| 「ＳＭＡＰ×ＳＭＡＰ特別編 ＳＭＡＰ'03〜'04」 メンバーが２人でトーク。リレー形式です。 真っ暗な部屋に，小さなセット（テーブルとイス）。中居君が１人座っています。「何話すんだよぉ」と言っていると，剛くんが登場。２人が座ると，ホントに狭いので，目の前に相手がいる感じです。 中居君「あんまないよね。こんなのね。ちょっといい？剛の顔見せて」と剛くんをのぞき込みます。「こんな風に見たことないからさ。こんなメンバーのこと，こんな見たことない・・・へぇ〜」と中居君。剛くんは笑っています。中居君「苦労してるな」と剛くんの頭や方をポンポンとたたきます。「苦労した？苦労してきた顔してるね」。 剛くん「そう？」 中居君「がんばったね。顔に出てるね」 剛くん「ホントに？」 中居君「顔に出ると思うわ・・・辛かった？」 剛くん「全然。なんで？そんなことないよぉ」 中居君「がんばったよ。他のメンバーも刺激になってると思うよ。韓国語だってさ，すごくやってる・・・やりましたってだけじゃなくて，進行しているし。他の仕事にも影響しないがんばり方しているなって・・『スマスマ』の本番前にずーっと韓国語のね（本を読む仕草）『よーい，はい！』（とその時に本をしまう仕草）・・じゃないでしょ。ちゃんとけじめつけているから。すごく努力してるよね」。 剛くん「中居君も見えないところで努力してるじゃない」 中居君「オレしてない・・・生まれ持った感性でやっているからね」 剛くん「いや，絶対・・・中居君の車乗ったりするとさ，漢字の辞典とか置いてあったりするよ。漢字の勉強してんだ，みたいなさ」。 中居君「そんなレベル低いこと言うなよ。自分のことたてようとしたんだろう。自分は，韓国語もう，みたいな。中居君は漢字，みたいな。オレは幼児かよ」。剛くんは笑って否定。 ＜５分経過＞ 中居君「今まで一番何が，１５年間でさ，なにが一番辛かった？仕事で。どんな時期が辛かった？」。剛くんは考えています。「こんな話するのね，こういう所じゃ無いとね」。 剛くん「やっぱり，最初パッと聞かれて思ったのは，コンサートでさ，名古屋のレインボーホールの２階席が入っていなかったときは辛かった。ステージ立って，ダメじゃんオレたち，みたいな。ショックだったのかな」 中居君「もうちょっといるかと思ったもんね」 剛くん「あれは何か，こう肌で感じる辛さっていうかね・・・辛かったね」。 中居君「個人的には？」。剛くん考えています。その剛くんをのぞき込むようにして中居君「オレから見てね，剛ね，みんなさ，ドラマやり始めたときあったじゃん。ドラマ，みんな主役とかって時にさ。剛，あんまドラマ出てなかったじゃん。ずっと２番手だったじゃん。２番手・３番手だったじゃん。そんとき，ネタにはしたけど・・ネタって言うか，話面白くするために，おっミスター２番手，みたいな。でも実際は，しんどいって言うか，危機感とかあったのかなぁって，そういうの思ってた時期があった」 剛くん「・・・・そうだね・・・中居君がね，よく剛は遅咲きだとか，言うじゃない。みんな最初さ，主役とか，ドラマでね，実際僕が最後っていうか『いいひと。』ってドラマで最後の主役だったんだけど。正直・・うん・・主役やりたいなって，すごい思ったときはあった。みんないいな，みたいな」 中居君「羨ましいって言う，な」 剛くん「でもね・・・まぁ，いつかね。チャンスは来るんじゃないかなって言うのはあったから」 中居君「５人で，バラバラじゃんか。オレはバラエティーやっているとか・・みんないろんな方向がある中で，剛は自分のポジションを確立しないといけないと思っていた時期もあったと思う・・あったでしょ？」 剛くん「そうだね・・あのー・・どっちかというと，僕さぁ，地味だからね」 中居君「地味って言うかね・・華がないからね」。２人とも笑っています。 ＜１５分経過＞ 剛くん「その通り，その通り。中居君，やっぱ華あるからさ。華って言うか，派手だからさ」 中居君「お前，華あるって。すっごく光ってるよ・・・照明がすごい当たってる」 剛くん「照明じゃん！」と笑顔。「だから，長く見てもらわないとね」 中居君「積み重ねるタイプだよね。コツコツのタイプ」 剛くん「そういった面ではね，どうにかがんばらないといけないなと思った時期はあった。もっとはっきりとした方がいいのかな，とか」 中居君「良かったよね，売れて」。笑っている剛くん。「売れたよね？」 剛くん「売れたかなぁ？」 中居君「売れてるよ」 剛くん「そうかなぁ〜」 中居君「剛ね・・売れた」 剛くん「そうかな」。２人とも大笑い。「唯一中居君だけかな，飲みに行ったりとか，たまにね，するのはね」 中居君「家，来るもんね」 剛くん「たまにね」 中居君「ライブの時ぐらいだけど，来るもんな。あれ，変だけどな。２人っきりでも大丈夫だからくるんだろうなぁって思うけどね・・他のメンバー，どう？」 剛くん「他のメンバー・・・・？」 中居君「他のメンバーとちゃんと交流を持って，コミュニケーションとかとってる？」 剛くん「そうだねぇ・・・やっぱりね，慎吾なんかはね，もう昔から，一番下で，こう・・気心知れているっていうか，あれなんだけど・・・最近，木村君がね，２人になったりすると，正直気まずかったりする。よく怒られるでしょ，オレ。木村君にね。お前しっかりしろよ，みたいな。だから，正直，２人になると，何しゃべっていいのかなぁとか。そういうときあるじゃない。時期でさ。ちょっと口数減ってくるときあるよね。なんかね。まともにしゃべれなくなってきてさ，ガツッとね。メンバー同士がさ」 中居君「何かっつうときはしゃべるよ。トラブルあった方が」 剛くん「それはあるよね。トラブルあるとね。妙に連帯感というのが生まれるよね。森君ときもそうだしさ」 中居君「森の時もガツッてなったじゃん。吾郎ちゃん時もな，ガツッて４人集まったじゃん。夜中，２時３時とかさ」 剛くん「そういうのないんだ，ね」 中居君「初めてだもん，木村に電話したの。電話番号知らないから」と言うと，剛くん爆笑。「これはちゃんとやんないといけないなって思って。んで，木村の携帯をマネージャーに聞いて・・・オレと木村，話し合わないといけないなぁと思って。木村にとりあえず電話して。風呂かなんか入っていて」。剛くん爆笑。「声がさ，ほわんほわんしてんのよ・・・見た？・・何が？・・吾郎出てるって・・えーっ？って。とりあえず出てこいよ・・わかった・・後はマネージャーから連絡くると思うって・・・あんとき・・・」 ＜終了です＞ 剛くん「ちゃんとね，ありがとうとごめんなさいはね」 中居君「コミュニケーションをとる・・木村に限らずさ。慎吾にしろ，吾郎にしろ，ＳＭＡＰのためになるんだから。ＳＭＡＰのためになるから言っている・・・ＳＭＡＰだよね？」 剛くん「そうだよ」 中居君「ちゃんと話した方がいいと思うよ」 ＜終了です＞ 今度は剛くん１人が待っています。そこへ吾郎ちゃんが登場。 吾郎ちゃん「すごいねぇ・・近いね」 剛くん「近いんだね」 吾郎ちゃん「どうですか」 剛くんは笑って「なんか，こうやって面と向かってしゃべるのもね，あまりね，ないからね」 吾郎ちゃん「そうだね・・・近いね」 剛くん「近いね」 吾郎ちゃん「えー・・全然こういう感じがいいね」 剛くん「吾郎ちゃんとは，いつも『スマスマ』でさ，楽屋が一緒だからね」 吾郎ちゃん「楽屋一緒だから，そんな違和感ないよね。そこまではね」 剛くん「違和感ないし・・・他のメンバー，良く吾郎ちゃんのことさぁ，２人でいると気まずいとか言うじゃない？オレねぇ・・一番沈黙吾郎ちゃん大丈夫」 吾郎ちゃん「ホントに？」 剛くん「うん」 吾郎ちゃん「カメラあるとかじゃなくて？」 剛くん「うん」 吾郎ちゃん「オレも正直そうだよ。昨日，ＮＨＫにいたんだけど，慎吾が入ってきたの。ちょんまげつけて。どうしようかと思ったもん」。剛くん笑っています。「普通にしてたけど・・あるよね。ちょっとね」 剛くん「正直，メンバー，誰が，２人，気まずい？」 吾郎ちゃん「こういう風に４人ともしゃべるんでしょ。ちょっと，また空気違くなる？」 剛くん「違うでしょ」 吾郎ちゃん「ここに慎吾いると・・慎吾なんて，ラジオやっているし」＜５分経過＞「しんつよじゃん。ちょっと違うの？」 剛くん「やっぱり，何かさぁ。こういう風に改まってさぁ，２人で，なんの話題もなくてさぁ，しゃべってくださいって言われてもねぇ。何しゃべっていいかわからなくなっちゃうもんね・・・吾郎ちゃん，正直，中居君とか気まずいでしょ，２人きり」 吾郎ちゃん「中居君はね・・結構昔，２人でいたから。寮だったりとか，ドラマ一緒にやったりとか・・・そんなに・・そうだね・・そんときの感じと違うよね。わかるでしょ，言っていること。関係性って変わってくるよね」 剛くん「年と共にねぇ」 吾郎ちゃん「不思議だねぇ」 剛くん「吾郎ちゃん，車の中で眠れないとダメなんでしょ？」 吾郎ちゃん「なんで？」 剛くん「倒せないとイヤなんでしょ。リクライニング」 吾郎ちゃん「そうだよ。キミ，荷物積みすぎだよ，後ろに。もって帰った方がいいよ。もしあれだったら，カットだけど・・・○○ちゃん（音声カットされていました）にもらったプレゼント，半年ぐらい入れっぱなしだったでしょ，車に」。剛くん爆笑。「あれ，失礼だよねぇ。あれは，ありえないよぉ〜！ショックだったもん。なんで，心優しい剛が，ああいうことがあんのかなって」 剛くん「そうそう（笑）・・ちょっと忘れちゃったのね」 吾郎ちゃん「ウイスキーとかさ。誕生日にもらったの，積んであるでしょ」 剛くん「オレ，だらしないねぇ・・・でも，吾郎ちゃんってあれだよね。なんて言うんだろう。テレビではさ。ちょっとクールな感じでさ，おとなしい感じがするけど，実はすごいしゃべるよね」 吾郎ちゃん「おしゃべりだよ，オレ」 剛くん「それこそ一番，あのー・・なんて言うんだろう」 吾郎ちゃん「そうだね。常に変わらないかも知れないね」 剛くん「あんまり人見知りとかしないじゃない」 吾郎ちゃん「しない」 剛くん「結構，中居君とか，すごいしゃべりそうな感じするけどさ，人見知りだったりするでしょ。吾郎ちゃん，この企画あっているよ」 吾郎ちゃん「そう？オレ，リラックスしすぎ？」 剛くん「あっていると思う。吾郎ちゃん，すごいさ，昔よりか大人になったよね」 吾郎ちゃん「うん。オレ，子どもだった。オレ，恥ずかしいこといっぱいあるもん。１０代の頃とか」 剛くん「どっちかというと，ヒステリックじゃん，吾郎ちゃんね」 吾郎ちゃん「１０代の頃とかさ，あり得ないよね」 剛くん「キーってなるでしょ」 吾郎ちゃん「うん」 剛くん「でも，そういう吾郎ちゃん，僕は好きだよ。男性でさ，ヒステリックな人ってさ，そんなにいないじゃない。そういう感覚持っている自体・・・男でさ，キーってなるんだよ。女の人だったらわかるけどさ。それすごい吾郎ちゃんの１つの魅力だと思うよ」 吾郎ちゃん「そうなの？」 剛くん「でも，最近はそれを押さえているところが・・・」 吾郎ちゃん「人前で押さえようと努力しているもん。ホントは何も変わっていない。根元的な部分って隠しているだけだからね」 剛くん「最近はホントに吾郎ちゃん大人になったんだぁ。昔だったらさ，すぐさ，キーキー言っていたのに，なんかすごいおとなしいというか，なんて言うんだろう，立派に構えているなぁっていうね」＜残り２分＞「場面がね，多いから」 吾郎ちゃん「剛，変わってないもんね」 剛くん「そう？僕はねぇ・・やっぱりねぇ・・・」 吾郎ちゃん「そういう・・・」 剛くん「僕はね，結構ね・・・」 吾郎ちゃん「子どもっぽいところないじゃん。昔から。実は。そういった意味でさ」 剛くん「キーキーはそんなしないかな」 吾郎ちゃん「変わってないよね，だからね。性格的なとこっていうの」 剛くん「そうだねぇ」 吾郎ちゃん「仕事に対する取り組み方とか，姿勢とか，それはみんなそうだと思うけど，そういうのはもちろん変わっていると思うけど，根本的な」 剛くん「でもダメよ。だらしないしね。どうしてもやっぱりね。だらけてしまうというか，甘えてしまうというか，そういうとこは」 吾郎ちゃん「秀吉は終わったの？」 剛くん「終わった」 吾郎ちゃん「どうだった？」 剛くん「楽しかった。京都とかね。撮影所からね，車で３０分ぐらい走るだけでね，ホントの山の中で撮影できるの。ホントに戦国時代みたいな感じになっちゃうのよ。景色がね」 吾郎ちゃん「そういう気持ちになれるよね・・・記者発表で，僕のこと言ったでしょ。オレのこと，オレがいないとこでたまに言うでしょ。『いいとも』の後説とか」 剛くん「うん，言う・・・でも，別に策略とかないよ。ただ，そんときにポッと浮かんだこと言ったのよ。吾郎ちゃん言ったじゃない」 吾郎ちゃん「秀吉の事ね」 剛くん「そうそう。役者冥利に尽きる役だねって。それがすごく，僕は残っていてね。いい言葉っていうか，吾郎ちゃんいいこと言っているなぁって」 吾郎ちゃん「羨ましい・・慎吾の『新選組』もそうだけど，やりがいあるよね。ちゃんとした実在の人物とかって，やってみたいなぁって思ったりするけど・・・そうなんだ。終わったんだ」 剛くん「吾郎ちゃんも終わった？」 吾郎ちゃん「終わった・・面白かったよ」 剛くん「でも今度新しいドラマもやるんでしょ」 吾郎ちゃん「うん。ＮＨＫでやってて・・・そっか，連ドラも始まるでしょ。大杉さんが言ってたよ。剛くんのお父さんだって・・そうなんだ。外で会うよね，人にね」 剛くん「そうだね」 吾郎ちゃん「戸田さんも言っていたよ。剛のお母さんでさぁって」 ＜終了です＞ 吾郎ちゃん「どんな感じですか？」 剛くん「今？・・・」 吾郎ちゃん「大丈夫？」 剛くん「僕全然」 吾郎ちゃん「僕もいいんだけどさ・・・意外と長いね」 剛くん「長い！２０分って長いね」 吾郎ちゃん「でも，２０分って早くない？普通。人となんか・・・」 剛くん「どういうこと？」 吾郎ちゃん「人としゃべっている２０分ってさ，早いときない？」 剛くん「早いときもある。けど，長いって事は，やっぱり辛いって事かな」 吾郎ちゃん「なんかね。剛が辛そうな顔して・・次，なんの話題持ってこようかって思う顔見ると，傷つく」。剛くん爆笑。「『金田一』のことは，ふらなくていいから。秀吉のこと，オレは，剛の話があんまり出てないかなぁって・・・」 剛くん「思ったんだ」 吾郎ちゃん「金田一のこと，聞かなくて良かったんだよね」。剛くん爆笑。 ここで剛くんの出番は終了。 吾郎ちゃんが残って，やってきたのは木村君。吾郎ちゃん＆木村君。その後は，木村君＆慎吾君。慎吾君＆中居君で終了。 他のメンバーのトークは，省略（長くなりすぎるので）。でも，剛くんの話が出てきたところだけレポします。 【吾郎ちゃん・木村君】 ２人きりになるとメンバーによってフィーリングが違うという話から・・・ 吾郎ちゃん「剛が，木村君と２人きりになるとドキドキするって。すぐ怒られるから。ビストロの時とかそういう感じじゃない？」 木村君「そういうのあるかもな」。木村君は，やっぱりメンバーによって「フィーリング」が違うそうです。 【木村君・慎吾君】 慎吾君「つよぽんんが怒られるでしょ，二日酔いで」と。２人で二日酔いは良くないと言いますが・・・ 慎吾君「一緒に朝まで飲んでいるでしょ。あれはかわいそうだと思うの。その人それぞれの問題もあるじゃない。同じだけ同じ時間，朝まで飲んでいて，僕平気でしょ」 木村君「無理矢理平気にもってってるね。ちょっときてたとしても，リハーサルでやったら動かして汗かくじゃん。日にも当たるし。すぐぬけるじゃん」。木村君は，自分でそういう思いをしたくないからお酒はあまり飲まないそうです。 |