いますが，イ・ヨンエさんは普段どういう性格ですか？」。イ・ヨンエさん「普段ですか？こういう質問をよくされるんですよ。『宮廷女官チャングムの誓い』みたいな性格？また最近の『親切なクムジャさん』みたいな性格？・・・そんな質問をよくされますが，わざわざ俳優の普段の性格を知る必要があります？俳優はただその役の性格をわかってもらえばいいのであって，"あの俳優はどんな性格なのか？"とわからないままの方がいいと思うんですが，私はとても平凡です。特別なことはないです」。 チョナン「好きな映画はありますか？」。イ・ヨンエさん「私は温かい映画が好きです。ちょっとヒューマニズムを感じる映画・・・たとえばですね，宮崎駿監督のような素材と主題。これならすぐわかりますよね」。チョナン「でも，最近出演した『親切なクムジャさん』はちょっと・・・」。「ですよね」とイ・ヨンエさん「私もそうでしたが，まずは，結局，あの映画の主題は，人間に対する贖罪・・・」。すかさずチョナンは日本語で「"ノクジュ"って何？」とスタッフに質問。「贖罪」と教えてもらっていました。イ・ヨンエさん「・・・ですから，人間本来の感情，それが題材でもあり，主題でもあります。血が飛び散って人を殺したりするばかりではなくて，結局，実際に伝えたかったのは，その感情や人間らしさだったりするので，私がやりたい物と全く違うとは思わないんです」。チョナン「ホントに驚きました。『親切なクムジャさん』では。"イ・ヨンエシじゃないみたいだったです"」（最後は日本語）。イ・ヨンエさん「そうですか。『チャングムの誓い』を見たファンの中には，失望した方もかなりいると思います」。 次週もイ・ヨンエさんとの対談。 提供バックで・・・ちょっとリラックスモード。チョナン「まったりしちゃいますねぇ」と日本語で。そして次は韓国語で「夢のようです」とイ・ヨンエさんに。 |