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| 第２４回＜９月２４日＞ 2004年３月６日：「ホテルビーナス」初日舞台挨拶で，韓国公開決定を報告するチョナン。2004年１月14日：韓国大使館で多くの韓国の方に観てもらいたいと話すチョナン。2004年４月４日：ソウル東大門で韓国公開を報告するチョナン。 そうやってずっとお知らせしてきたように，９月10日韓国公開。劇場のチケット売場のボードには「完売」の文字が並んでいます。映画を見た方の感想・・・ 「超泣けました。本当にいい映画だと思いました。胸にぐっと来ました」 「凄く切なくて，たくさん泣いちゃいました。これからもこういう素晴らしい映画を韓国語で作って欲しいです」 「こんなに公開を待ち望んだ映画は初めてだったんですが，期待した甲斐がありましたね」 「チョナンさんの夢だと聞いていたんです。全編韓国語の映画が。その熱意がスクリーンから溢れていて，韓国人としてとても嬉しく思いました」 「妻に誘われて観に来たんですが，今までに私が見てきた映画とは全然違う，ホンモノの映画というか，ひと味違う映画を観た感じがしました」 こんな方々も・・・ あの屋台のご夫婦。おばちゃん「韓国語がホントに上手になりましたね」。おじちゃん「この映画で久しぶりにチョナンを目にしたんですが，いつ見ても成長していると思いました。韓国語での演技も素晴らしかったです」。 韓国で出演したドラマの放送作家さん。「スクリーンのチョナンさんに会えて，凄く嬉しいです。映画最高でした。とにかく映画自体が面白かったです。その上，凄く独特で，新しい映画だと思いました。セリフはそんなに多くないのに，内容はとても濃くて，現代人にもう一度生きる意味を考えさせるような，哲学的な映画だと思いました」。 チョナンのモノマネをした青年。「僕もこの映画を観て，もっとがんばらなきゃいけないなと思いました。胸が熱くなりました。チョナンさんの演技が凄く真に迫っていて，ダイナミックだったので，スクリーンに映るチョナンさんの姿に引き込まれて興奮しちゃいました。本当に素晴らしい演技で痺れました」 初テレビ出演の時のインタビューアーの方。「映画は本当に感動的でした。特にタップダンスが一番印象に残りました。ますますチョナンさんの発音が韓国人に近づいていて，本当に頭が下がる思いがしました。普通何かをやろうと思い立っても，壁にぶつかると諦めてしまったり，飽きてしまったりするけど，そんなことなく，チョナンさんは韓国語に打ち込み，映画まで完成させてしまって，目の前にいたら拍手で敬意を表したいですね」。 初ドラマで共演したイ・ジェウンさん。「前回お会いしたときには，チョナンさんが凄く減量してたときだったんですが，今回劇場で観たら，ものすごい肉体改造をされていて，正直言ってドキドキしちゃいました」。最初の素肌にシャツを着るシーンでは「背中の筋肉があらわになって凄くセクシーでした。とてもかっこいいチョナンさんでした」。 イ・スヨンさん「映画とても面白かったです。私にとってのチョナンさんの韓国でのイメージは，コミカルなイメージだったので，『ホテルビーナス』も拝見するまではそんな雰囲気の映画だと思っていました。でも，観てみたら，とても考えさせられる映画で，あの世界観にも凄くはまってしまいました。劇中では，日本人の俳優さんも韓国語でお芝居されていて，韓国語の発音は難しくて有名なのに，本当に見事に感情を込めて演技していると思いました。チョナンさんは，元々韓国語がお上手でしたが，今回のシリアスな姿は，本当に格好良かったです。チョナンさんの役者としての魅力を堪能できて，凄く嬉しかったです。こんなに素晴らしい映画に，私の曲が使われて，とてもありがたい気持ちでいっぱいです。どこかで少しだけ使われるのかと思ってたんですが，それが本当に重要なシーンで使われていて凄く光栄に思いました」。 チョナンの手相を見るハン・ソッキュ氏。ハン・ソッキュ氏に会えると聞いて大喜びするチョナンの姿。初めてハン・ソッキュ氏に会えて緊張気味のチョナン・・・ ハン・ソッキュ氏からもメッセージ。「チョナンさん，こんにちは。『ホテルビーナス』韓国公開本当におめでとうございます。『ホテルビーナス』は，日韓の歴史の中でも重要な役割を持つ映画だと思います。私は，まだ次回作の撮影中で観れてないんですが，とにかく公開おめでとうございます。私の新作『スカーレットレター』も来年の３月には日本で公開されると思います。その時にまたお会いできるといいですね。『ホテルビーナス』，本当にご苦労さまでした」。 チョナン「みなさん，『ホテルビーナス』を観てくれてありがとうございました。僕は，今日本でドラマの撮影があるため，みなさんと会うことができず，すみませんでした。時間ができたら，必ず韓国に行きますので，その時はみんなで会いましょう。本当にありがとうございました。これからも応援して下さい」。  |
| 第２３回＜９月１７日＞ 「今日から撮影が始まりました。最高の天気です。いい街だなぁ」とチョナン。「ホテルビーナス」の撮影現場です。そのロケ地・ウラジオストクでの国際映画祭で，栄えある招待上映が行われました。映画を観た方の感想・・・ 男性「とても感動的な映画で，気に入りました。美しい映画だと思いました」 女性「ウラジオストクが全く違う街に見えました。でもこの街をこんな風に撮ってくれて嬉しいです」 女性「俳優の演技が最高でした。本当に素晴らしい映画だと思いました」 女性「映画を観た人全てが共感できる何かを見つけたと思います。感動して涙がこぼれた場面がいくつかありました」 そして先週，韓国での公開が始まりました。９月10日の公開初日には，韓国人キャストによる舞台挨拶が。 チョ・ウンジさん（ソーダ）「このように劇場まで来ていただき，ありがとうございます。是非，この映画を楽しんで下さい」。 イ・ジュンギ君（ボウイ）「本当にお越しいただいてありがとうございます。かなりこの映画は魅力的な映画だと思います。それは，韓国に対する情熱や敬意を持って作られた映画だからです。とにかく楽しんでいって下さい」。 コ・ドヒちゃん（サイ）は挨拶だけ。 パク・ジョンウさん（ガイ）「この映画は，世界的な映画祭で受賞を果たした，芸術的な作品です。そして日本の俳優陣が全てのセリフを韓国語で演じた苦労の結晶のような作品でもあります。是非，愛情を持って観ていただけたらと思います」。 チョナンからはメッセージが。イ・ジュンギ君が代読。 「本日は，こちらにお伺いできずすみません。この映画は，僕の韓国に対する思いを全て詰め込んだ映画です。ただ，この映画は無国籍という設定と，僕ら日本人にとっての韓国語の発音の難しさもあって，韓国の方々には受け入れてもらえないかも知れません。けれども，この映画は，ものすごく新しい可能性を秘めていると思います。この作品からみなさんが何かを感じ取っていただければ，とても嬉しく思います。これからも韓日の交流に少しでも役立てればと思い努力して参ります。みなさん，今日は本当にありがとうございました。チョナン・カンより」。 映画を観た方の感想・・・ 「ものすごく悲しくて，感動的でした」 「最後のシーンで泣いちゃいました。本当に感動しました」 「凄く個性的でした。モノクロに近い色合いもそうだし，ストーリー展開もそうだし，凄く独特で面白い映画でした」 「７月に日本でも観てきたんですが，今日ここで観たら，さらに感動的でした」 「剛の韓国語が完璧でしたね」 「チョナン・カンさんは，タップが上手だったんですか？（映画のために練習したと聞き）プロかと思うぐらい格好良かったですね」（男性） 「俳優達の演技や感情表現が最高でした」 「外国語である韓国語に，感情を載せると言うことが，ホントに見事にできていたと思います」 「演技も素晴らしかったし，韓国人として日本人がこういう映画を作ってくれたこと自体が嬉しいですね」 「韓国に対する愛がひしひしと伝わってきました。演技だけじゃなく本当に韓国のことを愛してくれている映画だと思いました」 韓国人キャストへのインタビュー。韓国公開を向かえての今の気持ちは・・・ パク・ジョンウさん「僕にとっても意義深い作品だったし，日本でも大ヒットしたということで，早く韓国公開して欲しいと思っていました。だからこのような日を迎えれて感無量です。多くの日本の方がこの映画で涙したと聞きましたが，感情は万国共通なので韓国の観客も『ホテルビーナス』を観て，温かい愛を感じたり，希望を抱いたり，何かしらの前向きな未来を掴んでくれると思います」「チョナン・カンさん，お元気ですか？チョナン・カンさんのタップダンスを懐かしく思います。今度日本に行ったときには，是非焼酎でも１杯やりましょう。本当にこの韓国公開は，チョナン・カンさんの努力の賜物だと思っています」。 コ・ドヒちゃん「韓国で公開されると言うことで，緊張していたんですが，みんなが拍手してくれたり，誉めてくれるので，とても嬉しいです。今までの出演作は，ちょっとしか出なくてからかわれたりしたけど，今回の『ホテルビーナス』では，たくさんお芝居できているんで，友達みんなに観てもらいたいです」「チョナン・カンさん，今日はお会いできると思ったのに，会えなくて凄く残念です。今度お会いするときには，また遊んで下さいね」。 イ・ジュンギ君「まず韓国で公開されたことをとても嬉しく思います。日本では，日本の方の反応が良かったと聞いたので，韓国でも凄く期待しています。それで，昨日からドキドキしてました。期待半分，緊張半分でしたね。今回，僕達がチョナン・カンさんの代わりに舞台挨拶をして，メッセージ代読もさせてもらったんですが，韓国の観客の期待値の高さに驚かされました。これなら韓国でもかなりいい結果が残せるんじゃないかなと思っています」。 チョ・ウンジさん「まず，本当に嬉しいです。それは，私達韓国の俳優にとっては，外国映画に出演しての凱旋上映になるわけだから，とても光栄なことで嬉しいし，とにかく多くの人がこの映画で感動してくれたらと思います」「チョナン・カンさん，お変わりはないですか？今度日本での活躍ぶりも拝見したいです。これからも，日韓交流のためにがんばってくださいね」。 「ホテルビーナス」ＤＶＤ特典＜キャストオフショット集＞より，チョナンがサイに歌を教えるシーン。 |
| 第２２回＜９月１０日＞ 扇子を片手にチョナン「みなさん，こんにちは・・・肉，食べてます？僕は，毎日食べてます・・・ところで『ホテルビーナス』が，ウラジオストク国際映画祭に招待されたんです。嬉しいなぁ」。 ちょうど１年前，「ホテルビーナス」がクランクインした，ウラジオストク。ウラジオストク国際映画祭で招待上映が行われました。チョナンはスケジュールの都合上，会場には行けませんでしたが，メッセージが届いていました。 ＜本日はそちらに伺うことができず，すみませんでした。「ホテルビーナス」を招待していただき，とても光栄です。この映画がモスクワ国際映画祭で受賞できたのも，この街の風景とストーリーが合っていたからだと思います。ウラジオストク，ありがとう。この街は，シベリア鉄道の出発地点でもあり終着地点でもありますが，この映画も，この街で始まりそして戻ってくることができ，とても嬉しく思っています。感謝を込めて。草なぎ剛＞ 上映後の感想。（全員女性） 「とても感動的で，日本らしいストーリーでした。映像もとても個性的でした」 「奥深くて，とても哲学的な映画だと思いました。この映画全てが良かったです。ありがとう」 「感動して泣きっぱなしでした。本当に良かったです。本物の映画だと思いました」 「私達のウラジオストクが，凄く美しく描かれていました。そしてそれに負けないくらい俳優の演技が魅力的でした」 「私は，今，難しい問題を抱えているんですが，この映画によって，何か救われたような気がします」 東京タワーが見える公園に立つチョナン。「みなさん，こんにちは。残暑厳しいですが，お元気にしています？韓国では，この夏，こんな物が大流行したそうです」と言うと「走れ！」と突然走り出します。走りながら「暑い！」。すると，マイクの装置がベルトから落ちてしまい「あっ」と立ち止まっていました。 韓国で流行った物の街頭インタビュー。この夏はやった物は・・・ 「WellBeing」：健康を考え，より良くいきる。有機野菜や無農薬野菜を食べる。急にテレビで使われだして流行った。 「花柄シャツ」：チョ・インソン氏をお手本に。 「イニシャルネックレス」：「セックス アンド ザ シティ」の主人公がしていて流行った。金で１万４千円，銀で４千円。 「32センチアイスクリーム」：明洞のお店が有名。ボリュームがあって100円。 ドラマ「パリの恋人」：視聴率50％。このドラマから流行った物も。 →ヒロインのキム・ジョンウンさんのファッション。セリフ「お嬢ちゃん行くぞ」 チョナン「もし，１ヶ月の休みがあったら，絶対韓国に短期留学しますね。日本でも最近，韓国語を習いはじめた方，多いですよね。そこで，今日は，韓国語語学留学マニュアルです・・・みなさん，福毛は抜かないで下さいね」。 気軽に語学留学するなら・・・ 「韓国語教育文化院」：30日以内なら授業料とパスポートのコピーのみでＯＫ。 「カナタ韓国語学院」：個人レッスンが可能。１日単位でもＯＫ。教材も希望が言える。１時間３千円。 「ホテルビーナス」ＤＶＤ特典映像。屋上の上でタップを踏むチョナン。 本日から，ＤＶＤ発売と同時に韓国での公開も始まった「ホテルビーナス」。来週は「ホテルビーナス」in韓国。 |
| 第２１回＜９月３日＞ 公園にいるチョナン「『ホテルビーナス』韓国公開まで，あと１週間になりました。うれしいなぁ」と言った後で「走れ！」と突如走り出します。 ある休日の韓国の映画館。ロビーで「ホテルビーナス」予告編が流れています。その予告編を見ての感想。今回は男性ばかり。 「すごくかっこいい映画だと思います。内容も良さそうだし。公開されたら,是非観てみたいです」 「映像が韓国映画と違って洗練されていて，公開日が来たら観にいきたいと思いますね」 「日本人ですよね，チョナン・カン？セリフが韓国語ですよね・・・全編韓国語なんですか。日本人が韓国語で話しているのでビックリしました。面白そうですね」。 そして，「殺人の追憶」「スキャンダル」を手がけてきた韓国大手映画配給会社・CJエンタテイメントのアンさん。「ホテルビーナス」の担当です。「ついに『ホテルビーナス』韓国公開まで１週間となりました。私はこの映画をはじめてみたとき，ホントに個性的な作品だと思いました。まず，全ての俳優が韓国語で演技している点に驚かされました。特に，日本人俳優の完璧な韓国語に感心させられました。そして，構成や内容面も凄く独特で，何かを考えさせる素晴らしい映画だと思いました。現在，韓国映画の宣伝方法としては，大げさで派手に表現された宣伝よりも，映画の内容を正直に観客に伝える方法がとられるようになってきています。だから『ホテルビーナス』も，映画自体が持つすばらしさをそのまま観客に伝えていきたいと思います。現在，ポスターや予告編を観た方からの問い合わせも殺到しています」。 韓国公開と日本でのＤＶＤ発売は９月10日。ちょうど１年前の９月10日，あの街で「ホテルビーナス」がクランクイン。その街からさらなる朗報が・・・。１年前の映像。ロケ中のチョナン。その朗報とは・・・来週行われる＜第２回ウラジオストク映画祭＞から出品要請が！・・・次週お楽しみに。 チョナンと日本に来ている韓国の方の対談。 １人目。イ・ジュウォンさん（34歳）女性。チョナン「最近一番うれしかったことは？」。イ・ジュウォンさん「学校の試験の時に，苦手の漢字テストで100点をとったことです」。「すごいですね」とチョナン。「逆に頭に来たことは？」。イ・ジュウォンさん「夏休みに入って，今まで足りなかった日本語の勉強をしようとしたとき，韓国のお母さんから電話がかかってきたんです。『お見合いをして。いい人いるから』って。その時勉強に集中しようと思っていたのに，完全に調子を狂わされました」。チョナンが「結婚したくないんですか？」と聞くと，結婚はしたいけれど自分のペースで進めたいという答え。「あんまり怒らないでください」とチョナン。 ２人目。キム・ハンゴルさん（33歳）男性。チョナン「日本に来た目的は何ですか」。作家の村上春樹さんが好きで，それがきっかけで日本文学自体に興味を持ち，日本で勉強をしようと思ったそうです。チョナン「最近，一番頭に来たことは何ですか？」。キム・ハンゴルさん「『冬のソナタ』の影響で，ペ・ヨンジュンが日本で凄い人気じゃないですか。特に主婦層に人気みたいなんですが。僕が思うには，ペ・ヨンジュンは，韓国でそんなに・・日本人が想像するほど人気はないのに，何で日本の主婦達は，あんなに熱狂しているのか，本当に僕には理解できないし，疑問に思っています」。 ３人目。ヤン・スンモさん。男性。チョナン「日本に来た目的は何ですか」。スポーツマーケティングを勉強するために来たそうです。子供の頃からスポーツが好きで，スポーツ選手になりたかったけれど，親が反対し普通の大学へ。でも「自分がやりたいことに正直にならないと」と思ったとか。チョナン「最近，一番頭に来たことは？」。ヤン・スンモさん「韓国で，ある男が，何の罪もない女性を21人も殺した事件があったんですが・・連続殺人事件だったんですが，あの事件ですね」。チョナンが「痛ましい事件ですよね」と言うと「痛ましいし，凄く頭に来ました」。 ４人目。イ・ヘリンさん（25歳）女性。チョナン「最近，一番頭に来たことは何ですか？」。日本で映画を初めて見に行ったとき，２時間以上前に行って並んでいたのに，結局いい席じゃなかった。韓国では全席指定が当たり前で，まだ日本の「並ぶ文化」にも慣れていなかったから頭に来たそうです。チョナン「どんな映画だったの？」。「『ホテルビーナス』でした。映画自体は最高でした」。「すみませんでした」とチョナンは謝っていました。 ５人目。チョン・ナレさん（22歳）女性。チョナン「日本に来た目的は？」。お母さんが，日本人と再婚したので，一緒に日本に来たそうです。チョナン「最近，一番頭に来たことは？」。昨日，お母さんに「部屋を綺麗にしなさい」と言われケンカしてまだ仲直りしていない。チョナン「掃除嫌いなの？・・・家も汚いよ」。そして「じゃ，一番うれしかったことは？」。チョン・ナレさん「ダイエットの成功です」。にがりダイエットで３キロ痩せたそうです。「おめでとう」とチョナン。「じゃあ，日本の男性については，どう思う？」。「かっこいいです」と言う答えに「韓国の男性より？」とチョナン。「はい」と言う答えに「ホントに？」と疑うチョナン。でも本当だそうです。「じゃあ，これからしっかり掃除してね」と対談終了。 チョナン「僕が最近一番頭に来たことは，新幹線に携帯を置き忘れたことです。逆にうれしかった事は，ドラマの撮影の時，田中邦衛さんに演技を誉められたことです」。ちょっと間をおいて「バカ野郎，バカ野郎・・・僕は，田中邦衛です」とモノマネ風。そのままへこむチョナン・・・（笑） |
| 第２０回＜８月２７日＞ ピートとジェレミーを相手に，韓国語講座。チョナンは，韓国語と英語を交えながら，チョンマルブックを片手に問題を出します。チョナン「I'm sorry」。２人「ミアネヨ」。チョナン「Are you OK?」。２人「ケンチャナヨ」。チョナン「I've got it」。２人は「アラセヨ・・アラッソヨ」と，今まで順調でしたがちょっとずつあやしくなってきます。チョナン「I'm kidding」。ジェレミー「ノンダミエヨ」と答え，ピートはわからず。チョナン「Are you hungry?」。２人「ペゴパヨ」。チョナン「I love you」。２人「サランヘヨ」。ちょっと危なくなってきたピートに「ピートがんばって」とチョナン。「がんばるよ」とピート。チョナン「How much is this?」。２人は出てこない。チョナンが「イゴ オルマエヨ」と教えてあげます。チョナン「One beer please」。２人は「メクチュ」は何とか言えてもその後が難しい。「メクチュ ハンビョンジュセヨ」とチョナン。次は「Where is the bathroom?」。２人はなかなか言えず，「オディエヨ」と言うところ「おだいえよ・・おだいば・・・」と言えない。チョナンは「お台場エヨ？」を大笑い。これがおかしくて，気に入った様子。一応「ファジャンシル オディエヨ」と教えますが，チョナンが「お台場アニエヨ（お台場じゃないよ）」等というので，余計に２人は混乱。チョナン「ピートは，『ホテルビーナス』にも出演したんだから，しっかりしてよ」と。「もう韓国語は忘れちゃった」と言うピート。チョナンが「じゃあ，これからも韓国語を勉強してよ」と言うと，「マジでその本が欲しいよ」とピートはチョンマルブックを指さします。最後にまたチョナンは「お台場，No」と笑っています。 扇子で扇ぎながら，冷たい飲み物を飲むチョナン。「みなさん，遂に，明日から慎吾の映画『NIN×NIN 忍者ハットリくん The Movie』が公開されます。楽しみですね。僕も少しだけ出させてもらってます。泣けて笑えて，凄く面白いらしいですよ」。 この放送の日・27日，お台場映画王で上映されました。その時の慎吾君の舞台挨拶の様子。 そして・・・同じく，チョナンも「ホテルビーナス」の上映の際，舞台挨拶をしていました。 千野アナ「受賞してから初めてお客さんの前で挨拶する機会だと思うんですけど，まず一言ご挨拶の方よろしくお願いします」。チョナンは，ちょっと間をおいてから「えー，みなさん，今日は，とてもお忙しい中，こんなにもたくさんの方が，お集まりいただきまして，まことにうれしいでござる」とちょっと，ハットリくん風。千野アナ「来月９月１０日には，ビデオリリースされますね。ＤＶＤには，特典映像が盛りだくさんだと聞いているんですけど，どんな内容でしょうか」。チョナンは「２枚組になっていまして・・・」と先を考えているのか，また間が。「まず，１枚は，今見たのが入っています」。会場大うけ（笑）「もう１枚の方には，今回，この役にあたって僕がですね，少し体を鍛えたりとか，そういう運動しているところとか。あと，他の出演者の方のですね，独占インタビューとか・・・結構深い部分まで，あの・・・インタビューしたところだったりとか。あと，今回モスクワに行った，向こうでの公式上映の模様だったりとか，モスクワの映像も入っているので・・・」。千野アナが「貴重ですね」と言うと「はい。そこら辺は貴重だと，僕も思います」とチョナン。「そこら辺は期待して下さい。みなさん」。 千野アナ「みなさん，是非ＤＶＤの方も映画と合わせてみていただきたいですね」。「はい」とチョナン。さらに。千野アナ「９月１０日と言うと，もう１つお知らせがあると聞いているんですけど」。チョナン「はい。９月１０日。この『ホテルビーナス』ＤＶＤがビデオリリースされる日にですね，韓国での上映が決まったでござる」。拍手が起こると，深々とおじぎをして「ありがとうございます」。千野アナ「やはりね，韓国で上映されるのはうれしいですよね」。チョナン「そうですね，元々，この『ホテルビーナス』の映画自体が，『チョナン・カン』と言う３年ぐらい前から始まった番組から，出発してできあがったものなので，その韓国で上映できるというのは，僕にとっても，とてもうれしことで・・・」と次の「ござる」が期待されますが，千野アナの方を見て「ございます」と（笑） 最後には「ありがとうでござる」と挨拶をして，手を振りながら去っていきました。 |
| 第１９回＜８月２０日＞ 「行きましょう」と廊下を歩き出すチョナン。そこは，六本木テレビ朝日の廊下。途中，タップを踏んで，とある部屋へ。仕事をする大沢君に「どう忙しい？」と話しかけるチョナン。大沢君は，「スマステ」の『セカイノニュース』の翻訳中。「やっぱり頭いいね」とチョナン。そしてこちらに気づき「あっ，アニョハセヨ。夏バテしてませんか？僕の友達の大沢君の職場を見学しに来たんです。ここはテレビ朝日。そう，僕も準レギュラーの『Smastation-3』のスタッフルームです」。もう１人働いていた小田さんにも話しかけます。小田さんは「先日のフジテレビとのクロス中継お疲れさまでした」と。チョナンも「みなさんこそ，お疲れさまでした」。小田さんは『スマクリニック』の担当で，今最終チェックをしているところだとか。チョナン「このコーナー大好きなんです・・・最終チェック，ホントに大事ですよ。視聴者からのクレームをうけないようしっかりチェックしてくださいね」。大沢君によると，小田さんは，テレビ朝日将棋クラブのエースだそうです。それを聞いたチョナンは「将棋かぁ。珍しいねぇ」。 「ところで，ドラマの撮影は順調ですか？」と大沢君。チョナンは「まぁなんとかね」と答えています。大沢君「陳さんという方は，韓国でも英雄で，とても有名な人です。若い頃は，戦争とか在日への差別で凄く苦労したらしいんですが，独学でバイオリン作りに没頭し，今では世界的にも超有名なんです。うちの母親も凄く楽しみにしているんで，体に気を付けてがんばってくださいね」。「ありがとう」とチョナン。そして「大沢君，ちょっと今，お腹がすいて来ちゃったんだけど」と唐突に（笑）すると大沢君は「ちょっとお待ちくださいね」と電話をかけます。お母さんにかけている様子。そして「小田さん，あとはお願いします」と大沢君は仕事を終わりにして，チョナンと一緒に出ていきます。歩きながらチョナンは「今日は，武居さんはどこなの？」と質問。「ゴルフに行っちゃっています」と大沢君。２人とも大笑い。 ２人が向かったのは，新大久保にある韓国料理店「韓味」。乾杯をする２人。大沢君「今日は遂に家まで来てもらっちゃいましたね」。「遂に来ちゃったね」とチョナン。「ずっとお待ちしていました」と大沢君。お母さんが料理を運んできたので，きちんと正座をしてご挨拶するチョナン。食事をしながら大沢君が話し始めます。「僕が初めて日本に来たのは，10歳の頃だったんです。当然，その時は日本語が全然話せませんでした。チョナンさんが，今一生懸命勉強されているように，僕も一生懸命日本語を勉強しました。でも，最初は凄く大変でした」。「でも，今ではもうほとんど完璧でしょ？」とチョナンが言うと，大沢君は「まだ全然日本語をマスターできたとは思ってません。まだまだ勉強中だと思っています。しかも，韓国語の方も学ぶ必要もあるので，両方勉強しないと」と。「じゃあ，僕も日本語の勉強のお手伝いするね」とチョナン。大沢君は「でも，もしあのまま韓国にずっといたら，僕は今頃軍隊にいたと思います。韓国の男子にとっては，義務じゃないですか。でも，軍隊に行く分，僕は日本で勉強をがんばったので，皆と違う経験ができたと思います。それにもしまだ韓国にいたとしたら，チョナンさんとも会えなかったですしね」。 チョナンは大沢君のお母さんに「キムチがとっても美味しいです・・・日本人客も多いですか？」と。日本人もたくさん来るそうです。チョナンが「僕の映画観ました？『ホテルビーナス』」と言うと「観ました。もちろん」とお母さん。美味しい料理を食べながら「僕は，また明日も来ますね」とチョナン。 所変わって。バーのカウンター(?)に座るチョナン。扇子を片手に「暑いなぁ」と。扇子は，誕生日プレゼントにスタッフが作ってくれたそうです。そこには韓国語で「暑い日が続いておりますが，お体に気を付けて」と書いてあります。「いいでしょう？・・ところで，みなさん"お台場冒険王"にはもう行かれましたか？すごいんです。いろんなイベントをやっているんです。その冒険王で『ホテルビーナス』が上映されるんです。慎吾の映画も，吾郎ちゃんの映画も，一緒にやるみたいです。詳しくは，27時間テレビにも出ていたこの方から・・・原田さん！」。 フジテレビ事業局の原田さんから。「フジテレビ史上最大とも言える規模で行われている今年の"お台場冒険王"・・・後半の目玉"お台場映画王"の最終日には，我らがチョナン・カン主演の『ホテルビーナス』，香取慎吾さん主演の『NIN×NIN忍者ハットリくんTHE MOVIE』，そして稲垣吾郎さん主演『笑の大学』，そんなＳＭＡＰ御３人の主演作が，立て続けに上映されます。好評につきそれぞれのチケットは完売させていただくことができましたが，この上映の模様は『チョナン・カン２』でもたっぷりとお届けさせていただきます」。 韓味の２人。大沢君「僕がテレビ朝日に入ったのは，ある夢があったからです。その夢というのは，韓国と日本，共同の大規模な番組を作ることなんです。大きな夢なんですが・・・」と。するとチョナンは「その主演は？」と尋ねます。「もちろん，チョナンさんです」。これを聞いて「やった！」と左手を上に上げ大喜び。大沢君「是非出演してください」。「いつか絶対ね」とチョナン。「早く実現したいですね。その時はよろしくお願いします」と大沢君。 「彼女とかいないの？」とチョナン。いるという答えに，チョナン「日本人なの？」。「日本人です」と大沢君。チョナンが「紹介してよ」と言うと「機会があれば是非，ご紹介します」と大沢君。そして「両親は，日本に来ても僕達をちゃんと育ててくれたので，僕も子供をちゃんと育てられる親になりたいですね」と。話を聞いていたチョナンは「それにしても，ホントにお母さんキレイだね」。 |
| 第１８回＜８月１３日＞ 2004年６月２７日。モスクワシェレメチェヴォン国際空港。受賞の知らせを聞いた直後のチョナンのメッセージ。 チョナン「と言うことで，今週の『チョナン・カン２』は，『ホテルビーナス』モスクワ国際映画祭受賞までの軌跡，後編です」。 2002年２月。森本レオさんとの対談で「韓国映画が好き」「韓国映画に出てみたい」と言うチョナン。2002年８月のラジオ番組でも，2002年１月韓国のいつもの屋外ステージでも，いろんな所で，そういい続けてきたチョナン。そんなチョナンの主演映画「ホテルビーナス」は，2004年３月６日公開になりました。舞台挨拶をするチョナン。映画を見た方々の感想・・・。その後，ロングランの御礼として，全国５都市１２劇場にて舞台挨拶。大阪・神戸・広島・福岡・・・。 チョナン「元々は，半年ぐらいでバトンタッチするような番組でして・・・こんな長く続くとは思っていませんでした。そして，当初から，番組が始まった当初から，韓国語を扱った映画をやりたいと言っていたので，３年前から映画を撮っている気持ちでしたので，今回この映画が完成したときは，ホントに舞い上がる気持ちでした。映画の場合は，一人一人，足を運んでもらわないと終わってしまうということで，ロングランが決定して，ホントに僕もうれしく思っています。みなさん，ホントにどうもありがとうございます」。 さらに。亀山氏から，モスクワ映画祭出品の報告が。 そして，モスクワ映画祭参加。記者会見・公式上映。そして公式上映後の観客の感想・・・・。 授賞式が行われ，「ホテルビーナス」の受賞が決定。その知らせを，空港で聞いたチョナン。「僕の一番の作品になっちゃうかもしれません。がんばろう，ホントに」。 審査委員長からの受賞理由コメント。 そんな「ホテルビーナス」のＤＶＤが９月１０日に発売されます。 チョナン「（日本語で）チョナン・カンを応援してくださっているファンの方，今まで３年半，応援してくださってありがとうございました。これからも，がんばっていきたいと思います。少しずつですが，何か，自分がやりたかったこととか，思っていたことが，形になってきたと思います。これも応援してくださっているファンの方，そしてスタッフのみなさんのおかげだと思います。これからもいつまでも見守っていただけるようなチョナン・カンでありたいと思います。（韓国語で）これからも日韓の交流のためにがんばります。（日本語で）一緒にこれからも，歩いてきましょう」。 空港で受賞を聞いた直後のチョナン。頭をかきながら「うれしいなぁ，やっぱりぃ〜」。同行スタッフ(?)に「あなたのおかげですよ」と言われ，グラスを差し出されると，「とんでもない」とうれしそうに乾杯するチョナン。 |
| 第１７回＜８月６日＞ 「ものすごい立派なトロフィーだと思います」とチョナン。モスクワ映画祭受賞報告記者会見での，チョナンのトロフィーについてのコメント。 受賞後，シネ・リーブス梅田＆池袋で期間限定・凱旋公開が行われ，その時の様子。たくさんの人が訪れています。「立見」の札も。見た方々の感想。男性のコメントもあります。 「凄い感動しました」 「凄い泣きました」 「凄い良かったです」「じっくりじんわり胸に来ましたね」 「あんな映画は見たことなかったから」「心に残りました」 「４回目です」「今日一番泣いたかも知れない」 「面白かったです」「じんと来ました」 「泣きました。泣かされるだろうなと思っていたんですけど，見事にはまって。チョナンの演技で泣いちゃいました」 「賞を取るだけのことはあって，心に響く物が残りました」 英語字幕での上映も。このときには，外国の方も見てくれたようで，その方々中心の感想・・・ 「とても美しい映画だと思いました。今まで観た中でも，一番印象的な作品でした。とても感動的で，凄くキレイでした」 「英語字幕ならではの良さみたいなのがあったような気がします」 「すごい気に入りました。特にタップダンスのシーンが格好良かったです」 「この映画を見たのは２回目なんですが，１回目の時よりもさらに好きになりました」 チョナン「ということで，今週の『チョナン・カン２』は，『ホテルビーナス』モスクワ国際映画祭授賞式までの軌跡，全編です」。 いろんな場面で「韓国の映画に出たい」と言い続けてきたチョナン。韓国でのCD発売時の会見でも，映画会社・シネカノンの方と話したときも，韓国のラジオ番組に出たときも，取材をうけたときも・・・。去年６月には，ノ・ムヒョン大統領に「全編韓国語の映画に出たい」と話していました。そしてついに・・・「ホテルビーナス」制作会見。「遂に念願だった全編韓国語の映画に参加できて本当にうれしいです」と挨拶するチョナン。 映画の撮影中。建物の入り口で，タップの指導を受けるチョナンの姿。細かい足の位置や角度まで指導されます。同じようにあの屋上でも。そして本番へ・・・。 筋トレに励むチョナン。高い台に足を乗せての腕立て伏せ。ダンベル。外の段差を使っての腕立て伏せ。スーツケースをダンベル代わりにしての筋トレ・・・・。 手紙を机の引き出しにしまうシーンの撮影。ビーナスカフェの前での乱闘シーン。何度も階段を転がり落ちるチョナン。手のひらの傷を手当してもらいながらの撮影。ジーパンにも穴があくほどの熱演。そしてクランクアップ。クランクアップ時の挨拶「まだ終わった感じがしなくて。ちょっと余韻に浸らないとホントに終わったんだなぁと言う気分にならないなぁ・・・というか，それだけちょっと没頭したというか，熱中できたんじゃないかなと思っています」。 今年２月。完成披露試写会。挨拶をするチョナン。上映が終わると，感無量という表情で拍手に応えています・・・。 次週。後編。 |
| 第１６回＜７月３０日＞ とあるロッカールームの通路から登場したチョナン「奇遇ですねぇ。ちょっとたまっているんで，来ちゃいました。今でも『ホテルビーナス』で鍛えた体維持しています」と，上半身裸です。「では，こちらです」と向かったのは・・・都内にある韓国式垢すりのお店。「初体験なんですが。今日はよろしくお願いします。かなりたまっちゃっていると思うんですが」と垢すりの担当の女性にご挨拶。「あまりでないかもしれないですよ」とおばちゃん。「ちょっと今緊張しています」とチョナン。お湯を全身にかけられると，大笑いしながら「気持ちいい・・・最高」と。クリームのような物を全身に塗られると「くすぐったい」。「今日から，僕も通うようにしますね」とチョナン。おばちゃんは「初めてだから，ほとんど出ませんねぇ」とチョナンの体をこすっています。「そんなにでないですか」とチョナン。「皮膚が綺麗ですね」と言われています。自分でも垢が出ないのがわかり「出ないですねぇ・・・出ないんで，ちょっと痛いです」。垢が出れば気持ちいいらしいのですが。 日本より湿度が低い韓国では，ほとんどの家庭がユニットバス。時々銭湯に行って，そこで垢すりをしてもらうのが一般的だそうです。 垢すりが終わり「今日はありがとうございました」とチョナン。マッサージを勧められますが「また今度」。部屋から出てくると「超すっきりしたぁ〜！」とバンザイ。「みなさんも，是非来てみてくださいね」と言って，その場を去っていきますが「ビールください」と言う声が。 レインボーブリッジが見えるテラスにいるチョナン。「僕は風を呼ぶ男なんです」。今回も風に吹かれています。「３年前，僕は初めて韓国のテレビドラマに出演しました。その時共演したこのお二人・・・」。当時の映像が流れます（「シュリ」のパロディー）。共演したのは，イ・ジェウンさんとチョ・インソン君。「あの時初々しかった彼が，何と今では韓国のトップスタアの１人なんです。僕のこと"兄貴"って言ってくれたの，覚えているかなぁ・・・電話番号，聞いとけばよかったなぁ」。 チョ・インソン君は，平均視聴率40%の人気ドラマ「バリの出来事」に主演し，韓国唯一の総合芸術賞百想芸術対象のテレビ部門最優秀演技賞を獲得。「がんばってねぇ〜」と海に向かって叫ぶチョナン。 韓国で大ヒットしているドラマの紹介。 「結婚したい女」：30代女性３人組を描いたドラマ。平均視聴率32%。 「火の鳥」：10年後に運命の最下位を果たした男女の物語。平均視聴率35%。 「サンヒョクよぉ〜」とセリフ(?)を言いながら１人芝居をするチョナン・・・。 |
| 第１５回＜７月２３日＞ モスクワのチョナン「今日は，僕の友達を紹介します」と。登場したのは，テレビ朝日新入社員の大沢君。「スマステ３」のＡＤさんです。チョナンは「フジテレビの番組だけど・・・」と言いながらも「まあ，いいか」。「ところで，モスクワに来て，もう３日たつんだけど，そろそろキムチとか韓国料理が恋しくならない？」。大沢君は「そろそろそんな頃だと思いまして，ちゃんと探しておきました。モスクワで一番美味しい韓国料理店を」と。それを聞いて「さすが『スマステ』ＡＤ君。仕事が早いね」とチョナンは感心。大沢君は「ちゃんとしないと，上司が厳しいんで」。「上司って，あの『スマクリニック』の人？」とチョナン。「あの人怖いんだ。僕には，ただの酒好きなおじさんにしか見えないけどなぁ」。 向かったお店は，モスクワ一の老舗韓国料理店「新羅レストラン」。人気のメニューは「プルコギ定食」（2,200円）。美味しいと言いながら食べる２人。チョナン「『スマステ』のロケは，順調？」。天気も良く，順調だそうです。「凄いところたくさん行けました」と大沢君。海外ロケは初めてだそうです。チョナンが「どうしてテレビ朝日に入ったの？」と質問すると，大沢君は「テレビに出てる人と直接話がしたかったんです」と。出身学校は，東大建築学科。「凄いねぇ・・・菊川怜ちゃんと同じじゃない」とチョナン。同じだけれど会ったことはないそうです。チョナン「だったら，菊川怜ちゃんに一言どうぞ」と。「是非，一度お話ししましょう。よろしくお願いします」と大沢君。するとチョナンも「僕もお話ししたいです」。「３人で話しましょう」と大沢君。 チョナンは「ところで『ホテルビーナス』見た？」と質問。昨日初めて見たという大沢君の感想は「最高に良かったです。色合いとか，雰囲気とか，音楽だとか。特にチョナン・カンさんの演技が最高でした」。「カムサハムニダ。僕の韓国語の発音どうだった？」とチョナン。大沢君に「完璧でした」と言われ「良かった」とチョナン。 大沢君「ところでチョナン・カンさん，大下アナが『ワイドスクランブル』用にインタビューしたいらしいんですが，大丈夫ですか？」と。「もちろん」と答えたチョナンは「大下さんは，恋人いるのかなぁ？・・・いるよねぇ。優しいし，かわいいし，性格もいいし，まじめだし・・・色白だし。それに，お酒，大好きだよね」。大沢君によると，昨日の夜もウォッカをたくさん飲んでいたようです。「やっぱり・・・僕も昨日，かなり飲んじゃった」とチョナン。「あまり無理しないでくださいね」と大沢君。 韓国期待の若手映画監督，キム・スヒョンさんと対談。キム・スヒョン監督の「So Cute」が，目す和国際映画祭メインコンペティション部門に出品されました。 チョナン「監督，モスクワは初めてですか？」。「初めてです」と監督。国際映画祭については「まず，モスクワの都市自体が，凄く雰囲気のある街なので，こういった経験は，これからの活動にも役立つと思います」と監督。チョナンは「今，どこに住んでいるんですか？」と質問すると，ソウルに住んでいるという答え。チョナンが「僕も良く・・・」と言いかけると「良く韓国で活動されていますよね」と監督。チョナン「僕は監督の作品をまだ拝見できていないんですが，監督の映画はどのような作品なんですか・」。「"境界"って言葉をご存じですか？枠の外にいる人々・・・アウトサイダー達の話です。ある女性に出会った家族が，自分の欲望や自分の想いを実現させるために奮闘する話です」。「僕も監督の作品を是非観させていただきます」とチョナンが言うと「光栄です」と監督。チョナン「今，日本では韓国のドラマや映画が大人気なんです」。「その話は韓国でも有名です」と監督。そのことについては「韓日で，文化が活発に交流されるようになってから，すでに何年もたち，今まさに文化交流が本物になりつつあるという，象徴のような現象だと思います」。チョナン「そんな中，僕の『ホテルビーナス』が韓国でも公開されるんです。９月上旬だと思うんですが，是非観てください」と宣伝。「必ず見ますね」と監督。「プログラムにある映画のストーリーを読んだら，凄く面白そうでした。いい映画みたいですね。映画祭では見られなかったけれど，とても期待しています」。「ありがとうございます」とチョナン。「今後，もし，機会があったら，一緒にお仕事させてください」。 お互い「ありがとうございました」と挨拶した後，チョナン「監督は，昨日何を食べましたか？」と。監督は，今日帰らなければならない人がいたので「遅くまでウォッカを飲んでいたんです。実は今へろへろなんです」。チョナンも「僕も昨晩，かなり飲んじゃいました。今もちょっと酔っている感じです。すみません」。 モスクワから帰ったチョナンは，新しい撮影に取りかかってます。スペシャルドラマ「海峡を渡るバイオリン」。チョナン「アニョハセヨ。お元気ですか？僕は今京都に来ています。そうです。新しいドラマの撮影中なんです。今回，僕は，韓国人役なんです。でも，幼い頃に日本に渡ってきた方なので，セリフにはちょっとしか韓国語がありません。みなさん，期待しててくださいね。今，休憩に入ったところです。これから，昼御飯を食べようと思います。みなさんもたくさん食べて夏バテしないでくださいね」。 |
| 第１４回＜７月１６日＞ 都内某所。モスクワ国際映画祭受賞報告記者会見。 亀山氏「なんどもいろんな媒体に，もうすでに出ておりますけども，正式に皆様にご報告したいと思います。モスクワ映画祭コンペティション部門パースペクティブ部門の最優秀作品賞ということで，受賞しました。どうもありがとうございました」。 トロフィーを手にしたチョナン「重いです・・・あのー，本物だって言う証明書もちゃんとついているんですよ。説明書みたいのがありまして。それもロシア語でよくわからないんですけども，僕の目で見て，きちんと確認しました。あのー・・・きちんと『ホテルビーナス』と言う・・・あのー，ちゃんと彫ってありますし・・・本当に賞いただけたんだなぁ〜と言う気持ちになります」。そして「一番うれしかったのは，年の召した方に，ものすごく顔が整っているねって言われたことが嬉しかったです。ロシアの方なんですけど，良かったなぁ〜と。それは思いました。それと，一緒に，僕も劇場でモスクワの方と一緒に『ホテルビーナス』を見たんですが，ホントに自分がグッとくるところが，きちんと向こうの方にも，あのー・・・グッときてたりとか，感情の流れが，ほとんど一緒だったので，あのー・・・それは僕自身も，あのー・・・自信につながっていくことになると思います・・・はい」。 続編の構想は・・・亀山氏「『ホテルビーナス２』と言うことよりも，このメンバーで撮りたいな，というのは正直，作品が上がったときに，タカハタ君の演出力の確かさっていうのはわかりましたし・・・剛のお芝居は，みなさんが一番よくご存じだと思うので。副賞にフィルム１万メートルもいただいたんで，次回作をどうしようかって話をぼちぼち進めてみたいなぁと思っております。『ビーナス』の２・・・チョナンは生きてますから，またそれは，それで・・・死んでないよね？」とチョナンに確認の上「生きていますんで，それはそれであるかも知れないですけど，やっぱり，さらに別な草なぎ剛を見せたいし，タカハタ監督の力も見せたいし，やっていきたいなと思ってますんで，ご期待ください。いずれにしても，このスタッフで作品は仕上げたいなと思っています」。 亀山氏から凱旋上映の報告。「本来，映画を受賞しますとですね，ニュースだけが飛び交って，もう１度その感激の中で，映画を見ていただくことはなかなかできないんですが，今回アスミックエースさんと松竹さんのご好意によりまして，東京はシネリーブル池袋，大阪はシネリーブル梅田という２館で，７月１７日から２３日，１週間限定で上映と言うことで，１週間期間限定凱旋公開というのが決定しました。本当にありがとうございます。やはりあのー，そういう世界的評価を得たという思いで，もう１回観ていただくと，作品の扱いも違うかなと思います」。 会見会場にお祝いに駆けつけてくれた人がいます。「お久しぶりです」とチョナンとタカハタ監督の前に現れたのは，ガイ・・・パク・ジョンウさんです。「ちょっとお祝いに」とわざわざ来てくれました。「さらに幸運を呼ぶプレゼントをお持ちしました」と紙バッグを手渡します。「ありがとうございます」とチョナン。パク・ジョンウさん「おめでとうございます」。チョナンは「もう１度是非共演しましょう」と。 他にはＶＴＲメッセージも。 コ・ドヒちゃん（サイ）「今回，私も出させていただいた『ホテルビーナス』が，モスクワで立派な賞をもらえて，本当にうれしいです。もし，また撮影の機会があれば，チョナン・カンさんと一緒にお仕事がしたいです。スタッフのみなさんともお会いしたいです」。 イ・ジュンギ君（ボウイ）「モスクワ国際映画祭での受賞，本当におめでとうございます。あのような素晴らしい映画が，国際映画祭で広く知られるようになって，しかも賞までいただいて，出演者の１人として，とても誇らしいし，最高にうれしいです。今，すごくスタッフのみなさんに会いたい気分です。９月の『ホテルビーナス』韓国公開の際には，是非チョナン・カンさんともトロフィーを肴に１杯やれたらいいなと思います。本当にこの度はおめでとうございます」。 チョ・ウンジさん（ソーダ）「本当に今回の『ホテルビーナス』のモスクワ国際映画祭での受賞のニュース，おめでとうございます。やはり，今回『ホテルビーナス』がモスクワで栄えある賞をいただいたことは，出演者の１人として，とても誇りに思います。そして，一緒にがんばってきたスタッフや共演者のみなさんとこのうれしい気持ちを分かち合いたいです。今度，韓国で公開されるときにも，きっと良い結果が出ると信じています」。 ポスターの前，トロフィーを片手に立つチョナン。「すごい重い」とトロフィーの重さを実感。「みなさん，こんにちは。パースペクティブ部門で最優秀賞をいただきました。で，今日はちょっとした秘密をお教えしちゃいますね」とポスターを指さすチョナン。「ほら，ここに，なんと，霊が写っているんです！霊が写っているんです！マジで，怖いです。霊がいるんです。内緒にしていたんです」と前にむき直そうとして，ポスターにぶつかりちょっと慌てるチョナン。しっかり前を向いて「みなさん，本当にありがとうございました。これからも韓国語をより一層がんばっていきます。今日は本当にありがとうございました」と。またポスターの方を向いて「霊が・・・本物の心霊が・・・みなさんも確認してみてくださいね。１度確認してみてください」。最後にまた「ありがとうございました」。 乾杯の音頭をとるチョナン「僕達の未来に乾杯！」。周りからちょっと笑いが・・・。 |
| 第１３回＜７月９日＞ ６月２５日。チョナンの到着を待つモスクワの空港。そこへ「ズトラスティヴィチェ」とやってきたチョナン。「とても大きな映画祭なので，参加できるだけでうれしいです」。ロシア映画に出演する計画はあるかと言う質問に「機会があったら」と日本語で答えた後，韓国語で「チャンスがあったら，どんな役でもやります」と。通訳の方は日本語だけのようで，韓国語の方も訳しているかどうかは不明・・・。「モスクワにやって参りました」とチョナン。 モスクワのニュース映像。男性の方が「モスクワをある映画スタアが訪れています」と伝えます。「日本の草なぎ剛さん，２９歳です。彼は俳優でもあり，ミュージシャンでもあります。では彼主演の『ホテルビーナス』を紹介しましょう」。映画の紹介として「上映最終日を飾る『ホテルビーナス』。哲学的なこの映画は，村上春樹の小説を思い起こさせるだろう。とある最果ての街に存在するホテルビーナス。そこには，心に傷を負った８人の住人達が暮らしている。ある者は，周囲からの愛や理解に飢え，ある者は孤独や憂鬱に苦しんでいる。日本のトップスタア，草なぎは，その中の主役だが，それは決して偶然などではない。確かに，彼は日本では信じられないほどの人気者だが，演技力でも観客を圧倒するだろう」。 黒のノースリーブ姿のチョナン。「今日はいい天気ですね。ちょっと暑いけど。みなさんはお元気ですか？僕は，今，モスクワに来ています。そうです。第26回モスクワ国際映画祭に来ているんです。最高です。と言うわけで，今週は，チョナンinモスクワスペシャルです。じゃあ，行きましょう」と歩き出すと「ビーナス，強いって何？」。 モスクワ２日目の６月２６日。チョナンは，世界各国のプレスが居並ぶ公式記者会見に臨みます。 記者会見。チョナン「このような大きな映画祭に，あの・・・自分が来れて，初めて国際的に，えー・・・意識したのかなと思います。何かコツコツと，えー・・・物を作っていると良いことがあるんだなぁ，と実感しております。ウラジオストクで撮影したというのを，みなさんご存じだと思うんですが，あの・・また是非ともモスクワの方で何か機会があって，撮影ができればいいなと思っています」。最後に「スパシーバ」。 記者会見終了後，チョナンにサインを求める記者が次々とやってきました。 公式上映。劇場には，チョナンには心強い２人・・・慎吾君と吾郎ちゃんの姿が。 「主演の草なぎ剛さんです」と紹介され登場したチョナン。舞台挨拶が始まりました。チョナン「どうも，アニョハセヨ。イルボン ペウミン チョナン・カンイムニダ（日本の俳優のチョナン・カンです）。日本の草なぎ剛です。えー・・・どうも，今日は，このような大きな映画祭に出品されることをとても光栄に思っています。えー・・・みなさん，えー・・・楽しみにご覧ください」。 上映終了直後。頬を伝わる涙をそっと拭う慎吾君。チョナンは，涙をこらえているような様子で，今にも涙が溢れ出そう。感無量の様子。会場からは，たくさんの拍手。ブラボーと言う声も。拍手に両手を挙げてうれしそうに応えるチョナン。 見た方の感想・・・「とても気に入りました。最高でした。人の内面を描いた優しい映画だと思いました」（男性）。「主演俳優の演技が素晴らしくて，まだ映画の感動から抜け切れていないんです」（女性）。「この日本映画にとても共感できて，感情というのは，万国共通だと改めて気づかされました」（女性）。 運命の６月２７日。授賞式。いよいよ発表です。ステージ場では男性が発表を。「第26回モスクワ国際映画祭パースペクティブ部門最優秀作品賞は，タカハタ秀太監督の『ホテルビーナス』です」。受賞を空港のバーで聞いたチョナン「あのー・・・最優秀作品賞をいただいたみたいで・・・・とても，えー・・・今聞いたばかりなので，何って言ったらいいかわからないんですけど，これもみなさんのおかげだと思います。えー・・あのー・・・また，これを機にがんばりたいと思います。ホントにどうもありがとうございました」。 パースペクティブ部門審査委員長，アレクセイ・ウチーチェリ氏のコメント。「あの映画は，参加作品の中で，最も独創的で，プロの職人としての技能が輝いていました。映像・音楽・編集がとても芸術的で，特に俳優の演技が最高でした。現代において，映画が観客の感情を揺り動かすと言うことは，非常に難しいことなのですが，この映画はそのことに成功した，驚くべき作品だと言えます」。 ７月某日。都内で受賞報告記者会見が行われました。真っ白な衣装に身を包んだチョナンとタカハタ監督・亀山氏が登場。 チョナン「みなさん，今日は，お忙しい中，こんなにもたくさんの方がお集まりいただけまして，まことにありがとうございます。えー・・・作品賞をいただきまして，とてもうれしく思っています。えー・・・モスクワで聞いたときは実感がわいてこなかったんですが，日本に帰ってきて，今日このようにみなさんに改めて，えー・・・伝えることによって，ものすごく，えー・・・今，うれしい気持ちを，えー，実感しております。えー・・・ホントにどうもありがとうございました・・・以上です」。 今日初めてトロフィーを見たのか？と言う質問に「いえ。タカハタ監督が，あの・・『どっちの料理ショー』の現場に持ってきて，見せてくれました」。見た感想は「ものすごい立派なトロフィーだなと思います。あのー・・・持った感じも重みがあるし」。すると「もってください」と言うリクエストが。持ってみた感想は「重いです」。 受賞を聞いて駆けつけたガイと談笑するチョナン。
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| 第１２回＜７月２日＞ モスクワ国際映画祭。パースペクティブ部門で公式上映を果たした「ホテルビーナス」。上映後，映画を見た方の感想。良かった，ツヨシが印象に残った，映画に哲学がある等々。 次週，チョナン・カンinモスクワ。 「プレゼントをお持ちしたんです」とチョナンは，カン・ジュギュ監督，ウォンビンさんにプレゼントを手渡します。１人分足りず「あともう１つは？」とちょっと焦るチョナン。実はウォンビンさんの物が重なっていました。チョンマルブックが入っていて「日本語もがんばって勉強します」とカン・ジュギュ監督。「がんばってください」とチョナン。対談が終わると「最後に写真を１枚良いですか？」と必死でお願いするチョナン。 先週に引き続き，カン・ジュギュ監督，ウォンビンさん，チャン・ドンゴンさんとの対談。 チョナン「監督は，９ヶ月にも及ぶ長い撮影期間で，とても苦労されたと思いますが，撮影中には何が一番の心の支えとなりましたか？」。監督は「一緒に仕事をした仲間です。というのは，スタッフや俳優の顔を見れば，力がわいてきたからです」と。長い道のりで，大変苦労しましたが「誰もが最後までこの映画に対する情熱を持ち続けてくれました」。しかも，この映画の撮影のために，自分たちの生活を捨てて，山奥の現場で働き続けてくれました。「だから，もし，良い作品にできなかった時には，私は一生自分を許せなかったと思います」。 「そうですか」とチョナン。そして「そんなカン・ジュギュ監督の演出というのは，どうでしたか？」と２人に質問。ウォンビンさんは「映画のできが物語る通り，すごく立派な方で，言葉では言い表せない位，本当に尊敬していて，信頼しています。そんな中でも特に感謝していることがあって。それは，俳優が準備してきた演技プランを，俳優が現場でトライしたとき，カン・ジュンギュ監督はそれを積極的に受け入れてくれ，俳優がのびのびと演技をできるように配慮してくれたことです。それは，ホントにありがたいと思います」。 「そうなんですか」とチョナン。「あと，劇中でシンテとジンソクの関係性が，本当の兄弟のように見えたんですが，お互いに・・・」と話し始めましたが，言葉に詰まったようで，日本語で「なにかホントの兄弟のように見えるように，２人で心掛けたことがありますか？」と質問。チャン・ドンゴンさんは「整形手術を同じ病院でしました・・・冗談です」。「うそをつかないでくださいよぉ」とチョナン。チャン・ドンゴンさんは「当たり前のことなんですが，兄弟役は似ているべきで，今回キャスティングは，監督がしてくれたんですが，どこかしら僕達２人に似ている部分を感じ取って，兄弟客にキャスティングしてくれたんだと思います。それと，どうしてもこの映画は，撮影後に帰宅をしてまた翌日現場に通う・・と言ったことができない地方での撮影であったため，撮影が終わったら毎日同じ宿舎で，一緒に食事をして・・・１年間そんな生活を繰り返していたので，自然と仲良くなり，兄弟であるかのような雰囲気が出てきたんだと思います。特別な工夫など必要ありませんでした」。 チョナンが「僕も，今，日本で俳優をやっているんです」と言うと，「勿論知っています」とチャン・ドンゴンさん。「ありがとうございます」と言った後で「質問があります。演技をするとき，いつも心掛けていることは何ですか？」。チャン・ドンゴンさんは「私が特に疲れたときなどに，心掛けていることなんですが・・・例えば，今回のような『ブラザーフッド』のような超大作では，撮影中，息苦しくなるときがあるんです。そして，ある瞬間には逃げ出したくなることすらあるんです。そんなとき，心を奮い立たせるために考えるのは，公開初日，映画を初めて観客に見てもらう日のことです。その日のことを考えれば，弱くなった心をちょっと奮い立たせることができます。公開初日の映画館で，観客と一緒に映画を見るときのそんな緊張感を想像してみれば，『今，私が手を抜いたらいけない』と自覚できるんです」。ウォンビンさんは「僕の場合は，今回のこの映画は，200人を越えるスタッフがいて，しかも１カットの為に全力を尽くしてくれていて，自分でも気合いが入っていたんですが，難しい芝居にぶつかったときや，ドンゴンさんの言った逃げ出したいような時には，自分が初めて演技したときのことを思い出してました。初めての時は，演技自体がしたかったし，演技がうまくなりたいという気持ちが本当に強かったんです。だから，現場での重圧に負けそうになったときは，初心に返ってその時の自分自身を思い出すようにして，『あの時の自分は強かった』と繰り返し考え，"初心忘れるべからず"を心掛けていました」。「なるほど。勉強になりますね」とチョナン。 チョナン「ところで，監督は，日本の俳優を使って映画を撮る予定はありませんか？」と質問。監督は「これからは，韓国・中国・日本が中心となる，グローバルな大作をたくさん撮っていくつもりです。私が今企画している次回作では，国際的な俳優達を共演させようとしているので，日本の俳優も大歓迎です」。「機会があれば，僕も使ってください」とチョナン。監督は「わかりました」と。「良かった」とチョナン。「ちなみに，今年の９月に，韓国でも僕の映画『ホテルビーナス』が公開されるんです。お時間がありましたら，是非ご覧ください」。すると３人とも「必ず観ます」と言ってくれました。「よろしくお願いします」とチョナン。「いつの日か，国境を越えてアジアを代表するような映画を一緒に作れたらと思います・・・今日は，本当にありがとうございました」。 対談を終えて。部屋から出てきたチョナン「あぁ〜，超かっこよかったなぁ〜・・・最高でした。今日から，やっぱり，僕，韓国語をより一層がんばっていきたいと思います」と宣言。「後で，あの写真，もらえるのかなぁ・・・一緒に写真撮っちゃいました」とうれしそう。 モスクワ映画祭。公式上映後，拍手に応えるチョナンの姿・・・。 |
| 第１１回＜６月２５日＞ 「カンジャン コンジャン コンジャンジャウン カンコンジャンジャンイゴ テンジャンコンジャン コンジャンジャウン コンコンジャンジャンイムニダ（醤油工場の工場長はカン工場長で，味噌工場の工場長はコン工場長です）」と早口言葉を言った後「口が固いなぁ。チョナン，大丈夫か」と自分に問いただすチョナン。「今から僕はすごい有名人に会いに言ってきます。みなさん，応援してください。がんばります」とある部屋へ向かいます。ドアを開けながら「大丈夫かぁ〜」とちょっと不安そう(?) チョナンが入っていった部屋にいたのは，カン・ジュギュ監督，チャン・ドンゴンさん，ウォンビンさんの３人。座っている３人に合わせて，姿勢を低くしたまま挨拶をしながら握手をしていきます。チョナンが「お待たせしてすみませんでした」と言うと「どういたしまして」とチャン・ドンゴンさん。カン監督が「韓国語上手だね」と言ってくださり，チャン・ドンゴンさんも「上手ですよね」と。チョナンは「まだまだ勉強中です」と言い「とにかく，今，緊張しています。体中がカチンコチンです」と体を動かしています。 チョナン「今日は，聞きたいことがたくさんあるんです」と。まずカン監督に。「『ブラザーフッド』がもうすぐ日本で公開されます。今のお気持ちはいかがですか？」。カン監督「私にとって，非常に大きな意味を持っています」と。４年前「シュリ」が公開されたとき，日本では好意的に受け入れられたので，それが逆に重荷になっていたとか。「プレッシャーでした。だからこの映画が，日本のみなさん，特に当時『シュリ』を観てくれた人たちに失望を与えることなく，期待に応えることができればと願っています」。続いて「お二人は，今，どんなお気持ちですか？」とチョナン。チャン・ドンゴンさんは「僕の出演作が日本で公開されるのは，これで３作目なんですが，今まで公開されたどの作品よりも，この映画は日本で気に入られるような気がします。日本で多くの方がこの映画を見て，韓国の観客が感じたような素晴らしい感動を味わって欲しいと思います」。ウォンビンさんは「僕は，１年かけて撮影したこの映画が，韓国で公開されたときは，正直，撮影中の苦労もあって，どんな評価をされるのか，すごく気になっていたんですけど，韓国での評判はとても良く，そんな緊張はすぐ解消されました。今回，日本でまた公開されるので，あのときと同じような緊張感がよみがえってきて，日本での評判が今気になっています」。「でも，僕は，とても期待できると思いますよ」とチョナン。 チョナン「監督は，この映画のために，朝鮮戦争についてすごくお調べになったと聞きましたが，映画が完成した今，どのように変わりましたか？」。この質問に対してカン監督は「映画を撮る前と撮った後ではなく，撮っている過程で，見方が変わったんです。それは，この映画を撮る前は，朝鮮戦争はただの"知識"でしかなかったんですが，この映画を準備した頃から，とても他人事ではすまない内面に深く関わってくることとなりました。そして，戦争が持つ暴力性・非人間性など，いろいろなことがよくわかってきて，戦争に対する見方自体が変わったんです」。 チョナン「僕にとって，すごく印象的だったのは，戦闘シーンでした。カン監督の前作『シュリ』の時もそう感じたんですが，その時よりももっと『ブラザーフッド』の戦闘シーンは本当に真に迫っていて，驚きました。戦闘シーンで特に心掛けていたことは何ですか？」。カン監督は「私が好きなスピルバーグ監督の初期のキャッチコピーが"ノンストップスーパーアクション"。私は，彼の映画が幼い頃から大好きで，彼のアクションの連続性は，私の今回の作品のアクションシーンにも多分に見られると思います。そんな"連続性"を心掛けてました」。チョナン「では，チャン・ドンゴンさんが戦闘シーンで一番苦労した点はどこですか？」。チャン・ドンゴンさん「たとえ戦闘シーンだと言っても，感情を表現しなければならない場面がたくさんあります。にもかかわらず，現場では，爆破位置などにも気を使わなければなりません。今回の戦闘シーンでは，特にそれらを両立させることが大変でした」。「でも彼のセリフは完璧でした」とカン監督。続いてチョナンは「ウォンビンさんはどうでした？」と質問。ウォンビンさん「戦闘シーンで苦労した所は，最後の場面で，ドンゴンさんを助け出しに行くシーンで，感情表現をしつつも肉弾戦をせねばならず，そこが僕にとって一番苦労したシーンでした。泥で相手の顔もわからないような状態で，ライフルには剣を付けているし，近くでは爆破しているし。それもすごく狭い塹壕のシーンで。誰かをケガさせてしまわないか，常に緊張していました」。「そうだったんですね」とチョナン。 話が変わり，「お二人は，日本の女性については，どう思いますか？」とチョナン。チャン・ドンゴンさんは「本当に日本の女性は親切で，優しいと思います。イメージ自体もそうなんですが，実際に会って話をしてみると，まさにその通りで，親切さとか奥ゆかしさを身につけていて，話をしているとすごく癒されますね」。ウォンビンさんは「僕もそう思います。以前『フレンズ』と言うドラマの時に，日本の方と一緒に撮影をしましたが，とても親切にしていただいて，しかも女性だけでなく，ほとんどの日本のみなさんからそのような温かさを感じることができました」。チョナンが「監督は？」と聞くと，「私なんかには聞かないでくださいよ」とカン監督。みんな笑っていました。 この対談の模様は次週も放送予定。 |
| 第１０回＜６月１８日＞ 今回はいろいろな人とお話を。 まずはフジテレビ解説委員・増田さんと。チョナンが「昔アナウンサーだったんですよね」と言うと「そうです。若いときですけどね。そのころは日本語の方が上手だったんですが，今は日本語より韓国語の方が得意です」と言う増田さんは，流暢な韓国語で話しています。チョナン「韓国における日本文化開放政策の最新情報をお聞かせください」と。増田さんは「今，本当に待たれている第５次日本文化開放政策が，これで最後だと思うんですが，早ければ来年に行われると思います」。 ９８年から段階的に日本文化開放政策が行われてきました。今年の１月には，遂に日本語のCDの販売も解禁。現在は，最後となるバラエティ番組と劇場用アニメの開放が待たれています。 「チョナン・カンさんも2002年のワールドカップを覚えていますよね？」と増田さん。チョナンが「もちろん」と答えると，増田さんは「あの年が日本と韓国の国民交流年だったんです。それでまたそのような機会を作るため，日本と韓国の両国が来年2005年を日韓友情の年として，現在様々な交流を計画しているんです」と説明。韓国側の友情大使は，「冬のソナタ」で有名になったチェ・ジウさん。「だから，チョナン・カンさんの『ホテルビーナス』も，１日も早く韓国で公開を果たして，日韓の文化交流に貢献して欲しいと思います」と増田さん。チョナンは「なるほど。だんだんいい雰囲気になってきてるんですね」と。「楽しみですよね」と増田さん。 「つかぬ事をお伺いしますが，ソウルに住んだことがあるんですか？」とチョナン。増田さんは，ソウルオリンピックが行われた前後，85年〜89年の４年間，家族と一緒に住んでいたそうです。ソウル特別市の漢江のすぐそばだったとか。チョナン「失礼ですが，マンションのお家賃は？」と質問。今で言えば，100万ウォン，日本円で言えば10万円ぐらいだそうです。チョナンは「その家賃は，フジテレビが出してくれたんですか？」とさらにつっこんだ質問を。「もちろんです。なぜなら，そこは社宅扱いでしたから」と増田さんが答えると「いいなぁ」とうらやましがっています。チョナンは「僕も，いつかは韓国に住んでみたいんで，参考になりました」と。「今日は本当にためになる話をしていただいて，ありがとうございました」とチョナン。増田さんは「じゃあ，来年を楽しみに待ちながら，これからもが張っていきましょう」。チョナンが「今度お時間があったら，韓国語も教えてください」とお願いすると「いつでも喜んで」と増田さん。 次は，「ホテルビーナス」で「デスペラード」を歌ってくれたKOKIAさんと。彼女とは，完成披露試写のパーティー以来だとか。 「ホントにありがとうね，あのシーンで歌ってくれて」とチョナン。「最初に映画音楽の話を依頼されてどうだった？」。「映画音楽にはとても興味があったので，お話をいただいたときは，とてもうれしかったです」とKOKIAさん。しかも「デスペラード」は，KOKIAさんのお気に入りの１曲で「イーグルスをカバーするっていうのはちょっとおそれ多い気もしましたが・・・」。「イーグルスよりよかったんじゃない？」とチョナンが言うと「いえいえ，とんでもないです」とKOKIAさん。 チョナンは「映画自体はどうだった？正直に言って」と映画の感想を聞きます。「青の世界に繰り広げられる洗練された映像美と音楽により，どんどん物語の世界に引き込まれていきました。すごく良かったです」とKOKIAさん。「ありがとう。KOKIAのおかげだよ」とチョナンがお礼を言うと「いえいえ，こちらこそありがとうございました。あんな重要な場面で使われるとは思ってもいなくて」とKOKIAさん。チョナンが「KOKIA」の意味を尋ねると，本名が「アキコ」でそれをただ逆にしただけという答えが。「そうだったんだ。吾郎ちゃんが気にしてたから」とチョナン。KOKIAさんが新曲「so much love for you」を紹介。教えてもらったフレーズを歌ってみるチョナン（体を左右に振りながらちょっとかわいい）。 恒例のK-POPランキング。 第３位 「夜想曲」（紫雨林のボーカル キム・ユンアのソロ曲） 第２位 「そこに立って」（パク・ヒョシン） 第１位 「ディスコ王」（コヨーテ） 最後に・・・「今日は，ここ新大久保で有名なニューカマーのこの方をお招きしました」とチョナン。紹介されたのは，イ・クァンサンさん。チョナンが新大久保の魅力を尋ねると，イ・クァンサンさんは「韓国家庭料理の専門店のうちのオムニ食堂や荘苑カルビ，東海刺身，新宿飯店などの韓国料理の名店や，韓国プラザ書店，韓国広場スーパー，美容室，サウナなど，ここに来れば，日本にいながら韓国旅行気分を満喫できます。ぜひ来てみてほしいですね」と。「では，御案内ください・・・今，すごく腹ぺこなんです」とチョナンとイ・クァンサンさんは新大久保の街を歩き出しました。 |
| 第９回＜６月１１日＞ 映画館のような座席に座るチョナンと亀山氏。亀山氏は日本語，チョナンは時々韓国語を交えながら，日本語で話しています。 チョナン「今日はフジテレビで初めて僕をドラマに起用してくれた亀山氏から，みなさんにとっておきのお知らせがあります。じゃあ，お願いします」と。亀山氏は自己紹介を韓国語で。「韓国語上手になりましたね」と韓国語で言ったチョナン，亀山氏がわからないようだとわかると「だんだんうまくなってきました」と日本語で。「２回目ですから，亀山さんは」。亀山氏は「やっぱりダメ。剛がすごいと思った」。「とんでもないです」とチョナン。亀山氏は，韓国大使と話すチョナンを見て，尊敬したそうです。「徐々に，徐々に，この番組で勉強してきたので」とチョナン。亀山氏は「文化使節だよね。日本の宝」と誉めてくれます。「ありがたいお言葉です」と恐縮しているチョナン。亀山氏「外交を一手に引き受けている。しかも，一番近くて遠い国だった韓国だからすごいと思うよ」と。チョナンが「この枠で，なんとか・・・めざせ『タモリ倶楽部』なんで」と言うと，亀山氏は大笑い。 亀山氏は「１回，映画を作りたいと言っていて・・・編成の時でしたっけ？まだほっぺた真っ赤の頃のチョナン・カンの頃に，やったじゃない」と思い出します。その時のＶＴＲが。それは２年半前になります。亀山氏の元を訪れたチョナンは，アクション映画を作りたいから，完成したらフジテレビで放送して欲しいと，亀山氏にＯＫをもらいに来たのでした。「まさか作ることにならないだろうなって思ったら，ホントにできちゃうから」と亀山氏。チョナンは「ちょっとずつ現実になって」と。そしてまた「今回は重大発表があるんですね」と亀山氏に。 いよいよ亀山氏から重大発表が。「『ホテルビーナス』。いろいろみなさんのご支援のおかげで，いろいろありがとうございます。素晴らしい成績で・・・あの，監督の趣味で白黒にまでしてしまったんですが，そんな映画がですね，素晴らしいヒットになりまして。それだけでもうれしいのに，なんとモスクワ映画祭に出品が決まりまして。これはすごいことだと思います。何の前触れもなく，向こうから来てほしいと。芸術性とか文化性が認められたし，当然剛のお芝居も認められたと思う」。モスクワ映画祭とは，世界各国から28作品が集まる，世界四大映画祭の１つ。亀山氏「すごいよね」。「ホントに，どうも，カムサハムニダ・・・ありがとうございます」とチョナン。亀山氏が「６月中旬以降だよね」と言うと，「モスクワには赤い絨毯がありますかね？」とチョナン。亀山氏は「あるんじゃないかなぁ。だいたい赤の広場って言うのがあるくらいだから」と。でもモスクワ映画祭は「青の絨毯」で有名なんだそうです。＜青い絨毯を歩くチョナン・カンの姿をお楽しみに＞ 亀山氏は「映画祭としては，モスクワはあんまり知られてないけれども，実は伝統があってかなり大きい」と。そして「楽しみですよね。世界にね，どんどん日本映画が認められていって欲しいし。そんな中では，ホントに大活躍で。僕らも作ってて胸張っていけるし，鼻が高いです。どうもありがとうございます」と。「僕の方こそ，今日はいろいろとありがとうございました」とチョナン。亀山氏は「ともかく，これから行って，この番組でもどんどんモスクワ追っかけて，放送していくと思うので，みなさん楽しみに。また逐一，報告をいろんな番組で，これに限らず，入れていきたいと思いますけど，剛の・・・チョナン・カンか。チョナン・カンのモスクワ凱旋をどうぞ楽しみに」と。チョナンが「みなさんご期待ください」と言っていると，ふと気づいた亀山氏「凱旋じゃないなぁ」。そう「凱旋」は帰ってからのこと（笑） チョナン「それはそうと，僕の次回作はいつですか？」と質問。すると亀山氏は「すぐでしょう。比較的」とうれしい言葉を。「ホントに？」と驚いているチョナン。亀山氏が「だいたいどういうのがやりたいの？」と言われると「何でも大丈夫です」とチョナン。 亀山氏「『黄泉がえり』もそうだったし，『ホテルビーナス』もそうだったし・・・やっぱり映画館で見てて，泣けるのよ，剛って。なんでだろう・・・人間が寂しい？」と。「そんなこと無いですけど」と答えるチョナン。亀山氏は「すごく癒されてね。泣かされるの」と。「みなさんがいい役を考えてくれるので」と謙遜するチョナン。亀山氏は「ドラマもそうだよね。ここんとこ，ホント，剛に泣かされる」と続けます。チョナンは「いい役をいただいているので，これからもがんばっていきます」と。亀山氏「今，何となしに，愛する人がもし死んだだらとか，それを乗り越えられるかとか，そういうのが恋愛ドラマのテーマになっているでしょ。でも，元々そのブームというか，それに火を付けたのって『僕生き』だからね。・・・ある種，恋愛に生死っていうのかな，生とかっていうのがブームって言ったら失礼かも知れないけど，１つの流れになっているのは『僕生き』前には無かったでしょ。ホント『僕生き』だと思う」。「お褒めいただきありがとうございます」とチョナン。「今日はいい話をたくさんありがとうございました」。 恒例の韓国最新映画情報。 「犯罪の再構成」：５人の詐欺師が５億円の略奪を企てるコメディ。 「孝子洞の理髪師」：突然大統領の理髪師に任命されたとある男の物語。 亀山氏に「ロシア語覚えなきゃ」と言われたチョナン「スパシーバ！」と叫んでいました。 |
| 第８回＜６月４日＞ 今回は，日本にいる韓国人の方々にインタビュー。「日本では何をしているのか」「日本には学ぶべきことがあるか」と言うことを中心に聞いていきます。 男性（28歳）：チョナン「日本では何をしているんですか？」。「大学でグラフィックデザインを先攻しています」。「日本には学ぶべきことがありますか？」。「たくさんありますよ。自分の専攻分野はもちろん，日本人の友達と話してみても，常にそれまで知らなかった日本の様々な新しい部分に気づかされるんです」。チョナン「最近，日本のニュースを見て，何か思う所ありますか？」。「最近，イラク関連のニュースが多いんですが，やはり見る度に悲しくなっていきますね」。「ですよね」とチョナン。「今日はありがとうございました」とご挨拶した後「友達にもよろしくね」とチョナン。 女性：チョナン「日本では何をしているんですか？」。「留学生の雑誌の編集デザインをしています」。チョナン「日本には学ぶべきことがありますか？」。「私は日本の会社に勤めているんですが，日本の会社の構造は，韓国とは少し違い，より組織的なんです。だから，そんな所も学ぶべき所だと思います」。チョナン「日本の男についてどう思いますか？」。「みんな，日本の男と韓国の男は違うと言っていますが，私個人的には，男はみんな同じだと思います」。「そっかぁ〜」とチョナン。 男性：チョナン「日本では何をしているんですか？」。「僕は音楽ビジネスプロデューサーになるために，今勉強しています」。チョナン「日本には学ぶべきことがありますか？」。「そうですね。僕は日本で生まれたので，何とも言い難いんですが・・・でも，僕は数ヶ月前まで中国に留学していて，その時に客観的に日本を見て，やっぱり日本の特に若者達は，もっと危機感を持って生きていかないといけないなと思いました」。 女性：チョナン「日本では何をしているんですか？」。「ヘアーメイク科の３年生です」。チョナン「面白いですか」。「自分のやりたかったことなので，今がんばっています」。チョナン「日本には学ぶべきことがありますか？」。「日本のメイクの方がかわいいと思います。特にブラシ使いなどを勉強したくて，思い切って日本まで来てみたんです。でも，意外と通じる所もあり，安心しているんです」。「僕のヘアスタイルどう？」とチョナン。「かっこいいです，とても」。チョナン「友達にもよろしくね」。 女性：チョナンよりずっと背が高い彼女を見て，チョナン「背が高いですね。昔の僕の彼女に似ていますね」。懐かしいトンバンと一緒の映像が流れました。チョナン「日本では何をしているんですか？」。「ワインバーとレストランを経営しようと計画中です」。チョナン「どちらで？」。「韓国と日本で」。チョナン「日本には学ぶべきことがありますか？」。「私は日本でずっと育ってきたので，特に考えたことはなかったんですが，韓国より日本の方がマナーがいいと思います。たとえば，列にちゃんと並んだり，街が綺麗だったり。そう思います。性格もちょっと韓国人の方がキツイかもしれません。日本人を見習うべきだと思います」。 男性（18歳）：「かっこいいね」とチョナン。「日本では何をしているんですか？」。「バンド活動をやってます。ロックバンドをやっています」。「どんな歌が好きなの？」とチョナン。「日本の唄が大好きで，X-JAPANとか」。「ロック・・・そっか」とチョナン。「最近のニュースを見てて，何か思うところある？」と質問。「興味が無くてあまり見てないです」。チョナン「日本語はどう？」。「今勉強中なんですが・・・」。「勉強始めてどれぐらい？」とチョナン。「２ヶ月です・・・面白いです」。チョナンは「お互いにがんばって勉強しようね」と。そして「ニュースも見てね。『スマステーション』・・・あそこで放送しているんだよ」とビルを指さしていました。 女性：チョナン「日本では何をしているんですか？」。「会計士です。日本ではファンド管理会計士をしています」。「面白いですか」とチョナン。「面白いです」。チョナン「日本には学ぶべきことがありますか？」。「日本の金融市場について，学びたいと思っています。日本はやはりアジアで一番の経済大国なので，資本市場の規模も大きいし。それに，韓国の金融市場と似たような点もたくさんあって，学ぶべき所が多いと思います」。チョナン「最近ニュースを見てて，何か思うところはありますか？」。「最近のニュースと言えば，やはり小泉総理が北朝鮮を訪問したことなんですが，被害者のご家族を含めて多くの人が，小泉総理の訪朝の成果が期待値以下だったとすごく失望しているようですよね。でも他の国と違って，北朝鮮との会談や交渉は少し難しいところも多く，まだ確執も多く，その点は少し考慮してあげないといけないと思います」。 インタビューを終えて。「みんな夢を持っているんですね。僕も夢に向かって全力で走っていきます。ファイティング！（がんばります）」。 テラスから，とあるビルを見て「すますてーしょーん！」と叫んでます。 韓国映画「シルミド」に出演したソル・ギョング氏のインタビュー（チョナンはいません）。 「『シルミド』と言う映画は，韓国では1200万人もの観客に愛された映画で，日本でも気に入ってもらえると幸いです。ぜひこの映画を見て共感していただいて，何かを感じてもらえたらと思います。劇場へ是非」。 チョナン・カンという名前は・・・「知っていますよ。韓国映画をすごく愛していると聞きました。大変うれしいです」。全編韓国語の日本映画が韓国でも上映されることについては・・・「個人的にすごく興味がありますね。きっと韓国の観客もすごく興味を持つと思います。是非見に行きたいですね」。 |
| 第７回＜５月２８日＞ 「今日は，『ホテルビーナス』の劇中音楽でお世話になったあの方に会いに来ました。ちょっと緊張しています」とチョナンは，レコーディングスタジオ(?)へ。今回は，2003年MBC10大歌手歌謡祭で最高人気歌手賞に選ばれたこともあるイ・スヨンさんにお会いしました。 ご挨拶＆自己紹介。チョナン「今日はお会いできて本当にうれしいです」。イ・スヨンさんも「こちらこそうれしいです。韓国でも有名ですよ」と。チョナンが「本当に？」と言うと，ちょっと歌って（歌詞は？？でしたが）「私の周りの歌手達もはまっていて，ファンが多いんですよ」と言うイ・スヨンさん。「ホテルビーナス」は，まだ見ていないそうですが「必ず映画館で見るつもりです」。チョナンが「今度韓国でも公開されるんです」と言うと「公開されたら，コッコッ（是非是非）見ますね」。「コギヨ（是非ね）」とちょっと首を傾げるチョナン。そして「『RARARA』と言う名曲を劇中に提供してくれてありがとうございます」とお礼を。するとイ・スヨンさんは「私の方こそ感謝しています」。イ・スヨンさんは，これから日本でも活動する予定で，その先駆けとして映画で使われて「本当に感謝していますし，映画のお役に立ててうれしいです」。チョナンは「僕はあの歌を試写の時に初めて聞いて，すごく感動しました。そのシーンにぴったりだったんです。最高でした。ＳＭＡＰメンバーの香取慎吾もこの歌が大好きなんです」と。「これからも一生懸命歌いますね」とイ・スヨンさん。 チョナンがどんな気持ちでこの歌を歌ったのか尋ねると，「まず歌自体が，愛する人と別れたのに，その人に思いを馳せてしまい，『あの人，今，何をしているんだろう』と日常生活の中の・・・買い物に行くときなどに」と説明していると，チョナンがちょっと口ずさみます。「すごい」とイ・スヨンさん。説明を続けて「そんな風に思い出してしまい，『やっぱり彼のことは忘れられない』って気持ちを，サビの部分は『ラララ』と言う風に・・・まぁ，歌詞を入れることもできたんですが，あえて歌詞を入れずに，雰囲気のハミングで別れた人を思い出しながら歌いました」。またちょっと口ずさむチョナン。そして「本当に歌がお上手ですね。僕は音痴なんです」と。するとイ・スヨンさんは不思議そうに「どうして？歌手ですよね？」と尋ねます。「でも音痴なんです」とチョナン。さらに「もう１人・・・同じメンバーの中居君も音痴なんです。音痴が多いんです」。 チョナンが「これから日本で活動されるとのことなんですが，今，どんなお気持ちですか？」と。６月２３日にシングルが日本で発売されるそうで，「とにかく本当にうれしいです。韓国で歌うのもいいですが，他の国に行って新たな舞台で，新しいスタッフと新しく生まれたファンの前で歌えることはとても素晴らしいことだし，そしてすごく期待しています。どんな経験ができるのか」。すでに日本のステージで歌ったことがあるそうですが「音楽を聴く表情とか，雰囲気に，韓国のファンとは違う何かを感じたんです。日本人の方が新しい物を前にしたとき，『これ何だ？』っていう好奇心が強いような気がします。それがありがたいですね」。イ・スヨンさんが歌っているときも「あの人誰？」と背中を向けずに，温かく見守ってくれていて，「ここでずっと歌いたいなぁ」と思ったそうです。音楽チャートにこだわるよりも，お客さんに「日本で歌い続けてくれないかな」「韓国でも日本でも，イ・スヨンと言う歌手は愛されているなぁ」と思われるような歌手になりたいとか。 チョナン「日本の音楽シーンについてはどう思われますか？」。イ・スヨンさん「まず，かなり新しい音楽が，最近，いろんなジャンルに広がっていて，韓国の音楽シーン比べて，深く，幅広くて。またファンやマニア層も厚く・・・大衆音楽も確かにありますが，作り手が大衆に与える感じじゃなくて，その歌手のイメージや雰囲気や声を大衆の方が選んでいる感じで。そんなところがすごく魅力的です」。韓国では，「RARARA」が人気になったら，韓国全体が「RARARA」一緒に染まってしまうそうです。「日本は，『RARARA』と言う歌がホントにいい歌で，気に入ってくれる人もいれば，他のジャンルの歌を好む人もいて，それがすごくバランス良く共存している感じがするので，とても魅力的だと思っています」。 「じゃあ，日本自体については，どう思いますか」とチョナン。イ・スヨンさん「まず・・・日本と言えば，綺麗というイメージが強くて。そして親切で。そういうところがすごく気に入っています。想像していた以上に，日本のみなさんから温かい物を感じます。仕事でご一緒しただけでも，なんとなく韓国にいるとき以上のあたたかい心遣いを感じたりします。本当に気に入っています」。「僕は逆に韓国の方や，韓国という国が大好きです」とチョナンが言うと「そうみたいですね。日本のスタアだから，何も韓国語を話せなくてもいいとは思いますが，こういう一生懸命な姿を見させていただいて，私もがんばらなきゃいけないな，と思いました」とイ・スヨンさん。 チョナンが「じゃあ，今日は僕がとっておきの歌をお教えしますね」と言うと「歌を？音痴って言っていたけど・・・」とイ・スヨンさん。チョナンは「世界に一つだけの花」韓国語バージョン（サビのみ）を振り付けで教えてあげます。「やっぱり音痴ですね」と笑っているチョナン。イ・スヨンさんも「まあ」と笑っています。 チョナン「今度は，日本で会いましょう。僕がご馳走しますよ」。「うれしい」とイ・スヨンさん。「本当に今日はありがとうございました」と握手するチョナン。 |
| 第６回＜５月２１日＞ 「韓国で活躍中の日本人のあの方に会うために，ここまで来ました」とチョナンがやってきたのは，仁川ワールドカップスタジアム。グラウンドにその人はいました。駆け寄っていくチョナン。「はじめまして」と韓国語でご挨拶。その方とは，Ｋリーグ仁川ユナイテッドの前園選手。73年生まれで剛くんの１つお兄さんです。対談は，ほとんどが日本語。時々韓国語が混じっていました。 チョナンが韓国のサッカーについて「どうですか？」と尋ねると「だいぶ慣れましたけど，最初は戸惑いましたね。スタイルが違うんで」と前園選手。違うところは「全体的に早いですし，走りますね。キムチ食べているからかな」。「にんにくパワーが」とチョナン。シーズンオフには日本に戻るそうですが，他はほとんど韓国に。「完全に韓国に住んでるってことですよね」とチョナン。「いいですね。韓国語も覚えて」とうらやましがっているようです。前園選手は同じＫリーグのチームから今年移籍してきましたが，新しいチームについては「まだできたばかりのチームなんで，これから」。チョナン「コミュニケーションは，韓国語でなさるんですか？」。「韓国語と，片言の日本語と・・・ちょっと英語も」と前園選手。チョナン「韓国の食べ物で好きな食べ物は何ですか」。「カルビタン・・・タッカンマリ（鶏鍋）・・・だいたい大丈夫です」と前園選手。チョナン「韓国のどういうところが好きですか」。前園選手は「人がいいというか，優しいというか・・・ホント親切ですね。ホントに１回仲良くなったら，すごいとことん面倒見てくれる・・・ちょっとうざいぐらいまで」と。 前園選手は，時間が合えば日本のサッカーも見るそうです。チョナンが「オリンピックも日本決まりましたし」と言うと「それは見ましたね。良かったです」と前園選手。チョナン「いっぱい，たくさん若い選手出てきてるじゃないですか。そういう状況はどう思われますか」。「いい刺激にもなるし，まだ全然負けられないぞと言う気持ちですね」と前園選手。いろんなチームを回っている前園選手。「他の国でサッカーすることと，日本で継続的にプレーするのとは，メンタル的に違うと思うんですけど，弱くなる自分とかいますか？」とチョナン。前園選手「そういうときもやっぱりありますね。でも，ブラジルにも１年間行ってるんですけど，そういったことが糧になって，今は結構・・・韓国は２年目なんで，不自由することは言葉ぐらいで，あとは全然寂しくないですね」。 チョナン「前園選手にとって，強い物というか，支えになる物というか，"強い"って何かなって・・・何でしょうかね」。「やっぱり，どうしても１人だとがんばるって言うの限界あるし・・・それがやっぱり家族だったりとか，って言うのが１つありますね」。前園選手は，結婚していませんし，予定もないそうです。チョナンがそのことを質問すると，逆に同じことを質問されました。もちろん，チョナンも予定ありません。チョナン「韓国の女性はどう思われますか？」。「かわいいんじゃないですか」と前園選手が答えると「僕もそう思います」とチョナン。「前園選手にとって，強さって言うのは，家族ですか・・・絆ですか」とチョナンが確認すると「そうですね」と前園選手。 前園選手がリフティングを披露。チョナンは「やっぱりうまいですね・・・プロはそれ何回かできないとプロじゃないとかあるんですか」と素朴な質問を。「関係ないと思いますよ」と前園選手。前園選手が肩の上を通すと，「すごい！」と感動しながら「それ，ハンドでしょ？」とチョナン。「この辺（肩）は大丈夫ですね」と教えてくれる前園選手。「試合ではできないですよね」と言うチョナンでしたが「でも，やってくださいよ。試合で」と言い出します。「機会があったら」とはいってくれましたが・・・「相手を馬鹿にしていると思われるんで・・・」と，あまりいいことではないそうです。 前園選手「初めてですか？グラウンド」。「初めてです」とチョナン。「うちのメンバーの慎吾が・・・香取慎吾君が，ものすごくサッカー好きで・・・前園選手の，どこ行った，みたいの，行方をね，良く知ってるんですけど・・・木村君とかもものすごく好きで。だから，僕もそれに見習って少しは勉強していきたいと思うんで・・・今後の活躍も期待してますんで，是非ともがんばってください・・・Ａ代表はねらってますよね？」。「ずっとねらってますね」と前園選手。チョナンが「難しいですか，やっぱり，Ａ代表っていうのは」と言うと「やっぱり，今，もう，ホントにたくさん下の選手もそうだし，いい選手がたくさん出てきてるんで・・・でもそれを諦めちゃったら，サッカーやってる意味ないし，それはもう常に，いつでもそう思ってね，やっています」。 チョナン「日本のファンのみなさんにメッセージをいただけるとうれしく思うんですけど」。前園選手は「あまり試合とか，テレビで見れないと思うんですけど，応援してもらえれば，それが力になるので，応援してください」と。「わかりました。僕も応援していますんで。今後とも，韓国に来ることはあるので，いろいろと，番組にもまた出ていただけるとうれしいと思っています」とチョナン。そして，プレゼントとして「ホテルビーナス」グッズを手渡します。チケットも入っているというと「もう見たんです」と前園選手。「すごい！・・・日本で？」とうれしそうなチョナン。前園選手は日本で見てくれたそうです。チョナン「ありがとうございます。どうでしたか？」と感想を聞きます。「すごい良かったですよ」と前園選手。「ありがとうございます」とチョナン。プレゼントしたチケットは「じゃあ，彼女か誰かに差し上げてください」と。すると前園選手は「また見ます。こっちで見ます」と。韓国でも上映することを知ってくれていて，チョナンはうれしそうです。ユニフォーム(?)とボールにサインをいただきました。「じゃあ，がんばってください」とチョナン。２人握手していました。 |
| 第５回＜５月１４日＞ ソウルでも人気の結婚写真スポット・島山公園に来たチョナン。韓国では，数十枚の結婚写真を撮りアルバムを作るのが大流行だとか。写真撮影中の新婦さんに話しかけるチョナン。新婦さんは，チョナンのことを知っていました。「どうしてここに？」と質問され，チョナンは「撮影です」と。そして「僕の肩を触ると，幸せになれるよ」と肩を触らせてあげていました。 今日は「あなたにとって"強い"って何ですか？」と言う質問をみなさんに聞いていきます。そう説明したチョナンは「ボウイ，ホントにバカだねぇ」とビーナスのセリフを。これお気に入り？ 37歳会社員（男性） 「できるだけ前向きな考えを持つことです。なぜかというと，最近景気も悪くなり，人々はみんな悪い方向へ向かいがちです。もっと韓国全体が前向きな考えを持って，困難を乗り越えようと努力できるならば，明るい未来開けてくるんじゃないかと思っています」。 34歳会社員（女性） 「"強さ"とは，私の経験上，やはりお金だと思います。お金を持つことによって，自信も生まれるし，またいろんな人々に恵むこともできるし，寛容になることもできるし。お金を持つことは"強い"ためには必要なことだと思います」。「お金かぁ・・・」とチョナン。 21歳大学生（女性） 「人が生きていくために一番大切な"強さ"とは，自信を持つことだと思います。なぜなら，いくらお金持ちで権力があっても，人の前に立ったとき，自信がないと，それは実は人に弱いところを見せていることになると思います。だから，一番大切なのは自信を持つことだと思います」。チョナン「今のあなたはどうですか？」。「私はあまり"強い"とは言えません。あまり自信がないんで。人前に立てるほどは自信がないです」。 18歳高校生（男性） 「他人が持ってない物を持つことだと思います。たとえば，僕は人より絵を描くことが得意なんです。そういうものを持つことが"強み"になると思います。人それぞれ，どこかしら"強い"ところがあると思います。そういう何か特別な物を持つことが"強さ"になると思います」。 12歳小学生（女の子） 「人が人を愛する心と，人が人を許す心です」。チョナン「趣味は何？」と質問。「音楽鑑賞」と聞くと「どんな音楽？Shinhwaとか？・・・好きな歌手は？」と続けて質問。彼女が好きなのは，BoAさんだそうです。「日本でも人気あるよ」とチョナン。そして「僕のこと知ってる？」。「歌手」と女の子。「歌手もやってるチョナン・カンです」とチョナン。「これからも韓国でももっとがんばっていくね。応援してね」と。 27歳フジテレビアナウンサー：政井アナ（日本語です） 「人に対して，ホントに優しくなろうと思ったら，強くないといけないのかなぁって思うんですけど・・・だから，優しさかなと思うんですけど。でも，それは人に対してで，自分自身が強くなるってことは何かなって思うと・・・信じること？」。チョナン「今日は，韓国語でこの言葉を教えます。『ミドジュセヨ（信じてください）』」。 13歳小学生（男の子） 「人が生きていく上で一番重要なのは，夢を果たそうとする強い意志だと思うんだけど，それが強さだと思います」。「大人だなぁ〜」とチョナン。「じゃあ，日本についてはどう思う？」とチョナンが質問すると，「若い人たちの個性と進歩的な考えは，学ぶ必要があると思います」。 41歳フジテレビプロデューサー：原田冬彦さん 「自分に勝つ力・・・人とのことじゃなくて，自分に決めたことを守るとか，自分に勝っていく・・・それが"強さ"だなと思っています」。そんな原田さんにチョナンが教えた言葉は「チャシネゲ チヂ アンゲッタ（自分に負けない）」。「ぴったりの言葉です。原田さんに」とチョナン。「お互いがんばりましょう」と握手。 33歳フジテレビ広報：小中ももこさん 「自分の感情はコントロールして，ひたすら信じ続ける・・・これだと思うことを信じ続けること。そして，自分のためじゃなくて，守りたい人のために生き抜くことができれば，最後死ぬときに，強く生きてこれたなって思えるんじゃないかと思います」。「小中さんも韓国語勉強してみてね」とチョナン。「いつもいろいろとありがとうございます」とお礼も。 チョナン・カン 「"強い"とは，やっぱり，愛・・・愛を持つことが人が強くあるために重要なことだと思います」。 後ろで結婚写真撮影を続けるカップルに「末永くお幸せにねぇ〜！」と叫びますが・・・「静かにしましょうね」と自分に行っていました。 |
| 第４回＜５月７日＞ 「ホテルビーナス」でダスター役を演じているピートとお話。「久しぶり」と挨拶する２人。「スマステ」にも出ているピートが「この前何しに来たの？『スマステ』に」と質問すると，チョナンは「僕ね。あの日は珍しく仕事が早く終わって，六本木ヒルズで買い物してたんだけど。土曜日だったから人も多くて。『あっ，土曜日ってことはスマステじゃん』って思って。楽屋行ったら慎吾がいて『つよぽん，何でここに？』『なんとなく来ちゃった』って感じで。最初は出るつもりじゃ無かったんだけど，でも急に出たくなって，本番５分前に」と笑顔で説明。「ビックリしたよ。突然隣にいたから」と言うピートに「まぁ，僕も準レギュラーだからいいんじゃない？」とチョナン。 チョナン「『ホテルビーナス』はどうだった？」と質問。ピートが「英語でもいい？」と言うので「もちろん。英語でも大丈夫だから」とチョナン。今回は，韓国語のチョナンと英語のピートの対談になりました。ピートは「僕が思うに，この映画は，誰もが共感でき，誰もが楽しめるよね。なぜなら，登場人物に感情移入しやすいからね。いい映画だったよね。大好きだよ」と感想を。そして，チョナンは，前の２人と同じように，印象に残っていること１０個言ってもらうようお願いします。 １つ目「本当に貴重な経験ができたよ。素晴らしい俳優やクルーと仕事できたからね。本当に良かったよ」。 ２つ目「俳優陣のエネルギーと情熱にすごく感動したよ。完全に自分の役になりきってたし，すごかったね」。 ３つ目「俳優としての仕事を楽しませてもらったけど，それはクルーが僕を支えててくれたおかげだよ。裏方さんの働きぶりには驚かされたよ」。 ４つ目「ウラジオストクに行けて，いろんな人に会えた。あの場所には大きなパワーを感じたね。すごかったね」。「雰囲気も良かったよね」とチョナン。 ５つ目「サウンドトラックが最高だよね。特に，KOKIAの『DESPERADO』がいいよね。あと，イ・スヨンの『RA RA RA』も大好きで毎日聴いているよ」。「僕も毎日聴いているよ」とチョナン。 ６つ目「撮影前は，韓国語に自信がなかったんだけど，ギリギリなんとかなったかな」。「なかなかだったよ」とチョナン。チョナンは「ピートのセリフですごく好きなセリフあるんだよね。『イリヤ（仕事）』。すごくかわいかったよ」と，ちょっと口調をまねていました。 ７つ目「僕がこの映画で一番感動したシーンなんだけど，サイ役のコ・ドヒが初めて言葉を発するところで，ホントに感動的だったよ。撮影現場もエネルギーに溢れてたよね」。「会いたいなぁ，サイと」と懐かしむようなチョナン。 ８つ目「抑えた色合いの映像は，すごいよね。ほぼモノクロで，色を失っていた世界が，最後にあの丘のシーンから鮮やかな色に染まる。最高のアイデアだと思うね」。「最高だったよね」とチョナン。 ９つ目「僕の願いは，世界中のみんながこの映画を見て，どんなに落ち込んでいても，立ち直って希望を持ってくれることさ。それがこの映画のねらいでもあると思う」。「そうなるといいよね」とチョナン。 10個目「慎吾についてなんだけど。毎週『スマステ』で一緒だけど，映画の中ではいつもと全然違うキャラで。そんな慎吾と楽しいシーンができて良かったよ」。「慎吾にも，もっと英語教えてやってね」とチョナン。ピートは「もちろんね」。 「今日はありがとう」と握手するチョナン。そして「ピートにとって，"強い"って何？」と質問。ピートは「左腕にタトゥを入れているんだけど」とそのタトゥを見せます。「日本語で，"誠心誠意"ってね。英語だと"Clarity of the heart"とか，"Sincerity of the heart"かな。恋人への誠意を誓った物なんだ。で，夢に向かう姿勢も表している。『絶対に諦めない』と言う僕のモットーだよ。それが強さの源かな。『絶対に諦めないで常に前を向く』っていう」と語りました。「今日はいい話を聞かせてくれてありがとう」と握手するチョナン。ピートは「またね」と。チョナン「今度，僕がご馳走するよ。酒を」。２人でお酒を飲むジェスチャーをして楽しそうです。 ピートが新宿の街に。「『ホテルビーナス』。ここ新宿では，まだまだロングラン中です。では行きましょう」（ここは韓国語）と，ジョイシネマ３の中へ。そこには・・・チョナンの姿が。入ってくるお客さんのチケットをもぎり，韓国語と日本語で案内しています。みんなちょっと驚きながら入っていきました。１人の人が「何でいるんですか？」と質問すると「なんとなくね」と答えるチョナン。 ピートは，映画館周辺で映画を見た人へインタビュー。いつものように「泣きました」「感動しました」「良かった」「サントラがマッチしていた」等々の感想が。カップルにインタビューしているとき，ふっとチョナンが登場。「どうでした？」と。「良かったです」「タップすごかったです」と言う感想に，「ありがとう。では，これからもがんばります。日々是精進です」と言って，チョナンは去っていきました。 |
| 第３回＜４月３０日＞ 「ホテルビーナス」を見た方の感想。「考えさせられる映画」等々。 先週のチョ・ウンジさんに引き続き，「ホテルビーナス」でボウイ役を演じたイ・ジュンギ君に久しぶりに会いました。チョナン「完成披露試写会以来，初めてになるよね。あのとき，ゆっくり話せなかったんだけど，『ホテルビーナス』はどうだった？」と質問。イ・ジュンギ君は「ホントに素晴らしい映画で，感動しました。もう１度見たかったのですが，時間がなくて残念でした」と感想を。チョ・ウンジさんの時と同じように，映画の良い所，良くなかった所を10個言ってもらいます。 １つ目「ドクターとワイフが殴り合った後，見つめ合って悲しい表情をするんですが，そのところのシーンは，２人の葛藤やそれぞれの感情を本当に素晴らしく表現できていると思い，僕のすごく好きなシーンの１つで，とても良かったです」。 ２つ目「映画の中で，チョナンにサイが初めて心を開くシーンで・・・タップダンスでああいう風に心の壁を無くしていく設定が独特で，またロシアロケの映像もきれいで，すごく良いシーンでした」。 ３つ目「チョナンさんの丘の上のシーンがとても美しかったです。空と一体になっていて・・・空の色合いもきれいだったし。チョナン・カンさんの演技も良かったんですけど。本当に美しいシーンでした」。 ４つ目「ビーナスが疲れ切ったチョナンを屋上で諭すように２人で話すシーンで，最高にいいセリフばかりだったと思います。あそこは，まさに『名台詞の宝庫だ』と思いました」。 ５つ目「サイが最後に捕まるガイを見て泣き出すシーンなんですが・・・休憩中に遊んでいたサイとは別人かと思うほど。『演技うまいなぁ』と。表現も良かったし，涙の出てくるタイミングも良かったと思います。なので，ホントに心打つシーンでした」。 ６つ目「すごく面白かったシーンなんですけど。香取慎吾さんでしたっけ？・・・友情出演してくれて。でも，撮影現場ではお会いできなかったんで，残念だったんですけど，とにかく面白いシーンでした」。 ７つ目「チョナン・カンさんが演じたタップダンスのシーンなんですけども，とにかくかっこいいシーンでした」。 ８つ目「監督の作風について何ですけど・・・すごくスタイリッシュで，引き込まれるような映像で，ホントに独特な映画だと思います。とても魅力的に感じました」。 ９つ目「ソーダとの芝居の所なんですが・・・チョナンがカフェで待っていて，例の物を見つけて，２人が向き合うんですが，お互いの感情がぶつかるこの場面では，表情が特に素晴らしいと思いました。内から溢れ出てくる表情で，特に記憶に残っているシーンですね。名演技でしたね」。 10個目「チョナン・カンさんの殴られるアクション演技が，暴力的な描写なのに，きれいな感じもして，最高でした」。 「今日はたくさん答えてくれてありがとう」とチョナン。イ・ジュンギ君「こちらこそ」。チョナンが「今度いつ日本に来られるの？」と質問すると「今，韓国で映画を撮影中で，それが終わったら行けそうです。その時は，是非，一杯おごって欲しいなぁ」とイ・ジュンギ君。「是非ね。じゃぁ今度は東京で会おうね。その時は僕がご馳走するよ」とチョナン。そして「今日はどうもありがとう」と。イ・ジュンギ君は「わざわざありがとうございました」。 チョナン「質問がもう１つあるんだけど・・・ジュンギ君にとって，『強い』って何かな？」。イ・ジュンギ君の答えは「僕にとって強いとは，"自分自身"かな。僕はいつも自分自身を信じています。他の何かを信じるより，自分自身を信じることが一番強いと思います」。チョナンは「ありがとう」とお礼を言った後，「ホントにバカだねぇ」と映画の中のビーナスになりきって，イ・ジュンギ君を抱きしめます。イ・ジュンギ君は「あれ？・・・あのセリフだ」。 |
| 第２回＜４月２３日＞ 階段に座り，映画の１シーンを再現するチョナン（ちょっと渋め）。「やっぱり，いいセリフだなぁ」と言った後，元気良く立ち上がり「では行きましょう！」と階段を上っていきます。 「ホテルビーナス」でソーダを演じたチョ・ウンジさんと久しぶりに会いました。「ホテルビーナス」グッズをプレゼント。チョナンが「開けてみて」と言うと「はい」と日本語で答えるチョ・ウンジさん。するとチョナンは「最近の日本語の勉強の成果はどう？」と質問。「難しいよ・・・難しいね」と日本語で答えるチョ・ウンジさん。「難しいよねぇ」と笑顔のチョナン。 ２人が会ったのは，完成披露試写会以来。チョナン「あのとき，ゆっくり話せなかったんだけど，『ホテルビーナス』はどうだった？」。チョ・ウンジさんは「すごく感動的で，今思い出してもグッと来ますね」。そこで「今日は，正直な感想というか，いいところ，良くないところ，全部含めて10個言ってみてよ」とチョナンが提案。 １つ目「この映画に参加させてもらったこと自体が，自分にとってはすごく光栄で，うれしいことでした」。 ２つ目「日本のスタッフや監督さん，俳優さん，みんながすごく親切にしてくれて，韓国語でも話しかけてくれて，とても感激しました」。 ３つ目「私が泣きながら鼻水を出しているシーンがあるんですが，あのシーンによって，ソーダの描写がよりリアルになったので，あのテイクを使ってもらえてうれしかったです」。 ４つ目「映像の美しさと音楽がすごく合っていて，人々の心に残るような，美しい映画になっていると思います」。 ５つ目「日本の俳優さん達が韓国語で演技するのは難しいことなのに，見事な演技を見せていて，そしてまた日本の俳優さんが韓国語で演技している方が，韓国人が母国語で演技するより，セリフが心に残るような気がして，すごく良かったです」。「僕もがんばりました」とチョナン。チョ・ウンジさんは「分かってますよ」。 ６つ目「日本で『ホテルビーナス』が大ヒットして，最高にうれしいです。実際に日本の劇場でもう１度みたいと思って，今度日本行きを計画しているんです」。 ７つ目「欲を言わせてもらえば，日本のスタッフや監督さん，俳優さん達と，もっと会話をしたかったんですが，言葉の壁があったので，それができなくて，ホントにもどかしかったです」。 ８つ目「言葉の壁があってもどかしさがあったと言ったんですけど，でもだからこそ，日本の俳優さんやスタッフのみんなが韓国語を一生懸命覚えようと韓国語の本を見たり，反対に私達が日本語の本を見たりして，お互いのことを理解しようとして，逆により深く仲良くなることができたんだと思います。ホントに良かったです」。「良かったよねぇ」とチョナン。 ９つ目「チョナン・カンさんが，クライマックスシーンで，警官ともみ合いになって懸命に体を張りながらセリフを言うんですけど，あのシーンがこの映画の格を上げたような気がして，すごく良かったです」。 10個目「映画の舞台のあの最果ての街がどこかに絶対あって欲しいですね。１回行ってみたいです」。「だよね。僕もそう思うよ」。 「それはそうと，ウンジさん，今日はカツラ？」とチョナン。チョ・ウンジさん「本物の髪です。自前です」と髪を引っ張りながら笑っています。チョナンは「切ったんだね。切りすぎた？・・・カツラ？」。「言われると思った」とチョ・ウンジさん。２人とも大笑いです。 チョナン「どうもありがとう。友達にもよろしく言っといてね」と。２人は握手。チョナン「韓国でも公開が決まったから」と。「光栄です」とチョ・ウンジさんが言うと，チョナンも「僕も光栄です」。挨拶をした後，チョ・ウンジさん「行こう！一杯やりに」。２人は笑顔で立ち上がりました。 あのステージで，「ホテルビーナス」韓国公開のお知らせをするチョナン。その韓国で今大ヒットしている映画は・・・「シルミド」「ブラザーフッド」。 |
| 第１回＜４月１６日＞ 今回から「チョナン・カン２」スタート。リニューアル？ 「ホテルビーナス」大ヒットロングランの感謝を込めて，３月末，チョナンが全国５大都市，計１２回の舞台挨拶敢行。 剛くん「どうもみなさん，連日お世話になっている草なぎ剛です。映画というのはですね，お客さんが来ないと，すぐに終わってしまう物でして・・・。テレビも見ていただくととても感謝するんですが，チャンネルを合わせるだけじゃなくて，このようにお客さんがわざわざ足を運んでくださらないと，ロングランにも結びつかないと言うことで。ホントにたくさんの方が足を運んでくださってるんだなぁっと思って，とてもうれしく思います。本当に今日は，みなさんありがとうございました」。見どころは・・・「セリフがですね，とても心にしみると言うか。０号室から４号室まで在住している人に，どこか自分に重ね合わせるところが，境遇は違えど，あるとおもいます。これからみなさんの生活の中で，何かヒントになる言葉がたくさんあると思うので，自分のあったセリフを何か見つけていただけるとうれしく思います。個人的には，タップのシーンを見てもらいたいです。慎吾にも，かっこいいと言われました」。 応援ゲストとして，映画「クイール」の崔監督とクイールが登場。崔監督「おかげさまで『ホテルビーナス』共々『クイール』も大変ヒットしておりまして。草なぎ君の応援かたがたお礼に来ました」。崔監督は，韓国の大学に留学していたことがあるそうで，韓国語を交えて話してくれます。「ホテルビーナス」について，崔監督「すごいですね。草なぎさん，最高です」。「カムサハムニダ」とチョナン。崔監督は「最高の俳優だし，こころからお祝いいたします」と。 さらに花束贈呈が行われますが，花束を渡すのは凛ちゃん。進行の政井アナ「いつも草なぎさんのことは，なんて呼んでいるんですか？」と質問。凛ちゃん「お父さんって呼んでいます」。政井アナ「お父さんって呼ばれると，草なぎさんは，どんな気持ちになんでしょうか？」と質問。剛くんは，凛ちゃんの方を見ながら「僕もそういう歳になったんだなぁって思います。あっ，お父さんだなって」。 映画を見た人の感想・・・「感動した」「泣きました」「言葉がグッときました」「色合いが印象的」等々。 ソウル・東大門。久しぶりに，いつものビル前ステージに立ったチョナン「ご通行中のみなさん，お久しぶりです。チョナンカンです」と話し始めます。「久しぶりにこの街にやってきました。今日は，いい天気ですね。僕の念願だった全編韓国語映画『ホテルビーナス』が，今，日本で公開中なんです。その物語は，心に傷を負った人たちが織りなす，哀しくてあたたかいストーリーです。劇中では，僕はタップダンスを披露しているんです。今からちょっとだけお見せしちゃいますね」と，ここでタップを披露。拍手をもらうと「ありがとうございました。今日は，足がちょっと硬かったですね」。続けて「それにすばらしい韓国の俳優さんも，出演してくれてます。全編韓国語映画『ホテルビーナス』，近い将来，ここ韓国でも公開されるはずなんで，その時はみなさん，是非ご覧ください。今日はありがとうございました。チョナン・カンでした」。さらに「劇中で，僕が一番好きなセリフがあるんですが，『背中が重たいヤツほど，きっといつかは高く飛べるんだ』。みんさんも覚えてくださいね」。「また帰ってきます」とステージを去ったチョナン。ステージを下りると，サインを求められ，気軽に応じていました。 街角の屋台によるチョナン。若者達が食べているのを見て「うまそう・・・おいしい？それは何？」と質問。「ホットドッグみたいなのです」と言う答え。「同じヤツください」とチョナンは，同じ物を買って食べました。 |