「あさイチ！」

剛くん，スタジオ生出演。剛くん「おはようございます。草なぎ剛です」。MCは，博多大吉華丸のお２人と近江アナ。剛くん「久しぶりに地上波で。緊張してます。しかも生放送。しかも５時台に起きるって。びっくりしますね」。 　剛くんの活動を軽くVTRで紹介。NAKAMAtoMEETING，舞台「アルトゥロ・ウイの興隆」稽古，YouTube，そのきっかけの「７２時間ホンネテレビ」，そして「ななにー」。平成から令和になるときの剛くんMessageの一部も。 　大吉さん「地上波は久しぶりですけど，それ以外のところではね」。剛くん「でも毎週『ブラタモリ』のナレーションで来てるんですよ。近江さんとも，よくお会いしてます」。近江アナ「時々ご挨拶に。けっこう，”いいなぁ。いつもぶらぶらして。僕もぶらぶらしたいんだよね”っておっしゃってたので」。剛くん「タモリさんとぶらぶらしたいんです」。近江アナ「最近ぶらぶらできてるのかなと思って。どうですか」。剛くん「代々木公園も近いですしね。ぶらぶらしてますよ。クルミちゃんと一緒に」。大吉さん「タモリちゃんとは，まだぶらぶらしてない」。剛くん「そうですね。できればなと・・・華丸さんとも，大吉さんともぶらぶらしたいです」。名前を確認するように。華丸さん「大丸のまんまで大丈夫です」。剛くん「これだけは，今日は覚えてこないといけないと思って」。華丸さん「１回間違い・・・お正月，タモリさんの家で。楽しかったです」。華丸さんが，タモリさんの家にご挨拶に行ったら，そこにほろ酔い加減の剛くん。剛くんはずっと「大丸さん」と呼んでいて，タモリさんもそれにのっかって「大丸」と呼んでいたそうです。剛くん「もう少しで，またお正月がね・・・今日，最後なんですもんね。今年。ありがとうございます。最後に呼んでいただいて」。 　大吉さん「SMAP解散して，３年経つ・・・」。剛くん「そうなんですよね。なんか速いのか・・・。時の流れっていうのはね，みんな平等じゃないですか。時間って。だから，こう，決心して，やっていかないと，どんどん時間が過ぎていってしまうので。そういった中で，ホントたくさんのNAKAMAの方が，いつもよりそって，応援していただいてる状況なので。すごく，いつも，ワクワクするステージと言うか，今度も，すぐ，来年も舞台があったりとか。最近で言うと，ギターのはっぴょう会があったりとか。いつも，常にワクワクドキドキさせてくれるステージに立たせてもらってるので。すごく幸せな環境でやってこれてると思ってます」。大吉さん「SMAP時代と比べると，ファンの皆さんとの距離がずっと縮まってるような」。剛くん「そうなんです。SNSを。それまでは」。大吉さん「それまで想像もできなかったですよ。ジャニーズの方がSNS」。剛くん「やっぱりダイレクトに反応も返ってきますし。じかにつながってるっていう気持ちは強いというか。すごくつながってるので。ホント，新しい環境で，できてるかなと思っています」。

NAKAMAtoMEETINGの映像。 見ながら，剛くん，自分の歌に「ちゃんと歌えよ。ギリギリだよ」と恥ずかしがってる。久々の大きなステージで。剛くん「ファンミーティングってイメージあったので。それこそ，アイドルの女の子の方が，秋葉原とかでやってるイメージだったんですけど。部屋でやるのかなと思ってたんですけど。これもすごいたくさん人がいるなと思って。会場入って，最初びっくりしてしまって。ファンミーティングとはいえど，コンサートをほうふつさせる場面がたくさんあったので。ちょっとじーんときちゃって。花粉の季節だったから，花粉のせいだったのかなっていう感じあったんですけど」。大吉さん「自分では納得が・・・」。剛くん「自分の歌が，大丈夫かなと。ちゃんとやれよ，みたいな。いろいろあるんですよ，調子が。その日によって」。大吉さん「今のはよくない？」。剛くん「あれはちょっとね。７０点ぐらいですね」。 　大吉さん「ホントはもうちょっと小規模と言うか」。剛くん「意外というか。ホントに立派な会場で」。大吉さん「普通のコンサートにしか見えないですよね」。剛くん「出てきた瞬間に，お客様もちょっと涙されてる方とかが見えたので。すごいぐっとしてしまって。なんか。やっぱり・・・今までもね。コンサートとかっていうのも，たくさん経験してきたんですけども。改めてステージに立つ僕の中の，今まで培ってきたDNAとかも，こう，ばーっとこう，お客さんの熱演っていうか，応援が入ってきて。僕は花粉症なのか，それともホントに泣いているのかって。じーんときました。さすがに。来年も決まってるので，ファンミーティングは。ちょうどね。４月なんで。すごい花粉症なんですよ。ちょっと照れ隠しと言うかね。ホントにじーんとして。みなさんに支えられてるんだなと思って。だから，また一歩前に進む機会を作っていただいたなと思っています」。 　最近の活動について，２０年以上付き合いのあるある方からメッセージが・・・。 　ユースケさん「近江さん，華丸さん，大吉さん，（剛くん「この間撮ってました」）そして剛，そして何より全国のこの番組をご覧の皆さん，おはようございます。ユースケ・サンタマリアです。３人になって，なんかね。すごく吹っ切れた感じがしてるでしょ。今１番楽しいんじゃないですか。剛もそうだし。新しい地図の他の２人もね。逆に前より，可能性が広がったみたいな。いろんなことやってるでしょ？前はそういうことやろうにも，忙しくてできないみたいな。今は，自分のやりたいこと全部やってしまえ！みたいな」。剛くんはどんな人？ユースケさん「裏がないんですよ。剛，あのままなんですよ。普段の方がテンション高いときありますよ。そういうところがね。最初からなんか，全然気取ってないし。信用できる人だなと。いろいろ修羅場もくぐってきてるし。なんでもこい！って見えるでしょ？でもけっこう失敗したら，普通にへこんでたりね。そういうところもあるのが，すごい好きなところ」。最後に一言。ユースケさん「剛。朝からご苦労さん。今度，オレがボトルキープしてる店があるから，そこでゆっくり飲もう。そん時に，この間剛が言ってた悩み事ちゃんと聞くから。あの子は元気か？・・・みなさん，いってらっしゃい！」。剛くん，笑い崩れる。 　剛くん「だいたい，ユースケさん，お酒飲まないですからね。1滴も。どこにボトルキープしてるんでしょうかね」。大吉さん「何のボトルでしょうね」。剛くん「適当なことばっか言ってるんですよね」。大吉さん「ユースケさんとの番組がまた」。剛くん「そうなんですよ。AmazonPrimeさんで，配信になってまして」。大吉さん「はっきり言って『ぷっすま』じゃないですか」。剛くん「そうですね」。大吉さん「スタッフさんも」。剛くん「ほぼ・・・ほぼと言うか，一緒なんです。まったく空気感とかも変わらないんですけど。なんか。お互い1年以上離れてて。ユースケさんはユースケさんでいろいろあって。新しい環境だとか。いろいろあって。だからスタッフさんも変わってないし，やってることもそんな変わってないんですけど。なんかちょっと前とちがかったりするのが，おもしろい番組になってます・・・今けっこうユースケさんと会う機会が多くて。この間も，なんかやってるなと思って。NHKさんだったんですね。僕がいこうとすると，そっちに行くのはやめて，みたいな感じの雰囲気があったので。すごくあたたかくて，ユースケさん。いつも適当なことばっか言ってるような感じなんですけど。すごく僕のこと心配してくれたりとか。やっぱり優しかったりして。すごくなんか，ある意味・・・タモリさんもそうですし。慎吾ちゃんとか吾郎さんもそうですけど。僕を1番笑わせてくれる人っていうか。”この人何言ってるのかな”と思って。そういう方です，ユースケさん。ほっとするというか」。 　大吉さん「そのユースケさんが，新しい地図の3人は今，いろんなことにチャレンジしてて，充実してるんじゃないかとか言ってましたけど。昔と比べると，スケジュール的にも，多少は」。剛くん「いや。忙しいんですね。なんかね。忙しいんですよ，なんか。駆け出しのアイドルみたいな感じで。すごい幸せなことなんですけど。今，舞台とかやってて。なんでこんな僕は忙しいんだろうと思って」。大吉さん「今回打ち合わせとかに伺ったスタッフさんが，若返ってる感じがすると」。剛くん「そうですね。なんか」。大吉さん「映像見ると，お三方，みんな若返ってる感じがあって」。剛くん「そういう環境が，やっぱり，僕を若返らせてくれるのか。仕事がやっぱあった方が，いいのかな。家賃とかも払わなきゃいけないし」。大吉さん「草なぎさんの口から，もう”家賃”とか言う言葉はいいんじゃないですか」。剛くん「税金とか払わないんといけないし。水道代とか，電気代とか。やっぱ働かないと。仕事好きなんでしょうね。つらいなと思う時もあるんですよ。やっぱり。今日もこの後舞台稽古とか。みんなはもうやってるんだけど。あとからやっぱり・・・『あさイチ！』の文句じゃないんですよ。なんか仕事やった後に，遅れてって。進んでるわけですよ。進んでるから，どうしようかなと思いったりするんですけど。そういう焦る気持ちとか。ちょっと忙しいけど，大変だなと思うのが，逆になんかこう，若返るというか。時間があってゆっくりしてると，それもそれでいいんですけど。だらーっとしてしまうというか。昨日も，今日，『あさイチ！』で早いから早く寝ようと思って，10時ぐらいには布団に入ってるんですけど。そういうのが，なんか，健康，むしろ整えてくれるというか。時間があったらあったで，どっか友達と飲みに行っちゃったりとか，遅くまでご飯食べたりとか。思ったんですけど。仕事が，なんか，僕をリセットしてくれるってところがありますよね。でも，5時に久しぶりに起きたら，びっくりしましたね。明日ぐらいは，けっこう調子いいと思うんですけど。昨日，朝の5時起きればよかったんですけど。調整失敗しましたね」。大吉さん「十分整ってますから。いいペースでお仕事なさってるのかなぁ」。剛くん「おかげさまで」。

大吉さん「注目度が高いというか」。届いているFAX等は，すでに1600通。＜おせちで好きなものは何ですか＞。剛くん「おせち好きなんですよぉ。黒豆好きです。黒豆って，喉にもいいみたいで。舞台の練習してるんで。あの甘さがたまらにじゃないですか。なんですか。ほのかな甘いやつ。難しいんですよね。黒豆って。作るのが。自分ではできないじゃないですか。おせち，今いろいろパターンがあるじゃないですか。ちょっと洋風な感じのおせちもあったりして。なんですかね。あれ。ちょっとなんか。高級感の。キャビアが入っちゃったりして」。大吉さん「ローストビーフとかね」。剛くん「それもうおせちじゃないじゃんみたいに思うんですけど。それはそれで好きなんですよ」。大吉さん「わりにおせちの話題，広がりますね」。剛くん「およばれすると，ちょっとあったりすると，ここの黒豆，甘すぎるな，とか」。大吉さん「それこそタモリさんのおうちとか」。剛くん「めちゃくちゃ豪華なんでね。タモリさんのおせちの黒豆が1番好きです」。華丸さん「全部タモリさんがお作りになられるから，いなくなっちゃうんですよね。厨房に行って。ずっと2人きりに。ずっと，”大丸さん”」。そろそろ次に話題に・・・の空気があるんですが，おせちの話をしたがる剛くん。剛くん「おせちって，だって，洋風になると・・・数の子はこどもがどうのとか。キャビアなんですかね。おせちじゃないじゃん」。華丸さん「あれは卵だから，子孫繁栄」。大吉さん「ローストビーフはわけわかんないですね」。剛くん「肉の詰め合わせとか。お刺身の詰め合わせとか」。大吉さん「草なぎさん，いろいろやることがあります」。おせちの話，盛り上がりすぎ（笑）

YouTubeの映像。 　華丸さん「楽しそうですね」。剛くん「自分の部屋にいるみたいで。こういうスタジオだとね。テレビを撮ってるって感じなんですけど。日常の空間みたいなので。あとで見ると，何が面白いんだ，と思って。それがYouTubeの魅力なのかなと思っているんですけどね」。2年間で250本以上の動画をアップ。剛くん「ちゃんとね。私，やってるんですよ。最初は冗談交じりでね。ユーチューバー草なぎなんて言ってますけど。だけど，ホントに，ちゃんとユーチューバーなってきちゃって。一応，稲垣吾郎君も，今年はYouTube始めるって言って。そういう感じで始めてるんですけど。吾郎さん，1回しかやってない。全然やってないじゃん，みたいな。けっこう大変なんですよ」。大吉さん「簡単にできそうで，めちゃくちゃ大変ですよね」。剛くん「ちゃんと続けないといけないので。1回やったのはやっぱりね。次やると，できなかったりするし。だからいろいろ考えて。すごいこれね。僕，褒めてほしいですよ。ちゃんとやってんだ，みたいな」。 　YouTubeの撮影風景。4人のスタッフで撮影。この日は6本撮り。スタッフが考えた企画を，3分ほどゆるく打ち合わせして始まります。カメラはデジタルカメラ2台。前日アップされたものの撮影の様子。スタッフが笑いをこらえている姿も。撮影が終わっても，剛くん「あついんだよねぇ」。 　大吉さん「あんなスタッフさんの苦笑いは」。剛くん「微妙すぎる空気でね。まあいいんでしょうね」。大吉さん「テレビとは全く違う。今までとは全く違う物作りになるんですけど」。剛くん「収録してるところも，マンションの1室を借り切ったりとか。ホント。カメラもちょこん，ちょこん。よりなんか，パーソナルな部分と言うか。プライベート感が出るので。楽しんでいただけてるのかなと」。大吉さん「SMAP時代って，あんまりパーソナルな部分は出さないってお仕事だったでしょ」。剛くん「そうですかね。あんまり意識はしてないんですけど。もしかしたら，そういうところもあったのかなとは思うんですけど。新しい環境になって・・・言っても，もう，僕，いい年ですし。自分から出てくるものとか，湧き出てくるものとか，もっともっと出して言った方が，世界が広がるんじゃないかなと思って。そういう意識はあるのかな。昔よりか」。大吉さん「見てる方からすると，真逆なんで。ずっとベールに包まれていた・・・」。華丸さん「あの歌のところとか，編集されますもんね。前だったら」。剛くん「そうかもしれないですね」。大吉さん「カバンの中身なんか，知るすべもなかったけど」。剛くん「そうですね。なんか，見せちゃえ，みたいなところはありますかね。楽しんでいただければ」。華丸さん「ごく自然体の姿が」。大吉さん「ユーチューバーもやりがいがあるというか」。剛くん「そういった面では，あれですよね。すべってるところがだだ洩れになっちゃうんですよね。編集していただかないと・・・楽しく，自分自身が楽しんでやってるって感じがありますかね。自分が楽しんじゃってごめんね、みたいなところがありますかね」。

大吉さん「楽しんでる部分もあれば，舞台で」。剛くん「そうなんです。早く稽古場行かないと，と思って」。大吉さん「9時54分まで帰さないですよ」。 　舞台稽古の様子。 　役者・草なぎ剛について。白井さん「許容量が大きいといいますか。ホントにいろんな役柄を自分の中に。スポンジのように吸収していく力が，とてもおありなんですね。自分の中で枠を作ったり，制限を付けたりとかしないんで。自分の持ってる肉体で，フルパワーで，表現されるところが，とても魅力的だと思っています」。剛くんからの大量の差し入れが大人気。白井さん「毎日のように，焼き鳥を持ってきてくださるんで。ついつい1本串を取ってしまいますね」。どうして焼き鳥？白井さん「それが不思議なんです。それを聞きたいぐらいなんですけど」。 　剛くん「すごい難しい役なんですよ。朝だから喉が枯れてるんじゃなくて，稽古，大声出して。音楽劇で，音もすごいかかってる中でセリフ言わなくてはいけなかったりするので。振り絞ってやってます。でもすごい楽しく，いい舞台になるんじゃないかな。というように思います。白井さんがやっぱり・・・白井晃さんとは，2回目なんですけど。お芝居の新しい扉を開いてくださるので。つらいんですけど，それ以上に楽しく稽古をやってます」。大吉さん「お話が来たときは，即答で」。剛くん「はい。台本も読まないで。読んでも意味がわかんないんで。海外の作品で。ブレヒトさんていう海外の方が書いてるやつで。1930年代ぐらいの作品で。今も全く意味わかんないんですけど。白井さんの言ってる通りにやれば，ことは進んでいくので」。大吉さん「年末年始も返上で」。剛くん「いつまで稽古やるのかなぁと思って・・・1月11日が初日で。今，どう考えても，僕，セリフ覚えられないんじゃないかな。すげーあんですよ。めちゃくちゃしゃべる人で。どうすんのかなと思って。今日もやるんですけどね。今日も焼き鳥買っていきます・・・焼き鳥ね。脂が喉とかに良かったりとか。なんか，あんま食べすぎるても，眠くならないんですよ。眠くなっちゃうじゃないですか，食べると。でも食べないと稽古できないし。その中で，焼き鳥がいいなと思って」。 　自分が俳優と思ったことがない？剛くん「それだけでやってるわけではないので。演技とか好きなんですけど。正直，けっこう大変だなという部分があるので。できればYouTubeとかの方が楽しくていいな，みたいなのあるんですけど」。＜以前悪い役の時はプリンがまずくなると言っていたけれど，今回は？＞。剛くん「気持ちが殺伐としてるじゃないですか。かっこよく言うと，演技を引きずってるのかな，みたいに思われちゃうんですけど。多少，感化される部分ってあると思って。でも今回は，おもしろいことに，ジェームス・ブラウンの曲がかかるんですよ。すごい悪いやつなんだけど，どこか自分で楽しんでる部分があって。けっこうジェームス・ブラウンの楽曲に助けられてるっていうか。なので，全然プリンもおいしいですし。ゲロッパ！って感じで。焼き鳥食べるぜ！みたいな感じで，楽しめてます。ゲロッパ！焼き鳥！みたいな」。 　大吉さん「僕らは，草なぎさんって，役者さんってイメージが。ドラマっだって，映画だって」。剛くん「そうですね。映画も，この間まで撮ってたんですけど。『ミッドナイトスワン』って言って。宣伝しちゃうんですけど」。大吉さん「言いましょう，言いましょう。『ミッドナイトスワン』」。剛くん「『全裸監督』の監督が撮ってくれて。ジェンダーの役なんですけど。すごく感動的な作品になってると思うので。来年期待していただきたいです。演技は，好きなんですけど。大変じゃないですか。正直，朝から，泣いたりとか，怒ったりとかしないといけないんで。ホントに早く帰りたいなと思うんですよ。1秒でも早く。愛犬のクルミちゃんが待ってるので。早くOKもらわないと，どんどんクルミちゃんの留守番の時間が長くなっちゃうなぁって」。クルミちゃんの写真。剛くん「1秒でも早く帰りたいんですけど。あまりそんなこと言うとね。怒られてしまうので。ホントに思ってんですよ。だけど，演技ってすごい大変な分，同じぐらい感動，そしてやってよかったなと思えるので，やめられないお仕事なんですよね。だから今回の舞台も，今ものすごい大変なんですけど。それを乗り越えた先には，なんか，大きな自分のご褒美っていうか，感動が待ってるんじゃないかなって言うこと信じてやってますね。焼き鳥食べて。ゲロッパ！焼き鳥！・・・いいですね」。

『かけがえのない人たち』 　まずは，大杉漣さん。剛くん「1番，僕が，共演した俳優さんであり，たくさんいろいろあたたかい言葉をかけてくださった，大先輩ですね。恩師という方は，他にもたくさんいるんですけど。1番，今，近いところで，僕を見守ってくださってる方なのかなと思って」。大吉さん「ギターも」。剛くん「漣さん，すごいギター好きで。僕，ギター始めたのが，7年ぐらいなんですけど。いろんな理由はあるんですけど。舞台で共演したことがあって。ちょうど7年ぐらい前に。そん時に，漣さんと小澤さんが，楽屋の方からギター聴こえてきて。僕はその時に，また舞台で。ゲロッパ！じゃないんですけど。違う作品だったんですけど。セリフに追われるだけで。そんな時に，ギターを弾いてるんだと思って。なんて余裕があってかっこいいんだ，と思って。それからやってみようかなと思って。それ以外にも，漣さんと共演する機会がって。ドラマの撮影の合間とかに，ギター持ってきて。コード教えてもらったりして。ホントになんか，自然な，ナチュラルな形で，僕とギターを引き合わせてくれたっていうか。覚えることとかって，自分がホントにはまらないと，やってみようかなと思うわないんですけど。漣さん、すごいギター弾いて歌ってる姿が素敵だなと思って。僕もそういう風になりたいなと思って。そしたら，ちょうどいろんなことがあったときに，斉藤和義さんのライブに，漣さん，連れてってもらって。そこで初めて，斉藤和義さんの歌を生で聴いたんですよ。その時に，弾き語りとして歌う人の魅力っていうのに，すごく感動を覚えて。僕もなんか，いつかギター弾いて人前で歌いたいなと思って。今年の11月に，初めてそういう，ギター自分で弾けて。すごくなんか。感謝しきれないというか。演技もそうなんですけど。歌うこととか，ギターの魅力とか，教えていただいたというか。実は漣さんのギターもいただいて。漣さんのギターを大事に，それもつかって。これからどんどん弾いていきたいなと思ってます」。

はっぴょう会の映像。ソロのコーナーだけでなく，レジェンドの皆さんとコラボしているところも。映像見ながら，剛くん「唱君，30日ライブなんですよね。行きたいなぁ・・・民生さんと2人で『イージューライダー』なんてできる人いないですよね。名前呼んでもらっちゃって。人生で1番幸せな日だったな」。 　大吉さん「ギター歴だけ見ると7年で」。剛くん「7年で」。大吉さん「奥田民生さんとセッション」。剛くん「ギターのレジェンドですよ。それも，なんかすべて漣さんのきっかけがあって，ここまでたどり着けたんだなともって。ホントになんか，大好きなギター弾きの方に来ていただいて。1番人生で楽しかったかなと。みなさん来てくれたゲストの方も，ソロのコーナーあって。僕はステージからはけもせずに，後ろで聴けた状態で。1番いい席で聴かせていただいたりして」。大吉さん「セット・・・」。剛くん「自分の私物を。セット費とか出してくれなくて。自分でやるってことだったので。全部考えて。最近，セットに使った荷物が家に帰ってきて。家の中，稽古もやって，整理できなくて，ぐちゃぐちゃなんですよ。年末の掃除とかどうしようかと思って。無理ですね。あきらめですね。年明けてからやろうと思って」。 　またVTRでユースケさん登場。ユースケさん「剛ってね。すごいなって思うのが。1つに好きなものができると，集中力がすごいんですよ。ギターも買って，ずーっと毎日現場に持ってきて。弾きまくってて。たぶん，家でもそうやってんでしょうね。あんだけギター弾いててうまくならない人って，オレは見たことなくてね。すごいなと。逆の意味で。かと思えば，韓国語なんて，ずっと勉強してたら，ペラペラにしゃべれるようになっちゃったのね。たぶんギターって，剛にあんまむいてないと思うんですよ。普通ならそこであきらめるところ，剛はあきらめずにずっとやっている。それでいいんじゃねぇかって。目からうろこっていうか。剛見てるとね。自分にむいてないからやめようとか，縛られなくていいっていうか。自分が好きなら，むいてなくてもやり続ければいいんですよ（剛くん「ほめられてるのか。どうなのか」）。剛がギター弾くのを見て，それを常に思います」。 　剛くん「ありがとうございます。ホントに，ユースケさん，1番近くで見てくれているので。僕のギターの腕前が。なかなかやっぱりね。ギターって奥深くて。難しくて。うまく，ホントに，なるのが，ゆっくりっていうか。壁を超えると，ちょっと進んだりとかして。語学と似てるところがあるかもしれないです。ずっとやり続けてたら，いつの間にか押さえられないコードとか・・・7年経っても，Fが押さえられないんですから。どういうことだ！って。7年経ってもFが押さえられなくて，腹が立ってくるんですよ。 ”オレは7年やってんだぞ！”って。”どういうことだよ！！”って思って。でもやめない。冗談ハンバーグだと思って」。大吉さん「先ほども出ましたけど，”冗談ハンバーグ”？」。剛くん「僕の渾身のギャグなんです。誰も言ってる人いないんですけど。”冗談半分にしろ”ってことで，”冗談ハンバーグ”なんですけど」。大吉さん「9時台は，乱発していきますよ」。

ニュースを挟んで。 　大吉さん「今日のゲストは，”冗談ハンバーグ”の生みの親，草なぎ剛さんです」。剛くん「冗談ハンバーグです」。近江アナ「冗談ハンバーグさんは・・・おせちも好きだということで」。＜うちのきんとんは2種類。男子は普通の栗きんとん。女子は，パイナップルきんとん＞。剛くん「そういう変化球もあるんですね。パイナップル変化球ですね」。＜剛くんのことはアイドルだと思っている。自分ではどう思ってる？＞。剛くん「私は，おじしゃんですね・・・アイドルはね。いつまでもね。永遠のものなんでね。そういう存在でいたいですよね。イケオジになりたいですよね。人間だれしも年取っていくけど。僕の好きなヴィンテージとかね。古くなれば古くなるほど，かっこよくなっていくので。年取って魅力が，年をとったから出る魅力みたいなね，そういうのがやりたいですよね。お二方も，かっこいいですよね」。大吉さん「まじで，冗談ハンバーグですよ」。剛くん「ありがとうございます。やっとほかの人が，初めて使ってくれた」。大吉さん「今日を機に流行りますからね」。 　『かけがえのない人たち』 　高倉健さん。剛くん「健さんとは，映画で一度共演させてもらったんですけど。2012年だったかな。『あなたへ』っていう映画で。健さんが，呼んでいただいて。すごい光栄なことで。あるとき，僕が事件を起こしまして。それで手紙をくださったんですよ。そこから手紙のやり取りで交流を深めてって。いい関係を築けて。映画も一緒にできて。なんでこんなによくしてくれるんだろうって，不思議に思うぐらい，よくしていただいて。僕もすごい，思い悩んでたりしたんですけど。手紙くださって。すごく心の励みになりましたし。実際，やっぱり，雲の上のような存在の方が，一緒に映画で，目の前で。今までスクリーンとか，そういうのしか見たことのない方と一緒に，お芝居してるんだなと思って。いろいろお芝居もやってきたんですけど。ホントに。全部裸にされてしまって。緊張しすぎて。何もできないんだけど。何かセリフ言わないといけないし。何か演技しないといけないんだという。すごい，今まで感じたことのないような中で，お芝居したんですよ。でもそれがむしろ，自然だったりして。緊張しすぎちゃって。頭真っ白になってんだけど。なんだったっけ次のセリフって思ってたのが。無の状態でお芝居できた，『あなたへ』っていう役だったんですよね。それから，また，自分の中で演じるって言うことって，いろんな可能性があるんだなと思って。普段は緊張しないようにやる中で，リラックスしてやってたんですけど。こんなにも緊張してるのに。出来上がったの見たら，ちゃんと芝居できてるんじゃないか，と思って。いろいろ，自分の考えももっと凝り固まらないでやれることって，できるんだなって。健さんが教えてくれたんですよね」。大吉さん「お手紙くれるまでは，そこまでの交流って」。剛くん「なかったんです。お芝居も，裸になって・・・僕，裸になってって・・・生放送でした。編集されるとこだった。編集してないわ・・・」。ナイナイの岡村君も，お休みしている間にお手紙をもらったそうです。剛くん「直々に，事務所の方に，健さんが持ってきてくださって。そんなことって，奇跡っていうか。何のことかわかんなかったですよね。高倉健さんが手紙持ってきてるって。”え！？”と思って。”高倉健ってどちらの方ですか”って。1回聞き返しましたもん。たくさんの方に迷惑かけてしまって。1番自分が落ち込んでて。どうしようかなって思ってるときに。ホントに励みになる文章いただいて。そこからやっぱりまた，なんだろうなぁ。すごい自分の中では，落ち込んでたんですけど。やっぱり人生はいろいろあるから。あきらめてはいけないってことを、また考え直させてくれたというか」。 　つかこうへいさん。剛くん「舞台・・・今も毎日稽古してるんですけど。23の時に，『蒲田行進曲』という，ヤスという役を，つかさんが演出していただいて。小西真奈美ちゃんとやったんですけど。小西真奈美ちゃんが，小夏という役で。最後，ヤスがいろいろプレッシャーとかで，小夏，小西真奈美ちゃんにいろいろ，こう，罵倒して，ひどい言葉言ったりして。すごい長いシーンがあるんですけど。そこで，つかさんが口だてって言って，セリフをその場で言って，それを僕がオウム返しのように繰り返して，稽古をつけていくっていう。1日それを，今考えると，なんでそんな，10時間ぐらいやってて。若かったんでしょうね。20代って。小西真奈美ちゃんとずーっとなんか。意味もなく感動して涙が出てきたり，すごく人を愛おしく思ったりして。自分自身もびっくりしたんですよ。それは，なんか，つかさんの口だての魔法っていうか。そういうものだったと思うんですけど。初めてなんか，僕は20代で，お芝居の扉開けていただいて。今でも，いつも，つか先生は，僕の頭のどっかにいて。今日もお芝居の稽古なんですけど。もう全力で振り絞っていけよって。すごい，だから，舞台なん時間あると手を抜けるなってところも，正直あったりするんですよ。でも，つか先生がいて。”それやったら、剛，お前終わるからな”って感じなんですよ。”観客に伝わらないぞ”って。だからすごいめんどくさくもあるんですよ。別にそんなにフルスロットルじゃなくても，全然いいんじゃないかっていうんですけど。”それやったらはい，はい，だよ”みたいな。何をしてるときでも，つかさんがいて。すごくめんどくさくもあり，あたたかくもありというか。でもやっぱ、先生のおっしゃってることは，正しいので。それは，なんか，自分の中でいつも戦ってるというか」。大吉さん「今，少年隊のニッキさんが。つかさんのやつやってるんですけど」。剛くん「錦織さんも一緒に。銀ちゃんだったんです」。大吉さん「顔がだいぶ似てきたなと思って」。剛くん「そうですね。つかさんの遺志を受け継いで。錦織さんも，ホントによくしていただいて。その時戦った仲というか。今でも忘れられない舞台ですし。つかさんは、僕の中にずーっと息づいている方です」。

大吉さん「平成のほぼね。昭和の終わりぐらいですよね，SMAPの結成は。平成の30年間を，男の国民的アイドルとして」。剛くん「こうやって，タモリさんと週に1回『笑っていいとも！』とかで，生放送やってたのに。やらなくなると，緊張するもんですね。続けることって大事なのかもしれないですね」。大吉さん「改めて，2020年」。剛くん「新しい環境になって。新しい地図広げて。NAKAMAの方が応援してくれたり。慎吾ちゃんと吾郎さんと，とらわれずに，僕らのことを待っていただいたりとか，ちょっと楽しそうな笑い声が聞こえる方に足を踏み出して行きたいと思っているので。その辿り着くところが，今の僕らの生きているところなので。すごい先とかを見てるわけじゃないんですよ。今日も，舞台稽古できるかってすごい心配で。その日その日。それがつながっていく未来・・・未来というか，先だと思うので。その日を楽しんで。いつまでもみなさんにとって，愛される存在でいたいと思います」。大吉さん「そろそろお友達を・・・」。「いいとも」風（笑）

剛くんのコーナーは以上ですが，この後も最後まで番組に参加。 　シンガーソングライター・ReNさん。スタジオで生演奏。剛くん「自分で録音して？」。演奏しながら，いろいろ音を録音し重ねていきます。剛くん「かっこいいですし。20歳のころからって，まだ5年ですよね。僕，7年やっても・・・」。ReNさんも，最初は4つのコードしかわからなくても，どんどん曲を作っていって，ライブをやって・・・と。剛くん「ライブとか。家で弾いてるんじゃなくて。お客さんの前で弾いてると，1番練習になるのかも」。録音している機械は，ループマシン。剛くん「どこで売ってるんですかね」。ReNさん「自分で作ったんですよ」。元になる機械はあるようで，それを自分なりに作り上げていったようです。剛くん「いつかやりたいですよね。かっこいいでうしょね。自分で録音してね。興味あります。まずF押さえられるようにならないとね」。華丸さん「いいFが出たとき録音しておけば」。そういうものでも・・・（笑）もう1曲演奏してもらいます。剛くん「感動しました。ホントに。素敵です。ホントに」。

本来なら，ここまでですが・・・次のコーナーには，高校の同級生の駒村多恵さんがいるということで参加。 　『グリーンスタイル』 　お正月用ミニ盆栽を作ってみます。桝や盃など，お酒の器に。ちゃんと材料は3人分ありました。長寿梅をどれがいいか選び，器も選び，どちらを正面にするかも考えて。植物を育てることは・・・剛くん「ないですね。違うパターンなんですけど。海外の植物すきな友達いて」。多肉植物のことのようです。剛くん「そうそうそう。好きな感じはわかるんですよ」。作りながら，どんな学生だったか。剛くん「あんま覚えてないです。学生時代」。駒村さん「印象は・・・」。剛くん「印象ないでしょ。存在感ないって。”いたの？”って言われる」。駒村さん「寝てるか，チョコ食べえてるか」。剛くん「チョコ食べてた！？」。駒村さん「面談室で，すごいチョコ食べてたよ」。剛くん「チョコ！？チョコダメじゃん。学校で食べたら」。駒村さん「面談室だからよかったんじゃない」。剛くん「それ，オレ！？」。駒村さん「あと，走るときアイドルだった」。ゴールテープを切るとき，前髪を手でかき上げるのではなく，首を振って。剛くん「オレ！？走った？オレ」。ミニ盆栽は完成。お盆にのせますが・・・剛くん，自分で決めた正面がわからなくなります。お盆の飾りとあう合わないでちょっと考えていました。剛くん「これもありですね。あと昔話もできて。果たして，ホントにチョコくってたのか」。

メール・FAXの紹介。 　8歳の女の子が好きだというと，剛くん「僕も好きだよ」。「冗談ハンバーグ」がトレンド入りしていたという報告も。剛くん「さすが，地上波」。学校での使い方の例文が欲しいというお願いには，剛くん「給食残して冗談ハンバーグだよとか・・あんまり使わないかな。フリーに使っていただければ」。＜剛くんはみんなを力づける魔法の力をもっている＞。剛くん「そういう言葉を，僕は原動力にがんばってます。がんばります。80年ぐらいがんばれます」。＜幸福倍バーグ＞という言葉も出てきて，剛くん「いいですね」。＜吾郎ちゃん・慎吾君と3人で旅行行くとしたら＞。剛くん「東京好きなんでね。遠出したくないんですね。代々木公園とか」。＜お互いの家に行ったことある？＞。剛くん「僕の家には来たことあるんですけど。吾郎さんは，絶対自分の家に招きたくないみたいで。ヒロ君って，おじさんがずっといるみたいで。なんでヒロ君だけはいいのかなって。あんま突っ込んで聞くのもあれなんで。次回ちょっとおじゃましたいなと思っています」。イラストもたくさん。剛くん「かわいいですね」と細かく見ています。剛くんがきっかけで軽音楽部に入ったというお便りも。剛くん「オレがかっこいいとこあった？僕みたいなね，7年やってFも押さえられないけど，はっぴょう会できるっていうね。じんせいどうなるかわかりませんからね。ネバーギブアップですよ」。 　最後のしめを任されます。剛くん「みなさん，よい年末年始をお過ごしください。またお願いします。は。じゃ・・・」。

もどる