|
| 木村君「2004年。今年もまた，いろんな事が起こりました。いまだに終わることのない戦争。世界中で起こったテロ。日本では耳を疑いたくなるような痛ましい事件が起こったり，記録的な台風や，新潟中越地震ではたくさんの人の生活が奪われてしまいました。そして，ビジネスの世界，スポーツの世界では，今までの常識が大きく変わっていく時代に入ったようです。でも，もちろん，暗いことばかりではありません。アテネオリンピックでは，選手達の活躍で，たくさんの人が熱くなることができました。寝不足にもなりました。アメリカメジャーリーグに渡った選手達は，日本人であることが誇らしく思えるような，そんな活躍をしてくれました。明るく楽しいこと，そして，そうじゃないこと。きっと来年も，またいろんな事が起こるんだと思います。でも，前を向いて，笑顔でいたい・・・そう思います」。 吾郎ちゃん「嬉しいこと。悲しいこと。面白いこと。辛いこと。幸せなこと。切ないこと。いろんな事があるけれど，それでもみんなががんばって，自分の人生を生きています。いつも小さな幸せのかけらを集めているから，どんなときも乗り越えていけるんだと思います。今日はちょっと特別な日。もしかしたら，日本が一番優しくなれる日なのかも知れません」。 剛くん「12月25日。今日はクリスマスです。どんな理由でこの日が始まったとか，そんなこと飛び越えて，日本ではみんなが誰かに幸せをあげる日になりました。家族へ，大切な人へ，友だちへ，隣の人へ。幸せは，もらった人も，そしてあげた人も幸せになれるのです。クリスマスは，小さな幸せがリレーしていく日。きっと100年後も誰かが誰かに幸せを渡している，そう思うとちょっと嬉しくなりませんか？」。 慎吾君「あなたは今日，誰に何をあげましたか？プレゼントには，いろんな形があるけれど，元々は全部一緒。それは，"気持ち"と言う贈り物。僕達ＳＭＡＰからも，ＳＭＡＰにしかできないささやかな"気持ち"を送ります。これかｒなおじかんを，少しでもみんなが楽しんでもらえるように，そしていつか今日のこと"楽しかったなぁ"って思い出してもらえるように」。 中居君「そして今日，みんながリレーした幸せが広がっていくことができるなら，ほんのちょっとだけでも，未来は明るくなれると思います。きっとまた来年も，いろんな事があるでしょう。それでも，今日よりああしたが，今年より来年が，ちょっとずつでも幸せになれると，僕達は信じています。雪が降っていないところでも，星が見えないところでも，空から愛が降る夜。僕達５人のささやかな気持ちを受け取って下さい」。 |
| たくさんの人々でにぎわう"SAINT DEPARTMENT
STORE"。 「サンタクロースなんてホントはいない。それに気づくのが大人になることなら，僕らは生まれたときから大人でした」と，たくさんの大人相手に語っているのはレオ。弟の虎之介も一緒。「僕らは，親に捨てられた」。もう１人妹がいた。妹にはサンタの存在を信じてもらいたくて，古く薄汚れている自分たちの手袋を片方ずつプレゼントした。涙を浮かべながら話す２人の悲しい話に，周りの大人達は号泣。虎之介は，部屋の隅に走っていって泣いている。妹は大人に連れ去られた。「大人は敵だ」とレオ。そんなレオの話に，泣きながらお金を渡す大人達。その死角で，虎之介はレジのお金を盗んでいた。何事もなかったかのように，泣きながらレオの元へ戻る虎之介。そんな虎之介をある大人が抱きしめると・・・盗んだお金がバラバラと。ばれてしまい，慌てて逃げる２人。「大人なんてちょろい」と。 窓の外を見つめる老人。日めくりカレンダーをめくると・・・2月24日。 デパート前。トナカイの格好＆サンタの格好をした宣伝マン。サンタクロースが持っているプラカードには『プレゼントはデパートで』。サンタクロースって？そのデパートの若社長・ジュニアは社員に「子供というのは，どんなプレゼント欲しがる？」と質問する。社員の答えは「お金かかっている物」。「オレもそう思う」とジュニア。そのころレオと虎之介は"宇治"と言う男の家を探していた。 AROYというカレー屋にいるジュンサの元へ電話が。食い逃げとレジ荒らしの子供達に関する通報。AROYには，店の隅に陣取っている老人と，やる気がなさそうなマスターがいる。電話が終わったジュンサの前に，オススメの"トナカイカレー"が差し出される。それを一口食べると・・・「う゛あ〜〜！」。 レオと虎之介が到着した宇治の家は大豪邸。その家に，巨大なツリーを配達したアジーとオットー。宇治は，世界一の画家。超お金持ち。新作の絵を描いているが，それを売りたくて仕方がない神宮に「売らない」と言い切る宇治。アジーとオットーは，実は泥棒兄弟。その絵を盗むための下見で来ていたのだった。同じ頃，レオと虎之介は教会の人間を装い，メイド・お鈴から妹・ハナの部屋を聞き出す。レオは，ハナは絶対不幸だと。一方，アンジーとオットー。オットーは，いつもアメをなめているが，それを注意したお鈴にそのアメをくわえさせる。一気に恋に落ちるお鈴。レオが不幸だというハナは，とても可愛い部屋に住んでいた・・・。 ジュニアは，自分の子供に，今まで「インド象３頭」「操縦者付きクルーザー１台」「純金製セスナ機」をプレゼントしてきた。でも，子供は喜んでくれない。「贅沢なヤツだ」とジュニア。AROY。レオと虎之介はカレーを一口・・・「う゛あ〜〜！」。そのまま逃げようとするが，偶然店に入ってきたアジーとオットーにぶつかり逃げ損なう。レオはいつものように泣き落としをしようとしても，アジーには通じない。AROYで働くレオと虎之介。「カレー一口分は働いてもらわないと」とマスター。アジーとオットーは，カウンターに宇治の家の見取り図を広げている。カレーを一口・・・「う゛あ〜〜！」。アジーとオットーは，宇治の家には煙突から侵入しようと計画。虎之介が「何の計画？」と尋ねると，オットー「盗み！」。「なんつって」と慌てて否定するアジー。虎之介は「オレたちは誘拐！」。 ジュニアは，子供と電話で話している。「ゲーム？だったら，メジャーリーグのチームを丸ごと買い取ろう」「忙しいから一緒にできないよ」「だから何が欲しいのかって」と子供の欲しがる物がわからない。AROY。マスターが２階から下りてくると誰もいない。「結局食い逃げされている」。食い逃げをしたレオと虎之介は，デパート前で"誘拐"の相談を。アジーとオットーが盗みに入り大騒ぎになっている間に，ハナを連れて帰ろうという計画。話を終えた２人は，デパートの中へ。デパートから出てくる金持ち達は・・・欲しい物は高価な物，プレゼントさえもらえればいい，愛なんて結局お金，そんな考えの人たち。デパートから出てきたレオと虎之介を引き留めた社員。盗みが見つかってしまった。そのころ，アジーとオットーは，サンタ＆トナカイの宣伝マンを襲い，衣装を奪い取る。交番に連れてこられたレオと虎之介。迎えに来てくれる人がいない。ボロボロの片方だけの手袋をしている２人を，窓の外からバカにしている金持ち親子。ジュンサは金持ち親子に「ボロボロにならないとわかんねぇ暖かさってもんがあるんだよ」と言い放つ。「ヤベッ，いいこと言っちゃった」とジュンサ。偶然通りかかったマスター，事情を聞くと「一緒に帰ります。今，うちの従業員だから」。 ジュニアはまた子供と電話で話している。「パパは忙しいんだよ。サンタ信じるなんて，バカみたいじゃないか。無駄で無意味」と言うジュニア。そしてプレゼントは「ありったけ送るから好きな物選びなさい」。AROY。「何も聞かないのかよ」とレオ。マスターは「聞いて欲しいの？自分の悩みでいっぱいいっぱいだよ。キミさ，大人は強いとか思ってない？」と店の外へ出ていってしまう。入れ違いにアジーとオットーが入ってくるが，２人はサンタの衣装でもめていた。オットーが，トナカイじゃなくどうしてもサンタを着たいと言うが「１着しかないんだ！」とアジー。宇治の屋敷。宇治は，手品でハナを笑わせようとするが，ハナは無表情のまま，形だけの拍手をする。その時，宇治に女性から電話がかかってくるが，険しい顔になり「知らないと言っているだろう」と電話を切ってしまう。 デパート前。マスターが何か考え込んでいる。ちょうどデパートから出てきたジュニアが「そこの庶民の方。庶民の庶民としての一般的な意見を聞きたいんだ」と話しかけてくる。ジュニアの質問は「クリスマスには，正直，子供は何を欲しいのか」。マスターは「さあ？デパートでは一番何が売れているんですか？」と逆に質問。ジュニアの答えは「一番売れている物が一番欲しいとは限らんだろう」。これに驚くマスター。「いいこと言うなって思って」。でもその後に続くジュニアの言葉は「だからうちの子には，手に入らないような高価な物をあげているんだ」。「そっちか・・・」とつぶやくマスター。ジュニアは「なのに喜ばん」。「高価なものはいらないんじゃ」とマスターが言うと，ジュニアは「安物がいいのか？それじゃ親のプライドが・・」。「親のプライドにプレゼントしている訳じゃないですよ」とマスター。この言い方がちょっと引っかかったジュニア。マスターは「まだそういう子供いるんだ」と嬉しそう。ジュニアは「贅沢だろう」と。でも「安心しました」とマスター。マスターは「僕のオヤジも，世界中を飛び回っている人で，何をしてくれたって訳じゃないんだけど。でも，子供の頃は世界中のいろんな話をしてくれた。なんか，あなたにしかできない事ってないんですか？」。さらにジュニアは「うちの子は，サンタを信じているんだよ。どう思う？」と質問。マスターは「いいんじゃないですか」と言った後で，「信じられたサンタはプレッシャーだろうけど」とつぶやく。 手袋をじっと見つめているハナ。宇治の妻が入ってくると慌てて隠すが「隠さなくていいのに」と宇治の妻。ハナが「レオと虎之介がくれたの」と言うと「大事な物だ。家族みんなで大事にしようよ。あの人だってそう思っている」。宇治は，完成した絵を居間に飾って眺めていた。AROYの前では，アジーが宇治の家の煙突をチェックしている。オットーは，交代するでもなく虎之介と遊んでいる。そこへマスターが戻ってきた。そしてレオに「１つだけ聞いてもいい？君なんで笑わないの？」と。レオの代わりに虎之介が答える「笑うの苦手なんだ」。レオは，虎とライオンが一輪の花をくわえた人形をじっと見つめていた。宇治の邸宅では，お鈴が灯りを消して歩いていた。お鈴は，アメをくわえさせたオットーに恋をしてしまった。今夜，絶対オットーが自分のことをさらいに来ると勘違いしている。そのお鈴が，暖炉の火を消した。煙突の煙が消え，アジーはオットーと行動に移す。眠っているフリをしていたレオと虎之介も行動に移す。４人が出ていったAROYのカウンターには，サンタクロースの衣装だけが残っていた。 そのころ，交番には１人の女性が来ていた。宇治に電話をかけていた女性だった。レオと虎之介の写真をジュンサに見せている。この女性は，孤児院の教員・ひばり。レオと虎之介は孤児院を飛び出していた。話を聞いたジュンサは，２人のこと走らないといいながらも「まんざらウソでもなかったんだ。複雑な兄弟なんだな」とつぶやく。ふと何かに気づいたひばりは，一旦交番の外へ。そしてジュンサに「お巡りさん，ホントに会ってないんですか？兄弟って呼ぶのはこの子達だけ」と。実は，３人は別々に捨てられていた。ただ，ホントの兄弟のようにいつも一緒にいた。宇治に引き取られたハナだったが，レオと虎之介は宇治のことをハナを奪った悪人と思っている。 宇治の屋敷の近くで待機しているレオと虎之介。 車の中で自分の息子の写真を見つめ考え込んでいるジュニア。 宇治の屋敷の煙突から潜入しようとしているアジーとオットー。 サンタの衣装を見つめていたかと思うと，それを抱えて２階に上がるマスター。 ジュンサは，ひばりに「AROYってカレー屋に寄ってみ。トナカイカレーがおすすめだってさ」と。ひばりは，ジュンサに頭を下げAROYに向かう。 宇治の屋敷を昼間と同じ教会の人間に扮して訪れたレオと虎之介。お鈴に怪しい人影を見たと告げる。お鈴は，オットーが迎えに来たと勘違いし，大喜び。そのすきに屋敷に潜入する２人。そのすぐ後に暖炉に落ちてくるアジーとオットー。大事な屋敷の見取り図は，オットーが鼻をかんで捨ててしまった。慌てたアジーだが，目の前に盗む予定の絵が。レオと虎之介は，人の侵入で大騒ぎになるのを待っていたが，一向にその気配がない。それもそのはず，告げ口した相手のお鈴は自分のお迎えだと思っているから，ドレスアップしているだけで誰にも伝えていない。それでも，見つからないようになんとかハナの部屋にはいることができた。ぐっすり寝ているハナ。そのころ，アジーとオットーは盗んだ絵を袋に入れ，逃げようとしていた。だが，玄関前にはドレスアップしたお鈴が愛する人を待っている。別の逃げ道を探そうと，屋敷の中をうろうろし始めるアジーとオットー。お鈴が待つ玄関からやってきたのは，神宮。宇治が売る気のない絵を勝手に売りさばこうとしていた。アトリエに向かうと「絵がない！」と大声を出して騒ぐ。その声に慌てたアジーとオットーが逃げ込んだ部屋が，ハナの部屋だった。誘拐が本当だったとわかった２人。「連れ戻すだけだよ」とレオ。虎之助は「ハナ，オレたちの妹」と。４人はバルコニーへ。オットーが「宇治ってそんな悪いヤツなのかな」と言うと，虎之助は「当たり前だろう。ハナをこんな所に閉じこめて」。"こんな所"・・・「ふっかふかのベッドに，バルコニー付きの見晴らしも最高の部屋にって？」とアジー。考え込むレオ。 AROYの２階。マスターは，なぜかサンタクロースの衣装に着替えはじめていた。そして「父さんの頃はまだ良かったんだよ。ホントに欲しい物を届けるのがサンタクロースの役目だったろう」と言っている。「今だってそうだ」と答える老人。マスターは「だけど，街に出れば何でもそろう」。老人も「街でそろうような物ばかり子供達は欲しがるようになったな」。すっかりサンタクロースの格好になったマスターは，何かに座り「届ける物がないよ」。老人は「くさるな」とリモコンのスイッチを押す。するとマスターはハンドルをしっかり握り，壁が開くとそこは発車台。マスターが乗っているのはソリ。老人は「最後の救いは，こんな時代でもお前がいるってことだ」。そういわれても「なんかもう意味ない気がするんだけど」とマスター。老人は「意味ねぇよ。意味なんて全然ねぇよ。だけどな，サンタクロースが運ぶのは意味じゃない，夢だ」と告げ，ペダルを踏む。するとソリが猛発進。 宇治の屋敷。ハナの部屋のベランダで話す４人。レオは「オレたち本当は兄弟じゃない」と打ち明ける。すると，アジーは「気にすんだ。オレら気にしたことあったか？」とオットーに尋ねる。「ないね」と軽く答えるオットー。虎之介は「アジーとオットーって・・・」。「本当かどうか，オレらが決めんだよ」とアジー。オットーは「アジーとオットーは本当の兄弟です」。そして「レオと虎之助とハナは兄弟です。それでいいじゃん。宇治だって言うぞ。ハナとは本当の親子です」とアジー。虎之助が「どっちがホント？」と言うと「どっちもホント」とオットー。そのころ，居間に絵を移動したと聞いた神宮は，宇治と一緒に絵を見に行く。でも，絵はない。大騒ぎ。その絵を，レオと虎之介に見せるアジーとオットー。「いい絵だろう」とアジー。黙って見つめるレオ。泥棒が入ったとわかり，宇治が真っ先に走っていったのは，ハナの部屋。絵よりも自分の娘の方が大事と。その話を聞いていたレオ。アジーに「どうする？」と聞かれたレオは，虎之介に「ハナの寝顔よく見ておけよ」と。虎之介は，ハナの寝顔を笑顔で見つめ，手を振る。 屋敷の中では，大捜索が始まっていた。脱出を計る４人。でも，途中で迷ってしまった。そこで偶然，オットーを待ち続けるお鈴と出くわす。オットーは，またアメをくわえさせ，ちょっとカッコつけ「暖炉は？」。すんなり教えてくれるお鈴。そのころ，ソリで猛発進していったマスターは，街中の空を暴走中。宇治の屋敷の４人は，やっと居間に辿り着いた。アジーとオットーが煙突に上ろうとしているのに，なかなか暖炉にやってこないレオと虎之介。もう追っ手はすぐそこに。慌てたオットーが２人を袋に入れて抱えて逃げる。すると，暖炉が爆破され，吹き飛ばされる４人。ちょうどそこへ暴走ソリがやってきて，合体！オットー「カレー屋？」。アジー「何だお前？」。「サンタだよ！だってクリスマスだから！」と叫ぶマスターサンタ。コントロールできず暴走続けるソリに，トナカイ２匹がしがみついている。その姿を街の人々が目撃する。ハナも，宇治の屋敷で４人を追っていた男達も，貧乏をバカにしていた金持ち息子も，空を見つめ「サンタクロースだ」。そして，ジュニアも目撃する。しばらく考え込み，行き先を自宅に変える。「帰って息子と話がしたい」。交番では，婦警のアキコが「あっさり帰したり，かばってみたり・・・手袋片方だけの貧乏だから？」とジュンサに尋ねている。ジュンサは「でも新しい手袋が欲しかったわけでもなかったんじゃん」と，レオと虎之介が盗んだ物を見ている。「もう片方の手には，オレたちには見えない手袋，ちゃーんとしてたんじゃねぇの・・・ヤベ，またいいこと言っちゃった」。 AROY２階。アジーは「わかんねぇ。お前何なの？サンタクロースってじいさんでさ，あんな感じじゃ」とマスターの父親を指す。するとマスターは「っていうか，あれだろ。あれ，オヤジ。先代のサンタクロース。僕，２代目」とあかす。にっこり頷く父・先代サンタクロース。オットーが「なんでカレー屋？」と言うと「特に意味ないんだよねぇ」とマスター。「ちょっとぐらい不思議でもいいような気がした。だってクリスマスじゃん」と虎之介。１階には，ひばりが来ていた。ハナのことは納得できた２人。その二人を見守るひばり。宇治の屋敷では，宇治とハナが並んで絵を見ている。その絵は・・・レオと虎之介からもらった手袋をしているハナの姿だった。ハナは，宇治に抱っこされてその絵のそばへ。絵の隣にはボロボロの２足の靴下がぶら下がっていて，＜メリークリスマス。ハナへ＞のメッセージとプレゼントが。プレゼントは，虎とライオンと一輪の花の人形。笑顔になるハナ。その二人を見守る宇治の妻。 AROYでは，アジーとオットーが，嬉しそうに袋の絵を取り出そうとすると・・・そこには銀のトレイ。レオと虎之介が，逃げ出す前にすり替えていた。逃げ出すレオと虎之介。それを追いかけるアジーとオットー。レオと虎之介は，店の外に出ると２階の窓に向かって手を振る。２階の窓には，笑顔で手を振り返すマスターの姿が。レオと虎之介は，走って逃げる。それを追いかけ続けるアジーとオットー。アジーの「泥棒！」と言う声に，仕方なさそうに自転車で追いかけるジュンサ。窓の外を見つめているマスターに，「どうだった？」と尋ねる先代サンタクロース。マスターは「何も届けてないような，でも何かは届けたような。でも何かよくわからないような」と答え，１階に下りていく。先代サンタクロースが「で，来年は？」とさらに尋ねると，「そりゃ飛ぶさ。だって僕はサンタだから」とマスター。まだ走って逃げているレオと虎之介，追いかけ続けるアジーとオットー，それについて行くだけのジュンサ。レオと虎之介は一旦立ち止まり「メリークリスマス！」。「言っている場合か！」と追いかけるアジーとオットー。 ＜SONG of X'smap＞ 街に雪が降ってくる。「ちゃんと笑えるじゃん」と虎之介。レオは笑顔になっていた。英語のレッスンを受けるハナ。兄弟の人数を聞かれると「お兄ちゃん２人！」と元気に答える。 〜TheEnd〜 |
| 吾郎ちゃん「クリスマスの夜に，街で起こった小さな事件。そしてレオと虎之介が街を去った後，この街の片隅で，また１つの小さな事件が起こりました。誰も知らない，もう１つの出来事を，今夜は特別にお見せします」 |
＜AnatherX'smap〜遅れてきたプレゼント＞ |
| ジュンサは，「チャリンコのカギがないから」とパトロール中止に。パトロールは必ず自転車でと決めている。そんな話をジュンサとアキコがしていると・・・ 突然やってきた神宮「明子さん，大好きなんだ。人を好きになる幸せなら，誰でも自分で手に入れられる幸せ」と自分の気持ちを言うだけ言って，また走って帰っていく。 なんとなく，交番に居続ける２人。ジュンサはアキコに警官になったわけを尋ねるが，アキコが答えを迷っていると・・・ １人の男（唐沢）が登場。「母さんが死んだよ」。ジュンサ「悲しいね」。男「でもね，居間はいつもすぐそばで見てくれている気がするんだ。変かな」。ジュンサ「きっとホントに見ているんだよ」。「ありがとう」と去っていく男。 警官になった訳をアキコは「探している物があるの」と。その探している物は・・・ また男がやってくる。「父さんが死んだよ」。ジュンサ「とても悲しいね」。男「でもね，２人一緒に天国にいることが嬉しかったりするんだ。変かな」。ジュンサ「父さんと母さんは一緒にいたかったんだよ」。 ジュンサはアキコに「探し物って？」。アキコ「探しているときには見つからないのかも」。そう話していると・・・ 「落とし物です」と男（タモリ）が，ジュンサの自転車のカギを渡す。そして男は「AROYと言うカレー屋はどこでしょう」と尋ねる。「もうないよ。この間越していった」とジュンサ。男「どこに？」。「さあ？だーれも知らないんだよな」とジュンサ。アキコはジュンサのキーホルダーと自分のキーホルダーをじっと見つめている。 アキコが小さい頃。サンタにこういわれた。「運命の人って言うのは，今出会えるとは限らないんだよ。だから，簡単にプレゼントできる物じゃない。代わりに手がかりになる物をあげる」。もらったのは，女の子のキーホルダー。 男は「全くあの兄貴は何を考えているんだか」と去っていく。 自転車のカギが戻ってきたジュンサは「パトロールに行くかぁ」と立ち上がる。その背中には「君のサンタがどこかにいる」と書いてある。そしてジュンサは「一緒に行く？」とアキコをパトロールに誘う。「行く」とアキコ。アキコのキーホルダーとジュンサのキーホルダーを合わせると・・・自転車に２人ノリしている男の子と女の子に。 〜おしまい〜 |
＜X'smapドキュメント＞「X'smap」メイキング。メンバーが次々とスタジオに入っていきます。剛くんと中居君。剛くん「メリークリスマップ」。中居君も「メリークリスマップ」と言いますが，「涙目になっちゃうよ。恥ずかしくて」。剛くん大笑い。慎吾君は，オットーのアイテム・アメをなめています。「12本目。まだ２日目」。レオと虎之介は声をそろえて「メリークリスマップ」と言うはずが，虎之介は間違って「メリークリスマス」と。園二人が行っている姿を見た慎吾君「無理矢理感が出ている」と指摘。そして「３・２・１・キュ！」とカウント。すると満面の笑みで「メリークリスマップ！」とサンタ姿の剛くん。慎吾君は「これですよ。これがすごいお金もらっている顔」と。 唐沢さんも「メリークリスマップ」とやってきます。この一言で「750円」と請求（笑）撮影を始めて，すぐ終了。「今来たばっかりじゃないか」とちょっと不満そう？ お汁粉を食べる木村君「この感じ100点」。すすだらけのサンタ姿の剛くんは，めざし(?)を焼きながら「いいクリスマス向かえられそうだなぁ。スタッフのみなさんも楽しそうで」。 優香さんが「メリークリスマップ」と言うと，「やけにならないで言ってください」。他の主演者の方々も「メリークリスマップ！」。 スタジオへ走っていく剛くん「今ですね，吾郎君がメガネを忘れちゃったみたいなんですよ」とメガネ片手にスタジオの中へ。「メリークリスマップ」。吾郎ちゃんを見つけると「吾郎さん，メガネを」と手渡します。「ありがとう」と吾郎ちゃん。剛くんは「ダメだよ，吾郎ちゃん」。吾郎ちゃんはメガネをかけて「メリークリスマップ」。 「うめー餃子」と食べているのは木村君。次にはみかんを食べている木村君「また食ってるとこでしょ」。さっきの餃子は50個食べたとか。 剛くん「『X'smap』の現場を実況生中継したいと思います」。スタッフの声に合わせて「テストでーす！」。監督がスタジオに入ってくると「今，てんぱってますか？」と質問。「全然」と答える監督。木村君と慎吾君が食べていたみかんは，寺尾さんから。それを聞いた木村君「生まれて一番最初に１番から全部覚えた歌『ルビーの指輪』」と。慎吾君も「知ってるよ」と歌い出すんですが，歌詞がいい加減（笑）寺尾さんに慎吾君がご挨拶に行くと，寺尾さんも「メリークリスマップ」。 剛くんと吾郎ちゃん。吾郎ちゃん「NG少ないかもね。意外と」。剛くん「たまに中居君がNG出して，自分で『３・２・１』って言ってはじめることがある」と。その中居君の撮影の様子。熱いラーメンを食べて「ラーメン熱すぎ！」と文句を言ったかと思えば「っていう様な芝居をします」。今のが芝居だったのかと言われると「芝居じゃないです」。タモリさんがやってきて，「きたねぇなぁ〜」と中居君。「みんなあったかーい気持ちでやってるんです」。「どこがあったかいの？」とタモリさん。中居君は「自分だけ楽しそうに」ともんっく。「出番少ないんだからね，かっさらっていかないと」と言うタモリさんです。 サンタ剛くんとトナカイ木村君＆慎吾君。慎吾君は「わかってる？今回のつよぽんの意味」。「意味？もちろんわかってるよ」と剛くん。慎吾君「クリスマスでサンタだよ。タモリだよ」。木村君も「お前はタモリ」。「・・・タモリって言われてもねぇ」とちょっと困る剛くん。そのタモリさんと中居君。中居君が「どういう物語かわかりました？」と尋ねると「わかるよ・・・クリスマスでね・・」しか言えないタモリさん。「そうやって仕事しているんですね」と中居君。 歌の収録スタジオ。歌の練習をするしんつよ。木村君「なんでメロディーが迷ってるの。普通迷うのハモだろ」と指摘。迷っているのはメロディーラインを歌う剛くん「ヤバイ・・・」。 「Song of X'smap」（バラードバージョン） |
