斉藤和義さんがマンスリーナビゲーターで、剛くんがゲスト出演。
剛くん「どうもみなさん、こんにちは。草なぎ剛です。和義さん、会えて嬉しいです」。和義さん「久しぶりですね」。剛くん「そうですね。久しぶりに今日KAZUYOSHIsなと会えるので、昨日眠れなかったですね。遠足に行く子供になった気持ちで。帰ってきてから、テンション爆上がりで。ちょうど今落ち着いてきた。これで」。和義さん「全然落ち着いて見えませんけど。いつぶりだっけ？もう２年以上。コロナになっちゃって」。剛くん「『なぎスケ』のパート２のオープニング。あれ１年以上前ですね」。和義さん「そうか。そのときだね。その前はご飯行ったりとかね」。剛くん「僕のはっぴょう会に来ていただいたりとか。あれ、もう２年ぐらい前ですから。僕はね、ほぼ毎日和義さんの音楽聴いてるんで。なんかね。久しぶりな気がしないんですよ。なんかね」。和義さん「ありがとうございます」。剛くん「うれしいですよ。いいんですか、僕、なんか。この前竹原ピストルさんとか、なんか、名だたるギター弾きの方々に一緒に並べられて、和義さんとギターの話とかしていいんですか」。和義さん「いいですよ。すごいヴィンテージギター好きだもんね。今日もすごいの持ってきてるけど」。剛くん「恐れ多いですよ。僕、形から入るんで」。和義さん「それ大事よ。オレもそうでしたから」。剛くん「和義さん、もう、あれですよね。いいギターたくさん持ってますよねぇ。チェックしてますよ」。和義さん「今度ちゃんと・・・」。剛くん「いや、僕そんな持ってないんですよ」。和義さん「大分増えてない？それも初めて見るし」。剛くん「１０本ぐらいです。ホントに。持ってるのは。それよりか、ちゃんとFとかおさえられるようにならないと、ギターがかわいそうなんで。オレのところに来ると、ヴィンテージギターが”和義さんにもらわれたかったなぁ”って言ってんですよ。ギターが」。和義さん「もらうよ、いつでも」。剛くん「いや。あげませんけど」。
和義さん「あれだよね。２０１９年の１１月に『草なぎ剛はっぴょう会』っていうのがあって。奥田民生、和田唱、斉藤和義、田島貴男と、２日にわけてね」。剛くん「あれは、僕にとって、１番、人生にとって大きな、ある意味舞台というか」。和義さん「あのとき、弾き語りでライブやるのって初めて」。剛くん「初めてだったんですよ。あれ以降やってないので。またやろうと心の中では思っているので。そのときは、ぜひ、声をかけさせてもらっても」。和義さん「わかりました」。剛くん「和義さんいらしてください」。和義さん「ぜひぜひぜひ」。剛くん「ホントに楽しかったんで。ステージ上でね、和義さんとかがね。歌ってるところ、僕も後ろで、お客さんと一緒に聴いたりとかして」。和義さん「真後ろにいたもんね。やりづらいわって思ったけど」。剛くん「１番いい席でね。曲を聴いて。よかったなぁ。なんであんなにうまいんっすか。ギターが。するいっすよね」。和義さん「全然。自己流だから。譜面も読めないし」。剛くん「そうなんですか」。和義さん「コードの、ちょっと変なテンションコードみたいのつくと、もう何が何やらよくわからないし」。剛くん「そうですか」。和義さん「適当にやってるだけですけど。草なぎくんは、ギター始めたのいつぐらいなんだっけ。大杉漣さんの」。剛くん「そうですね。２０１３年ぐらいの舞台で。漣さんと共演したんですよ。『二都物語』って言う舞台なんですけど。そのときぐらいに。漣さんが、稽古場とか楽屋とかに、アコギを持ってきてて。弾いてたんですよね」。和義さん「ずっとやってたんだよね。もともとミュージシャンになりたかったっていってましたもんね」。剛くん「それを見てて。渋いなぁっと思って。全く興味なかったんですよ。セリフだけとか、お芝居だけとか、追われてない、俳優さん。なんかちょっと、空き時間になると”あれ、セリフ覚えてんじゃなくて、ギターつま弾いてるよ”みたいな。”漣さん、なんですか”みたいな。それがすごいかっこよく見えて。そういう心に余裕を持つことって、もしかして役とかにも、むしろいいんじゃないかって思ったのが、始めてたきっかけというか。そのほかにもあったんですけど。１番の理由はそれかな」。和義さん「それで、漣さんにギターいただいたかなんかで」。剛くん「そうなんです」。和義さん「J４５だっけ」。剛くん「そうなんです。それも、はっぴょう会で使ったりとか。漣さんとドラマとかすごい共演させてもらって。ドラマの現場にも、漣さんが、ギター持ってきてもらって。ギター教えてもらったりとかして。それからやっぱり。”誰が好きなの”って言われたから。僕はその当時、カラオケとか友達といってる時に、必ず歌う曲が『歩いて帰ろう』だったんですよ。『歩いて帰ろう』歌うと、すごくモテたんですよね」。和義さん「どっかの、昔、テレビで一緒になったときに。”いつも歌ってますよ。『歩いて歩こう』”って言われて。どんだけ歩くんだよって思って」。剛くん「舞い上がってたんですよ、たぶん」。和義さん「そのままにしてたんですけど」。
剛くん「盛り上がった。それでなんか、すげーいい曲だなと思って。それまでも、和義さんと面識あったし。共演したこともあったのに。自分がギター好きになってから、斉藤和義さんって人が、違うように見えてきたんですよね。不思議ですよねぇ。今まで曲も書いてもらったこともあったし。『歩いて帰ろう』も『スマスマ』とかで、コラボレーションさせてもらったのに。ギターを知ってから、全然違うように聞こえたんですよねぇ」。和義さん「曲の見方って、変わるよね。楽器やるとね」。剛くん「そうなんですよ」。和義さん「わかる、わかる。でもあれでも、YouTubeとかでも、自分のギターやってたりするし」。剛くん「でもあれなんですよね。和義さんみたく、早くうまくなりたいなぁと思って、思うんですけど。どうやったらうまくなるんですかね。ドラムとかもできるじゃないですか、和義さん」。和義さん「ドラムも自己流でね。ちゃんと聴いたらダメってやつなんだけどね」。剛くん「そうなんですか」。和義さん「そうなんです」。剛くん「ピアノとかもできるじゃないですか」。和義さん「あれもまさに自己流でね。黒鍵大嫌いですよ」。剛くん「そうなんですか。なんか、ずるいなと思って。みなさん、なんであんなできんのかなぁ、みたいな。民生さんとかも、ドラムとかさ。ピアノとかさぁ。いつもなんか、本番中にさぁ。僕のはっぴょう会来ていただいたときに。何飲んでるのかなぁと思ったら、ウイスキー飲んでて。本番中に、ウイスキー飲んでたんだ、と思って」。和義さん「そうなんだよねぇ」。剛くん「すごい、みなさん、どうなってんのかなと思って」。和義さん「その分、あなたは、だって、ダンスもできれば、お芝居も。あれ見てました。その辺の話は、追々するとして」。剛くん「話尽きませんね。久しぶりに会って」。
和義さん「１曲まず聴いてもらいたいです」。剛くん「オレ、今日、チョー緊張してんですから、みなさん。すいません。聴いてるみなさん。オレ、緊張してるんで、失礼のないようにがんばります」。和義さん「マイクから遠ざかって、大声でしゃべったのかわかんないけど」。曲は剛くんが選曲。剛くん「大好きな曲で、『僕の踵はなかなか減らない』」。
剛くん「大好きなんですよ、これ」。和義さん「ありがとうございます」。剛くん「自分の口から言って始まるところとか。すごいふざけてて。チャーミングだなと思って。自分の口で言って、音響やってるよって思って。いいなぁ、みたいな。そこに、急にカッティングって言うか、アコギの素晴らしい音色がバンッと入ってくるところが、めちゃくちゃかっこよくて」。和義さん「ありがとうございます。なんか、あれだよね。弾き語りのライブに、大杉漣さんと一緒に来てくれてね」。剛くん「中野サンプラザ、２回行きましたかね。そこで、和義さんが・・・初めてギター弾き語りを聴いて、めちゃくちゃ感動して。ギター１本でステージ立つ人ってすごいな、ヤバいなって思って。ホント、侍みたいな感じがして」。
和義さん「侍と言えば、慶喜じゃないですか」。剛くん「そうですかぁ」。和義さん「見てましたよ。よかったねぇ。あれ」。剛くん「ありがとうございます」。和義さん「大河ドラマって、あんまりちゃんと通してみるのって、初めてだったんだよね」。剛くん「うれしいですね」。和義さん「草なぎくんも出てるんだよなって思って。すごいバッチリでしたよね、慶喜。今日、全然違う」。剛くん「ありがとうございます。なんかね。みんな。評判よくてね。”今までの慶喜の中で、１番いいよ”って」。和義さん「なんかそういう感じがした」。剛くん「そういうハッシュタグがあってね。そればっか、自分の褒めてるとこばっかね、見てね、エゴサーチしてましたよ」。和義さん「あれ、ホントリアルな慶喜の雰囲気が」。剛くん「ありがとうございます」。和義さん「その辺で、ここ２～３年くらいで、歴史の、ちょっとずつハマっていったりしていて。慶喜本とかも、いろいろ買ってたんだよ。写真とかもさ。引退後も・・・引退って言うかさ。明治入ってからの、何してたかって言うのをまとめた本とかも、何冊もあって。ずっと絵描いてたとか、写真撮ってたとかで」。剛くん「そうなんですよね。多趣味で」。和義さん「ああいう雰囲気がすごいあって。へぇ～って思って。知ってる草なぎくんと違うって思いながら」。剛くん「ありがとうございます」。和義さん「慶喜になってると思って」。剛くん「役者冥利に尽きます」。和義さん「ああいうのって。どういう感じでセリフって覚えるの？」。剛くん「なんか、覚えますよねぇ。だって、和義さんだって。『ベリーベリーストロング』とか、めちゃくちゃ歌詞長いじゃないですか。あれの感じじゃないですか。なんで覚えるんですか、みたいな」。和義さん「自分で書くからさ。自分で考えながら書くから。その感じ覚えてるから、まあ、わかるじゃない。意外と、長いやつの方が覚えられて。短くて、ちょっとずつ語尾だけ”は”なのか”を”なのか、変わったりするのが、ややこしくて、無理だね。昔の曲覚えてても、最近書いた曲覚えられない」。剛くん「そうですか」。
和義さん「最近は、家では、ギターは」。剛くん「好きで。やっぱり。和義さんの教則本で。いつも持ち歩いてんですよ。今日だからってじゃなくて。これ好きで。たぶん・・・これ、公式ですか」。和義さん「公式ですね」。剛くん「これ、すごい好きで」。和義さん「すごい使い込んでる感じが」。剛くん「これ１番優しく教えてくれて。いつも持ち歩いてて。今日サインしてくださいよ」。和義さん「はい。オレも、弾き語りのツアー中とか、そう言うようなの、自分の、持ち歩いてるよ。自分で忘れてるからね」。剛くん「漣さんじゃないですけど。舞台の合間とか。ちょっと和義さんの・・・」。和義さん「ギター持ってってんだ」。剛くん「はい」。和義さん「漣さんの域に」。剛くん「気分転換にもなるし。だけど難しいです、ホントに。『歌うたいのバラッド』、弾けないから、すごい悔しいわけですよ。自分では、もちろん、ゆっくりコードおさえられるんですけど。やっぱ、弾き語りで歌うって、ヤバいですよ。ホントに。みなさんね。家でやってるんじゃないんですよ。それを人前の、ステージでやるなんて。どんだけアイアンアートだっていうことですよね。鉄のハートですよ。全部、テンポとかも、自分でやらないといけないわけですから。でもね。いつかね。今までも、和義さん、番組来ていただいて。『僕の見たビートルズはTVの中』とか、『歩いて帰ろう』とか。『ななにー』の番組で一緒にやったりとか。ちゃんと続けてれば、そういうチャンスあるんじゃないかなと思って。諦めずにね。時間があるときにやってます」。和義さん「ずーっとやってるもんね」。
剛くん「『月光』とかの・・・『月光』のストロークとか。どうやってんですか、あれ。ずーっと。あれもいつかやろうと練習して。ああいう風にやりたい。あとハーモニカもやりたくて。ぜったいハーモニカ、必須じゃないですか。『月光』には。ハーモニカやると、なんか、黒板キーって感じで。さぶいぼが出ちゃうんですよ、僕。そういう人いないっすか」。和義さん「ハーモニカ黒板キーって、初めて聞いた」。剛くん「口にやるから。知覚過敏なのかな。痛いの、ハーモニカが。そういうのないですか」。和義さん「大丈夫です。酒飲んでます？」。剛くん「しらふですよ、僕」。和義さん「わかりました」。剛くん「すいませんね。舞い上がっちゃって。だって。『月光』やりたいよなぁ、オレ」。
リクエスト。剛くん「決めてないんですけど。和義さんの曲しか聴いてないですからね」。和義さん「ありがとうございますね」。剛くん「ジェームス・ブラウンも聴いてましたけど。舞台で。ジェームス・ブラウンと和義さん聴いてれば、人生OKじゃねぇかな、みたいなとこあって・・・どうしようかなぁ。好きな曲いっぱいあるんですけど。ホントにストレートに行くと、『歌うたいのバラッド』の弾き語りって感じなんですけど。どストレートすぎるので。『アンコール』って、ギターと離れてるんですけど。それいこうかな。ギターっぽくないんだけど」。和義さん「ピアノの曲だよね」。剛くん「そうです。ピアノの曲。”どこいこうか、なにをしようか”・・・ちょっとしっとりした、さっきとうって変わって。それにします」。
CMあけ。剛くん「和義さん、ギターを持つといいですね」。和義さん、ギターを弾いて「その、あれですよ」。剛くん「これ、J-１８５って言って。ちょっと最近買ったんですけど」。和義さん「かっこいいねぇ」。剛くん「マニアックでいいですよね」。和義さん「J-２００よりは、ちょっと小ぶりなんだよね」。剛くん「そうなんですよ。５１年から５８年ぐらいに生産されたもので。誰か言ってたんですけど。９００本ぐらい生産されてるんですけど。これ５１年で。５１年って７７本ぐらいしか生産されてないんですって」。和義さん「初年度のやつだったんだ」。剛くん「そうなんですよ」。和義さん「おお～」。剛くん「あとで触ってくださいよ。でもね、買った瞬間にね、ギターがね、”和義さんに買ってほしかった”って言ってました」。和義さん「買い取りますよ。くれてもいいけどね」。剛くん「気に入ってるんですよ。気に入ってんの」と弾きます。和義さん「いい音だね」。剛くん「なんか。J-２００って、和義さん持ってますよね」。和義さん「持ってます」。剛くん「低音が、これは、そんなにないみたいな。ちょっとちっちゃいから。でもそれでなんか、抜けがいいみたいな。お店の人が言ってました。低音があんまないけど、ぬけがいい、みたいな。言いますよね」。和義さん「たしかにね。J-２００って、でっかいボディのわりには、案外音はそんなにおっきくなくて。材質がメイプルってやつだから、からっとしてるって言うか。重くないんだよね。マホガニーとかそういう材よりも」。剛くん「J-２００って、今も使ったりします？PVかなにかで、使われてますよね。『やわらかな日』でしたっけ」。和義さん「そうそうそう」。剛くん「あのギターは使うんですか」。和義さん「あれ、よくね。ステージだと、あれ、ピックアップが、そこまでのやつがついてなくて。レコーディングでは、よく使いますよ」。剛くん「そのピックアップは、自分でつけたんですか。J-２００には」。和義さん「そうだったかな。買ったときに、改造されてたか忘れちゃったけど。６４年ぐらいのやつだったか」。剛くん「今、けっこう高いんですよね。J-２００って」。和義さん「高いね。でも、１８５の方がより高いでしょ」。剛くん「そんなに・・・J-２００のが高い気がします。J-２００って、１００万円以上超えますよ」。和義さん「超えるのは超えるね」。剛くん「和義さん買ったときは、何年も前ですよね」。和義さん「うん。そんなにはしなかったよ」。剛くん「上がってんですね。いいギター」。和義さん「ギターって上がるよね。やめてほしいよねぇ」。剛くん「ハミングバードとかも。僕持ってないんですけど。和義さん、持ってますよね」。和義さん「ダブってやつは持ってるかな」。剛くん「PVで使ってるやつですか」。和義さん「あれはダブってやつで。ハミングバードの材質違いみたいな感じかな。ピックガードとかもちょっと違うんだけど」。剛くん「あれは、ピックアップついてないんですか」。和義さん「あれはついてなくて。だから、レコーディングばっかり」。
剛くん「そういうのはステージでは、なかなか使われないんですか。なんか。たまに。民生さんが、ピックアップついてないのに、マイクベタ付けして、弾いてたりするじゃないですか」。和義さん「そうだね」。剛くん「そういうパターンは、和義さんはやらないんですか」。和義さん「やりたい。この間も、竹原君ね。ピストル君に来てもらったときに。彼の武道館の弾き語りに行ったら。ピックアップつけてなくて。マイクだけでやってて。すごい音もでかくて、いい音で。ピックアップなくても、ぜんぜんいけんじゃんって思って。そういうのも」。剛くん「でもやっぱ、それは、弾き語りの人が、あれですね。他の楽器入っちゃうと、やっぱダメですもんね」。和義さん「バンドだと、さすがにピックアップないと」。剛くん「オレもそうなりてぇなぁ」。和義さん「なりましょう」。剛くん「”ピックアップついてなくてもいいよ。マイクベタ付けで”とか言いたいんですよ、スタッフの人に。言いてぇなぁ～。オレ。”大丈夫だよ。ピックアップついてなくても”って、いいなぁ。そういう人になりてぇ～。和義さん、教えてください。『月光』の、ジャカジャカってどうやるんですか。速いじゃないですか」。和義さん「半音下げてやってるんだけど・・・」とやってくれます。剛くん「すごいですよね。かっこいいですね。それ。アコギって感じがします」。和義さん「１曲通しでやるのは、面倒くさい」。剛くん「ずーっとそれやってるわけですよね。ヤバくないですか。手、腱鞘炎なっちゃうんじゃないですか」。和義さん「腱鞘炎にはならないけど。爪は大分減るね」。
剛くん「ちょっと、オレ、貴重なとこ、和義さん、引き出してますよね」。和義さん「いやいや。そうですか・・・なんかやりますかね。じゃあ、演奏」。剛くん「いいんですか、いいんですか。マジで、いいんですか」。和義さん「せっかくなので」。剛くん「和義さん「緊張するぅ～～！」。和義さん「これ、一応譜面は」。剛くん「いいんですか」。和義さん「持ってきてみましたけど」。剛くん「僕、この歌好きなんですよ。『ギター』って言う歌。なんか。これも僕は、生で聞いたことあって。ライブで、これ、なんかアンコールで、最後の曲で弾いてくれたんですよ。それが、心にぐっときて。昔から知ってる曲だったんですけど。やっぱ、生で聴くと、全然ちがくて。いい歌だなぁと思って」。和義さん「ありがとうございます」。剛くん「しかも、なんか、僕のこと言ってくれてるみたいに思っちゃって」。和義さん「ああ～」。剛くん「ギターをね。うまくなりたいんだけど、なかなかうまくならない。でも何もとらわれずに、好きなことをやればいいんだよ、みたいなことを言ってくれてるような気がして。とても好きな曲なので、今日、和義さんと一緒にできるのであれば、これをやりたいなと思って、選曲させてもらいました」。和義さん「ありがとうございます。これなんか、日本の学校、小学校とかさ。中学校でもいいんだけど。今はどうなのか知らないけど。ギターを置いとけばいいのになと思ってて。コードとかいくつか覚えて、学校の音楽の授業も必須としてね。そういうのやって、日本人は全員ギターが弾けて、みたいな国になってたら、最高なのにって思って」。剛くん「そうですね。ちっちゃいときからやったら、僕もFとか早くおさえられたと思うしなぁ」。和義さん「ね。そういうコードぐらい覚えて。そこにはまった人は、その先に行けばいいけど。みんな簡単なコードぐらい弾けて、歌の伴奏ぐらい全員弾ける国って、すごいのになって思って。そんな妄想から作った曲」。剛くん「２０１１年くらいですか。アルバムでしたっけ」。和義さん「震災のこともちょっとあったりとか」。剛くん「そうなんですねぇ。すごい好きなんですよ」。和義さん「ありがとうございます。じゃ、行ってみますか」。剛くん「お願いします」。２人で「ギター」。１番が剛くんがメインで歌い、２番を和義さんがメインで。
剛くん「ありがとうございます」。和義さん「よかったじゃないですか」。剛くん「いや。すいません。歌唱力とギター力が」。和義さん「いやいや。ありがとうございます」。剛くん「ありがとうございます」。和義さん「この曲久しぶりにやりました。しかもギターでやったの初めてかも知れない。『ギター』って曲なのに。ライブだとウクレレでやったりばっかりしてたので」。剛くん「ぜひギターで今度やってください」。和義さん「そうですね」。剛くん「オレ、うれしいわぁ～～」。和義さん「オレも嬉しいですし。ありがとうございますね」。剛くん「ありがとうございます。和義さん。また今日から僕のギター道が始まりました」。和義さん「そうですか」。剛くん「またなんか、こういうことがあるから、ギター続けてるんだなと思うんですよ。ご褒美でって言うか」。
和義さん「終わりみたいになってるけど、まだあるからね」。剛くん「いや。もう終わりですよ。出し切りましたよ。来週もあるんですか」。和義さん「いや。来週はないですよ」。剛くん「来週ないんですね。いやぁ、よかった。これであれですね。悔い鳴くね、今年悔いなくいけますよ。今年、全部、悔いなくいけます」。和義さん「そうなの」。剛くん「寅年なんで。１２年に一度の寅年なんで。今年、オレ、いい年だわ。まだ１月でしょ。これこえないですね。この、夢は叶う。Fも１０年かけてようやくおさえられるようになる実力でも、和義さんとセッションできる。ギターは夢を叶える。それだけはちょっとね、言っときたかったです」。和義さん「ぴったりなゲストでしたね。ギターの、あれにはね・・・お知らせしましょうよ。映画がね。あるんですね。『サバカン』」。剛くん「『サバカン』って言う映画がですね。今年の８月かな。子供が主役というか。竹原ピストルさん、この間、この番組いらっしゃってて。竹原さんがお父さん役だったりして。僕が思うには、和製の『スタンドバイミー』みたいな。懐かしい子供の時思い出せるような。それに僕も出てて。とてもいい映画だと思うので。ぜひともみなさんにお勧めして」。和義さん「去年とか、撮ってたの」。剛くん「去年の夏」。和義さん「大河もやりながら」。剛くん「そうなんです。がんばってやってました・・・８月に全国ロードショー。尾野真千子さんとかね。竹原ピストルさん。貫地谷しほりさんとか、豪華なメンバー出てますので。心温まるいいストーリーで。これ泣けるんじゃないかな。ぜひとも期待してください」。和義さん「『スタンドバイミー』大好きだから、観たいですよね」。
剛くん「久しぶりに会うと、楽しいですね。やっぱり」。和義さん「ね。久しぶりでしたね」。剛くん「和義さんの前で、ギターを語れるなんて、オレもう、おっぱっぴーですよ・・・名残惜しいですか。ホントに。すいません。呼んでいただいて」。和義さん「楽しかったですよ」。剛くん「和義さんファンの方、私来ちゃって、すいません」。和義さん「みなさん喜んでますよ」。剛くん「恐れ多かったです。すいません」。和義さん「ありがとうございます。またね、近々どっかで」。剛くん「嫌わず、お願いします」。和義さん「どっかで会いましょう。落ち着いたらね」。
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