| ＳＭＡＰ×ＳＭＡＰ特別編 「ザ・トゥルーショー チョナン・カン初告白！韓国語の秘密＆ビーナス」 |
| スーパースターの真実が語られる『THE TRUE
SHOW』。今回のゲストは，チョナン・カンこと草なぎ剛くん。ＭＣはジョン・カビラ。 まずは「チョナン・カン」衝撃の第１回のロングインタビューの模様が流されます。そして，剛くんと親しい人のコメント。 タモリさん「驚きました。正直レベルは上じゃないですか。発音も良かったです」 ユースケさん「びっくりしました。ただただびっくりしました。信じたくないと言うか，剛が遠くに行っちゃうなっていうか。そういう気もしましたし」 矢田亜希子さん「びっくりしました。驚かされましたね」 慎吾君「とにかくびっくりしましたね。普段日本語ですらあんまり弾んだ会話をしないというか，言葉の少ないクールな感じの人なんですけど。韓国語急にしゃべり出して。しゃべれるってこと自体知らなかったし。番組見たときにベラベラしゃべてて。この人，もしかしたら韓国人だったのなかって，思いましたね。韓国人なのか・・・But,he is not from Korea.He is from Japan.Amasing.」 今日は，剛くんから２つの真実が語られます。 まず１つめ・・・・「実は，みなさんに今ごらんいただいたロングインタビューですが，すべて丸暗記でした」。会場からすごいブーイング。「ずーっとウソついていたんだ」と言われると「ウソじゃないです」と剛くん。それでもブーイングは止まず。 実は・・・「チョナン・カン」の第１回目のロケは，４月２日に行われました。そのころの剛くんは，バラエティー７本，ドラマ１本を抱え，超多忙。寝る時間を確保するのがやっとの状況で，とても韓国語をマスターする時間はありませんでした。それでも，番組のコンセプトは最初から韓国語がベラベラじゃなくちゃいけない。そこで「丸暗記」でやることに。放送されたロングインタビューは，実は６テイク目。わからないから，何を抜かしてしまったのかも最後に指摘されるまでわからない。さらに「アチムヘルボロカジャ」のレコーディングもしますが，歌詞はすべてカタカナ。何度やっても，「めちゃくちゃだね」と剛くん。さらにはスタッフに「ふざけすぎ」とまで言われちゃいますが「本気ですよ，オレはぁ」と。このレコーディングには，８時間もかかってしまいました。「大丈夫かなぁ」と言いつつ大笑い。スタッフからは「今のなら，一生懸命やったけどこなったに聞こえる」と言われました。ロケ終了後「意味を分かっていないからだよ」と反省する剛くん。次の日のロケのために，２つの言葉だけを暗記しました。「チャンカンマンニョ」「ホクシチョアセヨ」。この二つの言葉だけで，大学の前でいろんな人に声をかけていきました。当時放送されたように，日本では人気者の剛くんも，韓国では誰も知らない。しかも，韓国語が全くわからない。その日の夜，剛くんは，ホテルの部屋から一歩も外に出てきませんでした・・・。そんな苦労の中，「チョナン・カン」第１回目の放送は好評でした。現実とのギャップに苦しんだ剛くん。そんな剛くんの苦悩を知っていたのは・・・・ 吾郎ちゃん「僕自身もびっくりして。韓国語を流ちょうに話す彼を見て。良かったよ，すごかったよって，ホント心の底から剛を褒め称えたら，そしたら，なんか突然泣き出したんですよ・・・えーんって感じじゃないですけど。下向いて涙ぐんでしまって・・・・『吾郎ちゃん，ごめん。実はあれ全部丸暗記なんだよ』って言われて。まぁ，僕としては，丸暗記でも覚えたのすごいじゃないって。セリフでもね。あんだけの量覚えるの大変ですからって言ったんですけどね。彼の中では，結構悔しかったんじゃないでしょうかね。剛が，ああいって泣いたの見るのは中学生以来じゃないかな。中学生の時，森君とけんかしてね，テレビ東京のスタジオで泣いているの見ましたけどね。Ｔシャツを引っ張ったからのびちゃったからどうのこうのって・・・僕に告白してくれたのはうれしかったんですけど。ただ，彼が言っていた中で印象的だったのは，『オレはね，中途半端な気持ちで韓国を好きになったんじゃない。丸暗記でやっていくんだったら・・・』・・・まぁそれはしゃべっているフリですからね・・『韓国の人を裏切ってることになってしまうから，だからオレは，絶対にこの気持ちはホントの気持ちだから，絶対韓国語を勉強したいんだ』って。相当だったと思いますよ。楽屋が一緒なので，結構見ていると思うんですよ。他のメンバーよりも。常に韓国語の辞書を持ち歩いていて。車も一緒なんですね。ラックの所に，韓国語の辞典が挟まっていて。韓国の雑誌とか。だからあのときの涙って言うのは，本物だったんじゃないかなって気がしますけどね」。 剛くんの猛勉強が始まりました（VTRで紹介）。 ユースケさん「最初はね，なんかぶつぶつ言っているんですよ。休憩していると，なんとかサムニダとか，ハムニダとか。これってハングルかなと。それが毎日毎日ですよ。剛は１つ思いこんだら，１本ですから。それが発揮されたんでしょうね」。 タモリさん「韓国語の勉強していましたね。最初は先生について，初歩だったんですけど。今では自分でずっとやってますね」。 韓国初ロケから１ヶ月後。２回目の韓国ロケが行われます。そのときにはスタッフを前に「いろいろとよろしくお願いします。絶対に僕もがんばりますので，みなさんも応援してください。一緒にがんばりましょう」と，たどたどしいながらも，しっかりと韓国語で挨拶をしました。剛くんの韓国語も日常会話レベルへ。番組の中では，いろんな人たちにあって，語り合ってきました。韓国で活躍する外国人の方に秘訣を聞いたり，歌手であえることを伝えるため「アチムヘルボロカジャ」を教えたり，徴兵制について語り合ったり，ワールドカップ前には韓国のサポーターとも語り合いました。日本に戻っても，在日韓国人の方々とも語り合いました。こうして，剛くんの韓国への想いがふくらんでいきました。あのデパート前ステージで歌ったことも。そして徐々に韓国でも知られていきました。 そしてドラマ出演。共演した方からのコメント。「あの当時，韓国では日本人俳優は本当に珍しくて。しかも日本で最高の人気を誇っているそんなスターが，自ら韓国語を学び，韓国で一緒にドラマで共演するなんて，聞いたこともなかったし。とても新鮮でした。でもすごくセリフも自然で，その努力のほどが伝わってきました」「僕にも積極的に声をかけてきてくれました。普通なら，その慣れない環境に戸惑うはずなんですが，やはり日本でも有名な俳優だけあって，その気配りにも感心させられました」。 さらにオリジナルソング制作へ。つんくさんに依頼をします。つんくさん「『踊りたいんだけどなぁ・・・でも歌いたいしなぁ』って二つのチョナンが存在していましたね。当時，僕が日本語で書いた詞を，彼なりの，日常会話ぐらいのハングルなんだけど，これはまるかな見てよって話で・・・・詞を翻訳してきて，それを見て・・・・発音もチェックしながら。歌詞が合っているか，発音がどうか，音楽的にどうか，チェック項目が増えながら，二人格闘技をしているようなレコーディングでした」。そのレコーディング風景。そして韓国での歌番組出演の様子が流れます。チョナンのそっくりさんまで登場。チョナン自身もバラエティー番組にも出演してきました。 仕事が忙しい中でも，その合間に勉強していきます。慎吾君「電話とかでも，韓国のお友達と話してるの見たりとか。僕としゃべって会話していると，日本語で話しかけても韓国語で返ってくるんですよ。言ってることわからないんですよ」。 ユースケさん「３年？・・・みっちり勉強しているんですよ。剛がね，気になること言ってたんですよ。オレ，韓国住みたいなって」。 『ビストロ』にユンソナさんが出演したときには，何の障害もなく普通に会話をしていて，周りのメンバーがびっくりしていました。 そして，ここで２つ目の真実が語られます。 剛くん「実は，ある時期，僕は，日本語がしゃべれなくなりました」。 慎吾君「『スマスマ』のエンディングトークで，みんなでしゃべるところがあるんですけど。そこでうまく日本語がしゃべれてないと言うか。つっかえたりして，リーダーの中居正広に『おまえ，ちゃんとしゃべれよ』ってつっこまれたりしているときがあって。撮影終わった後に，つよぽんが僕に『日本語がうまくしゃべれないんだ』って言い出して。何言ってんだって思ったら，韓国語になっちゃうんだって」。 ここである証言が・・・ セインカミュさん「ありますね。それに近い経験ありますね。全くしゃべれないってことはないんですけど，母国語ですから。日本語に集中して勉強してたときに，英語の単語がすんなり出てこなかったりとか。スムーズに出てこなかったりしたときに，自分にいらだちを感じたりとか。ど忘れのひどい感じですよね。それがずーっと続くと，しゃべれないってことにつながってしまいますよね」。 ユンソナさん「あります。本当におかしいってぐらいに，普通に使っていた言葉が出てこなくなっちゃって・・・たぶん，日本語を勉強し始めて，すごく集中しちゃうから，韓国語が出てこないんですよ。それは，本当にすごく勉強していない方はわからないですよね」。 さらに韓国語にのめり込んでいく剛くん。すっかり顔なじみの屋台のおじさん・おばさんとも談笑。そして，去年は，あこがれのハン・ソッキュさんとお会いすることもできました。 タモリさん「やっぱりすごいなと思うのは，ちゃんと何かを学ぼうとしている態度ですよね。これは，韓国語をやってうまくなるってだけじゃなくて，そのことが自然と他のことにも総合的に波及してくるんじゃないかと思うんで。ホントに偉いと思いますよ。芸能界の忙しい中にいる中で，自分は韓国語を学ぼうとする，韓国語を学んだら，次また何かを学ぶと思うんですけどね。その態度が，ホントに立派ですよね」。 ユースケさん「まずね，前にちょっと出るようになりましたね。韓国の人たちの大胆さと言いますか，しっかりしたところを剛なりに学んだんでしょうね。前よりしっかりしていますよ」。 つんくさん「普段の草なぎ君のキャラクターまで変えてしまったんじゃないかなと思うんですよ。これをきっかけに，ＳＭＡＰの中の草なぎ君もはじけていったような。僕はそんな気がしました」。 去年の６月には，ノ・ムヒョン大統領との対談も実現。これは，MBCで韓国全土に放送されました。ノ・ムヒョン大統領に，日本で前編韓国語の映画を作りたいと話す剛くん。それが実現したのが「ホテルビーナス」（予告編が流れました）。 「ホテルビーナス」初日舞台挨拶の模様。 剛くん「お忙しい中，みなさん，はるばる劇場まで足を運んでくださいまして，ホントにありがとうございます。みなさん，いかがでしたか」。すると会場から拍手。「カムサハムニダ・・・えー，ホントにこの『ホテルビーナス』が持つ独特な温かいぬくもりをですね，一人でも多くの方に感じていただきたいなという風に私思っている次第でございます」。舞台挨拶には慎吾君も登場。 慎吾君インタビュー「草なぎ剛の発するパワーというか，あの力で他の人たちもみんなよく見えるし，話もよく見えるし。とにかく彼の放つパワーというのが，すごいことになってる・・・僕も出ています」。 実際に映画を見た人たちの感想。「感動した」「無き来ました」「セリフがすてきだったと思います」etc. 番組の最後に剛くんから一言。 「まず，僕一人の力では，ここまでこれなかったと言うことを，改めて実感しました。映画の中のセリフでもあるんですが，人間誰もがひとりだからこそ誰かと一緒にいたいんだってセリフが，とても心に残っています。一人だけど，仲間と一緒に手をつないで一生懸命やれば，必ず大きなことができるんだなぁと思いました。それと，これも映画の中のセリフで，カフェビーナスというとこが，終着地点でもあり出発地点でもあるというセリフが出てきます。僕にとっても，この映画は『チョナン・カン』を３年やってきまして，ある意味終着地点でもあり，そしてこれから出発していく出発地点なんだなと思います。これからも，私，草なぎ剛，地に足をつけてやっていきたいと思います。えー・・・日々是精進。以上，草なぎ剛でした」 |