| 舞台挨拶付き完成披露上映会 ２０１９年２月２０日（水） 会場：シネ・リーブル池袋 時間：１８：３０回（上映前舞台挨拶） 登壇者：山﨑光 新音 須藤理彩 草なぎ剛 鶴岡慧子監督 |
| 剛くん「山崎君、大きくなったね。新音ちゃんも」。2人とも「ありがとうございます」と。剛くん「僕にありがとう言われてもね・・・すごい倍率を勝ち抜いていらしてくれたんですね。ありがとうございます。ようやく皆さんに届けられる日が来たね。2人がんばりました。いろんな話していこうね」。
まずは、1人ずつ役柄紹介とご挨拶。山崎君「たくさんの方にお越しいただきありがとうございます。できるだけ『まく子』を楽しんでいただけるよう、裏話など話していければと思います」。新音ちゃん「初めての舞台挨拶で、とても緊張しているんですけど、魅力を伝えられればと思います」。須藤さん「高い倍率の中、お越しいただきありがとうございます。西加奈子さんの世界観と監督の脚本が、奇想天外なアイディアがあふれた作品です」。剛くん「そうですね。ピュアな心が強い映画で。そのなかで浮気したり、しょうもないダメ親父です。新しい新境地の役を切り開くことできたんじゃないかなと。今日は足を運んでいただきありがとうございます。楽しみにしていてください」。監督「1年前ぐらいに準備していた作品です。この日を迎えて、感無量です。去年の5月に完成して。たくさんの方に楽しみにしていただいて。私が思っていたより多くの劇場で公開されるという事で、ありがとうございます」。 撮影が去年の春ということもあり、今回は春っぽいファッションで、という事だったそうです。剛くん「須藤さんに、仮縫いのままでって言われたんで…。スタイリストさんが別件あったみたいで…んなわけないじゃないですか…ややウケ。皆さん、素敵な洋服で」。須藤さん「おしゃれ番長じゃないですか」。剛くん「番長ですけど…山崎君、撮影の時と違って。かっこいいスーツを着こなせるようになったんだね。どうして？どんな心境？」。山崎君「田舎の人だったんで…」。剛くん「役作りしてたから子供っぽく見えたのかな。立派な俳優だよ。新音ちゃんは、撮影の時も大人っぽかったですけど。でも、大人っぽくなったね。どんな心境ですか？」。新音ちゃん「はじめてなので。舞台挨拶が。しっかりしなくちゃって」。剛くん「女優さんだね」。新音ちゃんは、今165センチ。剛くん「抜かされちゃうね。オレ、最近2センチ延びたからね。40になっても伸びるんだよ。大丈夫。サトシも伸びたね」。撮影の時は155センチで、今は163センチ。剛くん「コズエちゃんよりか小さかったもん。そういう設定だし。あのときにしかいないサトシとコズエ。須藤さん、年取ってるってことで、僕ら分かりにくいじゃないですか」。須藤さん「成長って言えばいいんじゃないですか」。剛くん「再生か…どうですか、監督」。監督「ギリギリのタイミングで」。撮影の後に、アフレコしてもらったら、もう声が変わっていたそうです。そして、また今日も変わってる。成長期の２人。剛くん「瞬間切り取って。監督ね！やりましたね！」。 お父さん役について。剛くん「適当にやってるだけなんで」。山崎君は心強かったと。剛くん「ホントぉ？」。山崎君「オーラあるだけで…」。オーラ出すポーズの剛くん「へそにスイッチあるんだ…僕、いい意味で適当で。温泉地で泊まり込みで撮影してて。僕、軽い気持ちで撮影に入って。適当な親父の役で。それぐらいでいいかなって」。初めての草なぎ剛だったと。剛くん「ありがとうございます。皆さん、引き出してくれたんで」。原作を読んだのが昨日…。剛くん「読みました！沖縄行ってて。今朝、移動中に読み終わりました！すごい面白かった。観てからの原作って、内容わかってるんで…逆から行く。監督、素晴らしいです。このような映画にしてくれて。こういう役立ったんだって…どう？2人は。読みました？撮影前に」。山崎君も新音ちゃんも読んでます。須藤さん「普通のことです」。剛くん「漢字いっぱいじゃん。頭いいなぁ。どうだった？出来上がったの見て」。山﨑君「照れ臭いのあったんですけど。原作に近づいたんじゃないかと」。剛くん「オレもよかったと思う。昨日読んで。山﨑君近づいてるって。新音ちゃんどう思った？」。新音ちゃん「最初読んでて、原作好きな方でも、忠実に再現できてるところが多いので」。剛くん「ぴったりだったね」。須藤さん「西加奈子さんのファンが、周りにもたくさんいらっしゃって。どうやって映像化するのって言ってくるんですよ。楽しみにしてるって声聞いて。ものの見事に映像であの世界を見せてくれたなと」。剛くん「自画自賛ですけど。今から皆さんに届けることができるので」。 父親と息子の関係性絶妙だけれど、何かエピソードがあれば。剛くん「そうだね。ほとんど山﨑君とのシーンだったからね。おにぎり食べるシーン、たくさん食べてたもんね。難しくない？しゃべりながら食べるって。オレできないよ。食べてるふりするよ。つまっちゃうから。監督見逃さないで、ちゃんと食べてって。あそこ見どころかもしれない。2人のシーンも好きなんだよ。あんまり言うとね。でもすごい好き。メッセージ出て。あのシーン1番。僕のシーンも好きですけどね。須藤さんも素敵なお母さんに。ダメな親父なのに。心の中で耐えてて。どうやってやんの？」。須藤さん「草なぎさんとは舞台で・・・」。剛くん「『二都物語』ね」。須藤さん「その時も敵対する役で。最後さされて死んでしまうんですけど。今回も目を合わせない。最後の最後に笑顔になれたところが、家族っていいなって」。剛くん「僕もホント思いました」。須藤さん「ばらばらなものがつながった感じで」。監督「2人並んだシーンで」。剛くん「腕ありますねぇ」。 映画にちなんで小学5年生のころについて。剛くんは、仕事をしていたかと聞かれましたが、まだです。須藤さん「スポーツ張り切ってたので。甘酸っぱい思い出はないですけど。5年の時に隣の町の小学校の方に引っ越して。合同体育祭みたいなときに、前の学校の友達と久しぶりに会って。好きだった子もいて。照れちゃって話しかけられずにすれ違いざま、お互い振りむく、キュッとなって」。剛くん「ませてたんですか」。須藤さん「5年生ですから。普通です」。剛くん「オレなかった。アイス食べたいなぁとか。ザリガニ・・・マッカチンとりたいなとか。虫とか好きで。カマキリとか。カマキリに触れなくなって。少年の失くしてしまったのかなって。2人見てると、ピュアじゃないですか。人間って、粒でできてて。入れ替わっていく。その時の自分は今の自分と違って。当たり前のこと考えさせてくれた作品です。好きなんですよ」。須藤さん「間に合ってよかったですね」。剛くん「あの頃の自分と違う。再生していきたいなって」。 山﨑君と新音ちゃんにどんな大人になりたいかということで＜未来予想図＞を描いてもらいました。まず、新音ちゃん「女優を続けたいと思っているので。様々な顔のあるような」。剛くん「すばらいいね。すごいなぁ。違うな。新音ちゃんのころとか、アイスとか絵描いてたね。女優さんの鏡みたい。えらくなったらキャスティングしてください」。新音ちゃんは絵を描くのが好きで、都立美術館に飾られていたこともあるそうです。剛くん「個展、豊洲でできるかも。素晴らしいなぁ。上手。山﨑君どう？」。山﨑君「次、僕出すのが…」。剛くん「大丈夫」。山﨑君は「アカデミー賞とって、レッドカーペットでサインを求められている」という絵。剛くん「夢大きく持った方がいいから。この真ん中の、サインなの？かっちょいいね」。実は、サインのアドバイスをしたのは須藤さんと剛くん。須藤さん「撮影の合間に。その時はまだたどたどしかったのに」。剛くん「かっこよくなったじゃないか」。須藤さん「ずっと言ってね」。2人のアドバイスということを言っていてほしいと。剛くんからアドバイス。剛くん「僕ですか。急にふられると…山﨑君のままで。才能持ってる方なんで。一緒に演技してて緊張したし。山﨑君はそのままがんばってください…面白いこと言えなくてごめんね」。 最後。監督「素晴らしい皆さんとこの場に立てるのが不思議なくらいで、感謝しています。色とりどりの役者さん、最高のパフォーマンスをしてくれました…楽しんでいってください」。山﨑君「最初の主演で緊張していたんですけど。草なぎさんと須藤さんとか、たくさんの方がサポートしていただいて。素晴らしい映画ができたと思います」。 フォトセッション。その合間を縫って、そっとスマホで撮影する剛くん「ツイートします」と言っていました（実際ツイートはされていないようですが）。 |
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