映画「任侠ヘルパー」

　初日舞台あいさつに，２回参加したのでそれぞれレポ。すでに，東宝HP等で詳細がアップされていますが，ここではあくまでも私のメモをもとに記録を残していますので，間違った部分・足りない部分等があります。もちろん，言い回しも不完全です。ご了承のうえ，お読みください。
＜1部　９：１０上映終了後＞
　
　上映終了後の舞台挨拶。
　まずは、軽部アナが登場。そして、監督＆キャストが登場。今回の参加は、剛くん、安田さん、香川さん、風間君、夏帆さん、絢音ちゃん、黎君、そして西谷監督。剛くん、黒のスーツですが、靴はきらきら輝くスニーカー。ゴールドに輝いています。
　最初に１人ずつご挨拶。剛くん「皆さん(腕時計で時間確認)こんにちは。今日ですね、11月17日、僕自身も待ちに待った日になりました。１年前に撮影したんですけど。思い入れのある作品で、早く11月17日になってほしいなと思っていたので、嬉しい気持ちと、ワクワクドキドキしていました。僕たちが込めた気持ちを、一人でも多くの人に受け取っていただきたいなと思ってます。皆さん、いかがでしたか？見ていただいた方には、必ず伝わるものがあると思うので、ぜひともこの映画、よろしくお願いします。今日はありがとうございました」。
　安田さん「たくさんの方が見てくれたことうれしく思います。たくさんの方に伝えていただければと思います」。
　夏帆さん「今日、一人衣装が。茜みたいになってるんですけど。ドレスコードないですよね？」。みんなモノトーン。夏帆さんだけカラフル。剛くん「大丈夫です。ステキですよ」。風間君「茜っぽくて」。香川さん「それより、そこで米粒ついてた方が・・・」。ステージ上がる前に発覚したようです（笑）夏帆さん「撮影が1年前で、やっとお見せできるんだなと思うとうれしいです」。
　風間君「本日は本当にありがとうございます。皆さんの顔を見て、全国の映画館で皆さんと同じ顔で出て行ってくれていると思うとグッとくるものがあります。皆さんよりも僕の方が彦一を愛しています」。
　香川さん「こうしてたくさんのお客さんの顔をみていると…。テレビシリーズの続編と言うことで、出来上がった空気の中入っていくのは、プレッシャーでした。でも，彦一のキャラクターが出来上がっていたので、安心してできました。草なぎさんが安田さんと手をおずおずと振ったところは、草なぎさんのお芝居がとっても素晴らしかった。草なぎさんの代表作になると思ってます」。
　絢音ちゃん「撮影している時から楽しみにしていました。見たら、すごいいい作品になったなと思って。公開になってうれしい気持ちと、ワクワクしてます。皆さんにもいい作品になったと思っていただけたら幸いです」。
　　黎君「一生懸命がんばったので、今日から見てもらえるのがすごくうれしいです」。剛くん、頭なでなでしています。
　西谷監督「天候の悪い中、足を運んでいただきありがとうございます。3年前に草なぎくんと出会って…再会してですが…翼彦一と言うキャラクターを2人で作り上げて。いつか映画化と勝手に目論んでたんですけど。実際、映画としての価値としてはどうなんだと悩んだこともありました。豪華キャストに囲まれてうれしい気持ちです」。

　挨拶が終わり、質疑応答。彦一について。剛くん「3年前にテレビドラマなったんですけど、ここまで監督とディスカッションして作った役はなかったので。普通、終わるとすぐ忘れちゃうんですけど。お風呂入って…」。軽部アナ「お医者さんは忘れちゃった？」。剛くん「そうですね。SMAP大変なんで。クリスマスにコンサートやるし。ポッポッと忘れるんですよ。でも、彦一は心のどこかに居座っていると言うか。そういう役ってなくて。監督とお会いすると、監督もそういう感じで。特別な役なんだなと思って。映画のための助走ではないですけど、いい助走の段階から映画にたどり着いたので、特別な役ですね。どう説明したらいいかわからないんてすけど。映画になって一つの作品として送り出すことができるので、幸せなことだと思います」。やっていて楽しいか？剛くん「『いいひと。』ってドラマ初めて主演して、皆さんに”剛くん、いいひとだね”って愛されて、財産になりましたけど。これ、悪い人なんでね。違う僕のイメージが作れるなっていうのはうれしいことですし。『TEAM』っていう作品で監督とは一緒に…それもいい人ではないんですけど。悪い人でもないんですけど。ハードなシーンがあって。それがつながってるのかなと」。
　撮影中のエピソード。子役の２人といつも一緒の撮影だった安田さん「ずっと3人でいたね。ずっとお話していました。楽しかったです。癒されました」。絢音ちゃん「いつもすごい優しくて。湯たんぽのケースがネコちゃんとワンちゃんで。人形ごっこしてくださって。すごく嬉しかったです」。ここで、軽部アナが絢音ちゃんのことを黎君と間違えて呼んじゃうハプニングも。絢音ちゃんは、初めての舞台挨拶。絢音ちゃん「すごい緊張しましたけど、みなさん、温かくむかえてくださったのでよかったぁって」。軽部アナ「温かくなんて言えないですよ」。黎君「いっぱいお話してくれて、緊張してたのが、ほぐれました」。こんな発言ができる黎君は、まだ7歳。剛くんについて。黎君「演技をしている草なぎさんは怖かったんですけど。泣いて駆け寄るシーンが終わった時、頭クシャクシャしてくれて、嬉しかったです」。剛くん、頭なでなでしながら、「今日は、ヘアスタイル乱しちゃいけないからね。いいキューティクルだね」。安田さんは「面白かったっていうと変ですけど。意外な草なぎくんだったんですけど。怖い草なぎくんっていうか、彦一。暗い彦一と一緒だったので、意外性見せてくれて楽しかったです」。
　別人になってた夏帆さん「今回は、髪を染めて、メイクバッチリで、衣装も普段着ないような服ばっかりで、楽しかったです。スッピンが恥ずかしかったです。別人になった気持ちになりました」。撮影中は、夏帆さん「とにかく寒かったですね。薄着だったので。みなさん、ダウンとか着てたんですけど」。風間君「うちらのジャンパーもペラッペラで寒かったよ」。剛くん「全然暖かくもなんともなくて。シャカシャカで」。
　事務所の先輩・後輩になるけれど…風間君「よくよく考えると先輩なんですけど。”アニキ”っていって、”おぉ”ってやってくれて。後輩としてちゃんとしないといけなかったんでしょうけど、成次のキャラのままで、申し訳なかったです」。剛くん「僕よりお芝居上手で。トークも上手で。実力、僕より上なんですよ。『めちゃイケ』でも、コントラストまでできるんだって。すごいんですよ。後輩から学ぶ部分も多くて。一人の役者さんとして付き合っていたというか。素晴らしい役者さんだなと思いました」。風間君「誉められて、謙虚なふりしてますけど、僕の鼻、三軒茶屋まで伸びてますから」。その鼻を手刀で折る剛くん。風間君「変に書かないでくださいね」。剛くん「絶対書くよ」。
　今、舞台で一緒の香川さん「役の上では、いがみあってる役なので、草なぎさんのエネルギー感じて幸せです」。彦一に関しては、「シャイで中にかたい何か持っていて。タマネギの皮をむいていくと、中の物は悪くないって。そこを見て欲しいです」。剛くんに関しては、「スクリーン上で悪いものが出ているということは、けしていい人ではないということで」。剛くん「ありがとうございます…ありがとうございますなのかな？」。香川さん「その部分もほの暗く持ってまして。撮影前、静かなんです。月の裏側みたいに。人生は激動で。SMAPは大変で。舞台前、必ず何かされていて。スープみたいなんですね。何十年ものスープができていて。火を入れれば出来上がる。やる前は、あえて静かにしていて、出るときの瞬発力がすごい」。たとえがいいと褒められ，香川さん「僕の鼻が渋谷まで伸びて」。剛くん、香川さんの鼻もしっかり折ります(笑)
　西谷監督「香川さんのタマネギ論が一番わかりやすいと思うんですけど。どれだけダメな部分で8割、9割コーティングして。1割だけ正義とか、人の筋とか。ダメさ加減あるからじゃないかなと」。
　今後の彦一。剛くん「どうなんでしょうかね。続編ができるといいと思いますけど。お客さん入ってくれないと、たぶんないので。介護の世界って大変なことじゃないですか。答えないですし。この作品見ていただけると、彦一の一本通っているところ、もやもやした中にも、晴ればれしたものも出てくると思うんで。今後も続けていけたらと思うので。魅力的…こんな答えで良かったでしたっけ？」。

　写真撮影の準備のため、いったん退場。再登場するときには、うみねこの人達と一緒に。映画と同じような方もいれば、誰でしょう？というほど全然違う方も。
　撮影中、「笑顔で」と言われると、剛くん、何度も「笑顔で、笑顔で」と言っていて、最後の方は「はははは…」と大笑いしながら。
　剛くん「うみねこのみなさん、しっかりとしていて、同じ方と思えないです。演技派ですね」。
　最後に。剛くん「一人でも多くの方にごらんになっていただきたいと思います。一生懸命生きている感じ、情熱を受け取ってください」。
＜2部　１３：１５上映前＞

　2部には香川さんがいません。

　剛くん「こんにちは。今日は足を運んでいただきありがとうございます（ちょっとかむ)。ちゃんと言えよ、剛…すみません。ホントに、今日という日を待ちに待っていました。ワクワクドキドキしています。うれしいですか？たくさんの人に見ていただけるのかなって気持ちありました。僕たちの熱い思いが届くと思いますので、この映画の世界にどっぷりとはまっていただきたいと思います」。
　安田さん「たくさんの方に来ていただいて、うれしく思います。いっぱい楽しんでください」。
　夏帆さん「今日は2回、初の舞台挨拶でした。公開した感じがしなくて、ふわふわしてます」。風間君「ホントですね。彦一につきる。彦一がとにかくかっこよく、素敵な映画になっています。彦一の後ろでちょこちょこしてるのが僕です」。剛くん「かざぽん、かっこいいよ」。風間君「つよぽんの方がかっこいいですよ」。剛くん「つよぽんです」。ここで、カメラが入ってないことを知る剛くん「カメラ入ってないんだ。だったらなんでもいいや」と、お気楽モード(笑)軽部アナ「ネタバレだけはしないでくださいね。今までの2回と違って上映前ですから」。剛くん「カメラ入ってない方がおもしろいんだよね。芸能人として失格」。
　絢音ちゃん「この作品は見応えがあって、良かったと思える作品なので、楽しみにしてください」。剛くん「君が一番大人だ」。
　黎君「今日、楽しみにしていたので、すごくうれしいです。彦一さんもかっこいいんですが、僕のことも見てください」。剛くん、頭なでなで。
　西谷監督「3年前にテレビドラマ始まったんですけど。草なぎくんと作りはじめてきて、いよいよ映画に。どうなるか不安でしたけど、豪華キャスト集まっていただきまして。スクリーンの中では、別の面が出てくると思います。楽しみにみてください」。

　見てもらいたいポイント。
　剛くん「ポイント満載なんですけど。それぞれ見どころありますし。監督の作る役は、いつもそうなんですけど。小さな役でもストーリーがあるので。出てくる人みんなに感情移入しちゃうので。僕個人的に…うーん…それぞれあるんで。家族愛もありますし。男の友情ありますし。夏帆ちゃんともすごいシーンあったり。あんな大胆なシーン演じたことなかったので。安田さんとは、大人のラブというか。それらを、僕、主役なので…関係性が強いところあるので。家族愛だったり。夏帆ちゃんの一生懸命に生きているとことか。男の友情とか、絶対見どころになると思うし…どう？かざぽん」。風間君「言っちゃっていいのかなって感じなんですけど。ポップコーン食べてる暇がないくらい…彦一が歩いているだけのシーンがあるんですけど。そこが…背中が語るというか。ホントにかっこいい」。
　別人のような夏帆さん「楽しかったです。作品から、一人浮いているんじゃないかなって」。剛くん「そんなことないよ。一人衣装浮いているけど。どういう感じにしたかったの？黒い感じ？」。夏帆さん「カラフルな感じにしちゃったんですけど。あわせれば…」。剛くん「大丈夫だよ」。風間君「剛くんも、靴、キラキラのはいてる」。夏帆さん「茜もうざいかなって」。剛くん「夏帆ちゃんうざくないです」。
　安田さん「登場人物が一生懸命生きているんですね。見終わった後、爽快感あるんですね」。ほぼ1年ぶりに会った子供たち。安田さん「かわいい。背が伸びてて。また頼もしくなって」。剛くん「最高です。芝居が最高で。1つ言いますと。3人でラーメン食べるシーン見どころです。なかなか見せない彦一の表情とか、子供とのシーンでは彦一が違ってくるので。そこのシーン、すごく好きです。みてもらいたいですね」。黎君は、1部と同じ頭クシャクシャしてもらった話を。剛くん「今日は七三だから」とくしゃくしゃにせず，なでなで。剛くん「そこすごいいいシーンで。黎君ががんばってくれて。ああいうところ、大人でも難しいんですけど。彼がしっかり演じてくれて」。西谷監督「初出演で」。剛くん「安田さんもいらしたんですけど。基板と言っていいシーンなので。ホントがんばってくれて」。
　絢音ちゃん「こういう感じの演技ははじめてなので、勉強するところがありました」。剛くん「しっかりしてる」。
　西谷監督「みなさんの中で見どころ決めていただきたいんですけど。クランクインする前に、へそっていうか、描きたいところがあって。彦一と葉子のあるシーンなんですけど。中盤に出てくる2人のシーン。あとは逆算して作りました」。剛くん「オレ初めて知りました」。安田さん「私も」。剛くん「どこですか？…今知りました。へぇ〜そうだったんだ」。上映前ということで，どこかは教えてもらえませんでした。
　風間君「エンドロールがすごい好きなんですよ。不思議な感覚なんだけど。共感してもらえたら」。剛くん「かざぽん、いいこと言った。オレもそう思った」。

　最後の一言。剛くん「今日は本当に足を運んでいただきありがとうございます。一言では、この作品のいいところを言い表すことできないんですけど。情熱を受け取ってもらえる作品だと思います。友達とか、友人とか…」。「友達」「友人」という発言に，会場笑いが。剛くん「近い人。カジュアルに言うと…熱弁していただけると。僕たちの気持ちを受け取ってくれればいいなと。今、あれあるじゃないですか。iPhoneとか。こう、見ない人でもいいから、声を大にして感想を持ち帰ってもらって。みんなにベラベラしゃべってもらいたいと思います」。

　挨拶が終わり、ステージを降りる時「アニキ！」と声がかかると、剛くん「ありがとよ」。と、一瞬彦一に。

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