草なぎ剛のためになるっ？バラエティ３時間スペシャル
〜草だけで過ごす４日間。もし地球上に食べ物がなくなったらあなたは草だけで生きられますか？雑草の様に生きよう〜

９月某日。番組打ち合わせ（詳細は，直前SPのレポ参照）。１週間後，アンケート１位発表で，企画決定！

１日目。全身緑の剛くん。剛くん「なんですか。皆さんそろって」。スタッフは，草の衣装でカモフラージュ？剛くん「なんなの？この人たち。みんな草みたいのかぶって」。映らないはずのスタッフも着ています。いよいよ草部屋へ。エレベーターを降り，緑の階段を上がり，扉をあけると・・・屋上庭園風草部屋。そこにはアルパカの姿も。剛くん「かわいいね。こっちむいてくれよ」。スタッフ（以下T）「名前は，ちなみになんにします？」。剛くん「アイコでいいじゃん。目が大きいから」。T「もともと，モモちゃんってちゃんと名前があるんで，勝手に名前つけられても」。剛くん「あ，本当」。草部屋と言っても外。暑い。剛くん「ここ僕の家ですか？部屋じゃないじゃないですか」。T「部屋です」。剛くん「部屋？寝るとこは？」。T「そのあたりで」。ベッドすらありません。剛くん「野外じゃないですか」。 　モモちゃんを連れて外出。全身グリーンで，サングラスも。そんな姿でスーパーへ。さすがに監視カメラを見ていた店員さんに怪しまれます（笑）緑の野菜をどんどんカゴへ入れていきます。ニセモノの葉っぱの付いた和菓子も入れますが，それはその場で止められました。カゴがいっぱいになるとレジへ。そこでT「どういう理由で？」。剛くん「緑でグリーン」。ここで衝撃な事実が告げられます。人の手によって生産されたものは「野菜」。「草」はあくまで自然界で育っているもの。だから，スーパーで売っているのは「野菜」なので，全部だめ。T「財布も持ってないじゃないですか」。剛くん「もうちょっとさぁ，草に関しtえエキスパートじゃないから，もうちょっとさ，丁寧に説明してくんないと」。 　結局，草部屋で草を採取。でも食べれないものばかり。しかも，木のは「葉」。タンポポはOKということで，集めてみます。やっと集まったのは片手に載るぐらい。しかもやってきたモモちゃんに食べられちゃいます。剛くん「オレが採ったの食べんなよぉ」。タンポポのほか，カタバミもOK。剛くん「ハタバミゲット！」・・・間違えてます（笑）その後，３０分かけて食材を採取。剛くん，指示を受けて「よし！キッチンクサジアムへ移動だ！」と声をかけてキッチンへ移動しようとしますが・・・T「教えたまんま言いましたよね」。剛くん「ええ，まぁ」。作ったのは，草ドレッシングをかけた草サラダ。完成したことを言いますが，影になっていると指摘されます。剛くん「前のりだしつつ"できました"みたいな・・・」とやり直し。草サラダに，飲み物は・・・草汁（青汁）。剛くん「まずいね」。草サラダは「にっげー！何これ」。T「やめます？」。剛くん「やめる？・・・やめようか」。T「やめます？」。剛くん「・・・もうちょっとやろうか。ここまで来てるから。草食動物って，それだけで生きてるから，すげーシンプルですげぇなぁ」。モモちゃん「メェ〜」。 　ぐったりしていると，そこへ救世主が。野草をとって食べるのを趣味としている，俳優の岡本信人さん。一緒に食材になる草を取りに行くことに。T「僕らけっこう仕込んでますよね，ちゃんと」。剛くん「偉いね」。車で移動を始めますが，ほとんど進んでない。半ドアでロックがかかってしまったようです。剛くん「ずっと商店街かと思った」。仕切り直しで再スタート。河川敷に到着。岡本さんは，食べられる草を見つけるとその場で食べちゃいます。クセがないというツユクサを試食。剛くん「おいしい」。岡本さんは，自分が採ったものも「差し上げますよ」と約束してくれます。クローバーも食べられると教えてもらいました。木陰で休もうと，剛くんが休んでいると，岡本さんは１人探し続けます。おいしいものを見つけると，すぐに岡本さん「休憩終わり」と剛くんを呼びます。それはコヒルガオ。花を食べると剛くんもおいしいと。こんな感じで，次々と２人で草を採取。たくさんの草がゲットできました。岡本さん「がんばってください」と去っていきますが・・・約束した草を持って行っちゃいます。剛くん，困ってます。T「おっかけます？さすがに」。剛くん「そうだね」と岡本さんを追いかけます。岡本さん，うっかり忘れてしまったと，ちゃんと渡してくれました。剛くん「これでいただけなかったら，嫌いになるとこですね」。 　夕食作り。キッチンクサジアムへ向かいますが，T「勢いなかったですね」。剛くん「勢いあった方がいいの？」とやり直し。剛くん「草，草，草・・・」と踊りながら。いよいよ調理ですが，火起こしから。戦国時代と同じです。剛くん「なんでですか？」。T「草で火を起こす」。乾燥した草に，火打ち石で火花を飛ばします。どれぐらいでできるかと言われ，剛くん「５分」。４分半ほどで火種ができます。結局６分で成功。戦国時代の経験が生かされてます。剛くん「やっぱり火っていいよね。自分で点けた火って。生きてるっていう。火も生きてる。オレも生きてる。火の力みたいな。ひりょく」。T「かりょくですね」。火もついたので調理開始。まずはてんぷら。剛くん「いい匂い。料理っぽい」とテンション上がります。T「中を撮るように指示します？」。剛くん「中，撮りましょう！」。カメラに細かく指示。次，スチール撮影。動きは必要ないけれど，気分の問題で，動きを入れながらの指示（笑）２品目。重曹を入れて茹でます。剛くん「全然苦くない」。お浸しが完成。３品目は"草なぎの草鍋"。 　夕飯。まずお浸し。剛くん「うまい。朝のサラダと全然違う」。天ぷら。剛くん「うめぇ」。草鍋は草だれで食べます。剛くん「これは草がきますね・・・」。食べ終えて。剛くん「草ってパワーあるね。すっごい光がさしてきました」。ここでカメラに指示。剛くん「上のカメラで，草の風景入れて，"草ありがとう"でパンアップで」。剛くんがしゃべっちゃって，余計な音が入っちゃう。やり直しても，カウント入れちゃう。でもそれでOK。 　最後は草風呂。今日はヨモギ風呂。お湯につかると静かになる剛くん「気持ちいいですね」。T「どうですか？最初いやがってましたけど」。剛くん「草で３時間いけるだろ。なんかそんな気がした。がんばってみようと思った」。午前１時。緑のガウンに着替えて就寝。T「ガウン着てるんで，イスでかっこいいこと一言言ってもらっていいですか」。剛くん「夢の中で，僕とダンス」。T「もう１個」。剛くん「ターンは２回まわるよ」。もう１回。剛くん「Ｓｔｏｐ！Dreaming！」。夢を見るのはやめろと言っているようなのでやり直し。剛くん「Perfect dance！君のために」。T「よくわかんないですけどいい」。布団に入りますが・・・なぜか枕に頭を載せず，枕を避けて寝てます。それを指摘されても，それほど気にしない。でも一応枕に頭を載せます。T「一言かっこいいこと言って寝ます？」。剛くん「Good night mom」。T「子どもじゃないですか」。剛くん「バイナラ・・・どう？もう１個言っとく？・・・Hello everyone」。T「もう寝ます？」。剛くん「寝ましょう」。

２日目。ぐっすり眠っている剛くん。T「いつまで寝てるんですか」。剛くん「だってやることないじゃん」。現在午前１１時。剛くん「寝るんだよ，僕は，よく」。仕事は・・・剛くん「今日オフだよ。だってこれでスケジュールとられてるじゃん」。いつまでもぐだぐだ寝ている剛くんのもとへ，草野さんがやってきます。東京�ｂPの草のとれる場所を紹介してくれると。T「かっこ良く着替えてもらえます？」。剛くん，「SHAKE」のイントロダンスで，パッとガウンを脱ぎます。そのあと普通に着替えていると，T「普通に着替えちゃダメです」。また「SHAKE」を歌いながら緑マンに変身（笑）出発前。剛くん「いい草採るぜ！」。T「あんまかっこよくないです。木村さんもトマトでやったとき，かっこ良く決めてくれたんですけど。面白くなっちゃってるんです」。剛くん「じゃあ，もう１回・・・Grasses！・・・どう？」。T「いいんじゃないですか。そんな変わんないです」。 　移動の車の中。野草博士の高村さんが，草について講義。でも，寝ちゃう剛くん。それでも気にせずしばらくは講義を続けていました。そんなことをしながら，到着したのは奥多摩。ミツバ・ヤマノイモ・ドクダミ・クレソン・セリ・ミゾソバ等を次々と採取。剛くんが，博士に食べられる草かどうか尋ねると，博士は「たぶん」。保証はないと。剛くん「僕は，草の花を見物しに来たわけじゃないんですよ。食料を求めて来てるんですから」。博士「私は，草の花を求めて来てるんで」。剛くん「根本てkに違ってたってことですね」。そんな話をしていると，博士が・・・。剛くん「おならしたよぉ〜！」。なんだか急に騒ぎ出す剛くん。ちょっと冷静になり，剛くん「僕も，びっくりして。いろいろ失礼なこと言ってしまって。あまりのショックで」。 　昼食は，せっかくなのでバーベキュー。コンロのそばには，サーロインも。でもまずは火起こし。５分で点ける公約を果たしてません。ここでもチャレンジ。１回目。なかなかつかず，あせっているからと途中で休憩。４分過ぎ慌てて再チャレンジしますが点かず。ここでスタッフから，５分でできたら肉ゲットというご褒美が。俄然やる気を出す剛くん。２回目。１分半で火種ができるも，４分過ぎに消えてしまいます。３回目，失敗。４回目。剛くん「点かない。なんで！？」。４分で点かず，仕切り直し。５回目。５秒で火種。１分で火が点きました！剛くん「やったー！」と喜んでいます。T「どうします？」。剛くん「編集して，今のを最初やって，１分で点けれたってことにすれば」。T「日が暮れてきちゃってつながらないです」。実際２１分かかっていました。とりあえず肉を焼きます。松坂牛が焼きあがると，早速食べようとする剛くん。T「絶対ないじゃないですか」。結局，お肉はスタッフのご飯に。おいしそうなお肉を食べるスタッフを横目に，剛くんは"焼き草"。草だれで食べます。肉を草の中に隠して食べようとしますが，見つかっちゃいます。T「汁は最悪いいです」。最後のお肉は，ADが。それをじーっと見つめる剛くん。カットがかかると，鉄板に残っていた肉のかすを食べようとします。T「それ食べると・・・焦げなんで」。 　夜になると，岡本さんがやってきます。奥多摩の野草たちに，テンションが上がる岡本さん。シソやミツバを見つけて採取。岡本さんは，剛くんが採るよりも先に，どんどん採っていっちゃいます。ユキノシタがたくさん生えていて，大喜びの岡本さん。都心じゃなかなかないそうです。モモちゃんも食べてます。剛くん「モモが食べるの採ればいいんだぁ」。オオバコも採取。剛くん「過酷な環境でも育っていく草の強さ。だから，草なぎ・・・みたいな感じで」。たくさんの草を集め，採取は終了。車に戻ろうとしますが，その途中でも草を見つけては採取しようとする岡本さん。剛くん「早く帰ってやすみたいよ」。それでもなかなかやめられない岡本さんです。なんとか車の中へ。車の中で，採ってきた草をそのまま食べてます。剛くん「最初と草に対する気持ちっていうか」。岡本さん「触り方に愛情がある」。剛くん「１つ１つ一生懸命生きてるんですよね。だから１人１人色が違う。匂いが違うんですね。世界に一つだけの草」。２人で「世界に一つだけの草♪」と歌ってます。途中で岡本さんとお別れ。でもまた採った草を持って行っちゃいます。慌ててひきとめる剛くん。岡本さん「癖なんだね」と，ちゃんとプレゼントしてくれました。そのあと，暗闇の中へ１人歩いていく岡本さん。剛くん「すぐ草に夢中になって持って帰っちゃうんだね」。T「草ゲット，かっこよく表現してください」。剛くん「草，草，草」と（おもしろ）ダンス。 　部屋に戻ると，周富徳さんが待っていました。料理を作ってくれるよう。ただ，周さん「アルパカ，出汁にしていい？」。剛くん「ダメですよ！僕の唯一の親友なんですから。なんてこと言うんですか！」。周さんは，キッチンクサジアムで調理開始。剛くんはお休み中。草ディナーが完成。まずは草っけ（コロッケ）。食べてみた剛くん「・・・・」。周さんも食べて「もろ草だね」。剛くん「うん，草だね」。草スープに草ハンバーグ。剛くん「いろんな草採ってきたんですけど，違いみたいなものが味わえなかったんですよ。もっと周さんのいいところ出してほしかったんですよ。せっかくだから」。周さんの料理も草には勝てず？周さんが帰ってから。剛くん「もうちょっとおいしくなるかなって思ったんで。あく抜きしてほしかったですね」。周さんは，スタッフがアドバイスしてもきこうとしませんでした。あく抜きはそんな必要ないと。剛くん「もうちょっと繊細にやってほしかったですね」。 　最後はドクダミ風呂に入って，一日の疲れをとりました。

３日目。草野さんとお話。剛くん「コンサートがあるっていうのが。何をやってんだって言う自分と，番組を，でも作んないといけないという自分がいて。どうしたらいいのかなって」。 　この日は，別番組（ぷっすま）の収録のためテレビ朝日へ。規則のため，モモちゃんを抱えて楽屋まで歩きます。鏡に興味深々のモモちゃん。剛くんは，草かき揚げ弁当を食べます。T「周さんの料理に比べてどうですか。名もない料理人が作った料理ですけど」。剛くん「こっちの方が正直うまいね。シンプルで」。ここでスタッフから重大報告が。東スポの記事を見せられます。＜山中に置き去りにされアルパカと一緒に草だけ食べて生活＞という記事。剛くん「何，これ・・・これ，本人ノリノリ企画って。僕，全然ノリノリじゃないし。全然時間あるって，ないし。"メェ〜"だけですよ，合ってるの」とびっくり。そして「愛がないね。全然ね。イラッときますよね・・・これ普通隠しとけばいいんじゃん」。T「東スポへの怒りが，僕たちに来たって感じがしますね」。剛くん「配慮とかなかった？」。T「ないっちゃないんですね。こういうのを飲み込んで，大きく進んでいくっていうのはどうですか」。剛くん「しょうがないよ。見せられたし。それはもう呑み込むしかないよね。呑み込みの剛だから」。そのあと，「ぷっすま」の収録と雑誌の取材をこなします。 　今回の番組のタイトルを，スタッフが鈴木おさむさんと電話で相談。剛くんもアイディアを出します。剛くん「緑とか・・・ミドナギ剛とか・・・エコとか，エコなぎとか・・・エコつよとか」。却下（笑）剛くん「雑草のように生きようって，最後に。サブタイトルで」。剛くんのアイディアも多少入れてくれました。 　番組スタッフとランチタイム。スタッフは，ロースカツ定食。それを見せられた後，剛くんのランチは"草カツ"。食べてみると苦くて「ちょっとしんどいね」。そして「お水下さい」と言って渡されるのが，草汁。これが一番苦くてまずい。 　次の場所に車で移動。どこに行くかわからないように（？）緑のアイマスクをつけられますが，剛くんはそれを利用してお休みタイム（笑）着いた場所は，山の入口。そこには＜草以外の食材GETチャレンジ＞という看板が。剛くんのテンションが一気に上がります。制限時間は１時間。名前に食べ物が入った芸能人が逃げているので，その芸能人を捕まえることができれば，名前にある食べ物をGetすることができます。すぐに阿藤快さんを発見。あっさり捕まえました。"貝"ゲットかと思ったら，"貝"じゃなくて"快"なので×・名前が同じじゃないともらえません。続いて，梅沢富美男さん。今度はちゃんと「梅干し」ゲット。その次は左とん平さん。"とん平焼き"ゲットかと思えば，名前が"とん平焼きさん"じゃないからダメ。次に見つけたのが，魚住りえさん。剛くんは「うおいずみさん」と呼んでましたが（笑）無事「イワシ」ゲット。歩いていると，ちょっと離れたところに休憩中の蛭子能収さん発見。でも"海老"じゃないことに気付き，無視（笑）その次は，芋洗坂係長。「ジャガイモ」ゲット。食材をゲットし，草も採取。 　そこへ，草笛奏者・芝田さん登場。剛くんも草笛に挑戦。しばらく練習していると，いい音が出ます。初めてでここまでできないとほめられました。 　草部屋に戻ると，周さんがお風呂に入っています。ゲットした食材で周さんが調理。相変わらず，"草"を調理することよりも，食材の味を大事にする周さん。スタッフが味が薄いんじゃないかと言っても，大丈夫と主張。ごま油をたくさん使っても，大丈夫と主張。完成した料理を剛くんが食べます。「イワシ汁」。剛くん「薄いですね」。周さん「薄い」。「草と梅の和え物」。剛くん「油っぽくないですか。べとべとしてません？」。周さん「ダブルで入れちゃったかなぁ」。「ジャガイモ草まんじゅう」。剛くん「味ないっすよね」。周さん「中途半端な甘さ？」。剛くん「僕にとっては，一大事なわけですよ。今日，凄い苦労したわけですよ，取ってくるのに，食材を」。周さん「またやり直す」と言って，「じゃあ，アルパカいこう」。剛くん「僕の親友ですから」。結局帰って行く周さん。剛くん「中途半端でしたね。普通に作ってほしいです。中華を」。 　一方，周さんも怒ってます。中華をやるには火力が足りない（カセットボンベじゃ料理ができないと）。剛くんは味がわかんないと思って，作っていたと。正直手抜き。今度はちゃんとしたものをドームに持っていくと意気込んでいます。 　剛くんは，食事も終わり，お風呂に。周さんの後の二番風呂。菖蒲湯です。剛くん「今の草のエネルギーでは，ライブは乗り切れないんで。今回限りは，たぶん食っちゃうと思います，何か」。T「ドッキリですね。草なぎさんがしかける」。剛くん「そうだね。気づいた時には食ってるかも，みたいな。草生活のみだったらいいんですけど，ライブは無理です」。

コンサート当日。「FIVE RESPECT」のバク転。剛くん「毎回，毎回，できるのかな？できないのかな？ってそこくると思ってるんですけど。でも，ちょっと今日は・・・ちょっとね，草だけだとものすごい不安なんで。正直言うんですけど，たぶん，何かっていうか，食べると思う。無理だと思う。『FIVE RESPECT』のバク転をするためには，ご飯２杯とか，食べてるんですよ。おにぎり２，３個。ちょっとつまんでいっちゃうかなと。見てても，カメラ回ってても，食べちゃうと思いますね。そのぐらい追いつめられてるっていう，僕，草なぎ剛ですね」。移動中。剛くん「今日，ビデオ撮りなんですよ。コンサートの。今日の映像が，一生残っちゃうわけですよ。コンプリートしないといけないのは，今回なんですよ。その日に草生活って」。それでもお弁当は，草ンドウィッチ。 　そのころ，東京ドームには，一流の料理人が集合。もちろん，その中には周さんの姿も。 　１１：３０。剛くんは，モモちゃんとドーム到着。アリーナからステージを見詰めてます。T「草なぎさん，逃げないですね」。剛くん「逃げない？・・・まぁ，逃げる時もあるんじゃないですかね。やっぱり人間なので。でも，生きていくうちに，弱い自分からも逃げないような人間になりたいですよね。それは思う」。ステージ裏を案内してくれます。着替え場も。順番は・・・剛くん「中居君，吾郎さん，僕，慎吾，木村君」。そしてステージ上へ。剛くん，客席の方を眺め「すごいでしょ」。T「お客さんの顔見えるんですか？」。剛くん「見えますね。手で，２４４とかやってたりとか。すごい見える。うれしい。けっこう，オレ，そういうの凄いわかる。全然オレのこと見てないなとかわかる。中居くんファンの子とか，中居君しかずっと見ない子がいて。どうしたら振り向くのかなとか。そう思ったりもする。でも絶対見ないの，僕のこと」。T「顔つき変わりましたね」。剛くん「そう？なんか，やっぱ引き締まるのかもしれない。ちょっと本番に向けて」。ステージ裏の一角に，モモちゃんをつなぎ，剛くん「モモちゃん，お留守番しててね」。 　いつものケータリングの部屋。おいしいものが並んでいます。その料理を用意してくれる「お母さん」。剛くんは，いつも全種類食べて，一番食べているそうです。剛くん「草ってないよね，お母さん」。さすがに草料理は作ってありません。ただ，特設のキッチンスタジアムでは，豪華な草料理が作られ始めています。麺屋武蔵・ピザの世界チャンピオン等々。 　ステージでは，リハーサルが行われています。モモちゃんに気付いた木村君「え！？警備？」。警備の人の前にいますが・・・。触れてみてと言われますが，木村君「触りたいんだけど，アルパカアレルギーあるかもしれないじゃん」。次は慎吾君。慎吾君がびっくりしてみていると，全身緑の剛くんもやってきます。剛くん「何？不審者を見るような眼は。よろしく。いろいろと。草だけなんだよ」。慎吾君「草マン！」。剛くんは全身緑のままリハーサル。 　キッチンクサジアム。トシ・ヨロイズカ，赤坂青野，そして周さんの料理ができていきます。午後３時。いよいよリハーサルが終了した剛くんがやってきます。並んでいる料理を見て，剛くん「なか，おいしそうなものばかりありますよね。これ，いけるんじゃない。楽しみにしています」。ところが，あの周さんの姿がない。実は，料理が完成すると，感想を聞くまでもないと自信満々で帰ってしまいました。剛くん「急になんか光が見えてきたぞ。うれしいな，これ」。まずは"草ピザ"。剛くん「今まで食べたのと全然違う。草だと思えない」。そこへ慎吾君が登場。慎吾君には番組の内容を違えて伝えてあります。慎吾君「環境特番やるんだって？コンサートだよ。もう始まるよ・・・３時間の番組ってすごいことだよ。この時期だと番組対抗とか・・・」。剛くん「僕一人で。言ったのよ，もたなねぇって」。木村君にも環境特番をやっていると説明。そう言われた木村君，応援にやってきます。木村君「何やってんの？」。剛くん「草だけ食ってんだけど」。木村君「環境特番じゃねぇの」。剛くん「もしも人類草だけになったら人間はどうするのかっていう大きなテーマを背負いながら・・・」。でも，料理を見ると・・・木村君「エビいんじゃん」。周さんの作った焼きそばにはエビ等具だくさん。剛くん「タイミング悪い。周さん。最後，これ作ったのよ」。木村君「オレのトマトの時，ニセシェフだぞ。なんで草でエビがあったり，米はいるしさ。パティシエだぁ？」。剛くん「なんか，オレ，すごい緩くしてるみたいなさぁ。ここまで大変だったのよ」。慎吾君「どこが環境だよ」。木村君「草生活，全然続けろよ」。剛くん「ぶっちゃけこれだったら続けられるよね」。木村君「こんな贅沢な草生活ねぇよ」。剛くん「今日まで大変だったんだって」。木村君と慎吾君も食べてみることに。周さんの"草焼きそば"。木村君「うん，うん・・・」と置いちゃう。剛くん「うまいよ，これ。周さんにしては」。木村君「今日，これでやればいいよ」と緑の衣装を。剛くん「これでは，ちょっと。ビデオ撮りだし」。木村君と慎吾君「ビデオ撮りと３時間どっちが大事なの」。剛くん「だから，それは・・・」。木村君「お前一人でやってるんでしょ」。慎吾君「３時間の番組だよ。できないよ」。 "草ラーメン"も食べてみます。剛くん「半端じゃなくうまいよ」。慎吾君「草だね」。木村君「うめぇ」。剛くん「草鍋とか食べさせてあげたい」。慎吾君「これだけでコンサートできるよ」。剛くん「なんか，僕が楽みたいな言い方」。木村君「何も心配しなくていいよ」。剛くん「そういうことになるんだ。最後になって・・・うまく作りすぎですよ」とシェフに。木村君と慎吾君，ラーメンどんどん食べちゃいます。剛くん「僕食べないと。僕メインだから」。慎吾君「これだけでもコンサートで着るから。オレが草生活やるよ」と手を挙げます。すると木村君も「オレやるよ，じゃあ」と手を挙げます。２人で言いあって，しばらくすると，剛くん「オレやる」と手を挙げます。木村君・慎吾君「どうぞ，どうぞ」。ダチョウ倶楽部のネタ（笑）そして"特製草ジュース"。飲んでみるとおいしい。剛くん「これも５倍ぐらいうまくなってるね・・・５倍以上だよ。１０倍ぐらいうまくなってる・・・１００倍うまいです。なんで違うの」。木村君「なんでこんな贅沢な思いしてるのに，さっきから文句しかいってないんだよ」。剛くん「ほわ〜っ」。木村君「何？今のマンガみたいな顔」。デザートもおいしい。慎吾君「これだったら，草生活でコンサートできるよ。オレやりたい」と手を挙げます。木村君「いや，オレにやらせてよ」と手を挙げます。剛くん「僕だって，何日間かけてここまで来たんだよ・・・」。２人がいいあってると，やっと剛くん「僕やるよ」と手を挙げます。木村君・慎吾君「どうぞ，どうぞ」。剛くん「いや。やってるんだけど」。 　慎吾君にためになる豆知識を披露してもらいます。慎吾君「コンサート４時間で２kg痩せます」。いつも始まる前と終わってから体重を計るそうです。中居君のソロの間も計っているそうです。剛くん「そんだけカロリー消費してるってことだよね。だからちゃんと食事しないといけないってことだよね」。木村君からも「我々SMAPメンバーは，すべて全員，自然環境自体が名前に入ってる・・・草なぎ。香り，香取の。木村，木でしょ。稲垣の稲」。剛くん「あれ？中居君は？入ってないんじゃない」。木村君「・・・入ってない！・・・私服を着てる時の草野さんは，ティアドロップのサングラスをかけている」。慎吾君「草なぎ剛は，高校生のころブルックシールズのファン」。 　慎吾君「本番１時間だよ。５時です，もう」。剛くん「本番前にいろいろとありがとう」。木村君「オレやりてぇな」。剛くん「ここまで大変だから・・・」。慎吾君「トマトやったもん，去年」。木村君「トマトやったから，次草でいいじゃん」。慎吾君「違う，違う。オレがやる」。木村君「オレだよ」。剛くん「うるさいな。オレやるって」。木村君・慎吾君「どうぞ，どうぞ」。慎吾君「間のえ？え？っていうのがちょっと長い」。 　１人になった剛くん，草料理を堪能。剛くん「こんなおいしくなると思わなかった。面白いし，なんか」。コンサートまで４５分。剛くん「これでいける。この草料理だったらいけますね」。T「今日のコンサートは草の力で行く？」。剛くん「そうだね。まさかの，まさかの。本当におにぎりとか食べてやろうと思ってたけど。まさかの草パワーでいけるのかもしれない。むしろ元気出てきた」。そしてシェフたちに，剛くん「本当に皆さんありがとうございました」。T「最後に皆さんに感謝を表現しましょうか。体で」。剛くん「じゃあ，今日作っていただいて，僕の渾身のターンを。草生活ありがとうございました」ときれいなターン。ギリギリまで草料理を堪能。コンサート開始３０分前まで食べています。剛くん「今日は異例ですね。異例。１時間前は食べないようにしてるから」。そして，ケータリングを出るとき，剛くん「明日はお母さんのおいしい料理食べるからね」と声をかけていきました。 　いよいよ本番へ。本番直前，バックステージでは円陣が組まれます。モモちゃんも参加。木村君「２日目，よろしくお願いします。引き続き集中して，ケガ，自己，気をつけてやってほしいですけど，カメラ数台増えまして，映像撮り本番です。とにかく楽しんで。みんなが楽しんでいることが記録に残ればいいと思います・・・声出していくぞ！」。モモちゃんはメンバーを見送ります。慎吾君「がんばるよ」。剛くんは吾郎ちゃんと一緒に来ました。剛くん「モモちゃん」と吾郎ちゃんに紹介。吾郎ちゃん「かわいい。モモちゃん」。剛くん「お留守番してんの」。吾郎ちゃん「友達？」。剛くん「友達」。吾郎ちゃん「一緒に生活してんの？」。剛くん「そうだね，草生活で。いつも緑の着てるから，たぶんわかってないかも知れない」。吾郎ちゃん「今着なくていいの？」。剛くん「今はさすがに」。吾郎ちゃん「着てもいいよ」。剛くん「いや。そういうわけにはいかないでしょ」。吾郎ちゃん「じゃあ，行ってくるよ」。剛くん「行ってこよう。言ってきます。途中でもう１回来るから」。 　コンサートスタート。途中で慎吾君がモモちゃんのところに。慎吾君「いるの？ライブ中も？・・・草生活のせいじゃないの。MCで水かぶっちゃったりして。いつもと違うもん。本当に怒られるよ，あとで」。そのMCの様子が流れます。その剛くんがやってきました。剛くん「問題なくやってます。体力的には大丈夫なんだけど，MCで水かぶっちゃって，怒られちゃった」。T「今日キレてますね」。剛くん「うん，軽い。体は。調子いよ。草パワーかな」。ここで草ジュースを飲みます。T「今の気持ちを体で」。剛くん「草パワー！」と両手両足を広げてポーズ。そのあと「草草草・・・」と面白歩き。草パワーだけじゃ乗り切れないと言っていた「FIVE RESPECT」（映像がほぼ１曲。大さび等カットですが）。３時間４３分，全４４曲終了。 　吾郎ちゃん「着替えないの？早く着替えな。緑に着替えな」。ライブ終了後，草について語ります。剛くん「草はエネルギーにものすごいなります。草をなめるなよ」。T「ちょっと違う感じしましたね。もう１個とっときます？」。剛くん「草だけじゃだめ・・・かな。やっぱり」。T「否定しちゃう感じですか。最後」。剛くん「どっちがいいかな」。T「別のパターンひねり出しましょうよ」。そこへ慎吾君がきました。慎吾君「バク転が，今までで一番キレがあった」。剛くん「ホント？」。慎吾君「マジで。びっくり」。剛くん「やっぱ草パワーだ」。慎吾君「かなり良かったよ。草，すげーな」。剛くん「草は・・・大切にしよう・・・草よ，永遠に。Forever。大事にしよう。今『たいせつ』が流れるっていう。SMAPの『たいせつ』が」と歌います。T「動きでごまかしてますね。かっこよく動いて一言，最後。もう１回とかなしで」。剛くん「OK！・・・草！」と踊って・・・「もう１回」。やってみますが同じ。最後の最後，剛くん「雑草のようにオレは強くなるぞ！みんなも雑草のように強く生きろーっ！」。

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